スズキ Vストローム250とGSX250Rは何が違う? 同じ248cc 2気筒の2台を、2026年モデルのタンク・重さ・価格で比べる
この記事の要点
- 長い距離を旅するならVストローム250。 タンク17L・キャリア・ナックルカバー・センタースタンド付きで68万5,300円
- 軽さとフルカウルの見た目で選ぶならGSX250R。 Vストロームより10kg軽い181kgで、63万5,800円〜64万7,900円
- 2台とも248ccの並列2気筒(24PS)で、車検なし・普通二輪で乗れる
スズキ Vストローム250とGSX250Rは、どちらも248ccの水冷並列2気筒を積む250ccのバイクだ。エンジンの型式・出力・トルクは2台とも同じで、どちらも車検がなく、普通二輪免許で乗れる。
違うのは形と使い道。Vストローム250はキャリアやナックルカバーを持つ旅向けのアドベンチャー、GSX250Rは10kg軽いフルカウルスポーツ。 価格はVストローム250が68万5,300円、GSX250Rが63万5,800円から。2026年7月にはVストローム250が改良され、ヘッドライトがLEDになった。2台の選び分けを整理する。
250ccは車検がなく、持つ負担が軽い。いまのバイクを残して2台目にするか、入れ替えるかは、手元の1台の相場を見てから決めればいい。

店長、このバイク、大きいVストロームに似てますね
Vストローム250よ。でも中身は、フルカウルのGSX250Rと同じ型式のエンジンなの
え、あのフルカウルのですか?
そう。同じ2気筒を、旅向けとスポーツ向けに作り分けているのよ
2台って、どんなバイク?
GSX250Rは2017年4月、Vストローム250は2017年7月に日本で発売された。どちらも長く作られている250ccで、エンジンは2台とも型式J517の水冷並列2気筒だ。
以下は2026年モデルの主要スペック。
| 項目 | Vストローム250 | GSX250R |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 685,300円 | 635,800円〜647,900円 |
| エンジン | 水冷4スト SOHC 並列2気筒 248cm³ | 同じ |
| 最高出力 | 18kW(24PS)/8,000rpm | 同じ |
| 最大トルク | 22N·m/6,500rpm | 同じ |
| 変速機 | 6速MT | 6速MT |
| 全長×全幅×全高 | 2,150×880×1,295mm | 2,085×740×1,110mm |
| ホイールベース | 1,425mm | 1,430mm |
| シート高 | 800mm | 790mm |
| 最低地上高 | 160mm | 160mm |
| 車両重量 | 191kg | 181kg |
| 燃料タンク | 17L | 15L |
| WMTC燃費 | 32.1km/L | 32.8km/L |
Vストローム、タンクが17Lもあるんですね
タンクが大きいぶん、給油の回数が減るわ。旅のバイクらしいところね
GSX250Rは、10kg軽くてシートも低いんですね
10kg軽いぶん、押して歩くのは楽なはずよ。足つきは体格しだいだから、またがって比べなさい
Vストローム250とGSX250Rは、どこが違う?
| 項目 | Vストローム250 | GSX250R |
|---|---|---|
| 形 | アドベンチャー | フルカウルスポーツ |
| ヘッドライト | 縦に並んだLEDプロジェクター(2026年7月から) | LED |
| ABS | 前後(2026年7月にユニット更新) | 前後 |
| メーター | 液晶(ギア表示・平均燃費など) | 液晶(ギア表示など) |
| タンク | 17L | 15L |
| シート高/車両重量 | 800mm/191kg | 790mm/181kg |
Vストローム250には、リヤキャリア・ナックルカバー・センタースタンド・DC12Vのアクセサリーソケットが標準で付く。ツーリング用のケースは別売りだ。
Vストロームには、センタースタンドまで付いてるんですね
チェーンの掃除や整備のとき、車体を立てておけるわ。キャリアもナックルカバーも含めて、旅の道具が最初から揃っているの
スマホの充電は、どうするんですか?
Vストローム250の電源はUSBじゃなくて、DC12Vのソケットよ。USBに変えるアダプターを1つ用意しておきなさい
わたしはGSX250Rの白がいいです。カウルの付いたバイク、一回乗ってみたかったので
私もGSX250R。中身が同じなら、軽いほうがいいわ

カラーと価格
GSX250Rは、色によって価格が1万2,100円違う。
| 車種 | カラー | 価格(税込) |
|---|---|---|
| Vストローム250 | パールネブラーブラック/ソリッドダズリングクールイエロー | 685,300円 |
| Vストローム250 | ダイヤモンドレッドメタリック/パールネブラーブラック | 685,300円 |
| Vストローム250 | マットフラッシュブラックメタリック/パールネブラーブラック | 685,300円 |
| Vストローム250 | パールネブラーブラック/パールグレッシャーホワイトNo.2 | 685,300円 |
| GSX250R | トリトンブルーメタリックNo.2 | 647,900円 |
| GSX250R | パールグレッシャーホワイトNo.2 | 647,900円 |
| GSX250R | ダイヤモンドレッドメタリック/パールネブラーブラック | 635,800円 |
| GSX250R | パールネブラーブラック | 635,800円 |
※2026年モデルの設定。バイクは年式で色が入れ替わる
GSX250Rは、青と白が少し高いんですね
性能は色で変わらないわ。それでも白が欲しいなら、払うしかないわね
直近の年式で何が変わった?
| 車種・年式(発売) | 変わったこと |
|---|---|
| GSX250R 2024年モデル(2024年4月) | LEDヘッドライトを採用 |
| Vストローム250 2024年モデル(2024年4月) | 諸元・色は継続。668,800円 |
| GSX250R 2026年モデル(2026年1月) | カラー・グラフィック変更。価格は継続 |
| Vストローム250 2026年モデル(2026年7月) | 丸いヘッドライトを縦に並んだLEDプロジェクターに変更、ABSユニットを更新、白と黒を追加。685,300円 |
Vストロームは、つい最近顔が変わったんですね
そうよ。中古で探すなら、丸いライトの年式か、縦のLEDの年式かで見た目がかなり違うわ
走りは、どう評価されている?
試乗では、Vストローム250は中くらいの速度からアクセルを開けたときにもうひと加速でき、高速道路で巡航していても疲れにくいと評価されている。急がず、落ち着いて旅を楽しむバイクだ。
GSX250Rは、高い回転の最高出力より、普段使う回転のトルクと扱いやすさを重視した作り。外観から想像するほど過激ではなく、親しみやすく快適なスポーツバイクだという。
どちらも足つきや乗り心地は体格で変わる。2台にまたがって、ハンドルの高さと重さの違いを確かめたい。
高速道路に乗るなら、どっちがいいですか?
長い距離ならVストロームね。高速道路で疲れにくい、という評価が出ているのはこっちよ
名前の似たVストローム250SXとは、何が違う?
スズキには、Vストローム250SXという別のバイクもある。名前は似ているが、エンジンも車体も違う。Vストローム250とSXは、どちらも現行モデルとして並んで売られている。
| 項目 | Vストローム250 | Vストローム250SX |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 685,300円 | 599,500円 |
| エンジン | 水冷 並列2気筒 248cm³ | 油冷 単気筒 249cm³ |
| 最高出力 | 24PS | 26PS |
| シート高 | 800mm | 835mm |
| 車両重量 | 191kg | 164kg |
| 燃料タンク | 17L | 12L |
SXのほうが安くて、27kgも軽いんですね!
そのかわり、シートは35mm高くて、タンクは5L小さい。名前じゃなくて、軽さを取るか、タンクの大きさと低いシートを取るかで選ぶの
2台の違いは、別の記事で詳しく比べている。
250ccだから発生するお金の話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車検 | なし(250cc以下) |
| 必要な免許 | 普通二輪(クラッチ付きのMTなのでAT限定では乗れない) |
| 軽自動車税 | 年3,600円 |
| 重量税 | 新車登録時のみ(継続車検がないため、その後はかからない) |
| 自賠責(24か月) | 8,920円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,780円) |
| ファミリーバイク特約 | 使えない(125cc以下が対象) |
※税率・保険料は改正されることがある
車検がないのは、やっぱり気楽ですね
気楽よ。ひとつ落とし穴があるとすれば保険ね。125ccから乗り換える人は、車の保険の特約が使えなくなるから、バイクの保険に自分で入ることになるわ

2台目にするか、入れ替えるか
250ccって車検がないから、いまのバイクを残して2台目にするのもありかなって思うんです
ありよ。でも税金と保険と置き場所は2台分になるわ。残すか手放すかは、いまの1台がいくらになるかを見てから決めればいいの
手放す気がないのに、値段を見るのって変じゃないですか?
変じゃないわ。見るだけなら、メーカーと車種を選んで、個人情報なしで目安が出るもの。数字を知っておけば、どっちを選んでも後悔が少ないでしょう
もし思ったより高かったら、迷っちゃいそうです
迷えばいいのよ。業者のオークションでは、輸出に回す買い手もいるから、相場が高めに保たれているの。売れた金額が大きければ、GSX250Rの白も、Vストロームも、どちらも予算に入ってくるわ
売るなら、買ったお店に下取りしてもらうのがいちばん楽ですよね
楽なのはね。金額だけで比べるなら、買取のほうが上に出やすいの。両方の数字を見てから決めなさい
📌 まとめ
- 価格はVストローム250が68万5,300円、GSX250Rが63万5,800円〜64万7,900円。同じ248ccの並列2気筒で24PS、車検なし
- Vストローム250は17Lタンク・キャリア・ナックルカバー・センタースタンド付きの旅仕様。 GSX250Rはシート高790mm・181kgの軽いフルカウル
- Vストローム250は2026年7月に縦に並んだLEDヘッドライトと新しいABSユニットを採用。単気筒のVストローム250SXとは別のバイク
わたしは、やっぱりGSX250Rの白です。Vストロームより軽くて、カウル付きなので
私はVストローム250。17Lのタンクとセンタースタンド。泊まりの旅に連れていくならこっちよ
さっき、軽いほうがいいって言ってませんでした?
近所を走るならね。泊まりのツーリングに出るなら、センタースタンドのあるほうを取るわ
よくある質問
Vストローム250とGSX250Rは同じエンジン?
エンジンの型式(J517)・排気量248cc・最高出力24PS・最大トルク22N·mが同じ、水冷並列2気筒です。車体・タンク・最終減速比などは別です。燃費の数字も少し違います。
Vストローム250とVストローム250SXは何が違う?
Vストローム250は水冷並列2気筒(248cc)、Vストローム250SXは油冷単気筒(249cc)で、別のバイクです。SXは8万5,800円安く、27kg軽い164kgですが、シート高は35mm高く、タンクは12Lです。
USB電源は付いている?
Vストローム250の電源はDC12Vのアクセサリーソケットです。スマホを充電するには、USBに変えるアダプターが要ります。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式・走行距離・状態で変わります。いまのバイクを残すか手放すかを決める前に相場を見ておくと、2台持ちと入れ替えのどちらが合うかを比べやすくなります。
この記事で参照した情報源(23件)
- スズキ Vストローム250 主要諸元・カラー(公式)
- スズキ Vストローム250 装備(公式)
- スズキ GSX250R 主要諸元・カラー(公式)
- スズキ GSX250R(赤・黒)価格(公式)
- スズキ GSX250R 装備(公式)
- スズキ Vストローム250SX 主要諸元(公式)
- スズキ バイクラインアップ(公式)
- スズキ Vストローム250 日本発売のお知らせ(2017年)
- スズキ GSX250R 日本発売のお知らせ
- スズキワールド Vストローム250 2026年モデル案内
- スズキワールド Vストローム250 LED化の変更点
- スズキワールド GSX250R 2026年モデル案内
- Car Watch GSX250R 2026年モデル
- Webike GSX250R 2024年モデル(LED化)
- MotorFan Vストローム250 2024年モデル
- 国土交通省 二輪車の検査
- JAF Mate 自賠責保険料の2026年11月改定
- 損保料率の改定後一覧(軽二輪)
- 勝浦町 軽自動車税(種別割)税率表
- スズキのバイク! Vストローム250 試乗
- Webike Vストローム250 試乗
- バイクブロス GSX250R 試乗
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第2四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月9日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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