頭金は出せないが、毎月なら払える。そんな人にカーリース「オリコで乗ーる」は合う?
この記事の要点
- 頭金・初期費用0円。 自動車税・重量税・自賠責・登録費用まで月額に入る
- 残価0円で組めば、払い終わったあと名義変更して自分の車になる(例:N-BOX 9年で月20,900円)
- 使っている人が挙げる理由の1位は「安いから」ではなく「月々の支払額が一定だから」
- ローンとの違いは「月々の支払いに何が入っているか」。 リースは自動車税や車検まで月額に入る
いま乗っている車が、そろそろ限界かもしれない。次の車検で十何万か言われるくらいなら、新しくしたい。
でも、頭金の100万円が口座に無い。あっても、そこから抜くのは怖い。毎月の支払いなら続けられる。まとまった金だけが用意できない。
カーリースは、そこで使える手のひとつだ。個人のカーリース契約は2008年から2025年で約5.6倍に増えている(日本自動車リース協会連合会)。ここ数年で急に増えた買い方で、それには理由がある。
ただし、誰にでも得な仕組みではない。合うかどうかは、あなたがいまどういう状況にいるかで決まる。

あなたが次のどれかなら、合う可能性がある。
- 毎月の支払いなら続けられるが、まとまった額は用意できない
- 手元の現金を、車で減らしたくない
- 税金の納付や車検の店探しを、自分でやりたくない
逆に、現金一括で買えて、急に修理代が出ても平気なら、この先は読まなくていい。買ったほうが総額は安く済む。
え、そこはっきり言うんですね
言うわよ。誰にでも得な仕組みじゃないもの
じゃあ、どういう人が損するんですか
損はしないわ。ただ、現金がある人がわざわざ選ぶ理由は無いの。手数料を払って月払いにしてもらってるようなものだから
あー、それは確かに
でも、そういう人ばかりじゃないでしょう
使っている人が挙げた理由の1位は、「安いから」ではない。
リース事業協会の調査で、実際にカーリースを使っている人が「メリット」として挙げた理由は、この順だった。
| 順位 | 理由 | 割合 |
|---|---|---|
| 1 | 月々の支払額が一定 | 67.2% |
| 2 | 税金や車検費用が含まれる | 60.7% |
| 3 | 安心できる整備を受けられる | 23.0% |
| 4 | 車種を自由に選べる | 21.3% |
| 5 | 期間ごとに乗り換えられる | 19.7% |
……安いから、が入ってないですね
入ってないの。上の2つで6割を超えてるでしょう。どっちも同じことを言ってるわ
同じこと?
毎月おなじ額しか出ていかない、ってこと。車のいちばん面倒なところは、金額そのものより急に来ることなのよ
5月の自動車税とか
そう。2年ごとの車検もね。金額は知ってても、その月だけ生活が変わるでしょう
変わります
その月をなくす商品なの、これは。安くする商品じゃないわ
もともとこれは、会社が使ってきた仕組み。
意外に思われるかもしれないが、カーリースは個人向けに生まれたものではない。
日本で最初の自動車リースは1964年。企業が社用車を用意するための仕組みとして始まり、いまもリース車の8割以上は法人などが持っている。
会社がこれを使う理由は、節税ではない。主に3つだ。
1. 車の購入代金を、本業の資金として残せる
2. 税金の納付や車検の手配を、外に出せる
3. 車にかかる費用が月額で確定するので、予算が立つ
会社がやってることを、個人でもやれるようになったってことですか
そういうこと。しかも理由まで同じなの。手元の金を減らしたくない、手続きが面倒、毎月おなじ額にしておきたい
言われてみたら、全部うちの親が言ってることです
でしょうね
頭金0円で、組み方によっては最後に自分のものになる。
ここがいちばん誤解されている。カーリースは「借りて返すだけ」ではない。
契約の終わりに選べる道は5つある。
1. 返却する
2. 新しい車に乗り換える
3. 再リースして乗り続ける
4. 残価を払って買い取る
5. 残価0円で契約していれば、名義変更して自分の車にする

え、もらえるんですか?
残価0円で組んでいればね
残価って何ですか
契約のときに『9年後、この車にはこれくらいの価値が残っているはず』という金額を決めるの。それを引いたぶんを毎月払う仕組みね
じゃあ残価を高くすれば月額が安くなる
安くなるわ。ただし返すときに、査定額がその残価を下回っていたら差額を払うことになるの
うっ
だから、長く乗るつもりなら残価0円よ。月額は上がるけど、あとから差額を払えと言われることもないし、最後は自分の車になる
それって……普通に買うのと同じじゃないですか?
そう。頭金なしで買ってるのと同じなの。しかも自動車税と自賠責と登録費用が最初から入ってる
長く乗るつもりの人にとって、この契約は「借りる」ではなく「頭金なしで買って、毎月払う」に近い。 ここが分かっているかどうかで、この仕組みの見え方は変わる。
なお、ある事業者の契約データでは、契約者の平均年齢は42歳、平均年収は374万円、7年以上の長期契約が82.6%を占めていた。派手な使い方をしている人たちではない。
月額に何が入るか。
| 費用 | 月額に入るか |
|---|---|
| 車両代 | 入る |
| 自動車税(種別割) | 入る |
| 自動車重量税 | 入る |
| 自賠責保険 | 入る |
| 登録などの諸費用 | 入る |
| 車検・点検 | ライト/フルメンテのプランなら入る |
| オイル交換など | ライト/フルメンテのプランなら入る |
| 任意保険 | 入らない(別に加入する) |
| 燃料代・駐車場代・高速代 | 入らない |
任意保険は別なんですね
別よ。ただしそれ、買っても同じでしょう
あ、そうか。買っても保険は入りますもんね
そういうこと。買う場合と差がつかないものを比べても意味がないの。差がつくのは頭金と、税金と、車検の手配ね
実際、月々いくらなのか。
公式サイトに出ている掲載例を並べる。
| 車種 | 条件 | 月額 | ボーナス払い |
|---|---|---|---|
| ピクシス エポック | 3年・シンプル | 18,800円 | なし |
| N-BOX | 9年・シンプル | 20,900円 | なし |
| N-BOX | 3年・シンプル | 27,380円 | なし |
| N-BOX | 5年・ライトメンテ | 27,810円 | なし |
| ヴォクシー | 3年・シンプル | 30,900円 | なし |
| シエンタ | 3年・シンプル | 32,990円 | なし |
| アクア | 3年・シンプル | 36,950円 | なし |
※同じ車でも、契約年数・グレード・走行距離・残価・メンテナンスの範囲で金額は変わります
※この掲載例が残価をいくらに設定したものかは、公式に明記がありません。 契約の終わりに車を受け取りたいなら、見積もりのときに残価0円で組めるかを確かめてください。残価0円にすると月額は上がります
N-BOXが9年で月20,900円……
頭金なしで、自動車税も自賠責も登録費用も込みで、この額ね
けっこう現実的じゃないですか?
現実的よ。……ただしね。こういうサービスが表に出す『月々◯円から』は、いちばん安い条件の数字なの
あ、そうなんですか
軽の、いちばん安いグレードの、いちばん長い契約でね。自分が乗りたい車で出さないと意味がないわ。そこだけは先にやっておいて
ローンで買うのと、何が違う?
いちばん多い疑問がこれだと思う。そしていちばん誤解されやすいところでもある。国民生活センターに寄せられるカーリースの相談にも、「購入ローンだと思っていた」というものがある。
| 銀行などのマイカーローンで買う | カーリース | |
|---|---|---|
| 車の名義 | 自分(ディーラーの信販系クレジットでは、完済まで留保される場合がある) | リース会社 |
| 頭金 | 必要な場合が多い | 0円で組める |
| 毎月払うもの | 車両代と金利のぶんだけ | 車両代に加えて自動車税・重量税・自賠責・登録費用も |
| 自動車税 | 毎年5月に自分で払う | 月額に入っている |
| 車検 | 自分で店を探して、まとめて払う | プラン次第で月額に入る |
| 任意保険 | 自分で入る | 自分で入る(サービスによっては月額に入るものもある) |
| 走行距離 | 自由 | 上限がある |
| 途中でやめる | 繰上返済で早く終わらせられる | 原則できない |
| 払い終わったら | 自分の車 | 契約による(残価0円なら自分の車) |
けっこう違うんですね
違うわ。いちばん大きいのは、月々の支払いに何が入ってるかね
ローンは車の代金だけ、と
そう。だからローンのほうが月々は安く見えるの。でも5月に自動車税が来るし、2年後には車検が来るわ
あ……。見えてないだけで、払う総量は変わらない
そこよ。ローンは車の支払いだけを月額にして、リースは車にかかるものをまとめて月額にするの。どっちが安いという話じゃないわ
じゃあ何で選ぶんですか
手元にまとまった金があるかどうか。あるならローンでも現金でもいいの。無いなら、頭金なしで始められるほうに意味が出るわ
なお、リースのなかには任意保険まで月額に含める商品もある(トヨタのKINTOなど)。そこまで含めると、車にかかる支出が月々の一本にほぼ収まる。
ただし、保険込みが常に得とは限らない。 理由は2つある。
ひとつは等級だ。KINTOの保険は「年齢・等級に影響されない」のが特徴で、公式にもいま入っている保険の等級は引き継げないと明記されている。若い人や等級が低い人には有利だが、長年無事故で等級を上げてきた人は、その等級を使えなくなる。
もうひとつはプランを自分で選べないこと。KINTOに付く保険は、対人・対物が無制限、人身傷害が1名5,000万円まで、車両保険まで入ったひとまとめの内容で、そこから組み替えることはできない。
たとえばKINTOは「家族や友人が運転しても補償される」ことを特徴として挙げている。心強い一方で、運転するのが自分と配偶者だけなら、その広さぶんの保険料も払っていることになる。 自分で入る保険なら、運転者を限定したり年齢条件を付けたりして下げられるところだ。
若い人にとっても、これは他人事ではない。 KINTOは等級の仕組みを使っていないので、乗っている間は自分の等級が上がらない。 3年乗っても5年乗っても、据え置きのままだ。自分で保険に入っていれば、無事故なら1年ごとに等級が上がって、保険料は下がっていく。その差は、あとで自分の車を持つときに出てくる。
子どもに車を持たせるときも同じことが起きる。 免許を取ったばかりの子の任意保険は高い。年齢に関係なく一律の保険が付くサービスなら、その数年は安く済む。ただしその間、子どもの等級は取り立てのまま動かない。 独立して自分の車を買う段になって、そこから積み上げ直すことになる。
ただし公平に書いておくと、KINTOの保険は事故で使っても等級に影響しない(公式にそう明記されている)。等級が下がる心配をせずに使える点は、自分で入る保険には無い強みだ。
オリコで乗ーるは任意保険が別だ。自分で入る手間はかかるが、いまの等級をそのまま持っていけるし、乗っている間も等級は上がっていく。 保険会社も、免責額も、特約も自分で決められる。リースは最後に車を返すことがあるので車両保険は付けておいたほうがいいが、それ以外をどこまで手厚くするかは、自分の事情しだいだ。
法人・個人事業主でも申し込める。
オリコで乗ーるは、公式サイトの申し込み画面に法人向けの導線がある。車の購入代金を運転資金として残せる点は、個人以上に意味を持つ場面が多い。
ただしリース料の税務上の扱いは、契約の形態や事業の状況によって変わる。 2027年4月以降に始まる事業年度からはリースの会計基準そのものも変わるので、経費としての処理は顧問の税理士に確認してほしい。 ここは記事で断定できる部分ではない。
デメリットは3つ。ただし、あなたに当たるかは別の話。
この仕組みには、気をつけるところが3つある。ただし、それがあなたに当たるかどうかは別だ。
① 中途解約が原則できない
これはリース最大の弱点で、実際に使っている人が挙げるデメリットの1位(55.9%)でもある。
ただし、これは「数年で車が要らなくなるかもしれない人」の問題だ。転勤や海外赴任の予定があるなら、この契約は選ばないほうがいい。逆に、同じ車に長く乗るつもりの人なら、解約する場面は来にくい。
ただし、予定していない事情でも同じことが起きる。 収入が減る、転職する、家族の状況が変わる、思ったより早く引っ越す。こういう理由でも、原則として途中でやめられない。長く借りるほど月額は下がるが、そのぶんやめられない期間も長くなる。 9年という長さをどう見るかが、この契約でいちばん重い判断になる。
② 走行距離に上限がある
公開の見積画面で選べるのは月間500kmまたは1,000km。年に直すと6,000kmと12,000kmだ。
これも、自分の走行距離が上限の中に収まっているなら関係ない話になる。
③ 現金一括で買うより、総額は高くなる可能性がある
月額には車両代だけでなく、税金・登録費用・手数料などが入っている。だから車両本体だけを現金一括で買う場合と比べれば、名目の総額は高くなり得る。
ただし、この比較が意味を持つのは「現金一括で買える人」だけだ。
あ……
そうなの。200万円を今日出せる人が『リースは高い』と言うのは正しいわ。でもその200万円が無い人にとっては、そもそも比べる相手じゃないでしょう
比較になってない
なってないの。その人が実際に選べるのは、ローンで買うか、リースにするか、中古で妥協するか。その3つの中で考えないと意味がないわ
選べない選択肢と比べてもしょうがないってことですね
そういうこと
契約の前に、5分だけやることがある。
向いている人でも、これだけは先に確かめてほしいというものがある。走行距離だ。
| 契約の距離 | 年間に直すと | だいたいの目安 |
|---|---|---|
| 月間500km | 年6,000km | 買い物と週末の外出が中心 |
| 月間1,000km | 年12,000km | 通勤で毎日使っても、片道15km程度まで |
超えた分は追加で払う。公式が残価保証オプションの条件として示している単価は1kmあたり15円で、この単価なら5,000km超過で75,000円になる。契約の内容によって扱いは変わるので、見積もりのときに確認しておきたい。
自分が年何キロ走ってるかなんて、知らないです
車検証と一緒に置いてある点検記録簿を見て。前回と今回の走行距離が書いてあるから、引き算すれば1年でどれだけ走ったか出るわ
それだけでいいんですか
それだけよ。5分ね。……この5分をやるかやらないかで、この契約が正解になるか失敗になるかが決まるの
重い5分だ
国民生活センターは2025年9月、カーリースについて注意喚起を出している。相談の中身は、購入ローンと混同していた、満了時に車がもらえると思っていた、途中でやめられると思っていたといったものだ。相談件数は2021年度の322件から2023年度は485件まで増えており、相談者は50代がいちばん多い。
同センターは契約前に、売買かリースか、契約期間、月額だけでなく総支払額、ボーナス払いの有無、残価と満了時の精算、走行距離や改造の条件、中途解約の可否と解約金の計算方法、満了時に返却するのか車を受け取れるのかを確認するよう求めている。どれも契約書に書いてあることだ。見積もりが出たら、その紙で確かめてほしい。
他社と比べると、どこにいる?
| サービス | 月額の掲載例 | 契約年数 | 終了後にもらえるか | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| オリコで乗ーる | N-BOX 20,900円(9年) | 1〜9年・1年刻み | 残価0円なら所有権移転 | 輸入車を含む約300車種。年数を細かく選べる |
| 定額カルモくん | プレオプラス 15,510円 | 1〜11年 | 7年以上はオプションで | 最長11年 |
| KINTO | アクア 19,690円〜 | 3・5・7年など | 原則返却 | 任意保険込み(等級は引き継げず、プランも組み替えられない) |
| コスモMyカーリース | ミライース 19,690円 | 基本3〜7年 | 9年プランはもらえる | メンテナンスは3段階 |
| ニコノリ | ノート 34,210円 | 1〜9年 | もらえるパックは残価0円 | 国産全メーカー |
| MOTAカーリース | N-BOX 23,100円(11年) | 7・9・11年 | 全プランでもらえる | 分かりやすさ |
※KINTOだけ任意保険が月額に入っています。他は別途加入なので、月額の数字をそのまま並べて比べることはできません
KINTOは任意保険まで入ってるんですね。それ、よくないですか?
人によるわ。KINTOの保険は等級が関係ないの。若い子には得だけど、20年無事故でやってきた人には損よ
あ、そうか。せっかく上げた等級が使えない
それと、プランが決まってるの。中身を自分で組み替えられないわ
手厚いならいいじゃないですか
手厚いわよ。家族でも友達でも、運転すれば補償されるもの
じゃあ何が問題なんですか
乗るのが夫婦2人だけでも、その広さぶんを払ってるってこと。自分で入るなら、運転する人を絞って安くできるでしょう
あー……。月額にそれが乗ってるってことですね
そういうこと。だから保険込みの月額と、保険が別の月額を、そのまま並べても比べられないの
じゃあ、私みたいに等級もなにも無い人はKINTOでいいんじゃないですか
そこが悩ましいところなのよ。KINTOは等級の仕組みを使ってないから、乗ってる間もあなたの等級は上がらないの
え。じゃあ5年乗っても、そのあと自分で車買うときは……
5年前と同じところからね。自分で保険に入ってれば、無事故なら毎年上がっていくのに
うわ、それ知らなかった
これね、子どもに車を持たせるときが一番はっきり出るの
子ども?
免許取り立ての子の保険料って高いでしょう。KINTOなら年齢が関係ないから、そこは安く済むわ
じゃあいいじゃないですか
その3年は、ね。でもその子が独立して自分で車を買うとき、等級は取り立てのときのまま。そこから毎年また上げていくことになるわ
あー……。先送りしてるだけってことですか
そこまで言うと言い過ぎだけど、いま安い理由と、あとで高い理由が同じところにあるのは確かね
なんか、急に自分ごとになりました
まあ、事故っても等級が下がらないのはKINTOの強みなんだけどね。……あと選べる車がトヨタとレクサスとスバル中心よ
他のメーカーは選べない
そういうこと。乗りたい車が決まっている人なら、選べる幅のほうが大事でしょう。オリコで乗ーるは輸入車まで入って約300車種あるから
BMWも頭金なしで乗れるってことですか
乗れるわ
……ちょっと揺らぎました
✅ メリット
- 頭金・初期費用0円。 契約の日に、貯金からまとまった額が出ていかない
- 自動車税・重量税・自賠責・登録費用が月額に入る。 5月に納付書が来て慌てることがなくなる
- ライト/フルメンテを選べば、車検の費用も月額に畳める
- 残価0円で組めば、払い終わったあと名義変更して自分の車になる
- 契約は1年から9年まで1年刻み。 子どもが免許を取る年、住み替えの年に契約の終わりを合わせられる
- 国産・輸入車あわせて約300車種。 車種で妥協しなくていい
- 任意保険は自分で選べる。 いまの等級をそのまま使えて、乗っている間も等級は上がっていく。保険会社も免責額も特約も自分の事情で決められる
- 法人・個人事業主でも申し込める
- 18歳から申し込める。年金収入のみの人、専業主婦・主夫、学生も申し込める
よくある質問
ローンで買うのと何が違う?
いちばん大きな違いは、月々の支払いに何が含まれるかです。ローンは車両代と金利のぶんを払うので、自動車税は毎年5月に、車検は2年ごとに別途自分で払います。リースは車両代に加えて自動車税・重量税・自賠責・登録費用が月額に入っています。また、ローンは繰上返済で早く終わらせられますが、リースは原則として中途解約ができません。名義も、ローンは自分(販売店のクレジットでは完済まで留保される場合があります)、リースはリース会社になります。
頭金は本当に0円?
0円です。初期費用も不要で、ボーナス払いも必須ではありません。希望すれば頭金やボーナス払いを設定して月額を下げることもできますが、契約後に額を変更することはできません。
契約が終わったら車はもらえる?
残価0円で契約していれば、支払い終了後に名義変更して自分の車にできます。残価を設定した契約の場合は、残価を支払えば買い取れます。名義変更の費用や、その時点で必要になる車検費用は自己負担です。
月額に任意保険は含まれる?
含まれません。別途加入が必要です。ただし車を購入する場合も任意保険には入るので、購入と比べたときの差にはなりません。
途中でやめられる?
原則できません。全損事故などで契約を終了する場合は、未払いのリース料、遅延損害金、残りのリース料、事務手数料、残価などをまとめて精算します。負担を軽くする中途解約オプションや、免許返納に対応するオプションはありますが、無条件で使えるものではありません。数年以内に車が不要になる可能性があるなら、この契約は向きません。
走行距離の制限は?
公開されている見積画面で選べるのは月間500kmまたは月間1,000kmです。超過した分は追加で支払います。公式が残価保証オプションの条件として示している単価は1kmあたり15円です。契約前に、いま乗っている車の点検記録簿で年間の走行距離を確かめておいてください。
任意保険まで込みのカーリースのほうがいいのでは?
人によります。任意保険を月額に含むサービス(トヨタのKINTOなど)は、年齢や等級に影響されない保険が付くため、若い人や等級が低い人には有利です。ただし2点あります。ひとつはKINTOが公式に「いま加入中の保険の等級は引き継げない」としていること。長年無事故で等級を上げてきた人は、その等級を使えなくなります。もうひとつはプランを組み替えられないことです。また、KINTOは等級の仕組みを使っていないため、利用中は自分の等級が上がりません(そのかわり事故で保険を使っても等級に影響しません)。対人・対物無制限、人身傷害5,000万円、車両保険までがひとまとめで、家族や友人が運転しても補償される内容になっています。手厚い一方で、運転者を限定して保険料を下げるといった調整はできません。オリコで乗ーるは任意保険が別なので、いまの等級をそのまま使えて、保険会社も免責額も特約も自分で決められます。なお、保険込みの月額と保険が別の月額は、そのまま並べて比べることはできません。
法人でも契約できる?
できます。公式サイトの申し込み画面に法人向けの導線があります。ただしリース料の税務上の扱いは契約の形態や事業の状況によって変わり、2027年4月以降に始まる事業年度からはリースの会計基準も変わります。経費としての処理は顧問の税理士に確認してください。
審査にはどのくらいかかる?
事前審査の結果はおおむね1〜3営業日です。契約後の納車はおおむね1〜2か月、即納対象車なら最短10日ですが、車種・グレード・色が限定される場合があります。審査の結果によっては連帯保証人を求められることがあります。
中古車もリースできる?
できます。中古車販売店で希望の車を見つけ、事前審査のあとに販売店や車両の情報を伝える流れです。ただし販売店側がリース販売に対応できない場合があります。
📌 まとめ
- 向いているのは「毎月なら払えるが、まとまった額は用意できない人」。 頭金0円で始められて、税金・自賠責・登録費用は月額に入る
- 使っている人の1位の理由は「月々の支払額が一定」。 安さではなく、急な出費が来ないことを買う商品
- 残価0円で組めば、払い終わったあと自分の車になる。 長く乗る人には「頭金なしで買う」に近い
- 法人・個人事業主にも向く。 ただし税務の扱いは税理士に確認する
- 契約の前に、点検記録簿で年間の走行距離を確かめる。 ここだけは5分かけてやる
店長、これ結局いい仕組みなんですか
人によるわ。……ただ、うちの店に来るお客さんの何人かは、たぶんこっちのほうが合ってると思う
どういう人ですか
5月に納付書が来て慌てる人ね。あと、車検の店を探すのが面倒で、毎回言われるままディーラーに出してる人
います、そういう人
その人たちにとっては、車の面倒ごとを月額ごと預けられる仕組みなのよ。安くなるわけじゃないけど、慌てなくて済むわ
じゃあ、その人は何から始めればいいんですか
乗りたい車で月額を出すことね。それが分からないと、買うのとどっちが自分に合うかも決められないもの
※この記事は2026年8月28日時点の情報をもとに作成しています。料金・プラン・取扱車種は変更されることがあります。最新の条件は公式サイトでご確認ください。
この記事で参照した情報源(25件)
- オリコで乗ーる 公式サイト
- オリコで乗ーる 契約に関するFAQ(個人・法人)
- オリコで乗ーる 車両に関するFAQ
- オリコで乗ーる メンテナンスプランFAQ
- オリコで乗ーる 事前審査FAQ
- オリコで乗ーる 残価保証オプション
- オリコで乗ーる公式ストア N-BOX 掲載例
- オリコで乗ーる公式ストア シエンタ 掲載例
- オリコで乗ーる公式ストア ヴォクシー 掲載例
- 株式会社オリコカーライフ サービス名称変更のお知らせ(公式PDF)
- 日本自動車リース協会連合会 車種別リース車保有台数
- 日本自動車リース協会連合会 自動車リースの歴史
- リース事業協会 自動車リースに関する調査(PDF)
- 矢野経済研究所 個人向けオートリース市場に関する調査
- ナイル株式会社 事業計画及び成長可能性に関する事項(PDF)
- 国民生活センター カーリースに関する注意喚起(2025年9月17日)
- 国税庁 オペレーティング・リース取引に係る借手の処理
- 企業会計基準委員会 リースに関する会計基準
- 定額カルモくん 車種・料金一覧
- KINTO 車種・月額一覧
- KINTO 自動車保険(補償内容・等級の記載)
- KINTO よくあるご質問「現在の保険の等級は引継ぎできますか?」
- コスモMyカーリース 公式
- ニコノリ 料金例
- MOTAカーリース 料金例
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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