ヤマハ YZF-R7はどんなバイク? 2026年モデルは116万6,000円、クルーズと双方向クイックシフター付きの2気筒スーパースポーツ

この記事の要点

  • 価格は通常色(青・黒)が116万6,000円、70周年記念モデル(白)が125万4,000円。688ccの直列2気筒で73PS、189kg
  • 6軸IMUを使うトラクション・スライド・ウイリーの制御、双方向クイックシフター、クルーズコントロール、5インチTFTが標準
  • 燃料はレギュラー、タンク13L。シート高は830mmで、前傾した姿勢

ヤマハ YZF-R7は、MT-07のエンジンをベースにした688ccの2気筒を、フルカウルとセパレートハンドルで包んだスーパースポーツだ。最高出力は73PS、車両重量は189kg。

2026年5月に大きく改良され、いまのR7は6軸IMUを使う電子制御、双方向クイックシフター、クルーズコントロール、5インチのカラーTFTを持つ。 価格は通常の2色が116万6,000円、白の70周年記念モデルが125万4,000円(国内200台限定)。改良でスーパースポーツとしての装備がそろい、選ぶ理由は「R9より安い」だけではなくなった。

R9との差は37万4,000円ある。手放す1台がいくらで売れるかで、R7で止めるかR9まで行くかの線が引ける。

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ヤマハ YZF-R7を斜め前から見たカット。青いフルカウル、中央の大きな吸気口と細い目のようなライト、セパレートハンドル、直列2気筒エンジン
ヤマハ YZF-R7(2026年モデル・ディープパープリッシュブルーメタリックC)
モモ
モモ

店長、これR9ですか? 顔がそっくりです

レイ
レイ

YZF-R7よ。中身は2気筒で、MT-07のエンジンがベースなの

モモ
モモ

MT-07って、あの気軽なネイキッドの?

レイ
レイ

そう。その2気筒にフルカウルとセパレートハンドルを付けたのがR7ね

YZF-R7って、どんなバイク?

YZF-R7は、2022年2月に日本で発売された。エンジンは2025年のMT-07のものをベースにして、吸気やスロットル、最終減速比を調整している。

2026年5月の改良では、フレーム、スイングアーム、ホイール、足まわり、乗車姿勢まで見直された。

以下は2026年モデルの主要スペック。

項目YZF-R7
価格(税込)1,166,000円(70周年記念モデルは1,254,000円)
エンジン水冷 直列2気筒 688cm³
最高出力54kW(73PS)/8,750rpm
最大トルク68N·m/6,500rpm
変速6速MT(双方向クイックシフター)
全長×全幅×全高2,070×725×1,160mm
ホイールベース1,395mm
シート高830mm
最低地上高135mm
車両重量189kg
燃料タンク13L(レギュラー)
WMTC燃費25.2km/L
モモ
モモ

スーパースポーツなのに、ガソリンはレギュラーなんですね

レイ
レイ

2気筒の73PSだもの。ハイオクの3気筒より、毎回の給油は安く済むわ

装備は何が付く?

装備内容
電子制御電子制御スロットル、6軸IMUを使うトラクション・スライド・ウイリーの制御
ブレーキまわりABS(ブレーキの制御、後輪ABSをOFFにする設定)
サーキット向けの機能エンジンブレーキの調整、スタートの制御、減速時に後輪が滑るのを抑える制御
走行モードYRCでまとめて設定。出力の特性も選べる
クイックシフター双方向(シフトアップ・ダウン)
クルーズコントロール標準。速度を超えないように抑える機能も付く
サスペンション前後とも調整式
メーター5インチ カラーTFT(スマホ連携・ナビ表示・走行記録のアプリ)
灯火LEDヘッドライト、ミラーに組み込んだウインカー
モモ
モモ

サーキットのための機能まで付いてるんですね

レイ
レイ

それだけじゃないわ。クルーズもあるの。サーキットまでの高速道路も、楽に走れるわ

ヤマハ YZF-R7の装備をまとめた図解。上に「2気筒のR7に、電子制御がそろった」。6軸IMUの制御、双方向クイックシフター、クルーズコントロール、5インチTFT(スマホ連携)。下に「燃料はレギュラー、タンク13L」。端に小さなキャラクター
YZF-R7に付くもの

カラーは3色。白は200台限定

カラー価格(税込)発売日
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)1,166,000円2026年5月29日
ブラックメタリックX(ブラック)1,166,000円2026年5月29日
ブルーイッシュホワイトパール(70周年記念モデル)1,254,000円2026年5月29日・国内200台限定

※2026年モデルの設定。バイクは年式で色が入れ替わる

70周年記念モデルは、白と赤の記念カラーに、記念のエンブレムなどが付く。

モモ
モモ

白と赤、かわいいです! 昔のレースのバイクみたいで

レイ
レイ

8万8,000円高いけど、200台しか無いのよ。欲しいなら、販売店に早めに聞きなさい

直近の年式で何が変わった?

時期変わったこと
2022年2月日本で発売
2024年3月色を変更
2024年12月2025年モデル。色を変更
2026年5月大きく改良。電子制御スロットル、6軸IMUの制御、双方向クイックシフター、クルーズコントロール、TFTとスマホ連携が付き、フレームや足まわり、乗車姿勢も見直された。価格は105万4,900円から116万6,000円に

改良の前と後で、装備は大きく違う。 中古で2025年以前のR7を探すなら、いまの装備は付いていないものとして比べる。

モモ
モモ

11万円くらい上がったんですね

レイ
レイ

そのぶん、付いてくるものが増えたわ。ネットで読む試乗記も、改良の前か後かを見てからね

走りは、どう評価されている?

試乗した媒体は、中回転で扱いきれる力の出方と、アクセルに素直についてくるエンジンを挙げている。足まわりは公道の速度でも硬すぎず、曲がりやすいという。サーキットだけのための硬い車体ではない。

姿勢は、改良後もスポーツらしい前傾だ。試乗記では、小柄な人だと、片足だけを着いて支えるか、両足のつま先立ちになるという。体格と慣れで感じ方は変わる。

モモ
モモ

わたしだと、たぶんつま先ですね

レイ
レイ

つま先でも、片足でしっかり支えられれば乗れるわ。またがって、車体をまっすぐ保てるか販売店で試しなさい

同じヤマハのフルカウルと比べると

モデル価格(税込)エンジン最高出力シート高車両重量
ヤマハ YZF-R3726,000円直列2気筒 320cm³42PS780mm169kg
ヤマハ YZF-R71,166,000円直列2気筒 688cm³73PS830mm189kg
ヤマハ YZF-R91,540,000円直列3気筒 888cm³120PS830mm195kg

R9とはシート高が同じで、重さは6kgしか違わない。価格は37万4,000円、出力は47PS違う。他社では、カワサキ Ninja 650(107万8,000円)やホンダ CBR650R(110万円〜)と並べて比べられることがある。

モモ
モモ

R7とR9、見た目はほとんど同じなのに、37万円も違うんですね

レイ
レイ

私ならR9よ。同じ顔なら、3気筒の120PSのほうがいいもの

モモ
モモ

わたしはR7で十分です。ガソリンはレギュラーだし、車体も37万円安いので

YZF-R7は、こんな人に

こんな人は向いているか
フルカウルのスーパースポーツに、手の届く価格で乗りたい向いている
サーキットも走ってみたい向いている(サーキット向けの制御つき)
高速道路のツーリングにも使いたいクルーズは付く。前傾の姿勢が合うかは試乗で
上体を起こして楽に乗りたいMT-07のほうが合う
ガソリン代を抑えたいレギュラーで、R9より安く済む

大型二輪だから発生するお金の話

項目内容
車検あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと)
必要な免許大型二輪(クラッチ付きのMTなのでAT限定では乗れない)
軽自動車税年6,000円
重量税新車時5,700円(3年分)/継続3,800円(2年分)
自賠責(24か月)8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円)
燃料レギュラー

※税率・保険料は改正されることがある

YZF-R7は、いまもYSP(ヤマハのスポーツバイクを扱う販売店)で売られている。2027年1月以降は、401cc以上のヤマハ車がすべてYSPの扱いになる。

ヤマハのフルカウル3台を比べた図解。上に「フルカウル3台、3つの排気量」。YZF-R3(320cc・42PS・169kg・726,000円)、YZF-R7(688cc・73PS・189kg・1,166,000円)、YZF-R9(888cc・120PS・195kg・1,540,000円)。端に小さなキャラクター
R3・R7・R9の並び

R7で止めるか、R9まで行くか

レイ
レイ

R9とは37万円以上違うわ。この差を埋められるかどうかで、選ぶ1台が変わるの。埋めるのに使えるのが、いま乗っているバイクの値段よ

モモ
モモ

自分のバイクの値段なんて、考えたこともないです

レイ
レイ

たいていの人はそうよ。でも、業者のオークションの相場は、輸出向けの買い手もいて高いところにあるわ。思っていたより高い数字が出れば、R9まで手が届くかもしれないでしょう。目安はメーカーと年式を入れれば出るから、試乗の予約より先に見ておきなさい

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📌 まとめ

  • 価格は青・黒が116万6,000円、70周年記念モデル(白・国内200台限定)が125万4,000円。688ccの直列2気筒で73PS、189kg、燃料はレギュラー
  • 2026年5月の改良で、いまのR7は6軸IMUの制御・双方向クイックシフター・クルーズコントロール・5インチTFTを持つ
  • シート高830mmの前傾姿勢。上体を起こしたいならMT-07、3気筒の120PSが欲しいならR9
レイ
レイ

私はR9を選ぶけど、R7の黒は嫌いじゃないわ。レギュラーで走れるスーパースポーツなんて、ずいぶん気が利いているもの

モモ
モモ

わたしは白の記念モデルです。200台のうちの1台になれたら、ちょっと自慢できそうなので

レイ
レイ

自慢するなら、乗っている姿まで格好よくしないとね。まず、またがるところから練習しなさい

よくある質問

YZF-R7とMT-07のエンジンは同じ?

R7のエンジンは、2025年のMT-07のエンジンをベースにしています。688ccの直列2気筒で73PSですが、吸気やスロットル、最終減速比などはR7用に調整されています。

2026年モデルで何が変わった?

電子制御スロットル、6軸IMUを使う制御、双方向クイックシフター、クルーズコントロール、5インチTFTとスマホ連携が付き、フレームや足まわり、乗車姿勢も見直されました。価格は116万6,000円です。

70周年記念モデルは何が違う?

白と赤の記念カラーと記念のエンブレムなどが付き、価格は125万4,000円、国内200台限定です。

いま乗っているバイクは、いくらで売れる?

年式・走行距離・状態で変わります。売れたお金でR9との差の37万4,000円が埋まるかどうか、先に相場を見ておけば、R7とR9のどちらまで予算を伸ばせるかが分かります。

この記事で参照した情報源(24件)

※この記事は2026年10月10日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。

※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。

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