ヤマハ AEROX(アエロックス)155はどんなバイク? 2026年最新、48万1,800円の電子制御CVTとNMAX155との違い
この記事の要点
- AEROX 155は48万1,800円(2色)。 2026年8月31日に日本で発売。155cm³・15PS、軽二輪なので高速道路を走れる
- 電子制御のCVT(T/Sモード・シフトダウン)、4.2インチのカラー画面、スマートキー、トラクションコントロールが標準
- 足元は真ん中が盛り上がったセンタートンネル。 同じエンジンのNMAX155より2万2,000円高い
ヤマハのAEROX(アエロックス)155は、2026年8月31日に日本の正規モデルとして初めて発売された、155ccのスポーツスクーター。価格は2色とも48万1,800円。
中身の柱は、変速を電子制御するCVT「YECVT」。おとなしいTモードと元気なSモードを切り替えられ、ボタンで最大3段までシフトダウンもできる。4.2インチのカラー画面、スマートキー、トラクションコントロールまで標準で付く。同じ155ccのNMAX155より2万2,000円高い。
48万円のスクーターに乗り換えるなら、いまの1台をいくらで手放せるかで、出ていくお金が変わる。

やっと正規で入ってきたわね、AEROX。スクーターなのに、走る側に寄せた形よ
店長、これ顔が怖いです……。わたしはもっと丸い顔のほうが好きです
好みは分かれるでしょうね。でも、ボタンでシフトダウンできるスクーターは、乗ると笑うわよ
AEROX 155って、どんなバイク?
AEROXは、これまで日本では並行輸入車が出回っていた。2026年7月9日に発表され、8月31日にヤマハの正規モデルとして発売された。エンジンはNMAX155やX FORCEと同じ系統の、水冷155cm³の単気筒。回転数によってバルブの動きを切り替えるVVAを使う。
以下は2026年モデルの主要スペック。
| 項目 | AEROX 155 |
|---|---|
| 価格(税込) | 481,800円 |
| エンジン | 水冷 単気筒 155cm³(VVA) |
| 最高出力 | 11kW(15PS)/8,000rpm |
| 最大トルク | 14N·m/6,500rpm |
| 変速 | YECVT(電子制御のVベルト式無段変速) |
| シート高 | 790mm |
| 車両重量 | 132kg |
| 燃料タンク | 5.5L(レギュラー) |
| WMTC燃費 | 41.1km/L |
| ブレーキ | 前後ディスク(230mm)・ABS |
| タイヤ | 前110/80-14/後140/70-14 |
前後14インチのタイヤに、後ろは140の太いタイヤ。 信号で止まるとエンジンが止まるアイドリングストップと、静かにエンジンをかけるスマートモータージェネレーターも付いている。
タンクは5.5Lなんですね。思ったより小さいです
街で使うぶんには困らないわ。シートを開けずに給油できるから、スタンドでも手間が少ないの
電子制御のCVTで、何が変わる?
ふつうのスクーターのCVTは、回転と速度に合わせて変速比が勝手に決まる。AEROXのYECVTは、その変速比をコンピューターで動かす。 だから、同じスロットルでも走り方を選べる。
| 機能 | 中身 |
|---|---|
| Tモード | 街乗り向け。穏やかに加速する |
| Sモード | スロットルへの反応が強くなる |
| シフトダウン | ボタンで、最大3段まで変速比を低くする |
| トラクションコントロール | 後輪の空転を抑える |
シフトダウンのボタンを押すと、エンジンブレーキを強めたり、加速を力強くしたりできる。 マニュアルのバイクでギアを落とすのに近い操作を、クラッチ無しでできる。
スクーターなのに、ギアを落とすみたいな操作ができるんですか!
そう。下り坂で1段落とせば、エンジンブレーキで速度を抑えられるわ
同じ155ccでも、ヤマハのX FORCEはふつうの機械式のCVTで、モードの切り替えもシフトダウンも無い。AEROX、NMAX155、X FORCEの3台のうち、電子制御のCVTを持つのはAEROXとNMAX155だ。この2台のどちらにするかは、足元の形と、画面の使い方で分かれる。
NMAXにも同じ仕組みが付いてるなら、AEROXにする理由って何ですか?
顔と、足元と、14インチのタイヤ。同じ仕組みを、より走る側の車体に載せたのがAEROXよ

装備は、155ccでもひととおり付いている
| 装備 | AEROX 155 |
|---|---|
| メーター | 4.2インチ TFT(カラー) |
| スマホ連携 | Y-Connect(矢印と距離で道案内) |
| キー | スマートキー |
| USB | Type-C |
| フロントの収納 | 左側にフタ付きの小物入れ |
| シート下トランク | 約24.5L |
| ヘッドライト | LED |
| 急ブレーキ時のハザード点滅 | あり(エマージェンシーストップシグナル) |
スマホとつなぐと、曲がる方向と距離が画面に出る。 NMAX155は、スマホのアプリ(Garmin StreetCross)とつなぐと、画面に地図のナビを映せる。
シート下の約24.5Lにはヘルメットが入る。ただし入るかどうかはヘルメットの形と大きさによるので、手持ちのヘルメットを販売店で入れてみたい。
足元の真ん中が盛り上がってますね。荷物、置けなさそうです
そこがAEROXの割り切りよ。膝で車体を挟めるから、曲がるときに体を預けやすいの。そのかわり、またがるときは足を上げることになるわ
カラーは2色
| カラー | 価格(税込) |
|---|---|
| マットダークグレーメタリックA(マットグリーニッシュグレー) | 481,800円 |
| シルバー8(シルバー) | 481,800円 |
※2026年モデル。バイクは年式で色が入れ替わる
どちらの色でも価格は同じ。 色で迷ったら、あの鋭い顔に似合うと思うほうを選べばいい。
シルバーなら、ちょっとかわいく見えるかもです
この顔でかわいいは、無理があるわよ
AEROXが合う人、ほかを選んだほうがいい人
| こういう人 | 選ぶなら |
|---|---|
| スクーターでも、加速やエンジンブレーキを自分で操りたい | AEROX 155 |
| 膝で車体を押さえて、曲がるのを楽しみたい | AEROX 155 |
| 足元に荷物を置きたい | 足元が平らなX FORCE(2026年冬に生産終了の予定) |
| スマホのアプリとつないで、画面に地図のナビを映したい | NMAX155 |
| 給油の回数を減らしたい | タンクの大きいNMAX155(7.1L)やPCX160(8.1L) |
AEROXは、毎日の移動を便利にするより、移動の時間を楽しくするほうに振ったスクーター。 通勤だけに使うなら、足元の平らなスクーターのほうが乗り降りは楽になる。週末に峠道や郊外の道を走るなら、シフトダウンとSモードの出番が増える。
わたしは足元に買い物袋を置きたい派なので、AEROXじゃないですね
それは正しい選び方よ。でも、平日の通勤と週末の遠回り、両方やる人ならAEROXを試してほしいわ
走りは、どう評価されている?
実際に乗った人の評価は、穏やかなTモードと、反応が鋭くなるSモードの差がはっきりしているという点で共通している。シフトダウンを使って加速やエンジンブレーキを操る楽しさも、繰り返し挙がる。
NMAX155と乗り比べた評価では、NMAX155は快適さ寄り、AEROXは運動性寄りという受け止めだ。センタートンネルで車体を体で押さえやすい一方、乗り降りでは足を高く上げる必要がある。
足つきは、乗る人の体格で評価が分かれている。シート高790mmという数字だけでは決まらないので、またがって、両足の着き方を確かめたい。
わたし、乗り降りのたびに足を上げるのは、ちょっと面倒かもです
それなら、足元が平らなX FORCEね。AEROXは、走っている時間を楽しくしたい人のスクーターよ
NMAX155、PCX160と比べると
| モデル | 価格(税込) | 変速 | シート高 | 車両重量 | 燃料タンク | WMTC燃費 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ヤマハ AEROX 155 | 481,800円 | YECVT | 790mm | 132kg | 5.5L | 41.1km/L |
| ヤマハ NMAX155 | 459,800円 | YECVT | 770mm | 135kg | 7.1L | 46.4km/L |
| ホンダ PCX160 | 462,000円 | Vマチック(無段変速) | 764mm | 134kg | 8.1L | 44.9km/L |
3台の差は2万2,000円の中に収まっている。 燃費とタンクの大きさではNMAX155とPCX160、走りの操作の楽しさではAEROX、という分かれ方になる。
NMAXのほうが安くて、燃費もいいんですね
そうね。2万2,000円足すと、センタートンネルと14インチの、曲がるのが楽しい車体が付いてくるの
155ccだから発生するお金の話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区分 | 軽二輪(125cc超〜250cc) |
| 車検 | なし |
| 必要な免許 | 普通二輪(AT限定でも乗れる) |
| 高速道路 | 走れる |
| 軽自動車税 | 年3,600円 |
| 自賠責(24か月) | 8,920円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,780円) |
| ファミリーバイク特約 | 使えない(125cc以下が対象) |
※税率・保険料は改正されることがある
125ccのスクーターから乗り換えると、高速道路に乗れるようになるかわりに、税金が年1,200円上がり、ファミリーバイク特約が使えなくなる。 バイク用の任意保険に、別で入ることになる。
保険が別になるの、見落とすところでした
乗り換えのときに一緒に見積もりなさい。保険は、毎年かかるお金だから

高速道路に乗れる1台へ、いまのバイクを回す
125ccから乗り換える人って、多そうですね。わたしの友達も、高速に乗れないのが不満って言ってました
なら、いまの1台が乗り換えの元手になるわね。売った額が、そのままAEROXの支払いを軽くするの
125ccのスクーターって、そんなに値段つきます?
通勤で使い込んだ1台でも、思ったより数字が出ることがあるわ。バイクの業者オークションは、円安で輸出の需要が強くて、値段が高止まりしているから
乗り換えるお店で、そのまま引き取ってもらうのはダメなんですか?
ダメじゃないわ。書類が一度で済むのは下取りの強みよ。ただ、買取店の数字を先に一つ持っていけば、下取りの額が高いか安いかを自分で判断できるの
比べる材料があれば、言われるままにならずに済みますね
📌 まとめ
- AEROX 155は48万1,800円(2色)。 2026年8月31日に日本の正規モデルとして発売。155cm³・15PSで高速道路を走れる
- 電子制御のCVT(T/Sモード・最大3段のシフトダウン)、4.2インチのカラー画面、スマートキー、トラクションコントロールが標準
- 足元はセンタートンネル。NMAX155より2万2,000円高い。地図のナビを画面に映せるのはNMAX155(アプリとつなぐ)
AEROXは、店長に似合うと思います。わたしは乗り降りが楽なほうにします
褒め言葉として受け取っておくわ。私が乗るなら、マットのグレーで、ずっとSモードよ
よくある質問
AEROX 155は普通二輪のAT限定免許で乗れる?
乗れます。155ccの軽二輪で、普通二輪免許(AT限定を含む)が必要です。小型限定の免許では乗れません。
高速道路は走れる?
走れます。125cc以下の原付二種と違い、高速道路と自動車専用道路を走れます。
NMAX155との一番の違いは?
足元の形と画面の使い方です。AEROXは足元の真ん中が盛り上がったセンタートンネルで、ナビは矢印と距離の案内。NMAX155は、スマホのアプリ(Garmin StreetCross)とつなぐと、地図のナビを画面に出せます。価格はAEROXが2万2,000円高くなります。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式・走行距離・状態で変わります。先に買取の目安を見ておくと、48万1,800円のうちどこまでを売った額でまかなえるかが分かります。
この記事で参照した情報源(19件)
- ヤマハ AEROX(公式)
- ヤマハ AEROX 特徴(公式)
- ヤマハ AEROX 発表(2026年7月9日)
- ヤマハ バイクレンタル AEROX 諸元
- ヤマハ NMAX155(公式)
- ヤマハ NMAX155 特徴(公式)
- ホンダ PCX(公式)
- ホンダ PCX 主要諸元
- 警視庁 二輪免許の種類
- 柏市 軽自動車税の税率
- 損害保険料率算出機構 自賠責保険の基準料率(2026年4月改定のお知らせ)
- 国土交通省 自賠責保険料
- ヤングマシン AEROX 発表
- モーターサイクリスト AEROX 発表
- バイクブロス AEROX カタログ
- Webikeプラス AEROX 試乗
- webオートバイ AEROX 試乗
- Motor-Fan AEROXとNMAX155の比較試乗
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月11日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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