BMW F450GSの価格とスペックは? 2026年最新、96万1,000円からの3仕様・シート高・インプレ・免許を解説
この記事の要点
- F 450 GSは96万1,000円〜103万3,000円の3仕様。 排気量は420ccで、乗るには大型二輪の免許が要る
- 最高出力35kW(48hp)、シート高845mm、重さは178kg(走行可能状態・燃料90%)。WMTC燃費は26.3km/L
- GSトロフィー(103万3,000円)には、クラッチ操作を減らすERCとスポーツサスペンションが付く
BMWのF 450 GS(エフ450ジーエス)は、2026年に日本で受注が始まった、BMWでいちばん小さいGS。並列2気筒のエンジンは420ccで、価格は96万1,000円から。
排気量は420ccで、400ccを超える。普通二輪の免許では乗れず、大型二輪の免許が必要だ。仕様は3つあり、いちばん上のGSトロフィーには、発進と停止のクラッチ操作を自動にする「ERC」が付く。
100万円を切るBMWは、このF 450 GSだけ。いま乗っている400や250が高く売れれば、そのぶん手元から出すお金は少なくて済む。

店長、これもGSですか? さっきのよりずっと細いです!
F 450 GS。GSの顔をそのまま、ぐっと小さくしたモデルよ
450なら、わたしの普通二輪でも乗れますよね?
乗れないわ。中身は420cc。400ccを1ccでも超えたら、大型二輪の免許よ
F 450 GSって、どんなバイク?
F 450 GSは、2026年5月19日に日本で受注が始まり、9月から納車が始まった。エンジンは新しく作った並列2気筒で、生産はインドだ。
2026年モデルの数字をまとめておく。
| 項目 | F 450 GS |
|---|---|
| 価格(税込) | 961,000円〜1,033,000円 |
| エンジン | 水冷 並列2気筒 420cc |
| 最高出力 | 35kW(48hp)/8,750rpm |
| 最大トルク | 43N·m/6,750rpm |
| 変速 | 6速 |
| 全長×全幅×全高 | 2,161×869×1,210mm |
| シート高 | 845mm |
| 車両重量 | 178kg(走行可能状態・燃料90%) |
| 燃料タンク | 約14L |
| WMTC燃費 | 26.3km/L |
| タイヤ | 前100/90-19/後130/80-17(キャストホイール) |
※寸法と重量の一部は、BMWの本国で発表したときの値
燃費はWMTCモードで26.3km/L。 航続距離は、約350km以上と案内されている。
178kgって、大きいGSよりだいぶ軽いんですね
重さの測り方が違うから、ぴったりは比べられないわ。でも、押して歩いたときの軽さは、大きいGSとは別物よ
仕様は3つ。違いは足まわりとERC、ガード類
| 仕様 | カラー | 価格(税込) | 主に付くもの |
|---|---|---|---|
| エクスクルーシブ | コスミック・ブラック | 961,000円 | シフトアシスタントPro、ライディングモードPro、黒のハンドプロテクター、樹脂のアンダーガード、クリアスクリーン |
| スポーツ | レーシング・レッド | 984,000円 | エクスクルーシブの装備に、スポーツサスペンション |
| GSトロフィー | レーシング・ブルー・メタリック | 1,033,000円 | スポーツサスペンション、ERC、白のハンドプロテクター、アルミのアンダーガード、ラリースモークスクリーン |
※仕様ごとに色が決まっている
エクスクルーシブからスポーツへは2万3,000円、スポーツからGSトロフィーへは4万9,000円。 GSトロフィーの差額には、ERCのほかにアルミのアンダーガードやスクリーンも入っている。
3つの仕様とも、クイックシフターのシフトアシスタントPro、ライディングモードPro、トラクションコントロール(DTC)、ABS Pro、グリップヒーター、6.5インチのTFTメーター、ETC2.0が付く。
青と白のGSトロフィー、いちばんGSっぽくてかわいいです
でしょう。4万9,000円で、見た目も、守りも、クラッチの楽さも全部付いてくるわ
ERCは、発進と停止のクラッチを自動にする
ERC(イージーライドクラッチ)は、エンジンの回転に合わせて、クラッチを自動でつないだり切ったりする仕組み。 発進するときと止まるときに、クラッチレバーを握らなくて済む。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 付く仕様 | GSトロフィー |
| 発進・停止 | クラッチレバーを握らずにできる |
| 変速 | シフトペダルは自分で踏む(シフトアシスタントProと組み合わせて、クラッチを使わずに変速できる) |
| エンジンブレーキ | 減速するときもクラッチがつながったままで、エンジンブレーキが使える |
| クラッチレバー | 付いている |
ERCは、変速まで自動にする仕組みではない。 ギアは自分で選び、シフトペダルも自分で踏む。そのかわり、渋滞の発進と停止や、林道の低い速度で、クラッチ操作が減る。
止まるたびにクラッチを握らなくていいなら、信号の多い街でも楽ですね!
そういうこと。林道でのろのろ進むときに、半クラッチを使わなくて済むの

免許は大型二輪。普通二輪では乗れない
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 排気量 | 420cc |
| 必要な免許 | 大型二輪 |
| 普通二輪の免許 | 乗れない(400ccまで) |
| 車検 | あり |
普通二輪の免許で乗れるのは、400ccまで。 F 450 GSは420ccなので、大型二輪の免許が必要になる。
「450」という名前から、普通二輪で乗れると考える人もいる。買う前に、自分の免許を確かめておきたい。
わたし、普通二輪しか持ってないんです……
なら、このバイクに乗るには、まず教習所ね。取ってしまえば、次はGSのどれでも選べるわ
足つきは845mm
シート高は845mm。 細い車体なので、数字ほどは足を広げずに済む、という評価が多い。
ただし、845mmは、同じアドベンチャーの中でも低いほうではない。かかとまで着くかは、身長と脚の長さで変わる。 販売店でまたがって、片足で支えてみたい。
| シート | シート高 |
|---|---|
| 純正のローシート | 830mm(15mm低い) |
| 標準 | 845mm |
| 純正のラリーシート | 865mm(20mm高い) |
足つきを良くしたいなら、純正のローシートで15mm下げられる。 日本の正規販売店が、ローシートを付けた試乗車を載せている例もある。反対に、20mm高い純正のラリーシートも用意されている。
845mmって、F 800 GSのふつうの仕様より高いんですね
そう。数字だけ見たら高い。でも細いから、足が下にまっすぐ下りるの。そこは座ってみないと分からないわ
カラー
| カラー | 仕様 |
|---|---|
| コスミック・ブラック | エクスクルーシブ |
| レーシング・レッド | スポーツ |
| レーシング・ブルー・メタリック | GSトロフィー |
※2026年モデル。色と仕様は1対1で決まっている
色を選ぶことは、仕様を選ぶことと同じ。 赤が欲しければスポーツ、青と白が欲しければGSトロフィーになる。
ホイールは、日本仕様の3つともキャスト(一体成形)。 写真でスポークホイールの車を見かけることがあるが、日本仕様には標準では付かない。海外では、純正のアクセサリーにアルミのクロススポークホイール(前19・後ろ17インチ)が用意されているので、付けたい人は販売店に相談したい。
青が好きだから、GSトロフィーに決まっちゃいました
色で4万9,000円上がったわけじゃないのよ。ERCとアルミのガードが付いてくるの。そこは得したと思っていいわ
走りは、どう評価されている?
実際に乗った評価では、エンジンは素直で扱いやすく、車体が軽いので、舗装路でも林道でも気負わずに走れるという声が多い。またがったときや切り返しで、車体の小ささと軽さを感じた、という試乗記もそろっている。
足もとが細いので、足つきの数字ほど不安は無い、という受け止めもある。ERCは、低い速度でのクラッチ操作を減らしてくれる。一方で、クラッチがつながる回転数や感触には慣れが要る、と感じたテスターもいる。
どんな道を走ることが多いかで、合うかどうかが変わる。 タンクは約14Lで、航続距離は約350km以上と案内されている。
軽くて素直なら、初めての大型にちょうどいいですね
初めての大型には、いい1台ね。私は物足りなくなりそうだけど
400ccのアドベンチャーと比べると
| モデル | 価格(税込) | 排気量 | 最高出力 | シート高 | 車両重量 | 免許 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| BMW F 450 GS | 961,000円〜 | 420cc | 35kW(48hp) | 845mm | 178kg | 大型二輪 |
| ホンダ NX400 E-Clutch | 1,111,000円 | 399cc | 34kW(46PS) | 800mm | 199kg | 普通二輪 |
※F 450 GSの重量は走行可能状態・燃料90%、NX400は国内の諸元の値で、測り方が違う
F 450 GSは、NX400より15万円安い。 クラッチの自動化が付く仕様どうし(GSトロフィーとNX400 E-Clutch)でも、差は7万8,000円。そのかわり、乗るには大型二輪の免許が要る。
NX400は普通二輪で乗れて、シートは45mm低い。いま普通二輪しか持っていないなら、NX400のほうが、免許を取りに行かずに買える。
BMWのほうが安いなんて、思ってもみませんでした
でしょう。ただ、免許代を入れると、話が変わってくるわ
教習所に通う時間もかかりますもんね
そう。だから、免許を取りに行く手間とお金を足しても、BMWのGSに乗りたいかで決めればいいの。大型二輪を取れば、その先にF 900 GSもR 1300 GSも並んでいる。最初の1台をここから始める、という考え方もあるのよ
NX400なら、明日にでも乗れる。F 450 GSなら、その先の選択肢が全部開く……ってことですね
どんな人に合う?
| こんな人は | 合うのは |
|---|---|
| 大型二輪を取ったばかりで、軽いアドベンチャーから始めたい | F 450 GS |
| 渋滞や林道で、クラッチ操作を減らしたい | F 450 GS GSトロフィー(ERC) |
| BMWのGSに、100万円以下で乗りたい | F 450 GS エクスクルーシブ |
| 普通二輪の免許のまま、アドベンチャーに乗りたい | 400ccのアドベンチャー(NX400など) |
大型二輪だから発生するお金の話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車検 | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 必要な免許 | 大型二輪 |
| 軽自動車税 | 年6,000円 |
| 自賠責(24か月) | 8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円) |
| メーカー保証 | 初度登録から3年(走行距離の制限なし) |
※税率・保険料は改正されることがある
燃料はハイオク(無鉛プレミアム)を指定している。

免許を取ったばかりなら、いまの1台の値段を先に
もし大型の免許を取ったら、教習所代を払ったあとに、バイク代ですよね……
そう。だから、いま乗っているバイクをいくらで手放せるかで、手元に残るお金が変わるの
でも、免許を取るあいだは、いまのバイクにまだ乗りたいです
乗っていていいわ。値段を見るだけなら、売ると決めなくていいもの。売るのは免許を取ったあとでも間に合うわ
じゃあ、先に数字だけ見ておけばいいんですね
そう。業者どうしの取引は、輸出の買い付けもあって高い水準を保っているの。思っていたより高い数字が出ることもあるわ
教習所代くらい、取り返せたらうれしいです!
でしょう。売れたぶんだけ、教習所代とバイク代の合計から引ける。予算が増えれば、GSトロフィーまで手を伸ばせるかもしれないわ
📌 まとめ
- F 450 GSは96万1,000円〜103万3,000円の3仕様。420ccなので、大型二輪の免許が要る
- 35kW(48hp)、シート高845mm、178kg(走行可能状態・燃料90%)。軽くて素直な、初めての大型向けのGS
- GSトロフィーには、発進と停止のクラッチ操作を自動にするERCが付く
わたしは、免許を取ったらGSトロフィーにします。青と白で、ERCも付いてるので
私はスポーツの赤ね。赤いGSで林道に入っていくのは、絵になるもの
店長、それ、見た目で選んでますよね?
見た目で選んでいいのよ。仕様の違いは足まわりとERC、ガード類。色と仕様は1対1だから、迷ったら色で決めなさい
よくある質問
F 450 GSは普通二輪の免許で乗れる?
乗れません。排気量が420ccで400ccを超えるので、大型二輪の免許が必要です。
F 450 GSの価格は?
エクスクルーシブが96万1,000円、スポーツが98万4,000円、GSトロフィーが103万3,000円です(税込)。
ERCとは?
発進と停止のときに、クラッチを自動でつないだり切ったりする仕組みです。GSトロフィーに付きます。ギアの変速はシフトペダルで自分で行います。
F 450 GSの足つきは? ローシートはある?
シート高は845mmです。純正のローシートで830mm(15mm低い)、純正のラリーシートで865mmになります。
F 450 GSにスポークホイールは付く?
日本仕様の3つは、どれもキャストホイールです。スポークホイールは標準では付きません。
F 450 GSの生産国は?
インドです。
F 450 GSはいつ発売された?
日本では2026年5月19日に受注が始まり、9月から納車が始まりました。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式や走行距離、状態によって変わります。いまの1台の目安が分かれば、免許代を払ったあとに、F 450 GSのどの仕様まで手が届くかを計算できます。
この記事で参照した情報源(19件)
- BMW Motorrad F 450 GS(公式)
- BMW Motorrad F 450 GS データ&装備(公式)
- BMW F 450 GS 国内発表(2026年5月19日)
- BMW Motorrad CARE(保証)
- BMW F 450 GS アクセサリー(BMWグループ 公式・英語)
- BMW F 450 GS シート高(BMWグループ 公式・英語)
- Motor-Fan F 450 GS 試乗
- ヤングマシン F 450 GS 試乗
- ホンダ NX400(公式)
- 警察庁 二輪車の免許区分
- 国土交通省 二輪車の検査
- 国土交通省 自賠責保険料
- 損害保険料率算出機構 自賠責保険 基準料率(2026年4月)
- 芦屋市 軽自動車税の税率
- webオートバイ F 450 GS 試乗
- バイクのニュース F 450 GS 試乗
- Motor-Fan F 450 GS 試乗
- バージンBMW F 450 GS 試乗
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月21日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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