トライアンフ スピードトリプル1200 RSとRXの違いは? 2026年最新、183馬力の価格とスペック、2台とも付くセミアクティブサス
この記事の要点
- RSは224万5,000円、RXは249万5,000円(世界1,200台)。 エンジンは同じ1,160ccの3気筒で183PS・128N·m
- 2台とも、オーリンズのセミアクティブサスペンション「SmartEC3」が付く。 RXだけの装備ではない
- RXは、RSより69mm低く52mm前に出したセパレートハンドルと、後ろに下げたステップ、アクラポヴィッチのマフラー、電子制御のステアリングダンパーを持つ
トライアンフのスピードトリプル1200(Speed Triple 1200)は、1,160ccの並列3気筒で183PSを出す、トライアンフのスポーツネイキッド。日本向けのラインアップは「RS」と、世界1,200台の限定車「RX」の2つ。
価格はRSが224万5,000円、RXが249万5,000円。2台とも、オーリンズのセミアクティブサスペンションを持つ。違いはハンドルと足の位置、マフラー、ステアリングダンパーだ。
220万円を超える1台。いまのバイクが高く売れれば、手元から出すお金は大きく変わる。

店長、このバイク、すごく強そうです……!
スピードトリプル1200 RS。183PSのネイキッドよ。私が乗りたいバイクの、だいたい上のほうにいるわ
183PSって、どのくらいなんですか?
ストリートトリプルのRSより53PS多い。カウルの無いバイクで183PS。風を全部、体で受けることになるわ
スピードトリプル1200って、どんなバイク?
スピードトリプル1200 RSは、2025年1月27日に改良が発表された。現在は183PSの出力と、オーリンズの電子制御サスペンションを持つ。2026年7月7日には、2027年モデルの新色が発表されている。2027年モデルは色の追加で、中身は2025年の改良型と同じだ。
RXは、2025年5月13日に発表された限定車。世界1,200台で、日本では2025年6月中旬から順次入荷すると案内されていた。残っているかは、販売店で確かめたい。
主要な数字は次のとおり。
| 項目 | RS | RX |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 2,245,000円 | 2,495,000円 |
| エンジン | 水冷 並列3気筒 1,160cc | 同左 |
| 最高出力 | 183PS/10,750rpm | 同左 |
| 最大トルク | 128N·m/8,750rpm | 同左 |
| 変速 | 6速(スリップアシストクラッチ) | 同左 |
| シート高 | 830mm | 830mm |
| 重さ | 199kg | 199kg(燃料満タン) |
| 燃料タンク | 15.5L | 15.5L |
| 燃料消費率 | 5.5L/100km | 5.5L/100km |
| サスペンション | オーリンズ SmartEC3(前後セミアクティブ) | 同左 |
| 前ブレーキ | 320mmダブル、ブレンボ スタイルマ | 同左 |
| タイヤ | ピレリ スーパーコルサ SP V3 | 同左 |
| ホイールベース | 1,445mm | 1,445mm |
エンジンも、重さも、サスペンションも同じなんですね
そう。RXは速いRSじゃないの。乗る姿勢と仕上げを変えたRSよ
RSとRXの違いは、ハンドルと足の位置
| 項目 | RS | RX |
|---|---|---|
| ハンドル | アップハンドル | セパレートハンドル(RSより69mm低く、52mm前) |
| ステップ | 標準の位置 | RSより後ろに下げた位置 |
| マフラー | 標準のマフラー | アクラポヴィッチのチタンとカーボン |
| ステアリングダンパー | 調整式 | オーリンズの電子制御式 |
| 台数 | 通常のモデル | 世界1,200台 |
RXは、ハンドルを下げて前に出し、ステップを後ろに引いた。 上体を前に倒し、足を後ろにたたむ姿勢になる。マフラーはアクラポヴィッチのチタンとカーボン、ステアリングダンパーはオーリンズの電子制御式に変わる。
セミアクティブのサスペンションは、RSにも付いている。 走っている状態に合わせて、サスペンションの減衰を自動で変える仕組みだ。RXを選ばなくても、この足まわりは手に入る。
限定のRXじゃなくても、同じオーリンズのセミアクティブなんですね!
そこがRSのずるいところよ。足まわりで妥協しないまま、25万円安く買えるの
RSのほうが、楽な姿勢で乗れるってことですね
そう。長く乗るならRS。姿勢まで攻めたいならRXよ

2台に共通する装備
| 装備 | 内容 |
|---|---|
| ライディングモード | ロード、レイン、スポーツ、トラック、ライダー |
| ABS・トラクションコントロール | 車体の傾きを検知するコーナリング対応 |
| クルーズコントロール | 標準 |
| クイックシフター | 標準(上げも下げも) |
| メーター | 5インチのTFT |
| スマートフォン連携 | マイ トライアンフ コネクティビティが標準 |
| キーレス | エンジン始動、ハンドルロック、給油口 |
| グリップヒーター | オプション |
クルーズコントロールも、上げ下げ両方のクイックシフターも、キーレスも、2台とも標準。 183PSのネイキッドだが、高速道路で右手を休める装備は最初からそろっている。キーレスは、エンジンの始動だけでなく、ハンドルロックと給油口にも対応している。キーを取り出さずに給油できるので、ツーリングの途中で手間が減る。
速いだけじゃなくて、便利な装備も全部付いてるんですね
そう。200万円を超えるなら、これくらいは付いていてほしいわね
カラーと価格
| モデル | カラー | 価格(税込) |
|---|---|---|
| RS | ジェット・ブラック/マウイ・ブルー(2027年モデルの新色) | 2,245,000円 |
| RX | パフォーマンス・イエロー/グラナイト | 2,495,000円 |
RSの2027年モデルの新色は、黒と青の組み合わせ。 RXは、黄色とグラナイトの2色になる。
RXの黄色、遠くからでも分かりそうです!
私はRSの黒と青。速いバイクほど、落ち着いた色のほうが不気味でいいのよ
走りは、どう評価されている?
試乗記では、とにかく力が強いことと、電子制御で出力やサスペンションの性格を選べることがよく書かれている。
ただし、街中でいつも穏やかに乗れるという意味ではない。 街では力をもて余す場面がある、という声もある。シート高830mmの足つきも、体格で感じ方が変わる、と書かれている。
やっぱり、初めての大型には向かないですか?
電子制御があっても、183PSよ。大型に慣れた人が、もっと速いネイキッドを求めて選ぶバイクね。販売店でまたがって、エンジンをかけてから考えなさい
ストリートトリプル765 RSと比べると
トライアンフの3気筒ネイキッドには、ひとつ下にストリートトリプル765がある。
| モデル | 価格(税込) | 排気量 | 最高出力 | シート高 | 重さ |
|---|---|---|---|---|---|
| ストリートトリプル765 RS | 1,565,000円 | 765cc | 130PS | 836mm | 188kg(車体重量) |
| スピードトリプル1200 RS | 2,245,000円 | 1,160cc | 183PS | 830mm | 199kg |
差は68万円で、出力は53PS違う。 スピードトリプル1200 RSには、セミアクティブのサスペンション、クルーズコントロール、キーレスが標準で付く。ストリートトリプル765 RSは、130PSで、188kg(車体重量)だ。
68万円の差って、大きいですね……
大きいわ。でも、クルーズもキーレスもセミアクティブも、スピードトリプルには標準で付くの。ストリートトリプルにクルーズを純正キットで足すと、差は少しだけ縮まるわ
それでも、わたしは軽いほうがいいです
それも正しい選び方よ。183PSを持て余すくらいなら、130PSを使い切るほうが楽しいもの
BMW S 1000 Rと比べると
| モデル | 価格(税込) | 最高出力 | シート高 |
|---|---|---|---|
| トライアンフ スピードトリプル1200 RS | 2,245,000円 | 183PS | 830mm |
| BMW S 1000 R | 1,992,000円〜 | 170PS | 830mm |
スピードトリプル1200 RSは、BMWのS 1000 Rより25万3,000円高く、13PS多い。 シート高は2台とも830mm。スピードトリプルは3気筒、S 1000 Rは4気筒だ。どちらにするかは、エンジンの好みと、通える販売店があるかで決めたい。
スピードトリプル1200 RSは、オーリンズのセミアクティブサスペンションが標準。 S 1000 Rは仕様によって電子制御サスペンションの有無が変わるので、装備をそろえて比べたい。
BMWとも比べられるんですね
どちらも、大型ネイキッドの上のほう。3気筒の太い力か、4気筒の伸びかで選ぶのが近道よ
大型二輪だから発生するお金の話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要な免許 | 大型二輪(MT) |
| 車検 | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 軽自動車税 | 年6,000円 |
| 自賠責(24か月) | 8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円) |
| メーカー保証 | 新車から2年(走行距離の制限なし) |
| 点検の間隔(RS) | 16,000kmまたは12か月 |
※税率・保険料は改正されることがある
タイヤは、ピレリのスーパーコルサ SP V3。 同じ銘柄で交換するなら、前後でいくらかかるかを、買う前に販売店で聞いておきたい。メーカー保証は2年で、そのあいだは走行距離の制限がない。

200万円を超えるバイクだからこそ、今の1台の値段から
店長、さっきからスピードトリプルの話ばかりですけど、買うんですか?
買うかどうかは、いまのバイクがいくらになるかで決まるわ。200万円を超えると、数十万円の差で決断が変わるもの
お店で下取りしてもらうのが、いちばん早いですよね
楽なのは認めるわ。でも、下取りの額だけで決めると、損をするかもしれないわ。業者どうしのオークションは、輸出もあって高い水準を保っているの
下取りと買取で25万円くらい違ったら、RXにも届きますね!
そう。RSとRXの差は25万円。その一部でも埋まれば、RSかRXかを、値段じゃなく乗り方で選べるの。調べもせずに諦めるのは早いわ
📌 まとめ
- RSは224万5,000円、RXは249万5,000円(世界1,200台)。1,160ccの3気筒で183PS・128N·m
- 2台とも、オーリンズのセミアクティブサスペンションが標準。 クルーズ、上下のクイックシフター、キーレスも付く
- RXは、低く前に出したセパレートハンドル、後ろのステップ、アクラポヴィッチ、電子制御ステアリングダンパー。 長く乗るならRS、姿勢まで攻めるならRX
わたしには、まだ早いバイクだって分かりました
正直でいいわ。私はRSの黒と青。いつか、あの色で峠を走るわ
店長、前にも同じこと言ってましたよね?
今回は本気よ。RSでも、足まわりはRXと同じオーリンズ。RXは姿勢と仕上げに惚れた人のための1台。迷ったら、RSにまたがってから考えなさい
よくある質問
スピードトリプル1200は何馬力?
最高出力は183PS/10,750rpm、最大トルクは128N·m/8,750rpmです。RSもRXも同じです。
スピードトリプル1200 RSとRXの違いは?
エンジン、重さ、オーリンズのセミアクティブサスペンションは同じです。RXは、RSより69mm低く52mm前に出したセパレートハンドル、後ろに下げたステップ、アクラポヴィッチのマフラー、電子制御のステアリングダンパーを持つ限定車です。
スピードトリプル1200 RXは何台?
世界1,200台の限定車です。
スピードトリプル1200のシート高は?
RSもRXも830mmです。
スピードトリプル1200 RSの価格は?
224万5,000円です(税込)。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式や走行距離、状態によって変わります。いまの1台の目安が分かれば、RSとRXのどちらまで手が届くかを決めやすくなります。
この記事で参照した情報源(14件)
- トライアンフ Speed Triple 1200 RS(公式)
- トライアンフ Speed Triple 1200 RX(公式)
- トライアンフ Speed Triple 1200 RS 改良発表(2025年1月)
- トライアンフ Speed Triple 1200 RX 発表(2025年5月)
- トライアンフ 2027年モデル新色(2026年7月)
- トライアンフ 新車保証・延長保証(公式)
- Webike Speed Triple 1200 RS 試乗
- webCG Speed Triple 1200 RS 試乗
- 1000PS S 1000 R vs Speed Triple RS(英語)
- BMW Motorrad S 1000 R(公式)
- 警察庁 二輪車の免許区分
- 国土交通省 自賠責保険料
- 損害保険料率算出機構 自賠責保険 基準料率(2026年4月)
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月23日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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