ホンダ XL750 TRANSALPはどんなバイク? 2026年最新、E-Clutchが付いた143万円のアドベンチャー

この記事の要点

  • 価格は143万円(1色)。754ccの直列2気筒で91PS、216kg、燃料はレギュラー、タンク16L
  • E-Clutchが標準。 発進や変速でクラッチを握らなくていい。ただしMTの扱いで、AT限定の免許では乗れない
  • シート高は850mm。 純正ローシートで座る位置が約30mm下がる。ETC2.0とUSB Type-C、アルミのスキッドプレートは最初から付く

ホンダ XL750 TRANSALPは、前21インチのスポークホイールを履いたアドベンチャーだ。エンジンはCB750 HORNETと同じ754ccの直列2気筒で、最高出力は91PS。舗装路の旅も、未舗装の道も走れるように作られている。

2026年4月に、クラッチ操作を自動でしてくれるE-Clutchが付いた。 価格は143万円で、色はマットブラックの1色。シート高は850mmと高めだが、純正のローシートにすると座る位置が約30mm下がる。気になるのは、この背の高さと、旅の道具にいくらかかるかだ。

E-Clutchとアルミのスキッドプレートが付いて、2025年のモデルより11万円上がった。手放す1台の値段が分かると、その11万円を出すかどうかも決めやすい。

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ホンダ XL750 TRANSALPを斜め前から見たカット。つや消しの黒い車体、2つ目のLEDヘッドライト、背の高いスクリーン、前21インチのスポークホイール、エンジン下のアルミのスキッドプレート
ホンダ XL750 TRANSALP E-Clutch(マットバリスティックブラックメタリック)
モモ
モモ

店長、このバイク、背が高いです! 前のタイヤも大きい

レイ
レイ

XL750 TRANSALPよ。前輪は21インチ。砂利道も走るつもりで作ってあるの

モモ
モモ

旅に行くバイクって感じですね

レイ
レイ

そう。黒一色で、余計な飾りが無い。この無骨さがいいのよ

XL750 TRANSALPって、どんなバイク?

日本では2023年5月に発売された。2025年5月にヘッドライトを2つ目のLEDに変え、スクリーンやサスペンションの設定も見直した。そして2026年4月、E-Clutchとアルミのスキッドプレートが標準になった。

以下は2026年のE-Clutch仕様の主要スペック。

項目XL750 TRANSALP E-Clutch
価格(税込)1,430,000円
エンジン水冷 直列2気筒 754cm³(270度クランク)
最高出力67kW(91PS)/9,500rpm
最大トルク75N·m/7,250rpm
変速6速MT+E-Clutch
全長×全幅×全高2,325×840×1,455mm
ホイールベース1,560mm
シート高850mm
車両重量216kg
ホイール前21インチ/後18インチ(スポーク)
燃料タンク16L(レギュラー)
WMTC燃費22.7km/L
モモ
モモ

850mmって、わたしだと足が届かなそうです

レイ
レイ

純正のローシートがあるわ。座る位置が約30mm下がるから、またがって比べてみなさい

E-Clutchで、何が楽になる?

TRANSALPのE-Clutchは、クラッチを切る・つなぐ操作をバイクが代わりに受け持つ。 ギアは左足のペダルで選び、レバーを握れば自分の操作に戻せる。

未舗装の道や渋滞では、ゆっくり進む場面が多い。そこでのクラッチ操作をバイクに任せられる。

ホンダはE-Clutch付きを、シフトペダルで変速するMTのバイクとしている。AT限定の大型二輪免許では乗れない。

モモ
モモ

砂利道でクラッチを気にしなくていいのは、すごく安心です

レイ
レイ

止まりそうな速度で、左手を気にしなくていいもの。未舗装の道こそ、E-Clutchが楽をさせてくれるわ

2026年のE-Clutch化で変わったこと

項目2025年5月発売(E-Clutchなし)2026年4月発売(E-Clutch)
価格(税込)1,320,000円1,430,000円
クラッチ手で握る普通のクラッチE-Clutch
車両重量210kg216kg
WMTC燃費23.1km/L22.7km/L
カラーロスホワイト、パールディープマッドグレーマットバリスティックブラックメタリック

E-Clutchが付き、アルミのスキッドプレートも標準になって、価格は11万円上がり、重さは6kg増えた。色は黒の1色になった。

装備は何が付く?

装備内容
ライディングモードSPORT/STANDARD/RAIN/GRAVEL/USER の5つ
トラクションコントロールウイリーを抑える制御付き
ABSUSERモードで後輪のABSを切れる
メーター5インチ カラーTFT(スマホ連携)
ヘッドライト2つ目のLED
ETC2.0標準
USBType-C 標準
スキッドプレートアルミ製 標準
グリップヒーター用品
センタースタンド用品
ローシート用品(座る位置が約30mm下がる)
パニアケース用品

ETC2.0とUSB Type-Cは最初から付く。 グリップヒーターやセンタースタンド、ケースは用品で足していく。

ホンダ XL750 TRANSALPの装備の図解。上に「最初から付くもの、あとで足すもの」。標準:E-Clutch、ETC2.0、USB Type-C、アルミのスキッドプレート、5つの走行モード。用品:グリップヒーター、センタースタンド、ローシート、パニアケース。端に小さなキャラクター
XL750 TRANSALPに最初から付くもの

走りは、どう評価されている?

試乗した媒体が共通して挙げるのは、舗装路での素直な曲がり方と、低速や渋滞でE-Clutchが乗り手の負担を減らしてくれることだ。背の高いアドベンチャーなのに、気軽に乗れるという声が多い。

一方で、背の低い人は車体の大きさと足つきに気を配る必要がある。座面の前が絞られていて、サスペンションが沈み込むので、数字ほど高く感じないという声もある。感じ方は体格で変わるので、標準のシートとローシートの両方にまたがって確かめたい。

モモ
モモ

沈み込むなら、またがったら少し低くなるんですね

レイ
レイ

そういうこと。850という数字だけで、あきらめないことね

同じクラスのアドベンチャーと比べると

モデル価格(税込)エンジン最高出力シート高車両重量
ホンダ XL750 TRANSALP E-Clutch1,430,000円直列2気筒 754cm³91PS850mm216kg
ヤマハ テネレ7001,452,000円直列2気筒 688cm³73PS875mm208kg
スズキ Vストローム800DE1,397,000円並列2気筒 775cm³82PS855mm230kg

3台とも前輪は21インチだ。TRANSALPは出力がいちばん大きく、シートはいちばん低い。テネレ700はいちばん軽く、Vストローム800DEはいちばん安い。

同じホンダのCB750 HORNETとは、754ccのエンジンと91PSの出力が同じだ。HORNETは前後17インチのネイキッドで、シートは795mm、重さは196kg。TRANSALPは車輪と車体で、旅と未舗装の道に振っている。

モモ
モモ

同じエンジンで、街用と旅用があるんですね

レイ
レイ

そう。どこへ行きたいかで、同じエンジンの別のバイクを選べるわ

XL750 TRANSALPは、こんな人に

こんな人は向いているか
舗装路の旅も、砂利道も走りたい向いている
渋滞や未舗装の道でクラッチを気にしたくないE-Clutchで向いている
燃料はレギュラーがいい向いている
足つきを優先したいローシートでも足りるか、またがって確かめたい
AT限定の大型免許しか無い乗れない
街なかが中心CB750 HORNETも見たい

大型二輪だから発生するお金の話

項目内容
車検あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと)
必要な免許大型二輪(E-Clutch付きもMTの扱いで、AT限定では乗れない)
軽自動車税年6,000円
重量税新車時5,700円(3年分)/継続3,800円(2年分)
自賠責(24か月)8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円)
燃料レギュラー

※税率・保険料は改正されることがある

ホンダ XL750 TRANSALPと同じクラスのアドベンチャーの選び方の図解。上に「前21インチの3台、何で選ぶ?」。出力とE-Clutch→XL750 TRANSALP(1,430,000円)、軽さ→テネレ700(1,452,000円)、価格→Vストローム800DE(1,397,000円)。下に「3台とも大型二輪免許が必要」。端に小さなキャラクター
XL750 TRANSALPの選び方

11万円の値上がりを、どう受け止めるか

モモ
モモ

E-Clutchとスキッドプレートが付いて、11万円高くなったんですよね。前のモデルのほうがお得だったのかな

レイ
レイ

前のモデルは手で握るクラッチよ。砂利道や渋滞でクラッチを任せられるのに、11万円を払うかどうかね

モモ
モモ

わたしなら払いたいです。でも、143万円は大きいなあ……

レイ
レイ

悩むのは、手放す1台の値段を知ってからでいいの。高く売れれば、そのぶん自分で出すお金は減る。バイクの業者オークションは、いまも高い値段で動いているわ。11万円くらいなら、そこで吸収できることもあるの。下取りの額を聞く前に、買取の目安を見ておくこと。見るだけなら、どこにも申し込まなくていいわ

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📌 まとめ

  • 価格は143万円(黒の1色)。754ccの直列2気筒で91PS、216kg、レギュラー、前21インチ
  • 2026年4月からE-Clutchが標準。 ただしMTの扱いで、AT限定の免許では乗れない
  • シート高850mm、ローシートで約30mm下がる。 ETC2.0とUSB Type-Cは最初から付く
レイ
レイ

私は黒いTRANSALP。前輪が大きいのを見ると、それだけで旅に出たくなるの

モモ
モモ

わたしは、850mmのシートにまたがってから考えます……

レイ
レイ

賢明ね。ローシートも忘れずに試しなさい

よくある質問

XL750 TRANSALPとCB750 HORNETは同じエンジン?

どちらも754ccの直列2気筒で、最高出力91PS・最大トルク75N·mは同じです。TRANSALPは前21インチ・後18インチのスポークホイールで、シート高850mm、重さ216kgです。

E-Clutchなら、AT限定の大型二輪免許で乗れる?

乗れません。ホンダはE-Clutch付きを、シフトペダルで変速するMTのバイクとしています。

足つきを良くする方法はある?

純正のローシートがあり、標準のシートより座る位置が約30mm下がります。

いま乗っているバイクは、いくらで売れる?

年式・走行距離・状態で変わります。売値の目安が分かると、2025年のモデルから上がった11万円をどこまで吸収できるかが見えてきます。

この記事で参照した情報源(19件)

※この記事は2026年10月10日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。

※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。

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