ポルシェ マカンは何が変わってきた? 初代の3つの顔から電動の2代目まで、歴代モデルと中古で選ぶポイント

この記事の要点

  • 2代目は2024年のEV。 2018年と2021年は初代の改良で、「2代目」「3代目」ではない
  • いちばん安いグレードの2.0L直4ターボは、237PS → 252PS → 265PSと改良のたびに強くなった
  • ⭐ 2025年、マカンはポルシェで最も多く売れたモデルラインだった(84,328台)
  • ⚠️ 日本ではガソリン車の注文はもうできない。 新車で買えるのは在庫車だけで、中古で探すマカンはほとんどが初代になる

※この記事は2026年9月23日時点の情報です。価格はいずれも発表当時の国内価格です。

ポルシェ マカンは2013年11月に発表された、カイエンの下に置かれたコンパクトSUVだ。ポルシェにとっては、5番目のモデルシリーズになる。

歴代は、実は2つしかない。2014年に出た初代と、2024年に出た電動の2代目だけだ。ただし初代は10年のあいだに2回大きな改良を受けていて、同じ「初代」でも3つの顔がある。

マカンの中古は、年式を見ただけでは中身が決まらない。 改良の境目でエンジンと内装が変わり、そのうえ足まわりなどの装備が1台ずつ違う。

モモ
モモ

店長、マカンってポルシェのSUVの小さいほうですよね

レイ
レイ

そう。カイエンの弟分ね。2014年に日本で売り出されて、いまは電動の2代目が出ているわ

モモ
モモ

中古サイト見てたら、2019年式とか2022年式とかで顔がちょっとずつ違うんですけど、あれは何代目なんですか?

レイ
レイ

全部初代よ。2018年と2021年に大きな改良が入っただけで、代は変わっていないの

モモ
モモ

え、じゃあ2代目って

レイ
レイ

2024年に出たEV。ガソリンの2代目は存在しないわ

ポルシェ 初代マカン(95B型)を斜め前から見たイラスト。大きく口を開けたフロントの吸気口、なだらかに下がるルーフ、張り出したリアフェンダー。濃い灰色のボディ
初代マカン(95B・2014年)。カイエンの下に置かれたコンパクトSUV

まず、どこまでが「初代」なのか。

中古車サイトでは、改良の段階を「95B.1」「95B.2」「95B.3」と書き分けていることがある。これは中古の現場や愛好家が使う呼び方で、ポルシェが付けた世代名ではない。

この記事の書き方期間中古の現場での呼び方
初代の前期2014〜2018年95B(95B.1)
初代・2018年改良型2019年モデル〜95B.2
初代・2021年改良型2022年モデル〜95B.3
2代目(EV)2024年〜—
モモ
モモ

95B.2を2代目って書いてる記事、見たことある気がします

レイ
レイ

それは間違い。ポルシェが第2世代と呼んでいるのは電動のマカンだけよ。中古で探すときは、「95B」と付くものは全部同じ初代だと思っておけばいいわ

初代の10年で、エンジンは2回入れ替わった。

改良のたびに、どのグレードも出力が上がっている。同じ「マカンS」でも、年式でエンジンそのものが違う。

グレード前期(2014年〜)2018年改良型2021年改良型
マカン(いちばん安いグレード)2.0L直4ターボ 237PS2.0L直4ターボ 252PS2.0L直4ターボ 265PS
マカンS3.0L V6ツインターボ 340PS⭐ 3.0L V6シングルターボ 354PS⭐ 2.9L V6ツインターボ 380PS
マカンGTS3.0L V6ツインターボ 360PS(2015年〜)—2.9L V6ツインターボ 440PS
マカン ターボ3.6L V6ツインターボ 400PS⭐ 2.9L V6ツインターボ 440PS(2019年〜)設定なし

※変速機は全車7速PDK、駆動は全車4WD。2016〜17年には、ターボを440PSにするパフォーマンスパッケージもあった。

モモ
モモ

Sだけ、ターボの数が変わってますね

レイ
レイ

2018年の改良で、一度シングルターボになっているの。2021年にまたツインターボへ戻ったわ。中古のSは、年式でエンジンが3種類あるということね

モモ
モモ

3種類も?

レイ
レイ

そう。だから『マカンS』という車名だけで比べても意味がないのよ

⚠️ 440PSのマカンは2つある。2016〜17年のパフォーマンスパッケージは3.6L、2019年以降のターボは2.9Lで、出力が同じでもエンジンは別物だ。

ポルシェ マカンの歴代を示した図解。左から右へ4つの区間。「2014 初代」「2018 改良」「2021 改良」「2024 2代目 EV」。前の3つが同じ色の帯でつながり、最後だけ別の色。端に小さなキャラクター
マカン 歴代の流れ

初代(2014年)。ポルシェで5番目のモデル。

2013年11月20日、ロサンゼルス・オートショーで初公開された。 生産はドイツのライプツィヒ工場で、マカンのために車体と塗装の設備が新しく作られている。

日本では2014年2月にSとターボの受注が始まった。2.0Lのマカンは4月からだ。

グレードエンジン出力日本価格(当時)
マカン2.0L直4ターボ237PS616万円
マカンS3.0L V6ツインターボ340PS719万円
マカン ターボ3.6L V6ツインターボ400PS997万円
マカンGTS(2015年11月)3.0L V6ツインターボ360PS939万円
モモ
モモ

616万円でポルシェが買えたんですか!?

レイ
レイ

2014年の話よ。カイエンより一回り小さくて、ずっと身近なポルシェだったの

モモ
モモ

売れたんですか?

レイ
レイ

売れたわ。2021年の時点で、世界で60万台を超えているの

モモ
モモ

ポルシェ、ちゃんと儲かってますね

レイ
レイ

カイエンで『ポルシェがSUV?』と言われて、その十数年後にこれよ。文句を言っていた人たちも、たぶんどれか1台は買っているわ

2018年の改良で、後ろ姿が変わった。

2018年に上海で公開され、日本では同年12月に発表された。 2.0Lのマカンは699万円。

変わったところ
⭐ テールランプが、左右を1本につなぐLEDの帯になった
画面が10.9インチに大きくなった
LEDヘッドライトは標準(日本仕様)
SはV6シングルターボ 354PS(859万円)、ターボは2.9L V6ツインターボ 440PS(2019年10月受注開始・1,219万1,667円)
モモ
モモ

後ろから見ると、今のポルシェっぽいですね

レイ
レイ

横一文字のテールランプよ。ここから先のマカンは、後ろ姿でだいたい見分けられるわ

ポルシェ マカン(2018年改良型)を斜め後ろから見たイラスト。左右を1本につなぐ細いテールランプの帯、なだらかに下がるルーフ、4本出しのマフラー。白いボディ
2018年改良型(95B.2)。テールランプが横一本につながった

2021年の改良で、ボタンが消えた。

日本では2021年7月20日に受注開始。 グレードはマカン・S・GTSの3つになった。

グレードエンジン出力日本価格(当時)
マカン2.0L直4ターボ265PS754万円
マカンS2.9L V6ツインターボ380PS977万円
マカンGTS2.9L V6ツインターボ440PS1,188万円
マカンT(2022年)2.0L直4ターボ265PS840万円

いちばん目に付く変化は、センターコンソールのボタンの列がタッチ式のパネルになったことだ。

モモ
モモ

ボタン派の人、怒りませんでした?

レイ
レイ

どうかしら。ただ、中古で見るとここが年式の見分け方になるの。ボタンがずらっと並んでいたら2021年より前よ

モモ
モモ

Tって何ですか?

レイ
レイ

2.0Lで、足まわりと内外装をスポーティに振ったモデル。エンジンが軽いぶん、鼻先の軽さを楽しむ車ね

ポルシェ マカンGTS(2021年改良型)を斜め前から見たイラスト。大きな吸気口を持つ黒いフロントバンパー、4灯のLEDヘッドライト、低い姿勢。鮮やかな緑のボディ
2021年改良型(95B.3)のGTS。2.9L V6ツインターボで440PS

2代目(2024年)は、EVになった。

2024年1月にシンガポールで初公開された。 最初はマカン4とターボの2つで、7月に後輪駆動のマカンと4Sが加わった。

日本では2024年7月17日に4グレードがそろって予約受注を始めた。

グレード駆動日本価格(当時)
マカン後輪998万円
マカン4四輪1,045万円
マカン4S四輪1,196万円
マカン ターボ四輪1,525万円
マカンGTS(2025年10月22日)四輪1,396万円
モモ
モモ

いちばん安くても998万円……

レイ
レイ

初代の616万円とは、もう別の値段の車ね。そのかわり、100kWhの電池を積んでいるわ

モモ
モモ

ガソリンのほうは、まだ買えるんですか?

レイ
レイ

日本ではもう注文できないわ。新車で買えるのは在庫車だけよ。ヨーロッパでは2024年に先に販売が終わっているの

ヨーロッパで終わったのは、EUのサイバーセキュリティの規則に対応しなかったため、と報じられている。ヨーロッパ以外の多くの国では、ガソリンのマカンの販売が続いている。

⭐ そして2025年、マカンはポルシェで最も多く売れたモデルラインになった。 84,328台のうち、半分以上の45,367台がEVだった。

ポルシェ マカン エレクトリックを斜め前から見たイラスト。上下2段に分かれたヘッドライト、上段は細い4点のデイライト、低く滑らかなボンネット、クーペのように下がるルーフ。明るい灰色のボディ
2代目マカン(EV・2024年)。998万円から

走りは、どう評価されている?

実際に乗った評価で繰り返し出てくるのは、「SUVなのに曲がるのが楽しい」という話だ。背の高い車なのに、コーナーで車体が傾きすぎず、ハンドルを切ったぶんだけ素直に向きが変わる。

年式・グレード書かれていること
前期の2.0L鼻先が軽く、扱いやすい。 日常で力不足を感じる場面は少ない
前期のS2.0Lより力強く、乗っていて高級感がある
前期のターボ加速が強く、山道でも軽快。ただし大きいホイールと硬めの足で、荒れた路面では乗り心地に出る
GTSスポーツカーのような反応を持つSUV
2018年改良型のGTS静かで乗り心地がよく、後席も快適。そのうえでハンドルの反応と車体の落ち着きがいい
マカンT用途によっては、標準のマカンのほうがバランスが合うという評価もある
2代目(EV)重さは感じるが、ハンドルのバランスと高速での安定感が高く評価されている。4WDは加速しながら曲がる場面でスポーツカーらしい
モモ
モモ

2.0Lで『力不足を感じない』なら、2.0Lでよくないですか?

レイ
レイ

よくないわよ。Sのほうが力強いって、ちゃんと書かれているでしょう

モモ
モモ

店長、それ選び方として正しいんですか

レイ
レイ

正しくはないわね。でも速いほうが楽しいのは本当よ

乗り味の感じ方は、乗る人によって変わる。同じ2.0Lでも「十分」と書く人と「物足りない」と書く人がいる。 試乗で確かめられるなら、それがいちばん早い。

ここから中古の話。まず2.0LかV6かを決める。

歴代の話はここまで。ここからは、買う前にどこを確かめるかにあてる。

中古の台数は、初代がEVよりずっと多い。 探すのは、ほとんどが初代になる。

最初に決めるのはエンジンだ。2.0Lか、V6か。 同じ年式でも車の性格がそこで分かれる。

2.0L直4ターボ(マカン/T)V6(S/GTS/ターボ)
乗り味鼻先が軽く、扱いやすい力強く、余裕がある
自動車税(年額)36,000円(1,984cc)50,000円(2,894cc)など
向いている人街乗りと高速がほとんど。初めてのポルシェ加速の気持ちよさを買いたい

※自動車税は2019年10月以降に登録された車の税額(東京都の例)。2.9L V6以外は排気量に応じて変わる。

モモ
モモ

自動車税、1万4,000円しか違わないんですね

レイ
レイ

税金だけならね。V6はタイヤもブレーキも大きくなるから、消耗品の出費はもっと開くわ

同じ年式でも、装備が1台ずつ違う。

マカンの中古でいちばん厄介なのはここだ。足まわりや快適装備の多くがオプションで、同じ年式・同じグレードでも中身が違う。

装備中古での扱い
エアサスペンションオプション。付いている車と付いていない車がある(2021年改良型のGTSは標準)
PASM(電子制御の可変ダンパー)2021年改良型では、2.0LのマカンがオプションでS/GTSは標準
スポーツクロノオプション
PDLS(向きが変わるヘッドライト)オプション
パノラマルーフ/BOSEオプション
リアアクスルステアリング⚠️ 初代には無い。 マカンで初めて設定されたのは2代目のEV
モモ
モモ

広告に『フルオプション』って書いてあったら、全部付いてるんですか?

レイ
レイ

それは信用しないで。『フルオプション』は、広告のなかでいちばん安く手に入る言葉なのよ。装備の一覧か、車両の仕様書を出してもらうの。ポルシェは装備ごとに記号があるから、そこで照合できるわ

ポルシェ マカンの中古で見るところの図解。4つの箱。①装備=仕様書で1台ずつ照合 ②PDK=6万kmか4年で交換 ③トランスファー=低速で曲がるときの振動 ④リコール=車台番号で確認。端に小さなキャラクター
中古で見るところ

PDKとトランスファーは、整備の記録で見る。

マカンのPDKオイルとフィルターは、6万kmごとまたは4年ごとの交換とポルシェジャパンの整備表で決められている。

これを交換してあるかどうかは、整備の記録を見れば分かる。 4年を過ぎた車なら、1回目の交換の時期はもう来ている。

確かめるところ現車での見方
PDK発進、低速、バック、渋滞のあとの再発進で、変速のショック・異音・警告が出ないか。オイルとフィルターの交換履歴
トランスファー(前後に力を配る装置)低速で曲がりながら加速するときに、振動やガタつきが出ないか。診断機での確認
エアサス(付いていれば)車高の左右差、ひと晩置いたあとの沈み、コンプレッサーの作動、警告表示
V6エンジンまわりのオイルのにじみ、冷却水の漏れ
ブレーキ・タイヤ残量と偏った減り方。大径ホイールの車は、交換のたびに出費が大きい

トランスファーとV6のにじみは、海外の中古車ガイドや専門店が確認点として挙げているものだ。全車に起きる定番の故障、と言えるほどの根拠は無い。 ただ、診断機で見られるものは見ておいたほうがいい。

モモ
モモ

診断機って、どこで見てもらえるんですか?

レイ
レイ

ポルシェセンターか、ポルシェに詳しい専門店ね。買う前に1回診てもらえば、あとでいくらかかりそうかがだいぶ見えてくるの

リコールは、燃料まわりで3件出ている。

日本で届け出られたマカンのリコールのうち、主なものを並べる。

届出対象内容
2015年11月S/ターボ 1,692台低圧燃料ホースの強度不足。燃料漏れ・火災のおそれ
2017年6月全グレード 6,278台燃料ポンプのフィルター部品が雨水などで劣化し、燃料漏れのおそれ
2020年3月全グレード 8,912台燃料ポンプのカバーがパイプに当たり、燃料漏れのおそれ
2022年10月全グレード(マカン分で16,211台)ブレーキブースターの警告のプログラム不良。故障しても警告灯が点かないおそれ
2023年10月T/S/GTSを含む 3,753台上と同じ不具合の対象拡大
モモ
モモ

燃料漏れが3回も……

レイ
レイ

どれも対策の部品に替えれば済む話よ。気にするのは『対策が済んでいるかどうか』のほうね

モモ
モモ

それはどうやって分かるんですか?

レイ
レイ

車台番号で引けるわ。ポルシェジャパンのリコールのページにも、国土交通省のページにも検索がある。販売店に聞いてもいいの

⚠️ 同じ車が複数のリコールに入っていることがあるので、台数を足しても対象の総数にはならない。

全幅は1,925mm。置き場所を先に測る。

コンパクトSUVと呼ばれているが、幅は国産の大きめのSUVより広い。

年式全長×全幅×全高ホイールベース
初代の前期約4,680〜4,699×約1,925×約1,609〜1,625mm2,807mm
2018年改良型(マカン)4,696×1,923×1,624mm2,807mm
2021年改良型4,730×1,925×1,625mm2,807mm
2代目(EV)4,785×1,940×1,620mm2,893mm

- ⭐ 初代は10年間、幅がほとんど変わっていない(1,925mm前後)

- EVは全長が55mm、ホイールベースが86mm長くなった

- 最小回転半径は2021年改良型で5.6m

モモ
モモ

機械式の駐車場、厳しそうですね

レイ
レイ

機械式は全幅1,850mmまでのところが多いと言われているわね。1,925mmだと、まず候補から外れるわ。買う前に、置く場所の寸法を確かめておくことね

ポルシェ マカンGTS(2021年改良型)を斜め後ろから見たイラスト。左右を1本につなぐテールランプの帯、黒い4本出しのマフラー、大径の黒いホイール、張り出したリアフェンダー。濃い灰色のボディ
2021年改良型(95B.3)のGTS。後ろ姿は2018年改良型とほぼ同じ

年式別に、どれを選ぶか。

年式向いている人気をつけるところ
初代の前期(2014〜2018年)⭐ マカンをいちばん安く手に入れたい年数が経っている。PDKの交換履歴と燃料系リコールの対策を確かめる
2018年改良型後ろ姿が今の顔。ターボの2.9L V6がほしいSはシングルターボ。Sの中身が年式で違うことを知っておく
2021年改良型⭐ 内装がタッチ式で、いちばん新しいガソリン車2.0LでもPASMはオプション。装備を1台ずつ照合する
2代目(EV)充電できる環境があり、リアアクスルステアリングがほしい台数がまだ少なく、価格は高い。高電圧バッテリーの保証は販売店で確認する
モモ
モモ

私なら、2021年改良型の2.0Lですね

レイ
レイ

理由は?

モモ
モモ

内装がいちばん新しくて、エンジンは税金が安いほう。それで『力不足を感じない』なら、十分じゃないですか

レイ
レイ

筋は通っているわね。私は2019年以降のターボよ。2.9Lのツインターボで440PS。しかも後ろ姿は今と同じなの

モモ
モモ

また速いほう……

レイ
レイ

マカンを買うのに、遅いほうを選ぶ理由があるの?

モモ
モモ

値段です

初めてのマカンなら、2021年改良型の2.0Lがいちばん迷いが少ない。 ガソリン車のなかで内装がいちばん新しく、台数もある。V6の加速を買いたい人は、2018年改良型以降のターボかGTSになる。

乗ってきたSUVの値段を、先に知っておく。

マカンを探している人の多くは、いま別の車に乗っている。そしてその車の値段で、手が届く年式が変わる。

モモ
モモ

マカン見に来る人って、国産のSUVから乗り換える人が多そうですよね。ハリアーとか

レイ
レイ

そうね。そういう車こそ、値段が落ちていないのよ

モモ
モモ

5年とか乗ってても?

レイ
レイ

人気のSUVは、思っているより高く売れることが多いの。乗っている本人が、いちばん安く見積もっているものよ

売った額は、そのまま買うほうの予算に乗る。 予算が増えれば、同じマカンでも2018年改良型から2021年改良型へ、1段上の年式に手が届く。内装がタッチ式になり、2.0Lでも265PSになった、あの年式だ。

モモ
モモ

でも、マカン買うお店で下取りに出したほうが楽じゃないですか。手続き1回で済むし

レイ
レイ

楽なのは本当よ。納車の日まで今の車に乗っていられるのも下取りのいいところね。ただ、金額だけで比べるなら買取のほうが高くなるわ

モモ
モモ

じゃあ、下取りはやめたほうがいいんですか?

レイ
レイ

やめなくていいわよ。買取の査定を1本取って、その数字を持ってお店に行けばいいの。下取りの額がそれより低ければ、その場で言えるでしょう

モモ
モモ

ハリアーの値段を、交渉の札にするんですね

レイ
レイ

そういうこと。査定は申し込んでも、売らなければいけないわけじゃない。費用もかからないわ

モモ
モモ

5年乗ったハリアーがいくらになるか、知らないままマカンの年式は決められないですもんね

レイ
レイ

そうよ。2018年改良型で妥協するか、2021年改良型に届くか。それを決めるのは、マカンの値札より先に、いま乗っている車の値段なの

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📌 まとめ

  • マカンの歴代は、2014年の初代と2024年のEV(2代目)の2つだけ。 2018年・2021年は初代の改良
  • 初代の10年でエンジンは2回入れ替わった。 Sは年式で3種類のエンジンがある
  • ⭐ 2025年、マカンはポルシェで最も多く売れたモデルライン
  • ⚠️ 日本ではガソリン車の注文はもうできない。 中古で探すのはほとんどが初代
  • 装備は1台ずつ違う。 仕様書で照合し、PDKの交換履歴(6万kmか4年)とリコールの対策を確かめる
  • 全幅は約1,925mm。 機械式駐車場は先に寸法を確かめる

よくある質問

2018年や2021年のマカンは2代目・3代目ですか?

違います。どちらも初代の改良型です。 中古車サイトでは「95B.2」「95B.3」と書き分けることがありますが、ポルシェが第2世代と呼んでいるのは2024年に出た電動のマカンです。

マカンにガソリンの2代目はありますか?

ありません。 2代目は電気自動車だけです。日本ではガソリン車の新規注文はもうできず、新車で買えるのは在庫車に限られます。

中古のマカンSは、年式でどう違いますか?

エンジンが3種類あります。 前期は3.0L V6ツインターボ(340PS)、2018年改良型は3.0L V6シングルターボ(354PS)、2021年改良型は2.9L V6ツインターボ(380PS)です。

初代のマカンにリアアクスルステアリングは付けられますか?

付けられません。 マカンでリアアクスルステアリングが初めて設定されたのは、2代目のEVです。

マカンのPDKオイルはいつ交換しますか?

ポルシェジャパンの整備表では、マカンシリーズのPDKオイルとフィルターは6万kmごとまたは4年ごとです。中古車を選ぶときは、整備記録で交換の有無を確かめてください。

自分が買うマカンがリコールの対象か、どう調べますか?

車台番号で調べられます。 ポルシェジャパンのリコール情報のページと、国土交通省のリコール検索で確認できます。販売店に実施状況を聞くのも確実です。

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