KTM 390 DUKEとヤマハ MT-03、どっちを選ぶ? 2026年最新、単気筒45馬力と2気筒42馬力、価格差は14万1,500円
この記事の要点
- 390 DUKEは82万9,000円で単気筒45PS、MT-03は68万7,500円で2気筒42PS。 どちらも普通二輪で乗れて、車検はある
- シート高は390 DUKEが820mm、MT-03が780mm。 重さは165kgと166kgで、ほぼ同じ
- 390 DUKEはモードやトラクションコントロールまでそろえ、MT-03は価格と扱いやすさのバランスが持ち味
KTMの390 DUKE(390デューク)とヤマハのMT-03は、どちらも普通二輪の免許で乗れる、400cc以下のネイキッド。重さもほぼ同じで、どちらも250ccを超えるので車検がある。
違うのはエンジンだ。390 DUKEは398.7ccの単気筒で45PS、MT-03は320ccの並列2気筒で42PS。 価格は390 DUKEが82万9,000円、MT-03が68万7,500円で、14万1,500円の差がある。
普通二輪で乗れる2台の、価格差は14万1,500円。いまのバイクが高く売れれば、その差も埋めやすくなる。


店長、390 DUKEとMT-03で迷っているんです!
いい組み合わせね。どちらも普通二輪で乗れる、400cc以下のネイキッドよ
でも、値段が14万円も違うんです……
14万円の中身は、まずエンジンね。単気筒と2気筒で、性格がまるで違うの
単気筒の390 DUKE、2気筒のMT-03
390 DUKEは、398.7ccの単気筒を積む。ひとつのシリンダーで45PSを出すエンジンで、オーストリアのKTMが、インドで作っている。
MT-03は、320ccの並列2気筒を積む。42PSで、最大トルクは30N·m。ヤマハのネイキッド「MT」シリーズの一台で、同じ車体に250ccのエンジンを積んだMT-25もある。
| 項目 | KTM 390 DUKE | ヤマハ MT-03 |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 829,000円 | 687,500円 |
| エンジン | 水冷 単気筒 398.7cc | 水冷 並列2気筒 320cc |
| 最高出力 | 45PS/8,500rpm | 42PS/10,750rpm |
| 最大トルク | 39N·m/7,000rpm | 30N·m/9,000rpm |
| シート高 | 820mm | 780mm |
| 重さ | 165kg(燃料満タン) | 166kg(車両重量) |
| 燃料タンク | 約15L | 14L |
| ホイールベース | 1,357mm | 1,380mm |
※390 DUKEは2026年モデル(主な諸元は日本の発表に載るEU仕様の値)、MT-03は2025年モデル
出力は390 DUKEが3PS高く、トルクは9N·m大きい。 最高出力が出る回転数は、390 DUKEが8,500rpm、MT-03が10,750rpm。MT-03は高い回転で最高出力を出す2気筒、390 DUKEはそれより低い回転で最高出力に届く単気筒だ。
重さはほとんど同じなんですね
そうよ。違うのは、エンジンの性格とシートの高さね
足つきは、MT-03が40mm低い
シート高は390 DUKEが820mm、MT-03が780mm。 数字の差は40mmで、MT-03のほうが低い。
ホイールベースは390 DUKEのほうが23mm短い。2024年モデルの比較試乗では、390 DUKEは軽く、押し歩きもしやすかったと書かれている。
足つきが心配なら、まずMT-03にまたがってみたい。シートの形や幅でも足の着き方は変わるので、数字だけで決めずに、2台を続けてまたがって比べたい。
わたしの足だと、40mmの差は大きいかもしれません
両方にまたがって、かかとがどれだけ浮くかを比べなさい。それがいちばん確かよ
装備は、390 DUKEがそろっている
| 390 DUKEの主な装備 | 内容 |
|---|---|
| ライディングモード | STREET/RAIN/TRACK |
| トラクションコントロール | コーナリングMTC |
| ABS | 後輪のABSを切れるスーパーモトABS |
| メーター | 5インチのTFT |
| スマートフォン連携 | 音楽・通話・道案内 |
| 前サスペンション | WP APEX 43mm 倒立(伸び側・縮み側を調整できる) |
| MT-03の主な装備 | 内容 |
|---|---|
| ABS | 標準 |
| クラッチ | アシスト&スリッパークラッチ |
| メーター | 液晶 |
| スマートフォン連携 | 標準 |
| 前サスペンション | 倒立 |
| 電源 | USB Type-A |
390 DUKEは、3つのライディングモードと、車体の傾きに合わせて後輪の空転を抑えるトラクションコントロールを備える。 メーターは5インチのカラー液晶で、サスペンションは前後とも調整ができる。
MT-03の2025年モデルは、クラッチの操作を軽くするアシスト&スリッパークラッチ、スマートフォン連携、USB Type-Aの電源を備える。シフトアップを助けるクイックシフトキットも、用品で付けられる。
さらにMT-03には、スクリーンやナックルガード、クイックシフトキット、バッグなどの用品をまとめた「Touring」のパッケージもあり、販売会社の価格は76万100円。それでも390 DUKEより6万8,900円安い。
390 DUKEは、普通二輪なのに装備がたくさんありますね!
そう。14万円の差を、この装備に払うかどうかね
走りは、どう評価されている?
2024年モデルの比較試乗では、390 DUKEは身のこなしが軽く、低い速度でも扱いやすいと評価されている。ワインディングはもちろん、街の渋滞でも苦にならなそうだという。一方で、単気筒らしいトルク感がもう少しほしい、という感想もある。
MT-03は、全体のバランスの良さが挙がった。ツーリングからスポーツ走行まで、場面を選ばずに楽しめるという評価だ。ハンドルから伝わる細かい振動は、2気筒のMT-03のほうが少ない印象だったと書かれている。
MT-03は、別の試乗記でも、コンパクトな車体に余裕のあるトルクで、街なかと曲がる道で扱いやすいと評価されている。どちらの評価も試乗した人の感じ方なので、気になる点は、販売店の試乗車で自分の体で確かめたい。
390 DUKEは軽快で、MT-03はバランス型なんですね
そういうこと。どちらが上というより、性格が違うのよ
買ったあとのお金
免許、車検、税金は2台とも同じ。 どちらも250ccを超えるので車検があり、軽自動車税は年6,000円だ。
MT-03はレギュラーガソリンを指定していて、WMTCモードの燃費は26.4km/Lと公表されている。国内の比較試乗では、MT-03はタイヤの規格の違いから、交換するときの費用を抑えやすいとも書かれている。390 DUKEは、正規販売店で決められた点検を受け続けると、保証が最長4年まで延びる。タイヤは消耗品なので、長く乗るほど交換の費用の差は積み重なっていく。
長く乗るなら、維持費も大事ですね
そうよ。買う値段と、乗り続ける値段の両方を比べなさい

どっちが、どんな人に合う?
390 DUKEが合うのは、 軽い車体で、ワインディングを曲がる楽しさを味わいたい人。ライディングモードやトラクションコントロールなど、電子制御もそろえたい人。オレンジのフレームを組み合わせた、尖った見た目に惹かれる人。
MT-03が合うのは、 足つきのいいシートで、安心して乗りたい人。ツーリングもスポーツ走行も、1台でこなしたい人。買う値段と、乗り続ける値段の両方を抑えたい人。
車検を避けたいなら、 同じ車体に250ccを積んだMT-25や、KTMの250 DUKE(2024年モデル)も候補になる。
わたしは、足つきのいいMT-03に惹かれます
足が着く安心感は、乗る回数を増やしてくれるわ。よく乗るバイクが、いちばんいいバイクよ
2台とも普通二輪。お金の話は共通
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要な免許 | 普通二輪(MT)以上 |
| 車検 | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 軽自動車税 | 年6,000円 |
| 自賠責(24か月) | 8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円) |
※税率・保険料は改正されることがある
2台とも排気量が250ccを超えるので、車検がある。 新車の最初の車検は3年後で、その後は2年ごとだ。自賠責保険の料金は、2026年11月1日以降に始まる契約から上がる。
14万1,500円の差が埋まるかは、いまのバイクの売値しだい
390 DUKEにすると、MT-03より14万円高い……。エストレヤの値段しだいですね
そういうこと。売った額は予算に乗るから、差額の見え方が変わるわ
エストレヤって、高く売れるものなんでしょうか
それは見てみないと分からないわ。業者どうしのオークションは、輸出もあって高い水準を保っている。14万円の差が埋まるかどうか、先に確かめておきなさい。見るだけならお金はかからないもの
差が埋まるなら、390 DUKEも選べますね!
そうよ。値段の差で妥協しないためにも、まず相場を知ることね
📌 まとめ
- 390 DUKEは82万9,000円で単気筒45PS、MT-03は68万7,500円で2気筒42PS。 どちらも普通二輪で、車検あり
- シート高はMT-03が40mm低い。 重さはほぼ同じ
- 390 DUKEは装備と軽快さ、MT-03は価格とバランスの良さ
わたしはMT-03にします。足つきがよくて、どこへでも行けそうなので
私は390 DUKE。軽い単気筒で、ワインディングをくるくる曲がりたいの
やっぱり店長は、曲がるほうを選ぶんですね
好みは人それぞれよ。2台ともまたがって、心が動いたほうにしなさい
よくある質問
390 DUKEとMT-03の価格は?
390 DUKEは82万9,000円(2026年モデル)、MT-03は68万7,500円(2025年モデル)です。差は14万1,500円です(いずれも税込)。
2台とも普通二輪の免許で乗れる?
乗れます。390 DUKEは398.7cc、MT-03は320ccで、どちらも普通二輪(MT)の免許で乗れます。どちらも250ccを超えるので、車検はあります。
足つきがいいのはどっち?
シート高は390 DUKEが820mm、MT-03が780mmで、MT-03のほうが40mm低くなっています。
馬力が高いのはどっち?
390 DUKEが45PS、MT-03が42PSで、390 DUKEのほうが3PS高くなっています。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式や走行距離、状態によって変わります。いまの1台の目安が分かれば、どちらまで届くかを計算しやすくなります。
この記事で参照した情報源(17件)
- KTM 390 DUKE(公式)
- KTM 2026年モデル 390 DUKE 国内発表(公式)
- KTM 390 DUKE 技術仕様(公式)
- KTM 保証(公式)
- ヤマハ MT-25/MT-03(公式)
- ヤマハ MT-03 2025年モデル 発表(公式)
- ヤマハ MT-03 Touring 発表(公式)
- webオートバイ MT-03/390 DUKE/Ninja ZX-4RR 比較
- webオートバイ MT-25/MT-03 諸元
- ヤングマシン MT-25/MT-03 2025年モデル
- Webike MT-03 試乗
- webオートバイ 390 DUKE 試乗
- 国土交通省 東北運輸局 二輪車の区分
- 国土交通省 自賠責保険料
- 損害保険料率算出機構 自賠責保険 基準料率(2026年4月)
- 横浜市 軽自動車税
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月23日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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