BMW R18の4モデルの違いは? 2026年最新、Classic(クラシック)・Roctane(ロクテイン)・Bの価格・評判・足つき720mmを比較

この記事の要点

  • R 18は263万8,000円〜、Classicは276万6,000円〜、Roctaneは283万7,000円〜、Bは351万2,000円〜。 同じモデルでも、色とOption 719の仕様で値段が変わる
  • 4台とも1,801ccのボクサーで、163N·m。シート高は720〜730mmでも、重さは354〜412kg
  • 4台ともリバース(後退)のギアとクルーズコントロールが付く。 Bはフェアリングとケース、オーディオまで付いた旅仕様

BMWのR 18(アール18)は、1,801ccの巨大なボクサーを積んだ、BMWのクルーザー。日本では、R 18、R 18 Classic(クラシック)、R 18 Roctane(ロクテイン)、R 18 B(バガー)の4つのモデルが売られている。

価格はR 18の263万8,000円から、R 18 Bの351万2,000円から。Option 719の仕様を選ぶと、いちばん高いもので377万8,000円になる。エンジンは4台とも同じで、シート高はどれも720〜730mmと低い。違うのは、ホイールの大きさと、スクリーンやケースといった旅の装備、そして354kgから412kgまでの重さだ。

同じモデルでも、色と仕様で最大36万4,000円値段が変わるのが、このR 18。どの仕様まで選べるかは、いま乗っているバイクの値段しだいだ。

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BMW R 18を斜め前から見たカット。黒い長い車体、横に大きく張り出した水平対向2気筒、むき出しのシャフトドライブ、丸いヘッドライト、ティアドロップ型のタンク、前19インチ・後18インチのホイール
BMW R 18(ブラック・ストーム・メタリック)
モモ
モモ

店長、このエンジン、横にすごく出てます! 足が当たっちゃいそう!

レイ
レイ

R 18よ。1,801ccのボクサー。片側のシリンダーだけで900ccあるわ

モモ
モモ

シートは低いのに、なんだかすごく重そうです

レイ
レイ

重いわよ。いちばん軽いR 18で354kg。全部のモデルに後ろへ下がるギアが付いているのは、この重さならありがたいわ

R 18って、どんなバイク?

R 18の4モデルは、2025年4月にそろって改良された。排ガス規制のEuro 5+に対応し、トルクは163N·mに更新された。R 18は後輪を16インチから18インチに、Classicは前輪を16インチから19インチに変えている。

以下は4台の主要スペック。

項目R 18R 18 ClassicR 18 RoctaneR 18 B
価格(税込)2,638,000円〜2,766,000円〜2,837,000円〜3,512,000円〜
シート高720mm730mm720mm720mm
車両重量354kg378kg384kg412kg
燃料タンク約16L約16L約16L約24L
WMTC燃費17.85km/L17.85km/L17.85km/L17.24km/L
ホイール(前/後)19/18インチ19/16インチ(スポーク)21/18インチ19/16インチ
全長2,465mm2,465mm2,615mm2,560mm

※車両重量は国内の届出値(燃料100%)

エンジンは4台とも、空油冷の水平対向2気筒1,801cc、67kW(91PS)/4,750rpm、163N·m/3,000rpm。6速で、後輪はシャフトで駆動する。

163N·mを3,000rpmで出す。 回転を上げなくても、車体を押し出すような力がある。

モモ
モモ

91PSって、意外とふつうなんですね

レイ
レイ

馬力で走るバイクじゃないの。低い回転から湧く太いトルクで、地面を蹴るように進むのを楽しむのよ

4台の違いは、旅の装備と見た目

モデルどんなバイクか主に付くもの
R 18いちばん素のクルーザー4台に共通の装備(下の表)
R 18 Classicスクリーン付きのクルーザースクリーン、補助のライト、足を乗せるフロアボード、スポークホイール
R 18 Roctane前21インチのバガー前21インチの大きなフロントホイール
R 18 Bフェアリング付きのバガーフェアリング、固定式のケース、TFTメーター、ラジオとMarshallのスピーカー

R 18は、飾りの少ない、いちばん素の形。 Classicには、スクリーンと補助ライト、フロアボードが付く。Classicのソフトバッグは販売店のオプションになる。

Roctaneは、前21インチの大きなホイールで、前を高く見せるバガーのスタイル。Bは、ハンドルの前に大きなフェアリングを付け、左右に固定式のケースを持つ。

Bは、後ろのサスペンションも違う。荷物や2人乗りで重さが変わると、電子油圧式のプリロード調整が車高を補ってくれる。サスペンションのストロークも、後ろが120mmと、ほかの3台の90mmより長い。ケースに荷物を積んで、2人で旅に出るための作りだ。

かつて日本で売られていた「R 18 Transcontinental(トランスコンチネンタル)」は、いまは販売終了になっている。

4台とも付いているものは次のとおり。

装備4台とも
リバース(後退)のギア、いわゆるバックギア標準
クルーズコントロール標準(R 18 Bの装備表にはACCも載っている)
グリップヒーター標準
ヒルスタート(坂道で下がらないよう助ける)標準
キーレス標準
トラクションコントロール(ASC)・ライディングモード標準
ETC2.0標準
モモ
モモ

全部に、バックできるギアが付いてるんですね。重いから、ありがたいです

レイ
レイ

そう。400kgを駐車場で後ろに押すのは、腕力じゃどうにもならないもの

BMW R 18の4モデルの図解。左からR 18「263万8,000円〜・354kg・素のクルーザー」、R 18 Classic「276万6,000円〜・378kg・スクリーンとフロアボード」、R 18 Roctane「283万7,000円〜・384kg・前21インチ」、R 18 B「351万2,000円〜・412kg・フェアリングとケース」。下に「4台とも1,801ccボクサー・リバースギア・シート720〜730mm」。端に小さなキャラクター
R 18の4モデルの違い

色とOption 719の仕様で、値段が変わる

モデルカラー価格(税込)
R 18ブラック・ストーム・メタリック2,638,000円
R 18ミネラル・グレー・メタリック・マット2,679,000円
R 18ブルックリン・グレー・メタリック2,721,000円
R 18 Option 719ベルベット・グリーン・メタリック2,906,000円
R 18 Classicブラック・ストーム・メタリック2,766,000円
R 18 Classicミネラル・グレー・メタリック・マット2,815,000円
R 18 Classicブルックリン・グレー・メタリック2,998,000円
R 18 Classic Option 719オリエンタル・ブルー・メタリック3,130,000円
R 18 Roctaneブラック・ストーム・メタリック2,837,000円
R 18 Roctaneミネラル・グレー・メタリック・マット2,891,000円
R 18 Roctaneドラゴンファイヤー・レッド・メタリック2,935,000円
R 18 Bブラック・ストーム・メタリック3,512,000円
R 18 Bミネラル・グレー・メタリック・マット3,564,000円
R 18 Bドラゴンファイヤー・レッド・メタリック3,611,000円
R 18 B Option 719ブラック・ストーム・メタリック23,778,000円

※バイクは年式で色が入れ替わる

同じR 18でも、黒とOption 719の緑では26万8,000円違う。 Option 719の仕様には、「Icon」というデザインのホイールと、Option 719のシートが付く。Classicのブルックリン・グレーには、Black仕様のパワートレインと、デザインオプションの排気管が付く。値段の差は、色だけの差ではない。

モモ
モモ

Option 719の緑のR 18、渋くて上品で、すっごく好きです

レイ
レイ

趣味は悪くないわね。私はRoctaneの赤。前21インチに赤い車体は、遠くから見ても目立つわ

足つきは低い。でも重さは別

4台ともシート高は720〜730mm。

ただ、重さは354kgから412kg。足が地面に届くことと、その重さを支えられることは別の話になる。

左右に張り出したシリンダーと、足を下ろす位置の関係は、またがって確かめたい。

駐車場で後ろに下がるときはリバースのギア、坂道で発進するときはヒルスタートが使える。それでも、傾いた車体を起こすのは、自分の体だ。

モモ
モモ

足は着くのに、倒しそうになったら支えられない……ってことですよね

レイ
レイ

そういうこと。販売店で、ハンドルを切ったまま少し押してみなさい。数字より、そっちのほうが正直よ

初期のFirst Editionと、ボバーという呼び方

R 18が日本で出たときには、「First Edition(ファーストエディション)」という特別な仕様があった。 2020年5月14日に受注が始まり、そのときの価格は標準のR 18が254万7,000円、First Editionが297万6,500円。黒の車体に白いピンストライプ、クロームの部品、シートのバッジ、First Editionと書かれたサイドカバーが目印で、後退を助けるリバースアシストも付いていた。

R 18 Transcontinentalは、2021年8月5日に日本で予約が始まったモデルだ。いまの日本の公式サイトでは「販売終了」になっている。

R 18 Bの「B」は、バガーの意味。 「ボバー」という呼び方は、純正のカスタム用品「R 18 ボバーキット」で使われている名前で、Bとは別の話になる。

中古で探すときは、年式に気をつけたい。2021年ごろの公式の資料には、リバースをオプションと書いたものもある。また、R 18系の5車種は、リバースの制御ユニットのリコールの対象になり、2025年3月3日から対応が始まっている。

モモ
モモ

ファーストエディション、黒に白い線でかっこいいです!

レイ
レイ

気に入った1台が見つかったら、年式と、リコールの対応が済んでいるかを販売店に聞くこと

走りは、どう評価されている?

実際に乗った評価では、巨大なボクサーの鼓動と、エンジンをかけたときに車体がぐっと揺れるトルクの反動が、R 18のいちばんの個性として挙がる。

Roctaneは前21インチと姿勢の違い、Bはフェアリングによる防風と快適装備が、評価のときに取り上げられる。

Classic(クラシック)については、重心が低くて安心感があり、大きな見た目ほど走りは重ったるくない、という評価が試乗記でそろっている。スクリーンで風を受けにくく、落ち着いて長い距離を走れる点も共通して挙がる。

一方で、どのモデルも重く、押して歩くときや駐車場での取り回しは、体格によって感じ方が大きく変わる。 乗り心地の感じ方も、人によって違う。

モモ
モモ

エンジンをかけると揺れるって、なんだか生きものみたいですね

レイ
レイ

そうよ。あの揺れを一度味わうと、ほかのクルーザーが静かすぎて物足りなくなるわ

ハーレーの大きなクルーザーと比べると

モデル価格(税込)排気量シート高車両重量
BMW R 182,638,000円〜1,801cc720mm354kg
ハーレーダビッドソン ファットボーイ3,275,800円〜1,923cc675mm315kg
BMW R 18 B3,512,000円〜1,801cc720mm412kg
ハーレーダビッドソン ストリートグライド3,688,300円〜1,923cc715mm368kg

※重量は各社の公表値

R 18は、ファットボーイより63万7,800円安い。 そのかわり39kg重い。バガー同士では、R 18 Bはストリートグライドより17万6,300円安く、44kg重い。

ハーレーはVツイン、R 18はボクサー。同じ大きなクルーザーでも、エンジンの形が違うので、鼓動の感じ方も違う。 ハーレーのVツインは低く太い音、R 18のボクサーは始動のときに車体が揺れる反動と、受ける印象が違う。

モモ
モモ

BMWのほうが安くて、ハーレーのほうが軽くてシートが低い……迷いますね

レイ
レイ

そう。値段でBMW、軽さと足つきでハーレー。どっちが偉いという話じゃないわ。最後は、エンジンをかけたときの揺れ方で決める人が多いはずよ

どんな人に合う?

こんな人は合うのは
飾りの少ないクルーザーがいいR 18
スクリーンとフロアボードが欲しいR 18 Classic
前21インチのバガーの見た目が好きR 18 Roctane
ケースとオーディオが欲しいR 18 B
できるだけ軽いR 18がいいR 18(354kg)

大型二輪だから発生するお金の話

項目内容
車検あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと)
必要な免許大型二輪
軽自動車税年6,000円
自賠責(24か月)8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円)
メーカー保証初度登録から3年(走行距離の制限なし)

※税率・保険料は改正されることがある

燃料は4台ともハイオクを指定している。

BMW R 18の選び方の図解。上に「どんな旅をするかで選ぶ」。素のクルーザー→R 18(263万8,000円〜)、スクリーンとフロアボード→R 18 Classic、前21インチのバガー→R 18 Roctane、ケースとオーディオで遠くへ→R 18 B(351万2,000円〜)。下に「4台とも後退できるリバースギア付き」。端に小さなキャラクター
R 18の選び方

Option 719まで選べるかは、いまのバイクの値段で決まる

モモ
モモ

Option 719の緑がいいんですけど、黒より27万円近く高いんですよね。ホイールとシートも付くとはいえ……

レイ
レイ

そうね。でも、その差を全部、手元のお金で埋める必要はないわ

モモ
モモ

いまのバイク、もう古いから、たいした値段は付かないと思います

レイ
レイ

そう思っている人ほど、一度値段を調べておきなさい。いまはバイクの相場が高めなの。古いからと片付けていた1台に、思わぬ金額が出ることもあるわ

モモ
モモ

それで予算が増えたら、緑に決められます!

レイ
レイ

そういうこと。売った額は、そのまま買うほうの予算に乗る。予算が増えれば、Option 719の27万円を払えるかどうかの答えが変わるわ。下取りに出す前に、買取店の数字を1回見ておきなさい。見るのはタダよ

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📌 まとめ

  • R 18は263万8,000円〜、Classicは276万6,000円〜、Roctaneは283万7,000円〜、Bは351万2,000円〜。 色とOption 719の仕様で値段が変わる
  • 4台とも1,801ccのボクサー・163N·m。シート高は720〜730mmだが、重さは354〜412kg
  • 4台ともリバースのギアとクルーズが付く。 スクリーンが欲しいならClassic、ケースとオーディオならB、前21インチの見た目ならRoctane
モモ
モモ

わたしは、R 18のOption 719の緑です。いちばん素の形に、いちばん好きな色なので

レイ
レイ

私はRoctaneの赤ね。前21インチで、エンジンの揺れを全身で受けたいわ

モモ
モモ

店長、384kgですよ?

レイ
レイ

分かっているわよ。だから買う前に、リバースで下がるところまで販売店で試すの

よくある質問

R 18の4モデルのエンジンは同じ?

同じです。4台とも空油冷の水平対向2気筒1,801ccで、67kW(91PS)・163N·mです。

R 18の足つきは?

シート高はR 18・Roctane・Bが720mm、Classicが730mmです。足は着きやすいですが、重さは354〜412kgあります。

R 18はバックできる?

できます。4台ともリバース(後退)のギアが標準で付いています。

R 18のファーストエディションとは?

2020年に日本でR 18が出たときの特別な仕様です。黒の車体に白いピンストライプ、クロームの部品などが付き、発表時の価格は297万6,500円でした。

R 18 Bはボバー?

Bはバガーの意味です。「ボバー」は、純正のカスタム用品「R 18 ボバーキット」で使われている呼び方です。

R 18の評判は?

実際に乗った評価では、巨大なボクサーの鼓動と、エンジンをかけたときに車体が揺れるトルクの反動が、いちばんの個性として挙がります。一方で、重さと大きさは体格によって感じ方が大きく変わります。

いま乗っているバイクは、いくらで売れる?

年式や距離、カスタムの有無で金額は変わります。目安が分かれば、R 18の黒にするか、Option 719の仕様まで上げるかを決めやすくなります。

この記事で参照した情報源(27件)

※この記事は2026年10月21日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。

※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。

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