KTMのバイク車種一覧と選び方 2026年最新、68万9,000円からの新車価格と、どこの国のメーカーか・経営再建のその後
この記事の要点
- KTMはオーストリアのブランド。 250と390の多くはインド、790は中国、大きい排気量はオーストリアで作っている
- いちばん安いのは250 DUKEの68万9,000円。 普通二輪で乗れる390ccのモデルも5つある
- 2024年11月に再建の手続きに入り、2025年6月に手続きが終わった。 いまはインドのバジャジ・オートが経営権を持つグループに入っている
KTMは、オーストリアのマッティヒホーフェンに本拠を置くバイクのブランド。フレームや外装にオレンジを使ったモデルが多い。ネイキッドの「DUKE(デューク)」、アドベンチャー、モタード、エンデューロ、スーパースポーツまでそろえている。
いま日本で新車で買えるKTMは、68万9,000円の250 DUKEから。 いちばん高いのは、325万円の1390 SUPER ADVENTURE S EVOだ。250ccと390ccのモデルは普通二輪の免許で乗れる。
系統と免許で候補が決まったら、いまのバイクの値段も見ておきたい。高く売れれば、ひとつ上のモデルに手が届く。

店長、KTMって、オレンジが目立ちますね!
オレンジはKTMの色よ。フレームや外装に、オレンジを差すモデルが多いの
KTMって、どこの国のメーカーなんですか?
オーストリアよ。ただ、作っている国はモデルによって違うわ
KTMって、どんなメーカー?
KTMは、オーストリアのマッティヒホーフェンに本拠を置くブランド。同じグループには、ハスクバーナのブランドもある。日本で売っているのはKTM Japanだ。
ブランドの国はオーストリアだが、作る場所はモデルで分かれている。
| 作る国 | 主なモデル |
|---|---|
| インド | 250 DUKE、390 DUKE、390 ADVENTURE など |
| 中国 | 790 DUKE、790 ADVENTURE |
| オーストリア | 690 SMC R、690 ENDURO R、990 DUKE、1390 SUPER DUKE R EVO、1390 SUPER ADVENTURE S EVO など |
インドの工場は、バジャジ・オートのもの。 790の2台は、中国のCFMOTOとの提携のもとで作られている。日本の発表でも、それぞれの生産国が書かれている。
同じKTMでも、3つの国で作っているんですね
そうよ。オーストリアのブランドが、3つの国の工場を使い分けているの
経営再建は、いまどうなっている?
KTMは2024年11月に、会社を続けるための再建の手続きに入った。「倒産」と報じられることもあるが、ブランドをたたむ清算ではなく、事業を続けながら立て直す手続きだ。
| 時期 | 起きたこと |
|---|---|
| 2024年11月29日 | KTM AGなどが、自ら管理する形の再建の手続きに入る |
| 2025年2月25日 | 債権者が再建の計画を承認 |
| 2025年6月16日 | 再建の手続きが終わる |
| 2025年11月18日 | インドのバジャジ・オートが、持株会社を通じて経営権を取得 |
| 2026年1月13日 | 親会社の名前が、ピエラ・モビリティからバジャジ・モビリティに変わる |
再建の手続きは、2025年6月に法的に終わった。 親会社はいま、バジャジ・モビリティという名前になっている。
日本では、手続きに入った直後から、日本法人が車両と部品の供給を続けると説明していたことを、複数の国内媒体が伝えている。2026年に入ってからも、390 DUKEや990 DUKE R、1390 SUPER ADVENTURE S EVOなど、新しい年式の発売が日本で発表されている。
部品が手に入らなくなったら、どうしようかと思っていました
日本では販売も新しい年式の発表も続いているわ。気になるなら、買うお店で部品の取り寄せについて聞いておきなさい
普通二輪で乗れるKTMは6台
| モデル | 価格(税込) | 排気量・出力 | 車検 |
|---|---|---|---|
| 250 DUKE | 689,000円 | 249cc・31PS | なし |
| 390 ADVENTURE X | 799,000円 | 398.7cc・45PS | あり |
| 390 DUKE | 829,000円 | 398.7cc・45PS | あり |
| 390 SMC R | 859,000円 | 398.7cc・45PS | あり |
| 390 ENDURO R | 859,000円 | 398.7cc・45PS | あり |
| 390 ADVENTURE R | 979,000円 | 398.7cc・45PS | あり |
※250 DUKEは2024年モデル、ほかは2026年モデルの価格
KTMは、同じ398.7ccの単気筒を、5つの形のバイクに積んでいる。 舗装路のネイキッドなら390 DUKE、くるくる曲がるモタードなら390 SMC R、林道も走るなら390 ADVENTUREや390 ENDURO R、という分け方ができる。
車検を避けたいなら、250ccの250 DUKEが候補になる。KTMの中で、いちばん手が届きやすい1台だ。
普通二輪でも、こんなに選べるんですね!
そう。ネイキッドもモタードもアドベンチャーも、普通二輪の免許で乗れるわ

車種ごとの価格一覧
| モデル | 価格(税込) | エンジン |
|---|---|---|
| 250 DUKE | 689,000円 | 249cc 単気筒・31PS |
| 390 ADVENTURE X | 799,000円 | 398.7cc 単気筒・45PS |
| 390 DUKE | 829,000円 | 398.7cc 単気筒・45PS |
| 390 SMC R | 859,000円 | 398.7cc 単気筒・45PS |
| 390 ENDURO R | 859,000円 | 398.7cc 単気筒・45PS |
| 390 ADVENTURE R | 979,000円 | 398.7cc 単気筒・45PS |
| 790 DUKE | 1,198,000円 | 799cc 2気筒・105PS |
| 790 ADVENTURE | 1,460,000円 | 799cc 2気筒・95PS |
| 690 SMC R | 1,799,000円 | 692.7cc 単気筒・79PS |
| 690 ENDURO R | 1,799,000円 | 692.7cc 単気筒・79PS |
| 990 DUKE | 1,853,000円 | 947cc 2気筒・123PS |
| 990 DUKE R | 2,070,000円 | 947cc 2気筒・127.84PS |
| 990 RC R | 2,199,000円 | 947cc 2気筒・127.84PS |
| 1390 SUPER DUKE R EVO | 2,834,000円 | 1,350cc 2気筒・190PS |
| 1390 SUPER ADVENTURE S EVO | 3,250,000円 | 1,350cc 2気筒・173PS |
※250 DUKE、990 DUKE、1390 SUPER DUKE R EVOは2024年モデル、790 DUKEは2027年モデル、ほかは2026年モデル。出力は日本の発表に載るEU仕様の値
大型二輪のKTMは、790 DUKEの119万8,000円から。 2気筒のネイキッドは、790、990、1390と排気量の順に価格が上がっていく。
大型になると、いきなり2気筒が並ぶんですね
単気筒の690もあるわ。軽い単気筒か、力のある2気筒かで、まず分けるといいわね
DUKE:250から1390まで並ぶネイキッド
DUKEは、KTMのネイキッドのシリーズ。250、390、790、990、1390と、排気量ごとに5段階がそろう。
250 DUKEと390 DUKEは、普通二輪で乗れる単気筒。 790 DUKEはKTMの大型二輪でいちばん安く、990 DUKEは2024年に出た947ccの2気筒を積む。いちばん上の1390 SUPER DUKE R EVOは190PSで、電子制御のサスペンションまで備える。
990 DUKE Rは、990 DUKEの足まわりとブレーキのグレードを上げた仕様。990 RC Rは、同じ947ccの2気筒を積んだフルカウルのスーパースポーツだ。
アドベンチャー、モタード、エンデューロ
アドベンチャーは、390 ADVENTURE X/R、790 ADVENTURE、1390 SUPER ADVENTURE S EVOの4台。 390 ADVENTURE Rは前21・後ろ18インチのスポークホイール、Xは前19・後ろ17インチのキャストホイール。Rのほうがサスペンションの動く量が大きく、シートも高い。
モタードは、390 SMC Rと690 SMC Rの2台。オフロード車のような長い足に、舗装路用の17インチのタイヤを履く。エンデューロは390 ENDURO Rと690 ENDURO Rで、土の道を走るための仕様になっている。
モタードとエンデューロは、エンジンが同じなんですね
そう。390も690も、同じ値段で舗装路向けと土の道向けを選べるの
走りは、どう評価されている?
試乗記を読むと、軽さと、曲がるときの正確さを挙げるものが多い。390 DUKEは軽くて正確に曲がることが、250 DUKEは前の型より扱いやすくなったことが、そろって評価されている。
大型のモデルでは、990 DUKEの力強いエンジンと扱いやすい車体、1390 SUPER DUKE R EVOの強い加速と乗り心地の良さが挙がる。評価が出ているモデルでは、速さだけでなく、ふだん乗るときの扱いやすさも挙がっている。
評価が出ているモデルは、どれも乗りやすいって書かれているんですね
そうね。尖った見た目でも、ふだんの道で扱いやすいのが今のKTMよ

保証と、買ったあとのお金
| 項目 | 250 DUKE | 390の各モデル | 690以上の各モデル |
|---|---|---|---|
| 必要な免許 | 普通二輪 | 普通二輪 | 大型二輪 |
| 車検 | なし | あり | あり |
| 軽自動車税 | 年3,600円 | 年6,000円 | 年6,000円 |
※税率は改正されることがある
保証は、新しい年式の多くで、条件付きで最長4年。 2026年モデルの390 DUKE、990 DUKE R、1390 SUPER ADVENTURE S EVO、790 ADVENTUREなどは、日本の発表で最長4年と書かれている。延ばすには、正規販売店で決められた点検を受け続けることが条件になる。
2024年モデルの390 DUKEは最長3年など、年式によって年数は違う。買うバイクの保証の年数は、販売店で確かめたい。
系統が決まったら、予算はいまの1台から
390 DUKEにするか、250 DUKEにするか……エストレヤの値段しだいかもしれません
それなら話は早いわ。売った額は予算に乗るから、まず今の1台の値段を知りなさい
でも、査定ってなんだか緊張します
緊張しなくていいの。業者どうしのオークションは、輸出もあって高い水準を保っているわ。値段が分かれば、250と390のどちらに届くかがはっきりするの。見るだけならお金はかからないもの
届くほうが分かれば、迷わずに済みますね!
そうよ。選ぶ楽しみは、予算が決まってからが本番よ
📌 まとめ
- KTMはオーストリアのブランド。 いちばん安いのは250 DUKEの68万9,000円
- 普通二輪で乗れるのは、250 DUKEと390ccの5台。 大型二輪は790 DUKEの119万8,000円から
- 再建の手続きは2025年6月に終わり、日本では新しい年式の発売が続いている
わたしは390 DUKEから始めます。軽くて、よく曲がるのが楽しそうなので
私は1390 SUPER DUKE R EVO。190PSの加速を、電子制御のサスペンションで落ち着いて味わいたいの
店長、それ大型の、いちばん上のほうですよね
好きなものは好きなのよ。あなたは、免許と走りたい道から順に絞りなさい
よくある質問
KTMはどこの国のメーカー?
オーストリアのブランドで、本拠はマッティヒホーフェンです。250ccや390ccのモデルはインド、790の2台は中国、690以上の多くはオーストリアで作られています。
KTMは倒産した?
2024年11月に、事業を続けながら立て直す再建の手続きに入り、2025年6月に手続きが終わりました。いまはバジャジ・オートが経営権を持つグループに入っていて、日本でも新しい年式の発売が続いています。
KTMで一番安いバイクは?
250 DUKEの68万9,000円(税込)です。
普通二輪の免許で乗れるKTMは?
250 DUKE、390 DUKE、390 SMC R、390 ENDURO R、390 ADVENTURE X、390 ADVENTURE Rです。250 DUKEだけは車検がありません。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式や走行距離、状態によって変わります。いまの1台の目安が分かれば、どのKTMまで選べるかを決めやすくなります。
この記事で参照した情報源(33件)
- KTM 日本公式
- KTM モデル一覧(公式)
- KTM 生産拠点(公式・英語)
- KTM 250 DUKE 国内発表(公式)
- KTM 2026年モデル 390 DUKE 国内発表(公式)
- KTM 390 ADVENTURE X 国内発表(公式)
- KTM 390 ADVENTURE R(公式)
- KTM 390 SMC R(公式)
- KTM 390 ENDURO R(公式)
- KTM 790 DUKE 2027年モデル 国内発表(公式)
- KTM 790 ADVENTURE 国内発表(公式)
- KTM 690 SMC R/690 ENDURO R 国内発表(公式)
- KTM 2024年8月1日 価格改定(公式)
- KTM 990 DUKE R 国内発表(公式)
- KTM 990 RC R 国内発表(公式)
- KTM 1390 SUPER ADVENTURE S EVO 国内発表(公式)
- KTM 保証(公式)
- KTM 再建手続きの申請(公式)
- KTM 再建の経過(公式)
- Bajaj Auto 再建手続きの完了(開示・英語)
- Bajaj Auto 年次報告 企業結合(英語)
- Bajaj Mobility(公式・英語)
- Bajaj Mobility 投資家資料(社名変更・英語)
- webオートバイ KTMの再建手続きと日本での販売
- 二輪車新聞 KTM Japan インタビュー
- webオートバイ 390 DUKE 試乗
- webオートバイ 250 DUKE 試乗
- バイクブロス 990 DUKE 試乗
- webオートバイ 1390 SUPER DUKE R EVO 試乗
- バイクブロス 1390 SUPER DUKE R EVO 試乗
- 国土交通省 東北運輸局 二輪車の区分
- 横浜市 軽自動車税
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月23日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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