ドゥカティ デザートXの価格とスペックは? 2026年最新、890ccになった新型とラリーの違い・シート高860mm
この記事の要点
- 新型デザートXは212万円・890cc・110.3PS。 2026年9月12日に日本で発売
- 日本仕様のシート高は860mm。 重さは209kg(燃料を除く装備重量)
- デザートX ラリーは270万4,000円・937cc。 新型の上位版ではなく、エンジンもフレームも違う
ドゥカティのデザートX(DesertX)は、前21インチのホイールを持つ、未舗装の道も走れるアドベンチャーバイク。2026年9月12日に、890ccの新しい2気筒を積んだ新型が日本で発売された。
価格は新型のデザートXが212万円。サスペンションのストロークが長い「デザートX ラリー」は270万4,000円で、こちらは937ccのエンジンを積む別の仕様になる。
212万円のデザートXか、270万円のラリーか。いまのバイクが高く売れれば、ラリーまで見えてくる。

店長、このバイク、目が2つあります!
デザートX。丸いライトが2つ並んだ顔が目印よ
タイヤの溝が、すごくゴツゴツしています
前は21インチで、土の道を走るためのタイヤを履いているの。2026年の新型で、エンジンも新しくなったわ
デザートXって、どんなバイク?
デザートXは、前21インチ・後ろ18インチのホイールと、長いストロークのサスペンションを持つアドベンチャーバイク。ドゥカティのアドベンチャーには、前19インチのムルティストラーダもあり、デザートXは前輪が大きいほうの系統になる。
2026年3月に、890ccの新しいV型2気筒を積んだ新型が発表され、日本では2026年9月12日に発売された。これまでの937ccから、エンジン、フレーム、タンク、点検の間隔までが変わっている。
| 項目 | 新型デザートX | デザートX ラリー |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 2,120,000円 | 2,704,000円 |
| エンジン | 890cc V型2気筒(スプリング式) | 937cc L型2気筒(デスモドロミック) |
| 最高出力 | 110.3PS | 110PS |
| 最大トルク | 92N·m | 92N·m |
| シート高 | 860mm | 910mm |
| 重さ(燃料を除く装備重量) | 209kg | 211kg |
| 燃料タンク | 18L | 21L |
出力とトルクはほぼ同じで、ラリーは58万4,000円高い。 そのうえで、エンジンの形式、サスペンションの長さ、シートの高さ、フレームの作りが違う。
エンジンの数字は、ほとんど同じなんですね
数字は近いわ。違うのは中身よ。58万4,000円で、ストロークと本気度が上乗せされると思いなさい
新型のエンジン:890cc・110.3PS
新型が積むのは、ドゥカティの新しい890ccのV型2気筒。バルブをばねで閉じるスプリング式で、吸気のタイミングを変える仕組みを持つ。パニガーレV2やムルティストラーダV2と同じ系統のエンジンだ。
最高出力は110.3PS(9,000rpm)、最大トルクは92N·m(7,000rpm)。同じ890ccでも、最高出力が出る回転数は、パニガーレV2の10,750rpmより低い。同じエンジンを積むモンスター+も、最高出力は9,000rpmで111PSと、デザートXに近い数字だ。
フレームは新しく設計したアルミのモノコックで、タンクは樹脂製の18L。燃費は、欧州の基準で100kmあたり5.4Lだ。
パニガーレと同じエンジンで、土の道も走るんですね
同じ系統でも、数字の出し方はバイクごとに違うの。デザートXは9,000rpmで最高出力。パニガーレV2より1,750rpmも低いわ
回転数のことは、まだよく分かりません……
いまは"パニガーレとは性格が違う"とだけ覚えておけばいいわ
足まわり:前230mm・後ろ220mmのストローク
| 項目 | 新型デザートX | デザートX ラリー |
|---|---|---|
| 前サスペンション | KYB 径46mm 倒立(フル調整) | KYB 径48mm 倒立 |
| ストローク | 前230mm/後ろ220mm | 前250mm/後ろ240mm |
| ホイール | クロススポーク(チューブレス) | スポーク(チューブ式) |
| 前ブレーキ | 径305mmのディスク2枚 | 径320mmのディスク2枚 |
| フレーム | アルミのモノコック | スチールのトレリス |
新型は、スポークのままチューブの要らないホイール。 ラリーのスポークホイールは、中にチューブを入れる作りになる。タイヤはどちらもピレリの「スコーピオン ラリー STR」で、前が90/90-21、後ろが150/70R18。
ラリーは、ストロークが前後とも20mm長く、オーリンズの調整式ステアリングダンパーと、カーボンのサンプガードを持つ。シート高は910mmと、新型より50mm高い。軸距は新型が1,615mm、ラリーが1,625mmで、ラリーの最低地上高は280mmある。タンクはラリーが21Lと大きく、燃費は欧州の基準で100kmあたり5.6L。クイックシフターとクルーズコントロールは、ラリーにも標準で付く。
910mmは、わたしにはちょっと……
ラリーは、長いストロークで荒れた道を走る人のための仕様よ。足つきで選ぶなら、まず新型ね
日本仕様のシート高は860mm
日本で売られる新型デザートXのシート高は、860mm。国内の発表では、ローサスペンションを標準で付けると案内されている。
| 装備 | 内容 |
|---|---|
| ライディングモード | スポーツ/ツーリング/アーバン/ウェット/エンデューロ/ラリー |
| クイックシフター | 上げ下げ両方(DQS 2.0)が標準 |
| クルーズコントロール | 標準 |
| メーター | 5インチのTFT |
| USB電源 | 2つ |
| ABS | コーナリングABS |
ライディングモードは6つあり、そのうち2つが未舗装路向けの「エンデューロ」と「ラリー」。 クラッチを握らずにギアを上げ下げできるクイックシフターと、クルーズコントロールが標準で付く。スマートフォンとつなぐ機能や、グリップヒーターはオプションで付けられる。
クルーズコントロールまで付いているなら、高速道路も楽そうです
土の道まで行くには、まず高速道路を走るものね。そこで助かる装備よ

937ccから890ccへ、ここが変わった
| 時期 | 変わったこと |
|---|---|
| 2024年 | 装備を足した「デザートX ディスカバリー」を発表(937cc) |
| 2026年3月 | 890ccの新型デザートXを発表 |
| 2026年9月12日 | 新型デザートXが日本で発売 |
新型では、エンジンが937ccのデスモドロミックから、890ccのスプリング式に変わった。 フレームはスチールのトレリスからアルミのモノコックへ、タンクは樹脂製の18Lへ変わり、点検の間隔も変わっている。
日本のサイトには、2025年モデルまでの937ccのデザートXや、ディスカバリーのページも残っている。名前は同じでも、新型とは世代が違うので、ページを見るときは年式を確かめたい。新型は、新しいハイパーモタードV2と同じ発表で、日本に導入された。
同じ名前でも、中身がぜんぶ変わったんですね
そう。中古で探すときは、937ccか890ccかを最初に確かめなさい
ムルティストラーダV2と比べると
同じ890ccのエンジンを積むアドベンチャーに、ムルティストラーダV2がある。価格はほとんど同じだ。
| 項目 | デザートX | ムルティストラーダV2 |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 2,120,000円 | 2,124,000円 |
| 最高出力 | 110.3PS | 115.6PS |
| 前ホイール | 21インチ | 19インチ |
| ストローク | 前230mm/後ろ220mm | 前後170mm |
| シート高 | 860mm(日本仕様) | 830〜850mm |
| 重さ(燃料を除く装備重量) | 209kg | 199kg |
| 燃料タンク | 18L | 19L |
価格の差は4,000円で、デザートXのほうが10kg重く、ストロークは50mm以上長い。 前のホイールも、デザートXは21インチ、ムルティストラーダV2は19インチと違う。未舗装の道をどれだけ走るかで、どちらを選ぶかが決まる2台だ。
値段はほとんど同じなのに、こんなに違うんですね!
土の道に行くなら、21インチのデザートX。舗装路が中心なら、ムルティストラーダV2ね
大型二輪だから発生するお金の話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要な免許 | 大型二輪(MT) |
| 車検 | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 軽自動車税 | 年6,000円 |
| 自賠責(24か月) | 8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円) |
| メーカー保証 | 24か月(走行距離の制限なし) |
| 点検(新型) | 毎年。オイルは15,000kmまたは24か月ごと、バルブは45,000kmごと |
| 点検(ラリー) | オイルは15,000kmまたは24か月ごと、バルブは30,000kmごと |
※税率・保険料は改正されることがある
新型は、バルブの点検が45,000kmごとになった。 デスモドロミックのラリーは30,000kmごとなので、新型のほうが間隔は長い。どちらも250ccを超えるので車検があり、400ccを超えるので大型二輪の免許が必要になる。

新型か、ラリーも視野に入れるか
新型とラリーで、58万円くらい違うんですね
売った額は、そのまま買うほうの予算に乗るでしょう。そこが増えれば、新型で足りるか、ラリーまで届くかが変わるの
わたしのエストレヤでも、足しになるでしょうか
なるかどうかは、査定を取らないと分からないわ。業者どうしのオークションは、輸出もあって高い水準を保っているの。下取りの額と、買取店の額を並べてから決めなさい
並べてみるだけで、選べるバイクが変わるかもしれないんですね!
そう。額を見るだけなら、お金はかからないわ。土の道に連れていく相棒は、値段だけで決めないことね
📌 まとめ
- 新型デザートXは212万円・890cc・110.3PS。 日本仕様のシート高は860mm
- デザートX ラリーは270万4,000円・937cc。 ストロークが長く、シート高は910mm
- 同じ890ccのムルティストラーダV2とは、価格の差が4,000円。 前輪の大きさとストロークが違う
わたしは新型にします。白い車体と、丸いライトがかわいいので
私はラリー。前250mmのストロークで、河原を走ってみたいの
店長、その服で河原に行くんですか?
着替えるわよ。足が届くかどうかは、販売店でブーツを履いたまま確かめなさい。靴底の厚さでも、足の着き方は変わるもの
よくある質問
デザートXの価格は?
新型のデザートXは212万円(税込)です。デザートX ラリーは270万4,000円です。
デザートXのシート高は?
日本仕様の新型は860mmで、国内の発表ではローサスペンションを標準で付けると案内されています。デザートX ラリーは910mmです。
新型デザートXは何が変わった?
エンジンが937ccから890ccのスプリング式になり、フレームはアルミのモノコック、タンクは樹脂製の18Lになりました。バルブの点検は45,000kmごとです。
デザートXとムルティストラーダV2の違いは?
価格はほぼ同じです。デザートXは前21インチで、ストロークは前230mm・後ろ220mm。ムルティストラーダV2は前19インチで、ストロークは前後170mmです。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式や走行距離、状態によって変わります。いまの1台の目安が分かれば、新型にするか、ラリーまで選ぶかを決めやすくなります。
この記事で参照した情報源(14件)
※この記事は2026年10月23日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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