トライアンフ デイトナ660とホンダ CBR650Rはどっちを選ぶ? 2026年最新、3気筒と4気筒の価格・馬力・装備の違い
この記事の要点
- デイトナ660は115万9,000円から(3気筒660cc)、CBR650Rは110万円から(4気筒648cc)。 最高出力は2台とも95PS、シート高は2台とも810mm
- 3気筒の手応えと、上げ下げのクイックシフターが欲しいならデイトナ660。 峠で走りのモードや足まわりの調整も使いたい人向き
- 4気筒の滑らかさや、少しでも安く買うことを重視するならCBR650R。 渋滞の多い街でクラッチ操作を減らしたいなら、E-Clutchの仕様(115万5,000円から)
トライアンフのデイトナ660(Daytona 660)とホンダのCBR650Rは、どちらも最高出力95PS、シート高810mmのフルカウルのスポーツバイク。数字はそっくりだが、デイトナは3気筒、CBR650Rは4気筒で、エンジンの性格が違う。
価格はデイトナ660が115万9,000円から、CBR650Rが110万円からで、差は5万9,000円。クラッチ操作を自動にする「E-Clutch」付きのCBR650Rは115万5,000円からになる。
数字がそっくりな2台。いまのバイクが高く売れれば、値段ではなくエンジンの好みで選べる。


店長、デイトナとCBR650R、数字がほとんど同じで決められません……
数字が同じなら、エンジンで選べばいいのよ。3気筒か、4気筒か
気筒が1つ違うだけで、そんなに違うんですか?
違うわ。回したときの音も、手に伝わる感じも、まるで別よ
2台の主要スペック
| 項目 | トライアンフ デイトナ660 | ホンダ CBR650R |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 1,159,000円〜 | 1,100,000円〜 |
| エンジン | 水冷 並列3気筒 660cc | 水冷 直列4気筒 648cc |
| 最高出力 | 95PS(70kW)/11,250rpm | 95PS(70kW)/12,000rpm |
| 最大トルク | 69N·m | 63N·m/9,500rpm |
| 変速 | 6速 | 6速 |
| シート高 | 810mm | 810mm |
| 重さ | 201kg(車体重量) | 209kg(車両重量) |
| 燃料タンク | 14L | 15L |
| 燃費 | 4.9L/100km(燃料消費率) | 21.5km/L(WMTCモード) |
| タイヤ | 前120/70ZR17/後180/55ZR17 | 前120/70ZR17/後180/55ZR17 |
※重さと燃費は、2台で表記と測り方が違う
シートの高さも、タイヤの大きさまで同じなんですね!
そう。違うのは、気筒の数とトルク。デイトナのほうが最大トルクは大きいわ
いちばんの違いは、3気筒か4気筒か
デイトナ660は、660ccの並列3気筒。 最大トルクは69N·mで、CBR650Rより6N·m大きい。
CBR650Rは、648ccの直列4気筒。 最高出力の95PSを12,000rpmで出し、デイトナより750rpm上まで回して力を出す。
走りは、どう評価されている?
2台を乗り比べた評価では、CBR650Rの洗練に対して、デイトナ660にはスポーティな手応えや振動がある、と比べられている。デイトナ660は、使える回転の幅が広く、日常の道でも扱えるスポーツ性が評価されている。CBR650R E-Clutchでは、滑らかな変速と、左手の負担の軽さがよく挙げられる。
振動があるのって、悪いことじゃないんですか?
人によるわ。エンジンが生きている感じがして楽しい人もいれば、長く乗ると疲れる人もいる。だから2台に乗って比べなさい
装備はどこが違う?
| 項目 | デイトナ660 | CBR650R |
|---|---|---|
| クイックシフター | 標準(上げも下げも) | E-Clutchの仕様がある |
| フロントフォーク | ショーワ 41mm 倒立(伸び側・縮み側を調整できる) | 倒立 |
| メーター | 液晶とカラーのTFT | 5インチのフルカラーTFT |
| スマートフォン連携 | アクセサリー | ホンダ ロードシンクが標準 |
デイトナ660は、上げ下げ両方のクイックシフターと、3つのライディングモードを持つ。 フロントフォークの減衰も自分で調整できる。峠を走るときに、クラッチを握らずにギアを上げ下げでき、フォークの硬さも好みに合わせられる。
CBR650Rは、E-Clutchの仕様を選ぶと、発進と停止でもクラッチを握らなくて済む。 スマートフォンとの連携も、標準で付いている。
クイックシフターとE-Clutchって、何が違うんですか?
クイックシフターは、走っているときのギアの上げ下げで、クラッチを握らなくていいもの。E-Clutchは、それに加えて、発進と停止でもクラッチを自動でやってくれるの。渋滞の多い街なら、E-Clutchのほうが楽ね

価格を並べると
| モデル | 価格(税込) |
|---|---|
| CBR650R | 1,100,000円 |
| CBR650R E-Clutch(黒) | 1,155,000円 |
| デイトナ660(黒) | 1,159,000円 |
| デイトナ660(ツートーン) | 1,179,000円 |
| CBR650R E-Clutch(赤) | 1,188,000円 |
いちばん安い仕様どうしなら、CBR650Rが5万9,000円安い。 デイトナ660と、E-Clutchの付いたCBR650R(黒)で比べると、差は4,000円まで縮まる。
クラッチを楽にする仕様どうしなら、ほとんど同じ値段なんですね!
そう。値段では決まらない2台よ。だから、エンジンと装備の好みで選びなさい
2台とも、ここ2年で変わった
| 時期 | モデル | 変わったこと |
|---|---|---|
| 2024年4月 | CBR650R | ヘッドライトやカウルを一新し、TFTのメーターとロードシンクを追加 |
| 2024年6月 | CBR650R | E-Clutchの仕様を追加 |
| 2026年3月 | デイトナ660 | 調整式のフロントフォーク、上げ下げのクイックシフターを標準に |
CBR650Rは2024年の改良で、E-Clutchとスマートフォン連携が加わった。 デイトナ660は2026年モデルで、調整できるフロントフォークと、上げ下げのクイックシフターが標準になった。
デイトナ660の2026年モデルは、出力は前と同じ95PSのまま。2台とも、装備と使い勝手を足す方向で新しくなっている。 中古で探すなら、CBR650Rは2024年の改良より前か後か、デイトナ660は2026年モデルかどうかで、付いている装備が変わる。
中古で選ぶときは、年式まで見ないといけないんですね
そう。同じ名前でも、年式で中身が違うの。中古を見るなら、そこだけは忘れないで
足つきと重さ
| 項目 | デイトナ660 | CBR650R |
|---|---|---|
| シート高 | 810mm(純正ローシートで785mm) | 810mm |
| 重さ | 201kg(車体重量) | 209kg(車両重量) |
シート高は2台とも810mm。 デイトナ660は、純正のローシートで785mmまで下げられる。重さは、表記と測り方が違うので、数字だけでは比べられない。
2台とも、スーパースポーツほど前傾は深くない、という受け止めがある。CBR650Rは、サーキット向けのモデルより穏やかな姿勢と評価されている。
どっちも810mm……。またがってみないと分からないですね
そういうこと。同じ810mmでも、脚の開き方まで同じとは限らないの
燃費とタンク
CBR650Rは、WMTCモードの燃費が21.5km/L(E-Clutchは21.3km/L)で、タンクは15L。
デイトナ660は、燃料消費率が100kmあたり4.9Lで、タンクは14L。燃費の表し方と試験の方法が違うので、そのまま比べることはできない。
燃費の数字、どっちがいいのか分からないですね
物差しが違うもの。分かるのは、タンクはCBR650Rのほうが1L大きいことくらいね
2台とも車検あり。お金の話は共通
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要な免許 | 大型二輪(MT)。CBR650R E-ClutchもAT限定では乗れない |
| 車検 | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 軽自動車税 | 年6,000円 |
| 自賠責(24か月) | 8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円) |
※税率・保険料は改正されることがある
E-Clutchの仕様でも、乗るにはMTの大型二輪の免許が要る。 クラッチレバーは残っているので、AT限定の免許では乗れない。
どちらも普通二輪の免許では乗れない。400ccまでのバイクから乗り換えるなら、先に大型二輪の免許を取る必要がある。
わたし、まず教習所からですね……
そうね。免許を取るまでのあいだに、2台にまたがって比べておけばいいわ
どっちが、どんな人に合う?
| こんな人は | 合うのは |
|---|---|
| 3気筒の手応えと、太いトルクが好き | デイトナ660 |
| 上げ下げのクイックシフターと、走りのモードが欲しい | デイトナ660 |
| 4気筒の滑らかさと、上まで回る感じが好き | CBR650R |
| 渋滞の多い街で、発進と停止のクラッチを減らしたい | CBR650R E-Clutch |
| 少しでも安く買いたい | CBR650R |
数万円の差なら、今のバイクの値段で決める
E-Clutchの仕様なら、ほとんど同じ値段なんですよね。だったら、迷うだけ時間のむだかも……
迷うのはいいの。ただ、いまのバイクの値段を知らないまま迷うのは、もったいないわ
下取りに出して、そのまま乗り換えるつもりでした
一度で済むのは楽よね。でも、下取りの額を聞いたら、買取店の額とも見比べなさい。 業者どうしのオークションは、輸出もあって高い水準を保っているの。3気筒か4気筒かを選ぶのは、それからでいいの
5万9,000円の差なら、埋まるかもしれないですね!
そう。そうなれば、残るのは3気筒か4気筒かの好みだけ。 2台とも、エンジンをかけて音を聞いてから決めなさい
📌 まとめ
- デイトナ660は115万9,000円から(3気筒)、CBR650Rは110万円から(4気筒)。2台とも95PS、シート高810mm
- デイトナ660は上下のクイックシフターが標準、CBR650RにはE-Clutchの仕様がある。 クラッチ操作を減らす仕様どうしなら、価格の差は4,000円
- 3気筒のスポーティな手応えか、4気筒の洗練か。 最後は2台を続けて試乗して決める
わたしは、CBR650R E-Clutchの赤にします。渋滞でクラッチを握らなくていいのが楽そうです
私はデイトナね。3気筒の手応えと、上げ下げのクイックシフター。峠ではこっちのほうが楽しいわ
店長、峠のことばっかりですね
峠のために買うバイクだもの。手応えならデイトナ、滑らかさならCBR650R。数字で決まらない2台だから、乗って決めなさい
よくある質問
デイトナ660とCBR650Rの違いは?
最高出力(95PS)とシート高(810mm)は同じです。デイトナ660は3気筒の660ccで、上げ下げ両方のクイックシフターが標準です。CBR650Rは4気筒の648ccで、E-Clutchの仕様があります。
デイトナ660とCBR650Rはどっちが安い?
いちばん安い仕様どうしでは、CBR650R(110万円)がデイトナ660(115万9,000円)より5万9,000円安くなります。
デイトナ660とCBR650Rは何馬力?
2台とも最高出力は95PSです。最大トルクはデイトナ660が69N·m、CBR650Rが63N·mです。
CBR650R E-ClutchはAT限定の免許で乗れる?
乗れません。クラッチレバーが残っているので、MTの大型二輪の免許が必要です。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式や走行距離、状態によって変わります。いまの1台の目安が分かれば、2台のどちらを選んでも、手元からいくら出せばいいかが分かります。
この記事で参照した情報源(11件)
※この記事は2026年10月23日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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