ヤマハ YZF-R1、R1Mとは何が違う? 2026年最新、253万円からの4気筒と、YSPで買うときに知っておくこと

この記事の要点

  • R1は253万円、70th記念車は264万円(200台)、R1Mは334万4,000円。 997cm³・200PSは共通
  • R1Mはオーリンズの電子制御サスペンションとカーボン外装。 R1は2025年からブレンボ STYLEMAとKYBのフォーク
  • いまもYSPで扱うモデルで、2027年1月からヤマハの401cc以上はYSPだけで販売される。R1M・記念車は販売枠を終えた店もある

ヤマハのYZF-R1は、997cm³の直列4気筒で200PSを出す、リッタークラスのスーパースポーツ。クランクの形が独特な「クロスプレーン」のエンジンで、いまはカーボンのウイングレットを備える。2025年の改良で、R1はブレンボのブレーキとKYBのフロントフォークを使うようになった。

2026年モデルの価格はYZF-R1が253万円、YZF-R1Mが334万4,000円。ほかに200台限定のYZF-R1 70th Anniversary Editionが264万円で出ている。R1Mとの81万4,000円の差は、オーリンズの電子制御サスペンションとカーボンの外装に払う。R1はヤマハの販売店のYSPで扱うモデルで、2027年1月からは、ヤマハの401cc以上はYSPだけで売られる。

買う店はYSPでも、いまのバイクを売る先は自分で選べる。手元の1台の値段を持ってYSPに行けば、R1とR1Mのどちらにするかを相談しやすい。

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ヤマハ YZF-R1を斜め前から見たカット。濃い青のフルカウル、細い目つきのLEDライト、カウル横のカーボンのウイングレット、セパレートハンドル、マグネシウムのホイール
ヤマハ YZF-R1(ディープパープリッシュブルーメタリックC)
モモ
モモ

店長、R1って名前はよく聞きます。どんなバイクなんですか?

レイ
レイ

リッタークラスのスーパースポーツよ。ヤマハの青いのといえば、これね

モモ
モモ

R1とR1M、名前が1文字違うだけで80万円も違うんですか?

レイ
レイ

Mが付くと、足まわりが電子制御になって、外装がカーボンになるの。1文字が高いのよ

YZF-R1って、どんなバイク?

いまの世代のR1は、2020年に日本で発売された。エンジンは「クロスプレーンクランク」を使った直列4気筒。2025年の改良では、シート表皮を変え、R1のフロントフォークとブレーキを新しくした。

以下は2026年モデルの主要スペック。

項目YZF-R1YZF-R1M
価格(税込)2,530,000円3,344,000円
エンジン水冷 直列4気筒 997cm³(クロスプレーンクランク)同左
最高出力147kW(200PS)/13,500rpm同左
最大トルク113N·m/11,500rpm同左
変速6速MT(クイックシフター付き)同左
全長×全幅×全高2,055×690×1,165mm同左
シート高855mm860mm
車両重量201kg203kg
燃料タンク17L(プレミアム)同左
WMTC燃費15.2km/L同左
タイヤ前120/70ZR17/後190/55ZR17前120/70ZR17/後200/55ZR17

シート高は855mmで、国産のリッタースーパースポーツでは高いほう。 R1Mは後輪が200mm幅になり、シートも5mm高い。

モモ
モモ

855mm……わたしだと、つま先も怪しいです

レイ
レイ

R1は、足つきで選ぶバイクじゃないもの。でも、信号待ちのたびに困るなら、ほかの選択肢も考えなさい

R1とR1M、81万4,000円で何が変わる?

項目YZF-R1YZF-R1M
価格(税込)2,530,000円3,344,000円
フロントフォークKYB 43mm倒立オーリンズ ERS(前後とも電子制御)
フロントブレーキブレンボ STYLEMA(2025年から)従来の装備を継続
外装標準の外装カーボン外装
ウイングレットカーボンカーボン
後輪タイヤ190/55ZR17200/55ZR17
シート高855mm860mm
車両重量201kg203kg

R1Mは、足まわりを電子制御で調整できるのがいちばんの違い。 外装もカーボンで、見た目からして別物だ。

一方で、ブレンボ STYLEMAとラジアルマスターシリンダーは、2025年の改良でR1に入ったもの。R1Mのフロントブレーキは、従来の装備のままだ。

R1Mには、走行データを記録してスマホで見られる通信ユニット(CCU)を新車購入者に贈るキャンペーンも続いている。標準装備ではない。

モモ
モモ

R1にも、2025年の新しい部品がちゃんと入ってるんですね!

レイ
レイ

そう。普通のR1は、ただの安いほうではないの

ヤマハ YZF-R1とR1Mの違いの図解。上に「同じ200PS、差は81万4,000円」。YZF-R1(253万円・KYB・ブレンボ STYLEMA・855mm・201kg)、YZF-R1M(334万4,000円・オーリンズ電子制御サス・カーボン外装・860mm・203kg)。下に「2台ともカーボンのウイングレットと上下クイックシフター付き」。端に小さなキャラクター
R1とR1Mの違い

2台に共通する電子装備

装備YZF-R1/R1M
IMU6軸
ABSバンク角を考慮するBC2
トラクションコントロールTCS
スライド制御SCS
ウイリー制御LIF
ローンチコントロールLCS
エンジンブレーキ制御EBM
クイックシフターアップ・ダウン
ライディングモードYRCで設定
メーターカラーTFT
ホイールマグネシウム(前後17インチ)
キーイモビライザー付きの鍵

後輪が横に滑ったときやウイリーしたときの抑えまで、サーキットで使う電子制御が一通りそろっている。

カラーと、200台の記念車

モデルカラー価格(税込)発売日
YZF-R1ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)2,530,000円2026年4月17日
YZF-R1 70th Anniversary Editionブルーイッシュホワイトパール1(ホワイト)2,640,000円2026年1月30日
YZF-R1MブラックメタリックX(カーボン)3,344,000円2026年4月17日

※2026年モデル。バイクは年式で色が入れ替わる

70th Anniversary Editionは200台の限定車で、車体は白。R1より11万円高い。

モモ
モモ

記念車の白、すごくきれいです。わたしが選ぶならこれです

レイ
レイ

私は青のR1。ヤマハのスーパースポーツは、青で走っているのがいちばんかっこいいわ

R1は、どこで買える?

時期買える店
いまYSPで販売(EXCLUSIVE Model)
2027年1月からヤマハの401cc以上のバイクはYSPだけで販売

R1は、いまもヤマハの販売店「YSP」で扱うモデル。ヤマハは2026年5月に、2027年1月から401cc以上のバイクをYSPだけで販売すると発表した。997cm³のR1もその対象になる。

R1Mと70th記念車は、店によっては販売枠をすでに終えている。2026年1月の時点で、R1シリーズの受注を終えたと案内した店もある。これは店ごとの話で、全国一律の受注終了ではない。 欲しいモデルが決まったら、近くのYSPで、いま注文できるかを聞いておきたい。

モモ
モモ

お店によって、買えたり買えなかったりするんですね

レイ
レイ

R1Mと記念車は、店ごとの枠で売っているから。欲しいなら、迷っている時間がいちばんもったいないわ

走りは、どう評価されている?

以前の年式のR1Mに乗った評価では、低い回転から力があり、クロスプレーンらしい鼓動を感じながら、高い回転まで強く伸びるエンジンだと書かれている。電子制御のサスペンションは路面によくなじむという評価だ。

一方で、前傾の深さとシートの高さは負担として挙がっている。R1のシート高は855mmで、体格によっては信号待ちで気を使う高さになる。

855mmのシートに足が届くかは、YSPでまたがれば一度で分かる。

モモ
モモ

鼓動って、心臓みたいな感じですか?

レイ
レイ

そう。クランクの形が違うから、4気筒なのに鼓動があると言われるの。そこに惚れる人のバイクよ

国産のリッタースーパースポーツと比べると

モデル価格(税込)最高出力車両重量シート高燃料タンク
ヤマハ YZF-R12,530,000円200PS201kg855mm17L
ホンダ CBR1000RR-R FIREBLADE2,486,000円218PS200kg830mm16L
カワサキ Ninja ZX-10R2,486,000円197PS209kg825mm17L
スズキ GSX-R1000R2,376,000円190PS203kg825mm16L

※スズキの重量は装備重量

4台の中で、R1は価格がいちばん高く、シートもいちばん高い。 R1のエンジンは、クロスプレーンクランクを使う。4台の違いは、記事末の比較記事で横に並べている。

大型二輪だから発生するお金の話

項目内容
車検あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと)
必要な免許大型二輪(MT)
軽自動車税年6,000円
重量税新車時5,700円(3年分)/継続3,800円(2年分)
自賠責(24か月)8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円)
燃料プレミアム(ハイオク)

※税率・保険料は改正されることがある

ヤマハ YZF-R1の選び方の図解。上に「R1か、R1Mか、記念車か」。ブレンボ STYLEMA・253万円→YZF-R1、電子制御サス・カーボン外装→YZF-R1M(334万4,000円)、白の限定200台→70th(264万円)。下に「2027年1月から401cc以上はYSPだけで販売」。端に小さなキャラクター
YZF-R1の選び方

買う店は決まっても、売る先は自分で選べる

モモ
モモ

2027年からYSPでしか買えないなら、いま乗ってるバイクもYSPで下取りしてもらえば楽ですね

レイ
レイ

手続きが一度で済むのは確かに楽ね。でも、買う店と売る先は同じでなくていいのよ

モモ
モモ

え、下取りじゃなくていいんですか?

レイ
レイ

値段だけで比べたら、YSPの下取りより買取店よ。業者が売り買いするオークションの相場は、輸出の需要もあって高いままなの。売った額は、そのまま買うほうの予算に乗るでしょう。R1とR1Mの81万4,000円のうち、どこまでがその額で埋まるかが分かるわ

モモ
モモ

先に売値を見て、それからYSPに行けばいいんですね

レイ
レイ

そう。数字があれば、YSPでの相談も早いわ。調べたら売らなきゃいけない、なんてことはないわ

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📌 まとめ

  • YZF-R1は997cm³・200PSで253万円、R1Mは334万4,000円、70th記念車は264万円(200台)
  • R1Mはオーリンズの電子制御サスペンションとカーボン外装。ブレンボ STYLEMAは2025年からR1に付いた
  • 2027年1月から、ヤマハの401cc以上はYSPだけで販売。R1M・記念車は販売枠を終えた店もある
モモ
モモ

わたしは70thの白です。限定って言われると弱いので

レイ
レイ

限定に弱いのはいいけど、白い車体に見とれて、またがるのを忘れないことね。私は青のR1。2025年にブレーキまで手が入ったほうを選ぶわ

モモ
モモ

店長、Mじゃなくていいんですか?

レイ
レイ

81万円あったら、サーキットの走行会に何回行けると思う?

よくある質問

YZF-R1とR1Mで、出力は違う?

どちらも997cm³・200PSで同じです。R1Mはオーリンズの電子制御サスペンションとカーボン外装が付き、後輪が200mm幅になります。

2025年の改良で、R1は何が変わった?

ブレンボ STYLEMAのキャリパーとラジアルマスターシリンダー、KYBのフロントフォークが入りました。R1Mのフロントブレーキは従来の装備のままです。

YZF-R1はどこで買える?

YSPで扱うモデルです。2027年1月からは、ヤマハの401cc以上のバイクはYSPだけで販売されます。

いま乗っているバイクは、いくらで売れる?

年式・走行距離・状態で変わります。先に買取の目安を見ておくと、R1とR1Mのどちらまで手が届くかが分かります。

この記事で参照した情報源(23件)

※この記事は2026年10月10日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。

※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。

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