ヤマハ テネレ700(Ténéré700)はどんなバイク? 2026年最新の価格と、シートを約30mm下げるLow
この記事の要点
- 価格は3色とも145万2,000円。688ccの直列2気筒で73PS、208kg、燃料はレギュラー、タンク16L
- シート高は875mm。 ローシートとローダウンリンクを付けたLow(147万4,000円)なら約30mm下がる
- 電子制御スロットル、2つの走行モード、ON/OFFできるトラクションコントロール、切り替えられるABS、6.3インチTFTが標準。 クイックシフターとグリップヒーターは用品
ヤマハ Ténéré700(テネレ700)は、688ccの2気筒を積む大型のアドベンチャーだ。前21インチ・後18インチのスポークホイールを履き、最低地上高は240mmある。
価格は3色とも145万2,000円。シート高は875mmと高いが、ローシートとローダウンリンクを販売店で付けた「Low」(147万4,000円)にすると、シートは約30mm下がる。 2025年に大きく改良され、いまは電子制御スロットル、走行モード、トラクションコントロール、6.3インチの縦長カラーTFTを持つ。未舗装の道へ行くための作りと、足つきへの備えの両方を持った1台だ。
アドベンチャーは、走りに行く場所が増えるぶん、用品も増える。乗り換えるなら、手放す1台の値段を先に知っておくと、車体のあとに用品へ回せる額が分かる。

店長、このバイク、水色に金色のホイールで、すごくかわいいです!
Ténéré700よ。未舗装の道を走るために作られたアドベンチャーね。見た目はかわいくても、中身は本気よ
でも、シートがすごく高そうです……
875mmよ。でも、低くする方法はちゃんとあるの
Ténéré700って、どんなバイク?
Ténéré700は、2020年6月に日本で発売された。エンジンは688ccの直列2気筒(CP2、270度クランク)で、最高出力は73PS。前21インチのスポークホイールと240mmの最低地上高で、未舗装の道を走ることを前提にしている。
いまの形は2025年3月に大きく改良されたもので、電子制御スロットル、走行モード、トラクションコントロール、6.3インチのTFT、スマホとの連携、前後のサスペンション、ステップ、シートが新しくなった。
以下は2025年モデルの主要スペック。
| 項目 | Ténéré700 |
|---|---|
| 価格(税込) | 1,452,000円(Lowは販売会社希望小売価格1,474,000円) |
| エンジン | 水冷 直列2気筒 688cm³(270度クランク) |
| 最高出力 | 54kW(73PS)/9,000rpm |
| 変速 | 6速MT |
| 全長×全幅×全高 | 2,370×935×1,455mm |
| ホイールベース | 1,595mm |
| シート高 | 875mm(Lowは約30mm低い) |
| 最低地上高 | 240mm |
| 車両重量 | 208kg |
| 燃料タンク | 16L(レギュラー) |
| WMTC燃費 | 24.6km/L |
| ホイール・タイヤ | 前21インチ・後18インチのスポーク、チューブタイヤ |
最低地上高が240mmって、すごく高いんですね
石や段差を越えて走るための高さよ
装備は何が付く?
| 装備 | 内容 |
|---|---|
| 電子制御スロットル | 標準 |
| 走行モード | SPORT/EXPLORE |
| トラクションコントロール | 標準(ON/OFF) |
| ABS | 前後ON/前後OFF/後輪だけOFFを、ボタンで切り替え |
| メーター | 6.3インチ 縦長カラーTFT(スマホ連携・Google マップの曲がる方向の案内) |
| USB電源 | Type-C |
| クイックシフター | 用品(シフトアップ・ダウンに対応) |
| グリップヒーター | 用品 |
スマホのナビが、メーターに出るんですね
曲がる方向だけね。未舗装の道でスマホを見なくて済むのは、ありがたいわ
EXPLOREって、どういうモードですか?
アクセルへの反応が穏やかなモードよ。街なかでも使いやすいって、試乗した人たちは言っているわ

足つきが不安なら「Low」
Lowは別のグレードではなく、ローシートとローダウンリンクを販売店で付けたパッケージだ。価格は販売会社希望小売価格で147万4,000円、通常との差は2万2,000円。シートは約30mm下がる。
| 項目 | Ténéré700 | Ténéré700 Low |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 1,452,000円(メーカー希望小売価格) | 1,474,000円(販売会社希望小売価格) |
| シート高 | 875mm | 約30mm低い |
| 付くもの | ― | ローシート、ローダウンリンク(販売店で装着) |
| 色 | 3色 | 同じ3色 |
ローダウンリンクを付けると、サスペンションの動き方も変わる。クイックシフターやグリップヒーターは、Lowのセットには含まれない。
2万2,000円で30mm下がるなら、わたしはLow一択です
そう言うと思ったわ。ただ、875mmから30mm下がっても、まだ高いほうよ。Lowでも、またがって確かめなさい
カラーは3色
| カラー | 価格(税込) |
|---|---|
| ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー) | 1,452,000円 |
| マットイエローイッシュグレーメタリック2(マットグレー) | 1,452,000円 |
| ブルーソリッドA(ライトブルー) | 1,452,000円 |
※2025年モデルの設定。バイクは年式で色が入れ替わる
やっぱりライトブルーです。金色のホイールが似合ってて
私はマットグレー。泥が付いても、そのまま格好がつくもの
直近の年式で何が変わった?
| 時期 | 変わったこと |
|---|---|
| 2023年9月 | 2024年モデル。5インチTFT、ABSの切り替え、LEDウインカー、USB電源が付き、クイックシフター(シフトアップ)を用品に設定 |
| 2025年3月 | 大きく改良。電子制御スロットル、走行モード、トラクションコントロール、6.3インチTFTとスマホ連携、前後のサスペンション、ステップ、シートを見直した。用品のクイックシフターはシフトダウンにも対応。価格は145万2,000円 |
| 2025年3月 | ローシートとローダウンリンクを付けたLowのパッケージを追加 |
TFTやABSの切り替えは2024年モデルから。 2025年の改良では、電子制御が加わり、画面が大きくなり、サスペンションやシートにも手が入った。
走りは、どう評価されている?
試乗した媒体は、低い回転から力が出て、滑らかで扱いやすいエンジンを挙げている。舗装路での快適さや、自然なハンドリングも好評だ。
シートが高いので、止まるときは片足で支えるのか両足のつま先なのかを、またがって確かめる。走っているときは姿勢を自由に変えやすく、楽だという。
走るより、止まるときのほうが心配です
止まる場所を選ぶのも、アドベンチャーに乗る人の腕のうちよ。道の端の低いほうに足を出す癖をつけなさい
同じクラスのアドベンチャーと比べると
| モデル | 価格(税込) | エンジン | 最高出力 | シート高 | 車両重量 | 前輪 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ヤマハ Ténéré700 | 1,452,000円 | 直列2気筒 688cm³ | 73PS | 875mm | 208kg | 21インチ |
| スズキ Vストローム800DE | 1,397,000円 | 並列2気筒 775cm³ | 82PS | 855mm | 230kg | 21インチ |
同じ前21インチのVストローム800DEは、出力が9PS上で22kg重く、シートは20mm低い。燃料はTénéré700がレギュラー、800DEがハイオクだ。ホンダのXL750 トランザルプとも、同じクラスとして並べられることがある。
Ténéréのほうが22kgも軽いんですね
未舗装の道で倒したとき、起こすのが楽なのは軽いほうよ。林道に行くなら、そこは大きいわ
Ténéré700は、こんな人に
| こんな人は | 向いているか |
|---|---|
| 林道や未舗装の道も走りたい | 向いている(前21インチ・地上高240mm) |
| 軽さを重視したい | 向いている(208kg) |
| ガソリン代を抑えたい | レギュラーで向いている |
| 足つきに不安がある | Low(約30mm低い)を考えたい |
| 舗装路の長旅が中心で、クルーズや防風を重視 | 試乗で確かめたい |
大型二輪だから発生するお金の話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車検 | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 必要な免許 | 大型二輪(クラッチ付きのMTなのでAT限定では乗れない) |
| 軽自動車税 | 年6,000円 |
| 重量税 | 新車時5,700円(3年分)/継続3,800円(2年分) |
| 自賠責(24か月) | 8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円) |
| 燃料 | レギュラー |
※税率・保険料は改正されることがある
Ténéré700は、いまもYSP(ヤマハのスポーツバイクを扱う販売店)で売られている。2027年1月からは、ヤマハの401cc以上のバイクはすべてYSPでの取り扱いになる。

用品まで揃えるなら、手放す1台から数える
アドベンチャーは、車体を買って終わりじゃないわ。クイックシフターにグリップヒーター、足つきが不安ならLowの用品。旅に出るまでに、欲しいものが次々に出てくるの
全部そろえたら、かなりの金額になりそうです……
だから、先にいまのバイクの値段を調べておくの。売れたお金が分かれば、用品にいくら回せるかも分かるでしょう。中古のバイクには輸出向けの買い手もいて、業者の相場はいまも高いの。YSPで下取りの額を聞く前に、スマホで目安だけ見ておきなさい
📌 まとめ
- 価格は3色とも145万2,000円。688ccの直列2気筒で73PS、208kg、燃料はレギュラー
- シート高875mm。 ローシートとローダウンリンクを付けたLow(147万4,000円)なら約30mm下がる
- 2025年の改良で、いまは電子制御スロットル・走行モード・トラクションコントロール・6.3インチTFTを持つ。 クイックシフターとグリップヒーターは用品
私はマットグレーの通常のシート。高いシートから見下ろす景色が、このバイクのいいところよ
わたしはライトブルーのLowです。景色より、まず足が着くほうがいいので
それも正しいわ。着かない足で見る景色は、怖いだけだもの
よくある質問
Ténéré700 Lowは別のグレード?
別のグレードではなく、ローシートとローダウンリンクを販売店で付けたパッケージです。販売会社希望小売価格は147万4,000円で、シートは約30mm下がります。
燃料はレギュラー?
レギュラーです。タンク容量は16L、WMTCモード燃費は24.6km/Lです。
クイックシフターは付いている?
標準では付いていません。シフトアップ・ダウンに対応したクイックシフターが用品に用意されています。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式・走行距離・状態で変わります。手放す1台の額を先に調べておくと、車体のあとにクイックシフターやグリップヒーターの用品へいくら回せるかが分かります。
この記事で参照した情報源(21件)
- ヤマハ Ténéré700(公式)
- ヤマハ Ténéré700 特徴・装備(公式)
- ヤマハ Ténéré700 Low(公式)
- ヤマハ発動機 Ténéré700 2025年モデル
- ヤマハ発動機 Ténéré700 2024年モデル
- ヤマハ発動機 Ténéré700 日本発売(2020年)
- ヤマハ発動機 Ténéré700 の開発者に聞く(2025年)
- ヤマハ発動機 401cc以上のYSP取り扱い(2026年)
- スズキ Vストローム800DE 主要諸元(公式)
- 国土交通省 東北運輸局 二輪車の区分
- 国土交通省 自賠責保険料
- 改定後の自賠責保険料一覧
- 勝浦町 軽自動車税(種別割)税率表
- Motor Fan Ténéré700 諸元
- Mr.Bike Ténéré700 諸元
- バイクブロス Ténéré700 Low 発売
- Webike Ténéré700 Low 発売
- Webike モトガイド Ténéré700 試乗
- ベストカー Ténéré700 試乗
- モーサイ 大型アドベンチャーの比較
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月10日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
← 記事一覧へ




