ホンダ CB750 HORNETとCB1000 HORNETは何が違う? 2026年最新、E-Clutchの2気筒と152PSの4気筒
この記事の要点
- CB750 HORNET E-Clutch(114万9,500円)は2気筒・91PS・196kg・レギュラー。 クラッチ操作を自動でしてくれるE-Clutchが標準
- CB1000 HORNET(134万2,000円)は4気筒・152PS・211kg・プレミアム。 SP(158万4,000円)は158PSで、ブレンボ・オーリンズ・クイックシフターが標準
- ETC2.0とカラーTFTは3台とも標準。E-Clutchでも、AT限定の免許では乗れない
ホンダのHORNETは、いま2台ある。CB750 HORNET E-Clutchは754ccの直列2気筒で91PS、CB1000 HORNETは999ccの直列4気筒で152PS。 名前は同じでも、エンジンの気筒数から違う。
価格はCB750 HORNET E-Clutchが114万9,500円、CB1000 HORNETが134万2,000円、CB1000 HORNET SPが158万4,000円。750は2026年4月にE-Clutchが付き、発進や変速でクラッチレバーを握らなくてよくなった。1000は手で握る普通のクラッチで、SPにはブレンボのブレーキとオーリンズのリヤサスペンションが付く。選ぶ基準は、軽さと楽さを取るか、4気筒の速さを取るかになる。
750と1000の差は19万2,500円。この差を、いま乗っているバイクの売値で埋められるかどうかも、選ぶ材料になる。

店長、HORNETって2台あるんですか? 見た目、そっくりです
排気量違いの兄弟ね。そっくりなのは顔だけで、エンジンの気筒数が倍違うわ
えっ、見た目はこんなにそっくりなのに!
そう。私が乗るなら1000。152PSの4気筒を、裸のまま乗れるんだもの
2台のHORNETって、どんなバイク?
CB750 HORNETは2025年2月に日本で発売され、2026年4月にE-Clutch付きになった。CB1000 HORNETは2025年1月の発売で、CBR1000RRのエンジンをもとに、街なかから峠までで扱いやすいように調整している。
以下は国内仕様の主要スペック。
| 項目 | CB750 HORNET E-Clutch | CB1000 HORNET | CB1000 HORNET SP |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 1,149,500円 | 1,342,000円 | 1,584,000円 |
| エンジン | 水冷 直列2気筒 754cm³ | 水冷 直列4気筒 999cm³ | 同左 |
| 最高出力 | 67kW(91PS)/9,500rpm | 112kW(152PS)/11,000rpm | 116kW(158PS)/11,000rpm |
| 最大トルク | 75N·m/7,250rpm | 104N·m/9,000rpm | 107N·m/9,000rpm |
| 変速 | 6速MT+E-Clutch | 6速MT | 6速MT(クイックシフター付き) |
| シート高 | 795mm | 809mm | 809mm |
| 車両重量 | 196kg | 211kg | 212kg |
| 燃料タンク | 15L(レギュラー) | 17L(プレミアム) | 同左 |
| WMTC燃費 | 22.7km/L | 17.7km/L | 同左 |
750のほうが15kg軽くて、ガソリンもレギュラーなんですね
毎日乗るなら、その差は小さくないわ。1000は速いけど、ハイオクを入れ続ける覚悟が要るの
E-Clutchは、何をしてくれる?
750のE-Clutchは、走り出し、止まるとき、ギアを変えるときに、クラッチをつないだり切ったりする操作をバイクが受け持つ。 左足でギアを選ぶ操作はそのまま。レバーも付いていて、握れば自分の操作が優先される。
ホンダは、E-Clutch付きをシフトペダルで変速するMTのバイクとしていて、AT限定の大型二輪免許では乗れない。 変速まで自動のDCTとは別の仕組みだ。
レバーを握らなくていいのに、AT限定ではダメなんですか?
ギアを選ぶのは自分の左足だもの。左手は楽になるけど、左足の仕事は残っているわ
渋滞で左手が疲れないなら、それだけでうれしいです
750のE-Clutch化で変わったこと
| 項目 | 2025年発売(E-Clutchなし) | 2026年4月発売(E-Clutch) |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 1,039,500円 | 1,149,500円 |
| クラッチ | 手で握る普通のクラッチ | E-Clutch |
| 車両重量 | 192kg | 196kg |
| WMTC燃費 | 23.1km/L | 22.7km/L |
E-Clutchとアンダーカウルが付いて、価格は11万円上がり、重さは4kg増えた。いま日本で掲載されている750は、E-Clutch付きだけだ。
1000の標準とSP、24万2,000円で何が変わる?
| 装備 | CB1000 HORNET | CB1000 HORNET SP |
|---|---|---|
| 最高出力 | 152PS | 158PS(排気バルブ付き) |
| フロントブレーキ | NISSINのラジアルマウント | ブレンボ Stylema |
| リヤサスペンション | SHOWA | オーリンズ TTX36 |
| クイックシフター(上下) | 用品 | 標準 |
| ETC2.0 | 標準 | 標準 |
| カラー | パールグレアホワイト | マットバリスティックブラックメタリック |
SPは、色違いのグレードではない。 ブレーキ、リヤサスペンション、クイックシフター、6PSの出力差まで入って24万2,000円だ。
ブレンボとかオーリンズって、わたしには違いが分からなそうです
分からなくても、黒いSPの見た目に24万円払う人もいるわ。私はその1人かもしれない

カラーは750が2色、1000は1色ずつ
| モデル | カラー | 価格(税込) | 発売日 |
|---|---|---|---|
| CB750 HORNET E-Clutch | ウルフシルバーメタリック | 1,149,500円 | 2026年4月16日 |
| CB750 HORNET E-Clutch | グラファイトブラック | 1,149,500円 | 2026年4月16日 |
| CB1000 HORNET | パールグレアホワイト | 1,342,000円 | 2025年1月23日 |
| CB1000 HORNET SP | マットバリスティックブラックメタリック | 1,584,000円 | 2025年1月23日 |
※バイクは年式で色が入れ替わる
1000は、標準なら白、SPなら黒と、グレードで色が決まっている。白の1000が欲しいなら標準、黒ならSPだ。
走りは、どう評価されている?
750の試乗記では、中速域の力強さと、E-Clutchの自然な変速がよく挙がる。街なかから高速道路まで扱いやすく、渋滞でクラッチを握らなくていい楽さも評価されている。高い回転で振動を感じるという指摘もある。
1000は、強い加速を持ちながら、乗り手が扱いきれることと、軽く自然に曲がることが評価されている。152PSの数字ほど身構える必要はない、という書かれ方だ。
足つきは、750が795mm、1000が809mm。座面の形でも感じ方が変わるので、2台並べてまたがって比べたい。
152PSって聞くだけで、こわくなります
乗った人は、思ったより穏やかだって言うわ。でもあなたは、まず750の軽さから試しなさい
同じクラスのネイキッドと比べると
| モデル | 価格(税込) | エンジン | 最高出力 | シート高 | 車両重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| ホンダ CB750 HORNET E-Clutch | 1,149,500円 | 直列2気筒 754cm³ | 91PS | 795mm | 196kg |
| ヤマハ MT-07 Y-AMT | 1,056,000円 | 直列2気筒 688cm³ | 73PS | 805mm | 187kg |
| スズキ GSX-8S | 1,166,000円 | 並列2気筒 775cm³ | 80PS | 810mm | 202kg |
| ホンダ CB1000 HORNET | 1,342,000円 | 直列4気筒 999cm³ | 152PS | 809mm | 211kg |
| ヤマハ MT-09 | 1,254,000円 | 直列3気筒 888cm³ | 120PS | 825mm | 193kg |
この表の2気筒の中では、750の出力がいちばん大きい。表のMT-07 Y-AMTもクラッチ操作が要らないが、こちらは変速まで機械が動かす仕組みで、AT限定の大型二輪でも乗れる。1000は、MT-09のような3気筒・4気筒のネイキッドと並ぶ。
どっちのHORNETが、どんな人に合う?
| こんな人は | 合うのは |
|---|---|
| 渋滞でクラッチを握りたくない | CB750 HORNET E-Clutch |
| 軽さとレギュラーガソリンを取りたい | CB750 HORNET E-Clutch |
| 4気筒の伸びと速さが欲しい | CB1000 HORNET |
| ブレンボとオーリンズ、黒い車体が欲しい | CB1000 HORNET SP |
| AT限定の大型免許しか無い | どちらも乗れない(DCTのモデルを選ぶ) |
大型二輪だから発生するお金の話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車検 | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 必要な免許 | 大型二輪(E-Clutch付きもMTの扱いで、AT限定では乗れない) |
| 軽自動車税 | 年6,000円 |
| 重量税 | 新車時5,700円(3年分)/継続3,800円(2年分) |
| 自賠責(24か月) | 8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円) |
| 燃料 | 750はレギュラー、1000はプレミアム(ハイオク) |
※税率・保険料は改正されることがある

750か1000か、予算の上限を先に決める
750と1000で、19万円ちょっと違うんですね。わたしなら、それで750に決めちゃいそうです
早いわね。予算の上限が上がれば、値段で750に絞る必要は無くなるでしょう
そういえば友達が、乗らなくなったバイクが思ったより高く売れたって言ってました
よくある話よ。中古のバイクの業者相場は、いまも高い水準だもの。売れたお金がそのまま予算に乗れば、750にするか1000にするかを、走りの好みだけで決められるわ。目安を見るだけなら、売ると決めなくていいの
📌 まとめ
- CB750 HORNET E-Clutchは2気筒・91PS・196kg・レギュラーで114万9,500円。 クラッチ操作を自動でするE-Clutchが標準
- CB1000 HORNETは4気筒・152PS・211kg・プレミアムで134万2,000円。 SPは24万2,000円高く、ブレンボ・オーリンズ・クイックシフター付き
- E-ClutchでもAT限定では乗れない。楽さと軽さなら750、速さなら1000
店長は、結局どれにするんですか?
SPの黒。158PSにオーリンズとブレンボ。迷う理由が見つからないわ
わたしなら750の銀です。左手が楽で軽いほうが、遠くまで行ける気がするので
よくある質問
E-Clutchなら、AT限定の大型二輪免許で乗れる?
乗れません。ホンダはE-Clutch付きを、シフトペダルで変速するMTのバイクとしています。AT限定で乗れるのは、DCTのように変速まで自動のモデルです。
CB1000 HORNETにE-Clutchのグレードはある?
日本で掲載されているCB1000 HORNETは、標準とSPの2つで、どちらも手で握るクラッチです。SPは上下のクイックシフターが標準で付きます。
750と1000、燃費はどれくらい違う?
WMTCモード燃費は750が22.7km/L、1000が17.7km/Lです。燃料も750はレギュラー、1000はプレミアムです。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式・走行距離・状態で変わります。先に買取の目安を見ておくと、750と1000の差19万2,500円がどこまで埋まるかが分かります。
この記事で参照した情報源(20件)
- ホンダ CB750 HORNET(公式)
- ホンダ CB750 HORNET 特徴(公式)
- ホンダ CB750 HORNET E-Clutch 発売(2026年3月6日)
- ホンダ CB750 HORNET 発売(2025年1月24日)
- ホンダ CB1000 HORNET(公式)
- ホンダ CB1000 HORNET 特徴(公式)
- ホンダ CB1000 HORNET 発売(2024年12月12日)
- ホンダ E-Clutch車とAT限定免許(よくある質問)
- ヤマハ MT-07(公式)
- ヤマハ MT-09(公式)
- スズキ GSX-8S(公式)
- 国土交通省 東北運輸局 二輪車の区分
- 国土交通省 自賠責保険料
- 改定後の自賠責保険料一覧
- 勝浦町 軽自動車税(種別割)税率表
- Motor-Fan CB750 HORNET E-Clutch 試乗
- レスポンス CB750 HORNET E-Clutch 試乗
- webオートバイ CB1000 HORNET 試乗
- バイクブロス CB1000 HORNET 試乗
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月10日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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