ドゥカティ モンスターの価格とスペックは? 2026年最新、890ccになった新型モンスター+とSPの違い・シート高775mm
この記事の要点
- 新型モンスター+は169万円から。 水冷890ccのV型2気筒で111PS、上げ下げ両方のクイックシフターが標準
- 日本仕様のシート高は775mm。 ローシートとローダウンのサスペンションを付けた状態で届く
- 公式ページに残る旧世代の「モンスターSP」は、掲載額194万円。 オーリンズの足まわりで、新型の上位版ではなく別の世代
ドゥカティのモンスター(Monster)は、丸いヘッドライトとむき出しのエンジンを持つ、ドゥカティを代表するネイキッド。2026年6月に、890ccの新しいV型2気筒を積む5代目が日本で発売された。
日本に入るのは、小さなカウルなどが付く「モンスター+(プラス)」。価格は169万円からで、シート高は775mmと、ドゥカティの大型の中でも低い。
ドゥカティの代名詞が、足の着く大型になった。いまのバイクが高く売れれば、色まで選びやすくなる。

店長、これがモンスターですか? 名前のわりに、小さくてかわいいです!
小さいのは見た目だけ。中身は111PSの2気筒よ
モンスターって、昔からある名前ですよね?
ええ。これで5代目。エンジンも車体も新しくなって、日本では今年の6月に出たばかりよ
モンスターって、どんなバイク?
モンスターは、カウルを最小限にして、エンジンとフレームを見せるネイキッド。新しい5代目は、ドゥカティの新しい890ccのV型2気筒を積む。
このエンジンは水冷で、吸気のバルブタイミングを変える仕組みを持つ。バルブの閉じ方はスプリング式で、ドゥカティの伝統だったデスモドロミックではない。同じ890ccのエンジンは、パニガーレV2やストリートファイターV2、ムルティストラーダV2などにも使われている。
足まわりは、前がショーワの43mm倒立フォーク、後ろがプリロードを調整できるショーワのモノショック。スイングアームは両持ちで、前ブレーキはブレンボのM4.32を2枚使う。
以下は、日本仕様のモンスター+の主な数字。
| 項目 | モンスター+ |
|---|---|
| 価格(税込) | 1,690,000円〜 |
| エンジン | 水冷 V型2気筒 890cc |
| 最高出力 | 111PS(81.6kW)/9,000rpm |
| 最大トルク | 91.1N·m/7,250rpm |
| 変速 | 6速、クイックシフター(上げ下げ)標準 |
| シート高 | 775mm(日本仕様) |
| 重さ(燃料を除く装備重量) | 175kg |
| 燃料タンク | 14L |
| ホイールベース | 1,492mm |
| タイヤ | 前120/70ZR17/後180/55ZR17 |
175kgって、軽いんですか?
旧世代のSPより2kg軽いわ。ただ、燃料を入れない状態の数字ね。タンクは14Lだから、満タンにすればそのぶん重くなるわ
日本は「モンスター+」だけ。シートは最初から低い
新型モンスターには、カウルなどの付かない仕様と「+」があるが、日本に入るのはモンスター+だけ。小さなカウル、後ろの座席を覆うタンデムシートカバー、サーキットで使えるラップタイマーなどが付く。
日本仕様のシート高は775mm。 ローシートとローダウンのサスペンションをそれぞれ20mmずつ使った状態で届く。同じモンスターでも、欧州の標準より40mm低い。
最初から低くしてあるんですか!
そうよ。足つきで諦めていた人ほど、またがってみる価値があるわ
でも、低くするとサスペンションが短くなりますよね?
そこは試乗で確かめることね。段差を越えたときの乗り心地は、走ってみないと分からないわ
装備は、モンスター+でほぼそろう
| 装備 | 内容 |
|---|---|
| ライディングモード | スポーツ、ロード、アーバン、ウェット |
| トラクション・ウィリー制御 | 標準 |
| エンジンブレーキの制御 | 標準 |
| ABS | コーナリングABS |
| クイックシフター | 上げ下げ両方が標準 |
| メーター | 5インチのTFT |
| ライト | フルLED |
| クルーズコントロール | オプション |
| グリップヒーター | オプション |
| スマートフォン連携 | オプション |
クラッチを握らずにギアを上げ下げできるクイックシフターと、5インチのTFTは最初から付いている。 高速道路を長く走るならクルーズコントロール、冬も乗るならグリップヒーターを、買うときに足すかを決めておきたい。
クルーズコントロールは、付いていないんですね
オプションよ。街中心なら要らないし、ツーリングが多いなら最初に付ける。 乗り方で決めればいいわ

モンスターSPは、旧世代のエンジン
公式ページには、旧世代の937ccエンジンを積む「モンスターSP」も残っている。掲載額は194万円。新型モンスター+の上位版ではなく、ひとつ前の世代のモデルなので、買うなら販売店で在庫を確かめたい。
| 項目 | モンスター+(新型) | モンスターSP(旧世代) |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 1,690,000円〜 | 1,940,000円 |
| エンジン | 水冷 V型2気筒 890cc(スプリング式) | 水冷 V型2気筒 937cc(デスモドロミック) |
| 最高出力 | 111PS/9,000rpm | 111PS/9,250rpm |
| 最大トルク | 91.1N·m | 93N·m |
| シート高(日本仕様) | 775mm | 810mm |
| 重さ(燃料を除く装備重量) | 175kg | 177kg |
| 前サスペンション | ショーワ 43mm 倒立 | オーリンズ 43mm 倒立(調整式) |
| 前ブレーキ | ブレンボ M4.32 | ブレンボ スティルマ |
| バルブ点検の間隔 | 45,000km | 30,000km |
最高出力はどちらも111PS。 SPはオーリンズの前後サスペンションやスティルマのブレーキ、テルミニョーニのマフラーを持ち、足まわりにお金をかけた仕様になっている。新型はシートが35mm低く、バルブの点検間隔も長い。
同じ111PSで、SPのほうが25万円高いんですか?
SPはオーリンズとスティルマ付きよ。私はデスモの音とオーリンズに惹かれるけど、足つきなら新型ね
同じ890ccのエンジンを積む兄弟
新しい890ccのV型2気筒は、モンスターのほかにも5つのモデルが積んでいる。出力は車ごとに違う。
| モデル | 最高出力(日本仕様) | 形 |
|---|---|---|
| モンスター+ | 111PS | ネイキッド |
| パニガーレV2 | 120PS | フルカウルのスーパースポーツ |
| ストリートファイターV2 | 120PS | ネイキッド |
| ムルティストラーダV2 | 115.6PS | アドベンチャー |
| ハイパーモタードV2 | 120.4PS | モタード |
| デザートX | 110.3PS | オフロード寄りのアドベンチャー |
モンスター+の111PSは、6台のうち下から2番目。 同じエンジンで、フルカウルならパニガーレV2、ツーリングならムルティストラーダV2が並んでいる。
同じエンジンで、6つも形があるんですね
そう。日本で買える6台の中では、モンスター+がいちばん安いわ。物足りなくなったら、兄弟が待っているわ
2025年から、ここが変わった
| 時期 | 変わったこと |
|---|---|
| 2025年10月23日 | 5代目の新型モンスターを発表。エンジンが890ccのV型2気筒に |
| 2025年11月27日 | 5代目の生産が始まる |
| 2026年6月21日 | 日本でモンスター+が発売 |
| 2026年7月25日 | 新色のスポーツ カラーが日本で発売 |
旧世代のモンスターSPが積む937ccのデスモドロミックは111PS。新型は890ccのスプリング式で、出力は同じ111PS。バルブの点検間隔は、SPの30,000kmに対して45,000kmになっている。
カラーと価格
| カラー | 価格(税込) |
|---|---|
| ドゥカティ レッド | 1,690,000円 |
| アイスバーグ ホワイト | 1,710,000円 |
| スポーツ カラー | 1,790,000円 |
※2026年モデル・モンスター+
白は赤より2万円、スポーツ カラーは10万円高い。 いちばん安いのは赤。スポーツ カラーは、2026年7月25日に日本で加わった色だ。
白、すっきりしていてかわいいです!
私は赤ね。ドゥカティを買うのに、赤以外を選ぶ理由が見つからないわ。色が違うだけで10万円上がるのも、なかなか強気ね
走りは、どう評価されている?
試乗記を読むと、車体のコンパクトさと足つき、操作の軽さがそろって挙がる。街の中でも乗りやすい、という声が多い。
穏やかに扱える一方で、回したときにはスポーツバイクらしさが残っている、とも書かれている。高速道路での加速や、中くらいの回転での巡航を評価する声もある。
足つきは775mmでも、体格で感じ方が変わる。またがって、両足と重さの感じを確かめたい。
穏やかで、回すと速い。わたし向きかもしれません
最初はゆっくり走って車体に慣れて、エンジンを回すのはそれからでいいのよ
大型二輪だから発生するお金の話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要な免許 | 大型二輪(MT) |
| 車検 | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 軽自動車税 | 年6,000円 |
| 自賠責(24か月) | 8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円) |
| メーカー保証 | 登録から24か月(走行距離の制限なし) |
| 点検 | 毎年、オイルは15,000kmまたは24か月ごと、バルブは45,000kmごと |
※税率・保険料は改正されることがある
点検は毎年1回で、オイル交換は15,000kmか24か月ごと。バルブの点検は45,000kmごとで、旧世代のSPより15,000km長い。
400ccの「モンスター400」は、いまの日本の新車ラインアップには無い。 新型モンスター+は890ccなので、大型二輪の免許が要る。

赤か、白か。今のバイクの値段から
赤が169万円、白が171万円……。色で2万円違うのは悩みます
2万円で悩むなら、いまのバイクの値段を先に見ておけば、その悩みは小さくなるわ
下取りに出すつもりでしたけど、そこで差が出るんですか?
出ることがあるわ。業者どうしのオークションは、輸出もあって高い水準を保っているの。売る前に、下取りと買取店の額を並べて見るだけでいい。額を聞くのにお金はかからないわ
それなら、スポーツ カラーまで届くかもしれません!
そう。色まで選べるかどうかは、いまのバイクの値段しだいよ
📌 まとめ
- 新型モンスター+は169万円から。 水冷890ccのV型2気筒で111PS、上げ下げ両方のクイックシフターが標準
- 日本仕様のシート高は775mm、重さは175kg(燃料を除く)。 小さなカウルやラップタイマーも付く
- 旧世代のモンスターSPは掲載額194万円。オーリンズとデスモドロミックの937ccで、新型の上位版ではない
わたしはモンスター+の白にします。足が着くのがいちばんです
私はSP。オーリンズの足まわりを、ガレージで眺めていたいの
店長、それ、走りより見た目じゃないですか?
見た目も走りのうちよ。足つきで選ぶなら新型、足まわりで選ぶならSP。またがって、両方の高さを比べなさい
よくある質問
新型モンスターの価格は?
日本で売られるモンスター+は、赤が169万円、白が171万円、スポーツ カラーが179万円です(税込)。
新型モンスターは何馬力?
890ccのV型2気筒で、111PS(81.6kW)/9,000rpmです。
モンスターのシート高は?
日本仕様のモンスター+は775mmです。旧世代のモンスターSPは810mmです。
モンスターSPと新型モンスター+の違いは?
SPは旧世代の937ccエンジン(デスモドロミック)を積み、オーリンズの前後サスペンションとブレンボのスティルマを持つ、公式ページに掲載が残るモデルです(掲載額194万円)。新型モンスター+は890ccのエンジンで、シートが35mm低い775mmです。
ドゥカティのモンスター400はいま買える?
400ccのモンスターは、いまの日本の新車ラインアップには入っていません。新型モンスター+は890ccで、大型二輪の免許が必要です。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式や走行距離、状態によって変わります。いまの1台の目安が分かれば、赤にするか、スポーツ カラーまで選ぶかを決めやすくなります。
この記事で参照した情報源(15件)
- ドゥカティ モンスター(公式)
- ドゥカティ モンスターSP(公式)
- ドゥカティ 新型モンスター 日本発売(公式)
- ドゥカティ 新型モンスター スポーツ カラー 日本発売(公式)
- ドゥカティ 新型モンスター 発表(公式)
- ドゥカティ 第5世代モンスターの生産開始(公式)
- ドゥカティ 一部モデルのメーカー希望小売価格改定(公式)
- ドゥカティ V2エンジン(公式)
- ドゥカティ 保証(公式)
- Webike 新型モンスター 試乗
- バージンドゥカティ 新型モンスター 試乗
- 警察庁 二輪車の免許区分
- 国土交通省 自賠責保険料
- 損害保険料率算出機構 自賠責保険 基準料率(2026年4月)
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月23日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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