ヤマハ MT-25とMT-03は何が違う? 2026年最新、5万5,000円差で変わる車検と排気量
この記事の要点
- 価格はMT-25が63万2,500円、MT-03が68万7,500円。車体は共通で、シート高780mm・166kg・タンク14L・燃料レギュラー
- MT-25(249cc・35PS)は車検なし、MT-03(320cc・42PS)は車検あり。 どちらも普通二輪免許で乗れる
- 2025年モデルは、軽い力で握れるクラッチ(A&S)、スマホ連携、Type-AのUSB電源が標準。 タイヤはMT-25がバイアス、MT-03がラジアル
ヤマハ MT-25とMT-03は、同じ車体に249ccと320ccの2気筒を積み分けたネイキッドだ。寸法も重さもシート高も同じで、どちらも普通二輪免許で乗れる。
価格はMT-25が63万2,500円、MT-03が68万7,500円で、差は5万5,000円。MT-03は320ccなので車検があり、MT-25は250cc以下なので車検が無い。 出力はMT-03が7PS上。2025年には、軽い力で握れるクラッチやスマホ連携、USB電源が加わった。選び分けは、5万5,000円と車検の手間で7PSを買うかどうかになる。
125ccから乗り換えると、車の保険のファミリーバイク特約が使えなくなる。いま乗っている125ccがいくらで売れるかを先に見ておくと、車体と保険の予算を一緒に組める。

店長、このグレーに水色のホイール、ちょっといいですね
MT-25ね。同じ顔で、320ccのMT-03もあるわ
見た目は同じなんですか?
ほとんど同じよ。違うのは排気量と、車検があるかどうか
MT-25とMT-03って、どんなバイク?
2台は、ヤマハのフルカウルスポーツ YZF-R25/R3と排気量をそろえたネイキッドだ。いまの外観と倒立フォークは2020年3月の改良から続いていて、2025年4月にクラッチやスマホ連携、USB電源などが新しくなった。
以下は2025年モデルの主要スペック。
| 項目 | MT-25 | MT-03 |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 632,500円 | 687,500円 |
| エンジン | 水冷 直列2気筒 249cm³ | 水冷 直列2気筒 320cm³ |
| 最高出力 | 26kW(35PS)/12,000rpm | 31kW(42PS)/10,750rpm |
| 最大トルク | 23N·m/10,000rpm | 30N·m/9,000rpm |
| 変速 | 6速MT | 6速MT |
| 全長×全幅×全高 | 2,090×755×1,075mm | 同じ |
| ホイールベース | 1,380mm | 同じ |
| シート高 | 780mm | 780mm |
| 車両重量 | 166kg | 166kg |
| 燃料タンク | 14L(レギュラー) | 14L(レギュラー) |
| WMTC燃費 | 26.5km/L | 26.4km/L |
| タイヤ | バイアス | ラジアル |
| 車検 | なし | あり |
重さもシートの高さも全部同じで、燃費もほとんど一緒なんですね
そう。トルクは320ccのほうが大きいわ。坂道や2人乗りで差が出るところね
違いは、排気量と車検
同じ車体なので、選ぶときに見るのは排気量と車検の有無になる。 MT-03は250ccを超えるので車検があり、軽自動車税も上がる。
| 項目 | MT-25 | MT-03 |
|---|---|---|
| 区分 | 軽二輪(250cc以下) | 小型二輪(250cc超) |
| 車検 | なし | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 必要な免許 | 普通二輪(AT限定では乗れない) | 普通二輪(AT限定では乗れない) |
| 軽自動車税 | 年3,600円 | 年6,000円 |
| 重量税 | 新車登録時のみ | 新車時5,700円(3年分)/継続3,800円(2年分) |
| 自賠責(24か月) | 8,920円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,780円) | 8,760円(同9,640円) |
| ファミリーバイク特約 | 使えない(125cc以下が対象) | 使えない |
※税率・保険料は改正されることがある
車検があると、そのたびにお金がかかりますよね
かかるわ。そのかわり、出力もトルクも320ccのほうが上。その差に車検代を払うかどうかね
わたしは街と近場だけなので、25でいい気がします
あなたはそうでしょうね。私なら03よ。車検代くらい、7PSのためなら安いもの

装備は何が付く?
| 装備 | 内容(2台共通) |
|---|---|
| ABS | 標準 |
| クラッチ | A&S(アシスト&スリッパー)。軽い力で握れる |
| フロントフォーク | 倒立式 |
| メーター | 反転表示の液晶(スマホと連携) |
| スマホ連携 | 標準(アプリで通知などを表示) |
| USB電源 | Type-A |
| 灯火 | ヘッドライト・ポジション・前後ウインカー・テールがLED |
| クイックシフター | 用品(シフトアップを助けるもの) |
| グリップヒーター | 用品 |
クラッチが軽いの、うれしいです。渋滞で左手が疲れるので
2025年からよ。左手の負担が軽くなるクラッチが付いたの
旅の用品をまとめた「Touring」
用品をまとめて付けた「Touring」のパッケージもある。スクリーン、ナックルガード、専用のグラフィック、クイックシフター、バッグがセットになっている。
| パッケージ | 価格(税込・販売会社希望小売価格) |
|---|---|
| MT-25 Touring | 705,100円 |
| MT-03 Touring | 760,100円 |
ベースのバイクとの差は、どちらも7万2,600円。色はベースと同じ3色から選べる。
カラーは3色
| カラー | MT-25 | MT-03 |
|---|---|---|
| マットライトグレーメタリック4 | 632,500円 | 687,500円 |
| ディープパープリッシュブルーメタリックC | 632,500円 | 687,500円 |
| マットダークグレーメタリック8 | 632,500円 | 687,500円 |
※2025年モデルの設定。バイクは年式で色が入れ替わる
わたしはマットグレーです。ホイールの水色がかわいいので
私は青。MTの顔には、青がいちばん似合うわ
直近の年式で何が変わった?
| 時期 | 変わったこと |
|---|---|
| 2020年3月 | いまの外観と倒立フロントフォークになった |
| 2025年4月 | A&Sクラッチ、スマホ連携と新しい液晶メーター、Type-AのUSB電源が付き、シート・サイドカバー・後ろまわりとテールも変わった。価格は据え置き |
| 2025年5月 | Touringのパッケージを追加 |
2025年は色を変えただけの年ではない。 クラッチの重さ、USB電源、スマホ連携、シートの形が変わった。
走りは、どう評価されている?
実際に乗った評価では、MT-25は上体を起こして乗れる姿勢が好評だ。乗り心地は低い速度だとやや硬めだが、速度が上がると落ち着き、タイヤが路面をつかむ感触があるという。2025年の改良で、シートは足つきに配慮した形に見直されている。
MT-03は、小さな車体に、余裕のあるトルクが評価されている。街なかでも、曲がりくねった道でも扱いやすく、MT-25よりギアを替える回数が少なくて済むという試乗記もある。
わたし、変速が多いのはちょっと面倒です
なら03を試してみなさい。同じ道でも、ギアを替える回数が減るわよ
YZF-R25/R3と比べると
| 項目 | MT-25/MT-03 | YZF-R25/YZF-R3 |
|---|---|---|
| 形 | ネイキッド | フルカウル・スクリーン |
| ハンドル | バーハンドル(上体が起きる) | セパレートハンドル |
| 250の価格(税込) | 632,500円 | 690,800円 |
| 320の価格(税込) | 687,500円 | 726,000円 |
| シート高 | 780mm | 780mm |
| 車両重量 | 166kg | 169kg |
同じ排気量どうしで比べると、YZF-Rは3kg重い。価格は250ccで5万8,300円、320ccで3万8,500円、YZF-Rのほうが高い。シート高は同じ780mmだ。
カウルが付くだけで、けっこう値段が違うんですね
姿勢も違うわ。楽に乗りたいならMT、伏せて走りたいならRよ
MT-25とMT-03は、こんな人に
| こんな人は | 向いているのは |
|---|---|
| 車検の手間と費用を避けたい | MT-25 |
| 少しでも安く買いたい | MT-25(63万2,500円) |
| 出力の余裕が欲しい | MT-03(42PS) |
| 変速の回数を減らしたい | MT-03 |
| カウル付きの姿が好き | YZF-R25/R3 |

125から上がるなら、保険と一緒に考える
125ccのスクーターから250に乗り換えるとき、保険って何か変わるんですか?
変わるわ。125ccまでは車の保険の特約で済んだけど、125ccを超えたらバイクの保険に自分で入るの
車体のほかに、保険のお金もかかるんですね
だから、いま乗っている1台がいくらになるかも一緒に見ておきなさい。業者どうしの相場は、いまも高いままよ。車体代と保険代を足して、売れたお金を引く。その残りで、高いほうのMT-03まで手が届くかが分かるでしょう
📌 まとめ
- 価格はMT-25が63万2,500円、MT-03が68万7,500円。車体は共通で、166kg・シート高780mm・タンク14L・燃料レギュラー
- MT-25は車検なし、MT-03は車検あり。 どちらも普通二輪免許で乗れ、ファミリーバイク特約は使えない
- 2025年モデルはA&Sクラッチ・スマホ連携・USB電源が標準。 楽な姿勢ならMT、カウル付きならYZF-R25/R3
私は03の青。7PSのために車検を受けるのは、安い買い物よ
わたしは25のマットグレーです。車検が無いのと、水色のホイールで決めました。浮いた5万5,000円は、ヘルメットに回します
よくある質問
MT-25とMT-03は何が違う?
排気量(249ccと320cc)と出力、車検の有無、タイヤ(MT-25はバイアス、MT-03はラジアル)が違います。車体・寸法・重さ・シート高・タンク容量は同じです。
どちらも普通二輪免許で乗れる?
乗れます。どちらもクラッチ付きのMTなので、AT限定免許では乗れません。
MT-03の車検はいつ?
新車の初回は3年後、その後は2年ごとです。MT-25は250cc以下なので車検はありません。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式・走行距離・状態で変わります。125ccから乗り換えるなら、手放す125の額を先に調べておくと、車体とバイクの保険の予算を一緒に組めます。
この記事で参照した情報源(23件)
- ヤマハ MT-25/MT-03(公式)
- ヤマハ MT-25/MT-03 特徴・装備(公式)
- ヤマハ MT-25/MT-03 Touring(公式)
- ヤマハ発動機 MT-25/MT-03 2025年モデル
- ヤマハ発動機 MT-25/MT-03 Touring 発売
- ヤマハ発動機 MT-25/MT-03 改良モデル(2020年)
- ヤマハ MT-03/MT-25 カタログ(2023年)
- ワイズギア クイックシフトキット 説明書
- ヤマハ YZF-R25/R3(公式)
- ヤマハ発動機 YZF-R25/R3 2026年モデル
- 大阪府警察 運転免許の種類
- 国土交通省 東北運輸局 二輪車の区分
- 国土交通省 近畿運輸局 二輪車の手続き
- 国土交通省 自賠責保険料
- 改定後の自賠責保険料一覧
- 勝浦町 軽自動車税(種別割)税率表
- 三井住友海上 ファミリーバイク特約
- webオートバイ MT-25 試乗
- タンデムスタイル MT-25 足つき
- Webike MT-03 試乗
- ヤングマシン MT-03 試乗
- ヤングマシン MT-25/MT-03 2025年モデル
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月10日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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