ドゥカティ ムルティストラーダの違いは? 2026年最新、212万円からのV2・V4・V4 S・ラリーの価格とシート高
この記事の要点
- V2は212万4,000円・115.6PS、V4は297万7,000円・170PS。 V4 Sは365万7,000円から
- V2 Sは、日本ではローシートとローサスペンションが標準。 シート高は790〜810mm
- V4系はメーカー保証が4年(走行距離の制限なし)。 V4のバルブ点検は60,000kmごと
ドゥカティのムルティストラーダ(Multistrada)は、長い距離を走るためのアドベンチャーバイク。890ccの2気筒を積む「V2」と、V型4気筒を積む「V4」の系統がある。
価格はV2が212万4,000円、V4が297万7,000円、V4 S(レーダー付き)が365万7,000円。ストロークが前後200mmと長く、タンクが30Lの「V4 ラリー」(389万7,000円)と、デスモドロミックのエンジンを積む「V4 RS」(552万7,000円)は、2026年6月27日に日本で発売された。
V2か、V4か、V4 Sか。いまのバイクが高く売れれば、選べる幅が一段広がる。

店長、このバイク、前のタイヤがわたしの顔くらいあります!
ムルティストラーダ。高速道路から未舗装の道まで、1台で走るためのバイクよ
わたしの足、届くでしょうか……
そこは安心していいわ。日本のV2 Sは、最初からシートを低くして売られているの
ムルティストラーダって、どんなバイク?
ムルティストラーダは、高速道路での長い移動から、未舗装の道までを1台でこなすアドベンチャーバイク。V2・V4・ラリーは前のホイールが19インチで、背の高いスクリーンと、たっぷりしたサスペンションのストロークを持つ。
いまの世代は、V4が2024年9月に、V2が2024年12月に発表された。V2は、それまでの937ccから、新しい890ccのエンジンに変わっている。
| 項目 | V2 | V2 S | V4 | V4 S | V4 ラリー | V4 RS |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 2,124,000円 | 2,350,000円 | 2,977,000円 | 3,657,000円 | 3,897,000円 | 5,527,000円 |
| エンジン | 890cc V型2気筒 | 890cc V型2気筒 | 1,158cc V型4気筒 | 1,158cc V型4気筒 | 1,158cc V型4気筒 | 1,103cc V型4気筒 |
| 最高出力 | 115.6PS | 115.6PS | 170PS | 170PS | 170PS | 180PS |
| 燃料タンク | 19L | 19L | 22L | 22L | 30L | 22L |
V2とV4の価格差は85万3,000円、出力の差は54.4PS。 V4 Sの365万7,000円は、前の車との距離を測る「レーダー」が付いた仕様の価格になる。
V4にも、いろいろあるんですね
ラリーはタンクが30L。ガソリンスタンドの少ない道を、遠くまで行くための仕様よ
V2:890cc・115.6PS、日本仕様は足つきに配慮
V2が積むのは、ドゥカティの新しい890ccのV型2気筒。バルブをばねで閉じるスプリング式で、パニガーレV2やモンスターと同じ系統のエンジンだ。ムルティストラーダ用は115.6PSで、ドゥカティはギアの比率や回転部分の重さを、ツーリングに合わせて変えたと説明している。
| 項目 | V2 | V2 S |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 2,124,000円 | 2,350,000円(赤) |
| サスペンション | 機械式(フル調整) | 電子制御(DSS) |
| ストローク | 前後170mm | 前後170mm |
| メーター | 5インチのTFT | 5インチのTFT |
| 重さ(燃料を除く装備重量) | 199kg | 202kg |
V2 Sは22万6,000円高く、走りに合わせて減衰を変える電子制御のサスペンションが付く。 色はドゥカティ レッドのほか、8万円高いストームグリーンも選べる。
サイドケース、センタースタンド、グリップヒーターを組み合わせた「V2 S トラベル」というパッケージも用意されている。
緑にするだけで8万円。色にもしっかり値段を付けてくるわね
日本のV2 Sは、ローシートとローサスペンションを組み合わせた状態で売られていて、シート高は790〜810mm。欧州の標準の830〜850mmより、40mm低い。V2のシート高は830〜850mmで、純正のローシートを付けると810〜830mmになる。
燃費は、欧州の基準で100kmあたり5.5L。タイヤはピレリの「スコーピオン トレイルII」で、前が120/70ZR19、後ろが170/60ZR17。ブレーキは前が径320mmのディスク2枚で、コーナリングABSが付く。
790mmなら、わたしでも届きそうです!
ほかの背の高いバイクと比べるなら、V2 Sの日本仕様は、まず候補に入れていいわ
V4:1,158cc・170PS、点検は60,000kmごと
V4・V4 S・ラリーが積むのは、「V4 グランツーリズモ」と呼ぶ1,158ccのV型4気筒。ドゥカティのV4でありながら、バルブはスプリング式で、パニガーレV4のデスモドロミックとは別のエンジンだ。
| 項目 | V4 | V4 S | V4 ラリー |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 2,977,000円 | 3,657,000円 | 3,897,000円 |
| サスペンション | マルゾッキ 機械式 | 電子制御(DSS)・自動で車高を下げる | 電子制御(DSS EVO)・自動で車高を下げる |
| ホイール | 前19/後ろ17インチ | 前19/後ろ17インチ(鋳造) | 前19/後ろ17インチ(スポーク) |
| 重さ(燃料を除く装備重量) | 229kg | 232kg(レーダー・鋳造ホイール) | 240kg |
V4 Sは、止まりかけると自動で車高を下げる電子制御のサスペンションを持つ。日本の製品表には、ローシートとローサスペンションを組み合わせた795〜815mmのシート高も載っている。メーターは6.5インチで、地図を出すナビにも対応する。ブレーキは、前が「スタイルマ」のキャリパーと、径330mmのディスク2枚だ。
サスペンションのストロークは、V4 Sが前170mm・後ろ180mm、ラリーは前後200mmと長い。ラリーのタンクは30Lある。重さは240kgで、V4 Sより8kg重い。
229kgって、わたしのエストレヤの……
重さを比べるのはやめなさい。まずは販売店でまたがってみることよ
V4 RSだけは、エンジンが違う
V4 RSは、ムルティストラーダのなかでただ1台、デスモドロミックの「デスモセディチ ストラダーレ」を積む。排気量は1,103ccで、最高出力は180PS。クラッチは乾式で、サスペンションはオーリンズの電子制御「スマートEC 2.0」、ホイールは前後17インチの鍛造になる。
重さは225kgで、V4 Sより7kg軽い。燃費は欧州の基準で100kmあたり7.3L。バルブの点検は30,000kmごとと、V4 グランツーリズモの半分の間隔になる。
ほかに、17インチの鍛造ホイールとオーリンズを持つ「パイクスピーク」と、ツーリング向けの装備をまとめた「V4 S グランドツアー」の新しい仕様も、日本のサイトに価格が載っている。新しいグランドツアーは、アジアでは2027年4月に展開する予定と発表されている。
同じ名前なのに、エンジンまで違うんですね
RSは、ムルティストラーダの形をしたスポーツバイクと思えばいいわ
乗りやすさは、どう評価されている?
V2の試乗記では、車体の軽さ、低い速度での扱いやすさ、足つきとコンパクトさが挙がっている。片方はサーキットでの試乗だ。
V4 Sは、海外での試乗でも日本の公道での試乗でも、低い速度で車高が下がる足つきの助けと、サスペンションの乗り心地のよさが評価されている。ラリーやRSに、同じ評価がそのまま当てはまるとは限らない。
V2は軽くて、V4 Sは車高が下がって楽なんですね
どちらも、大きいバイクの"止まったときの怖さ"に答えを出しているの

大型二輪だから発生するお金の話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要な免許 | 大型二輪(MT) |
| 車検 | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 軽自動車税 | 年6,000円 |
| 自賠責(24か月) | 8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円) |
| メーカー保証(V2) | 24か月(走行距離の制限なし) |
| メーカー保証(V4系) | 4年(4Ever Ducati・走行距離の制限なし) |
| 点検(V2) | 毎年。オイルは15,000kmまたは24か月ごと、バルブは45,000kmごと |
| 点検(V4 ラリーなど) | 毎年。オイルは15,000kmまたは24か月ごと、バルブは60,000kmごと |
※税率・保険料は改正されることがある
V4系は「4Ever Ducati」で、標準の2年に無償の2年が加わり、保証は4年。 正規の販売網で決められた整備を受けるなどの条件がある。長い距離を走るバイクなので、保証の長さは選ぶときの材料になる。

乗り換えの予算は、いまのバイクの売値から
V2 SとV4 Sで、130万円ちょっと違います……
その差を埋めるのに、いちばん手近な資金は、いま乗っている1台よ
お店で下取りに出せばいいんですよね?
お店の下取りは、比べる相手がいないと高いか安いか分からないわ。業者どうしのオークションは、輸出もあって高い水準を保っているの。買取店の査定も取って、2つの額を見比べてから決めなさい。見るだけなら、お金はかからないわ
130万円の差が縮まったら、V4 Sにも手が届くかもしれません!
そう。何万kmも一緒に走るバイクだから、値段だけで決めないことね
📌 まとめ
- V2は212万4,000円・115.6PS、V4は297万7,000円・170PS、V4 Sは365万7,000円
- 日本のV2 Sは、ローシートとローサスペンションが標準で、シート高は790〜810mm
- V4系はメーカー保証4年。RSだけはデスモドロミックの1,103cc・180PS
わたしはV2 Sにします。足が届くのが、いちばん安心なので
私はV4 S。170PSで、高速道路を何百kmも走りたいの
店長、それだと休憩はいつするんですか?
タンクが空になったらよ。V2 Sは790mm、V4 Sは車高が下がる。止まったときの足もとを、販売店で両方試しなさい
よくある質問
ムルティストラーダの価格は?
V2が212万4,000円、V2 Sが235万円、V4が297万7,000円、V4 S(レーダー付き)が365万7,000円です(税込・赤)。V4 ラリーは389万7,000円、V4 RSは552万7,000円です。
ムルティストラーダV2とV4の違いは?
V2は890ccの2気筒で115.6PS、V4は1,158ccの4気筒で170PSです。重さはV2が199kg、V4が229kg(燃料を除く装備重量)です。
ムルティストラーダの足つきは?
日本のV2 Sは、ローシートとローサスペンションの組み合わせで、シート高790〜810mmです。V4 Sには、止まりかけると車高を下げる仕組みがあります。
ムルティストラーダの保証は?
V2は24か月、V4系は「4Ever Ducati」で4年です。どちらも走行距離の制限はありません。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式や走行距離、状態によって変わります。いまの1台の目安が分かれば、V2 SにするかV4 Sまで選ぶかを決めやすくなります。
この記事で参照した情報源(16件)
- ドゥカティ ムルティストラーダV2(公式)
- ドゥカティ ムルティストラーダV4(公式)
- ドゥカティ ムルティストラーダV4 ラリー(公式)
- ドゥカティ ムルティストラーダV4 RS(公式)
- ドゥカティ 4モデル日本同時発売(公式)
- ドゥカティ 新V2エンジン(公式)
- ドゥカティ 一部モデルのメーカー希望小売価格改定(公式)
- ドゥカティ 保証(公式)
- Webike ムルティストラーダV2 試乗
- webオートバイ ムルティストラーダV2 試乗
- webオートバイ ムルティストラーダV4 S 試乗
- バージンドゥカティ ムルティストラーダV4 S 試乗
- 警察庁 二輪車の免許区分
- 国土交通省 自賠責保険料
- 損害保険料率算出機構 自賠責保険 基準料率(2026年4月)
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月23日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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