ホンダ CB650RとCBR650Rは何が違う? 2026年最新、同じ4気筒95PSで、E-Clutchは5万5,000円
この記事の要点
- CB650R(103万4,000円)はネイキッド、CBR650R(110万円)はフルカウル。 エンジン・出力・シート高・タンクは同じで、CBRは4kg重い
- E-Clutch付きは2台とも5万5,000円高く、2kg重い。 クラッチ操作を自動でしてくれるが、AT限定の免許では乗れない
- カラーTFT、スマホ連携、トラクションコントロールは全グレードに付く。ETC2.0とグリップヒーターは用品
ホンダ CB650RとCBR650Rは、同じ648ccの直列4気筒(95PS)を積む2台だ。CB650Rはカウルの無いネイキッド、CBR650Rはフルカウルのスポーツ。シート高はどちらも810mmで、燃料はレギュラー。
価格はCB650Rが103万4,000円、CBR650Rが110万円。どちらにもE-Clutch付きがあり、5万5,000円足すと、発進や変速でクラッチを握らなくてよくなる。 迷うのは、上体を起こして乗るか、伏せて乗るか、そしてクラッチ操作をバイクに任せるかどうかだ。
グレーのCBと赤いCBRは、E-Clutch付きにしか無い色だ。通常の黒と比べて、グレーのCBは5万5,000円、赤いCBRは8万8,000円高くなるので、いまのバイクの売値まで含めて予算を考えたい。

店長、赤いカウルのバイクと、黒い裸のバイク。顔は違うのに、エンジンが同じなんですか?
CBR650RとCB650Rよ。中身は同じ4気筒で、違うのはカウルが付くかどうか
わたしは裸のほうがすっきりして見えます
私は赤いCBRね。4気筒は、カウルの中に伏せて乗るのが似合うのよ
CB650RとCBR650Rって、どんなバイク?
2台とも、いまの形は2024年4月の改良から。ヘッドライトやカウルを新しくし、5インチのカラーTFTとスマホ連携が付いた。座面の前を細くして、足を下ろしやすくもしている。同じ年の6月に、E-Clutch付きが加わった。
以下は国内仕様の主要スペック。
| 項目 | CB650R | CB650R E-Clutch | CBR650R | CBR650R E-Clutch |
|---|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 1,034,000円 | 1,089,000円 | 1,100,000円 | 1,155,000円〜 |
| エンジン | 水冷 直列4気筒 648cm³ | 同左 | 同左 | 同左 |
| 最高出力 | 70kW(95PS)/12,000rpm | 同左 | 同左 | 同左 |
| 最大トルク | 63N·m/9,500rpm | 同左 | 同左 | 同左 |
| シート高 | 810mm | 810mm | 810mm | 810mm |
| 車両重量 | 205kg | 207kg | 209kg | 211kg |
| 燃料タンク | 15L(レギュラー) | 同左 | 同左 | 同左 |
| WMTC燃費 | 21.5km/L | 21.3km/L | 21.5km/L | 21.3km/L |
シートの高さまで同じなんですね
同じよ。違うのはハンドルの位置と、カウルの有無。またがると、まるで別のバイクになるわ
CBとCBR、何が違う?
| 項目 | CB650R | CBR650R |
|---|---|---|
| カウル | なし(ネイキッド) | フルカウル+スクリーン |
| ハンドル | パイプハンドル | セパレートハンドル |
| 乗車姿勢 | 上体が起きる | 前に傾く |
| 車両重量(同じクラッチどうし) | 4kg軽い | 4kg重い |
| 価格(同じ黒どうし) | 6万6,000円安い | 6万6,000円高い |
CB650Rは上体が起きて、街なかで楽に乗れる。CBR650Rはハンドルが低く、伏せて乗るスポーツの姿勢になる。ただし、サーキットを意識したもっと上のスーパースポーツよりは穏やかだ。
伏せて乗るのは、首とか手首がつらそうです
長い時間ならね。でも、高速道路で風を受け流せるのはカウルのあるCBRよ
E-Clutchは、何をしてくれる?
E-Clutchは、発進・停止・変速のときのクラッチ操作を、バイクが自動でしてくれる仕組みだ。ギアは左足のペダルで選ぶ。クラッチレバーは残っていて、握れば自分の操作が優先される。この650の2台は、メーターの設定で自動の制御を切ることもできる。
E-Clutch付きもMTの扱いで、AT限定の大型二輪免許では乗れない。
| 項目 | 通常のクラッチ | E-Clutch |
|---|---|---|
| 価格の差 | ― | +5万5,000円 |
| 重さの差 | ― | +2kg |
| クラッチレバー | 握って操作 | 残る(握らなくても発進・変速できる) |
| ギアの変え方 | 左足 | 左足 |
| AT限定免許 | 乗れない | 乗れない |
渋滞で左手が疲れないなら、5万5,000円は安い気がします
クラッチを握るのが好きな人には要らないわ。でも、毎日乗るなら楽なのはE-Clutchね

装備は何が付く?
| 装備 | 全グレード |
|---|---|
| ABS | 標準 |
| トラクションコントロール | 標準(ON/OFFできる) |
| アシスト&スリッパークラッチ | 標準 |
| メーター | 5インチ カラーTFT(スマホ連携) |
| 急ブレーキを知らせる点滅 | 標準 |
| ETC2.0 | 用品 |
| グリップヒーター | 用品 |
| USB Type-C | 用品(後ろのシートの下) |
ETC2.0とグリップヒーターは、どのグレードも用品で付ける。 E-Clutchの5万5,000円に、これらは含まれていない。
カラー
| モデル | カラー | 価格(税込) | 発売日 |
|---|---|---|---|
| CB650R | マットバリスティックブラックメタリック | 1,034,000円 | 2024年4月25日 |
| CB650R E-Clutch | マットバリスティックブラックメタリック | 1,089,000円 | 2024年6月13日 |
| CB650R E-Clutch | パールディープマッドグレー | 1,089,000円 | 2024年6月13日 |
| CBR650R | マットバリスティックブラックメタリック | 1,100,000円 | 2024年4月25日 |
| CBR650R E-Clutch | マットバリスティックブラックメタリック | 1,155,000円 | 2024年6月13日 |
| CBR650R E-Clutch | グランプリレッド | 1,188,000円 | 2024年6月13日 |
※2024年モデルの設定。バイクは年式で色が入れ替わる
赤いCBRと、グレーのCBは、E-Clutch付きにしかない。 通常のクラッチを選ぶと、2台とも黒になる。赤は、同じE-Clutch付きの黒より3万3,000円高い。
走りは、どう評価されている?
試乗記でよく挙がるのは、直列4気筒の滑らかさと、扱いやすい車体だ。E-Clutchは、クラッチの負担が減って走ることに集中しやすいと評価されている。低いギアでは小さな変速のショックを感じた、という声もある。
CBは起きた姿勢で街なかに向き、サスペンションはしなやかだという。CBRはCBより前輪の手応えをつかみやすい一方、普段の速度での段差の吸収には好みが分かれる。
足つきは、座面の前が細くなったことで下ろしやすくなっている。同じ810mmでも、ハンドルの位置で感じ方が変わる。
同じクラスのバイクと比べると
| モデル | 価格(税込) | エンジン | 最高出力 | シート高 | 車両重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| ホンダ CB650R | 1,034,000円 | 直列4気筒 648cm³ | 95PS | 810mm | 205kg |
| ヤマハ MT-07 | 968,000円 | 直列2気筒 688cm³ | 73PS | 805mm | 183kg |
| ホンダ CBR650R | 1,100,000円 | 直列4気筒 648cm³ | 95PS | 810mm | 209kg |
| ヤマハ YZF-R7 | 1,166,000円 | 直列2気筒 688cm³ | 73PS | 830mm | 189kg |
この表の中で4気筒なのは、ホンダの650の2台だけだ。そのぶん、2気筒のライバルより20kg前後重い。
MT-07のほうが20kg以上軽いんですね
軽さを取るなら2気筒よ。4気筒の高い音と、上まで回る気持ちよさを取るならホンダね
どれが、どんな人に合う?
| こんな人は | 合うのは |
|---|---|
| 街なかで楽に乗りたい・少しでも安く | CB650R |
| 高速道路の風を避けたい・スポーツの姿勢が好き | CBR650R |
| 渋滞でクラッチを握りたくない | E-Clutch付き |
| 赤いカウルが欲しい | CBR650R E-Clutch |
| AT限定の大型免許しか無い | どれも乗れない |
大型二輪だから発生するお金の話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車検 | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 必要な免許 | 大型二輪(E-Clutch付きもMTの扱いで、AT限定では乗れない) |
| 軽自動車税 | 年6,000円 |
| 重量税 | 新車時5,700円(3年分)/継続3,800円(2年分) |
| 自賠責(24か月) | 8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円) |
| 燃料 | レギュラー |
※税率・保険料は改正されることがある

好きな色を選ぶと、E-Clutch付きになる
わたし、グレーのCBがいいなと思ったんですけど、グレーはE-Clutch付きにしかないんですね
赤いCBRもそうよ。色で選ぶと、E-Clutchのぶんが自然に乗ってくるの。赤なら、通常の黒より8万8,000円高いわ
色のために、そこまで出すのは……
色を妥協するくらいなら、予算のほうを動かしなさい。手放す1台が高く売れれば、その分だけ買うほうに回せるお金が増えるの。いまはバイクの業者オークションが高値の水準にあるから、250や400でも、思ったより数字が出ることがあるわ
📌 まとめ
- CB650R(103万4,000円)とCBR650R(110万円)は、同じ648ccの4気筒・95PS・レギュラー。 違うのはカウルとハンドルの位置
- E-Clutch付きは5万5,000円高く、2kg重い。 クラッチ操作はバイク任せにできるが、AT限定では乗れない
- ETC2.0とグリップヒーターは用品。楽な姿勢ならCB、スポーツの姿勢ならCBR
私は赤いCBRのE-Clutch。赤を選んだ時点で、クラッチの迷いも消えるわ
わたしもグレーのCBのE-Clutchなので、2人ともE-Clutchですね
クラッチを自分で握るのは、そのうち趣味の人だけになるのかしら
よくある質問
CB650RとCBR650Rは同じエンジン?
どちらも648ccの直列4気筒で、最高出力95PS・最大トルク63N·mは同じです。違うのはカウル、ハンドルの位置、重さです。
E-Clutch付きなら、AT限定の大型二輪免許で乗れる?
乗れません。E-Clutchはクラッチ操作を自動でする仕組みですが、変速は左足で行うので、MTの扱いになります。
ETCは付いている?
どのグレードも、ETC2.0は用品として販売店で付けます。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式・走行距離・状態で変わります。売値の目安が分かると、E-Clutch付きの好きな色まで予算が届くかを決めやすくなります。
この記事で参照した情報源(21件)
- ホンダ CB650R(公式)
- ホンダ CBR650R(公式)
- ホンダ CB650R 主要諸元
- ホンダ CBR650R 主要諸元
- ホンダ CB650R 特徴(公式)
- ホンダ CB650R・CBR650R ファクトブック(2024年)
- Honda Go BIKE GEAR CB650R 2024 適合用品
- ホンダ E-Clutch(公式)
- ホンダ CB650R・CBR650R 発売(2024年4月11日)
- ホンダ E-Clutch車とAT限定免許(よくある質問)
- ヤマハ MT-07(公式)
- ヤマハ YZF-R7(公式)
- 国土交通省 東北運輸局 二輪車の区分
- 国土交通省 自賠責保険料
- 改定後の自賠責保険料一覧
- 勝浦町 軽自動車税(種別割)税率表
- ヤングマシン CB650R・CBR650R E-Clutch 試乗
- モーターサイクリスト CB650R E-Clutch 試乗
- BDS CB650R・CBR650R 試乗
- Motor-Fan CBR650R E-Clutch 試乗
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月10日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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