ヤマハ XSR900 GPはどんなバイク? 2026年モデルの価格・装備と、白と黄色で違う値段
この記事の要点
- 価格は白143万円、黄色146万3,000円。888ccの直列3気筒で120PS、双方向クイックシフターとクルーズコントロールが標準
- XSR900と同じメインフレームを使い、締結部の剛性や足まわり、乗車姿勢を専用に作っている。 カウルを付けただけのモデルではない
- シート高835mm・車両重量200kg。前傾した姿勢なので、またがって確かめたい
ヤマハ XSR900 GPは、XSR900を基にして、上半分のカウルとスクリーン、セパレートハンドルを付けたスポーツバイクだ。エンジンは888ccの直列3気筒で、最高出力は120PS。
価格はシルキーホワイトが143万円、黄色のライトレディッシュイエローソリッド1が146万3,000円で、色によって3万3,000円違う。XSR900より11万円高く、4kg重く、シート高は20mm高い。その差で手に入るのは、昔のレーサーの形と前傾の姿勢だ。
いまのバイクから乗り換えるなら、売れたお金がいくらになるかで、3万3,000円高い黄色まで手が届くかが分かる。

店長、このバイク、レトロでかわいいです
XSR900 GPよ。XSR900にカウルを付けた、3気筒の120PS。かわいいで済ませないでほしいわね
でも、ハンドルが低くて遠いですね……
そこがこのバイクの性格なの。格好のために、少し体を前に倒すのよ
XSR900 GPって、どんなバイク?
XSR900 GPは、2024年5月に日本で発売された。エンジンと基本のメインフレームはXSR900と共通で、カウル、ハンドル、ステップ、前後のサスペンションの設定を専用にしている。
以下は2026年モデルの主要スペック。
| 項目 | XSR900 GP |
|---|---|
| 価格(税込) | 1,430,000円(黄色は1,463,000円) |
| エンジン | 水冷 直列3気筒 888cm³ |
| 最高出力 | 88kW(120PS)/10,000rpm |
| 最大トルク | 93N·m/7,000rpm |
| 変速 | 6速MT(双方向クイックシフター) |
| 全長×全幅×全高 | 2,160×690×1,180mm |
| ホイールベース | 1,500mm |
| シート高 | 835mm |
| 最低地上高 | 145mm |
| 車両重量 | 200kg |
| 燃料タンク | 14L(ハイオク) |
| WMTC燃費 | 21.1km/L |
シートは835mmなんですね。XSR900より高いんですか?
20mm高いわ。前に体を倒して座るから、数字だけで足つきを決めないこと
XSR900と、どこが違う?
| 項目 | XSR900 | XSR900 GP |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 1,320,000円〜 | 1,430,000円〜 |
| 外装とハンドル | ネイキッド・バーハンドル | 上半分のカウル・セパレートハンドル |
| シート高・車両重量 | 815mm・196kg | 835mm・200kg |
メインフレームはXSR900と同じだが、エンジンや部品を留める場所の剛性を変え、後ろのフレームなども作り分けている。 前後のサスペンションも、GP用に設定を変えている。エンジン、電子制御、クイックシフター、クルーズコントロールは共通だ。
11万円で、カウルとハンドルが変わるんですね
それと、足まわりの設定もね。GP用に作り直してあるわ
装備は何が付く?
| 装備 | 内容 |
|---|---|
| クイックシフター | 双方向。加速中のシフトダウン、減速中のシフトアップにも対応 |
| 電子制御 | 6軸IMUを使うトラクションコントロール、スライドコントロール、ウイリーを抑える制御、ブレーキの制御 |
| 走行モード | SPORT/STREET/RAIN+CUSTOM |
| クルーズコントロール | 標準 |
| メーター | 5インチ カラーTFT(アナログ風の表示も選べる・スマホ連携・ナビ表示) |
| USB電源 | Type-C(5V・3A) |
| 灯火 | ヘッドライト・テール・前後ウインカーがLED |
| ETC・グリップヒーター | 販売店で付ける用品 |
| アンダーカウル・シートカバー | 用品 |
メーターを、昔っぽい表示にできるんですか?
できるわ。中身は最新、見た目は昔、というのがこのバイクの売りね

カラーは2色。黄色だけ3万3,000円高い
| カラー | 価格(税込) | 2026年モデルの発売 |
|---|---|---|
| シルキーホワイト | 1,430,000円 | 2026年2月 |
| ライトレディッシュイエローソリッド1 | 1,463,000円 | 2026年2月 |
※2026年モデルの設定。バイクは年式で色が入れ替わる
黄色は2026年モデルで加わった色で、フレームなどを黒に仕上げ、ホイールを金色にしている。白は2024年の発売時から続く色だ。
黄色、かわいいです! ホイールの金色もおしゃれですね
黄色はフレームまで黒よ。白と並べたら、同じバイクに見えないわ
直近の年式で何が変わった?
| 時期 | 変わったこと |
|---|---|
| 2024年5月 | 日本で発売。白とパステルダークグレーの2色で143万円 |
| 2025年4月 | 元になったXSR900が改良された。いまのXSR900は、フル調整式のリヤショックと5インチTFTを持つ |
| 2026年2月 | 黄色を追加(146万3,000円)。白は継続 |
XSR900も改良で装備が増え、いまはGPとの差が小さい。 GPの発売当時の比較記事は、改良前のXSR900と比べている。古い記事を読むときは、年式に気をつけたい。
走りは、どう評価されている?
実際に乗った評価では、低い回転から余裕のある3気筒と、普段の速さで素直に曲がるハンドリングが共通して挙がる。サスペンションが路面に沿って動く感触や、ハンドルを切ったときの手応えも好評だ。
一方で、前傾した姿勢で、ハンドルの切れる角度も小さいので、小回りには注意がいるという声がある。姿勢が自分に合うかは、試乗で確かめたい。
足つきは、身長172cmの人で両足のつま先が着くくらいだったという例がある。シート高だけでなく、座る位置や体格でも変わるので、販売店でまたがりたい。
小回りが苦手なわたしには、ちょっと不安です
それなら、同じ3気筒のXSR900にも続けてまたがってみなさい。姿勢の違いはすぐ分かるわ
同じエンジンのヤマハと比べると
| モデル | 価格(税込) | 形 | シート高 | 車両重量 |
|---|---|---|---|---|
| ヤマハ MT-09 | 1,254,000円 | ネイキッド | 825mm | 193kg |
| ヤマハ XSR900 | 1,320,000円 | ネイキッド(レトロ) | 815mm | 196kg |
| ヤマハ XSR900 GP | 1,430,000円 | 上半分のカウル(レトロ) | 835mm | 200kg |
| ヤマハ YZF-R9 | 1,540,000円 | フルカウル | 830mm | 195kg |
4台とも888ccの直列3気筒で120PS。カウルの付いた2台のうち、XSR900 GPは昔のレーサーの形をしている。
R9と比べると、GPのほうが軽いわけじゃないんですね
5kg重いわ。GPは軽さじゃなくて、格好で選ぶバイクよ
XSR900 GPは、こんな人に
| こんな人は | 向いているか |
|---|---|
| 昔のレーサーのような、カウル付きの見た目が好き | 向いている |
| 前傾の姿勢でスポーツらしく乗りたい | 向いている |
| 上体を起こして楽に乗りたい | XSR900のほうが合う |
| 小回りの多い道をよく走る | 試乗で切れ角を確かめたい |
大型二輪だから発生するお金の話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車検 | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 必要な免許 | 大型二輪(クラッチ付きのMTなのでAT限定では乗れない) |
| 軽自動車税 | 年6,000円 |
| 重量税 | 新車時5,700円(3年分)/継続3,800円(2年分) |
| 自賠責(24か月) | 8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円) |
| 燃料 | ハイオク |
※税率・保険料は改正されることがある
XSR900 GPを含め、ヤマハの401cc以上のバイクは、2027年1月からYSP(ヤマハのスポーツバイクを扱う販売店)だけで扱われる。YSP以外の店がそれまでに仕入れた在庫車なら、その店で買える。

試乗の前に、乗り換えの金額だけ決めておく
前傾がきつかったらどうしよう、って思うと、なかなか決められないです
だから順番を決めるの。先にいまのバイクの値段を調べて、乗り換えにいくら出せるかを決めてから試乗に行きなさい。乗って気に入ったら、その場で白か黄色かまで決められるでしょう
試乗のあとに考えればよくないですか?
気に入ってから計算を始めると、買える理由ばかり探すことになるわよ。いまのバイクが売れたら、143万円のうちいくらになるのか。そこを先に固めるの
値段って、すぐ分かるんですか?
名前も電話番号も入れずに、目安だけなら見られるわ。中古のバイクは海外にも買われていくから、業者が仕入れる値段はいまも高いわ。試乗の帰りに下取りの話をされても、その数字があれば慌てなくて済むわ
📌 まとめ
- 価格は白143万円、黄色146万3,000円。888ccの直列3気筒で120PS、双方向クイックシフターとクルーズコントロールが付く
- XSR900と同じメインフレームに、カウル・セパレートハンドル・専用の足まわり。 XSR900より11万円高く、4kg重く、シート高は20mm高い
- 前傾の姿勢で、小回りには気をつけたい。白は赤いホイールと赤白のカウル、黄色は黒いフレームと金色のホイール
色なら黄色です。でも自分で乗るなら、上体が起きるXSR900にしちゃいそうです
なら、私は白のGPにしておくわ。白いXSRと並べて停めたら、親子みたいに見えるでしょう
それ、写真に撮りたいです
いいわよ。GPを手前に置くのが条件だけど
よくある質問
XSR900 GPとXSR900のエンジンは同じ?
どちらも888ccの直列3気筒で、最高出力120PS・最大トルク93N·mです。メインフレームも共通ですが、GPは剛性の調整、足まわり、ハンドル、ステップを専用にしています。
色で価格は違う?
違います。シルキーホワイトが143万円、2026年モデルで加わった黄色のライトレディッシュイエローソリッド1が146万3,000円です。
足つきはどう?
シート高は835mmで、XSR900より20mm高くなります。前傾した姿勢なので、販売店で実際にまたがって確かめるのが確実です。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式・走行距離・状態で変わります。試乗の前に相場を見ておくと、乗り換えに出せる金額を決めたうえで選べます。
この記事で参照した情報源(22件)
- ヤマハ XSR900 GP(公式)
- ヤマハ XSR900 GP 特徴・装備(公式)
- ヤマハ XSR900 GP 取扱説明書(2026年モデル)
- ヤマハ発動機 XSR900 GP 発売(2024年)
- ヤマハ発動機 XSR900 GP 2026年モデル
- ヤマハ発動機 XSR900 GP 発表資料(2024年・諸元)
- ヤマハ発動機 XSR900 GP の開発者インタビュー
- ヤマハ XSR900(公式)
- ヤマハ XSR900 特徴・装備(公式)
- ヤマハ XSR900 取扱説明書(2025年モデル)
- ヤマハ発動機 XSR900 改良モデル(2025年)
- ヤマハ MT-09(公式)
- ヤマハ YZF-R9(公式)
- ヤマハ発動機 401cc以上のYSP取り扱い(2026年)
- 国土交通省 東北運輸局 二輪車の区分
- 国土交通省 自賠責保険料
- 改定後の自賠責保険料一覧
- 勝浦町 軽自動車税(種別割)税率表
- Motor Fan XSR900 GP 試乗
- Webike XSR900 GP 試乗
- バイクのニュース XSR900 GP 試乗
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月10日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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