ヤマハ TMAX560、TECH MAXとの違いは? 2026年最新、19万2,500円で付く電動スクリーンとシートヒーター
この記事の要点
- TMAX560は145万2,000円、TECH MAXは164万4,500円、25th Anniversaryは150万7,000円。 561cm³・2気筒・CVT
- TECH MAXは電動スクリーン、クルーズ、グリップヒーター、シートヒーター、リヤサスの調整機構が標準。 25th Anniversaryは標準モデルがベース
- AT限定の大型二輪で乗れる。 6軸IMU・バンク角対応ABS・7インチTFT・スマートキーは全モデル標準。2027年1月からYSPで扱う
ヤマハのTMAX560は、561cm³の2気筒を積んだ大型スクーター。変速はCVT(無段変速)でクラッチ操作が無く、AT限定の大型二輪免許で乗れる。2025年2月の改良で顔つきが変わり、6軸IMUを使ったバンク角対応のABSと、スマホ連携が付いた。
価格はTMAX560が145万2,000円、TMAX560 TECH MAXが164万4,500円。ほかに、標準モデルをもとにした25th Anniversaryが150万7,000円で出ている。TECH MAXで19万2,500円足すと付くのは、電動スクリーン、クルーズコントロール、グリップヒーター、シートヒーター、リヤサスペンションの調整機構、タイヤの空気圧の監視だ。
TECH MAXに足す19万2,500円は、冬と高速の長旅のための装備代。その出どころは、貯金だけとは限らない。いま乗っているバイクの売り値も、その一部になる。

店長、これスクーターですよね? すごく速そうです
TMAXよ。スクーターの形をした、スポーツバイクみたいなものね
スクーターなのに、大型の免許が要るんですか?
561ccだもの。でも、クラッチを握るレバーが付いていないから、AT限定の大型二輪で乗れるわ
TMAX560って、どんなバイク?
いまのTMAX560の元になった型は、2022年7月に日本で発売された。2025年2月の改良で、ECUと排出ガスへの対応、吸排気、クラッチ、顔つきを変え、6軸IMUを使ったバンク角対応のABSと、スマホとつなぐY-Connectを加えた。
以下は現行モデルの主要スペック。
| 項目 | TMAX560 | TECH MAX | 25th Anniversary |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 1,452,000円 | 1,644,500円 | 1,507,000円 |
| エンジン | 水冷 直列2気筒 561cm³ | 同左 | 同左 |
| 最高出力 | 35kW(48PS)/7,000rpm | 同左 | 同左 |
| 最大トルク | 55N·m/5,250rpm | 同左 | 同左 |
| 変速 | CVT(Vベルト式・無段変速) | 同左 | 同左 |
| シート高 | 800mm | 800mm | 800mm |
| 車両重量 | 219kg | 221kg | 219kg |
| 燃料タンク | 15L(プレミアム) | 同左 | 同左 |
| WMTC燃費 | 21.3km/L | 同左 | 同左 |
| タイヤ | 前120/70-15/後160/60-15 | 同左 | 同左 |
エンジンと変速は、標準・TECH MAX・25th Anniversaryの3モデルとも同じ。 車両重量はTECH MAXが2kg重い。
ガソリンはハイオクなんですね
そう。15Lのタンクで、WMTCは21.3km/Lよ
TMAX560とTECH MAX、19万2,500円で何が変わる?
| 装備 | TMAX560 | TECH MAX |
|---|---|---|
| スクリーン | 手で調整(2段階・55mm) | 電動(無段階・110mm) |
| クルーズコントロール | — | 標準 |
| グリップヒーター | 用品 | 標準 |
| シートヒーター | — | 標準 |
| リヤサスペンションの調整 | — | プリロードと伸び側の減衰を手で調整 |
| タイヤの空気圧の監視(TPMS) | — | 標準 |
| ワンプッシュでのエンジン始動 | — | 標準 |
| スイッチの照明 | — | 標準 |
※「—」は、ヤマハの公式の比較表で付いていないもの
TECH MAXの差は、冬と長い距離を楽にする装備に集まっている。 電動スクリーンで走りながら風よけの高さを変えられ、グリップとシートが温まり、高速道路ではクルーズが使える。
リヤサスペンションの調整は手で行うもので、電子制御ではない。
標準モデルのグリップヒーターは用品で後から付けられる。ただ、シートヒーターとクルーズは標準モデルの比較表に無い。
シートまで温かくなるんですか! 冬に乗るなら、絶対TECH MAXです
シートヒーターで決めるのね。でも、冬の高速道路を知っている人ほど、そこに19万円払うわ

全モデルに共通する装備
| 装備 | TMAX560/TECH MAX/25th |
|---|---|
| IMU | 6軸 |
| ABS | バンク角対応(BC) |
| トラクションコントロール | TCS |
| 走行モード | D-MODE |
| メーター | 7インチ TFT |
| スマホ連携 | Y-Connect、Garmin Motorize(ナビ) |
| キー | スマートキー |
| USB | 標準 |
| ヘッドライト | LED |
| ETC | 車載器は用品(専用のコネクターにつなぐと、メーターに表示できる) |
標準モデルでも、ナビ連携と7インチの画面、スマートキーは付く。 ETCの車載器は用品で、車体に用意されたコネクターにつなぐと、メーターに情報を出せる。
カラーと、25周年の記念仕様
| モデル | カラー | 価格(税込) |
|---|---|---|
| TMAX560 | マットブラック2 | 1,452,000円 |
| TMAX560 TECH MAX | ブルーイッシュグレーカクテル2 | 1,644,500円 |
| TMAX560 TECH MAX | マットダークグレーメタリック9 | 1,644,500円 |
| TMAX560 25th Anniversary | マットダークグレーメタリックD | 1,507,000円 |
※標準モデルは2025年モデルを継続、TECH MAXと25th Anniversaryは2026年のカラー。バイクは年式で色が入れ替わる
25th Anniversaryは、標準モデルをもとにした記念仕様。 専用のエンブレム、赤と黒のシート、切削加工のホイール、専用の起動画面が付く。冬の装備で選ぶなら、TECH MAXと見比べたい。
赤と黒のシート、かわいいです
記念仕様は特別感があるわね。でも、冬の快適さを買うならTECH MAXよ
走りは、どう評価されている?
2025年の改良型に乗った評価では、CVTなのに加速と減速が素直で、スポーツバイクに近い走りが共通して挙がっている。高速道路を巡航するときの快適さと、曲がるときの軽快さを両立しているという評価もある。
一方で、街なかの速度ではサスペンションが硬めに感じるという声や、座面の幅があるので、シート高の数字より足つきが難しいという声もある。座面の幅は数字に出ないので、販売店でまたがって確かめたい。
800mmでも、幅があると足が届きにくいんですね
スクーターは、足を下ろす場所の幅でも変わるの。数字より、またがった感触を信じなさい
ホンダ X-ADVと比べると
| モデル | 価格(税込) | エンジン | 変速 | シート高 | 車両重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヤマハ TMAX560 | 1,452,000円 | 直列2気筒 561cm³ | CVT | 800mm | 219kg |
| ホンダ X-ADV | 1,455,300円〜 | 直列2気筒 745cm³ | 6速DCT | 790mm | 237kg |
価格はほぼ同じで、2台ともAT限定の大型二輪で乗れる。 TMAXは18kg軽く、X-ADVは排気量が大きくDCTを使う。2台の違いは、比較記事でまとめている。
大型二輪だから発生するお金の話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車検 | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 必要な免許 | 大型二輪(AT限定でも乗れる) |
| 軽自動車税 | 年6,000円 |
| 重量税 | 新車時5,700円(3年分)/継続3,800円(2年分) |
| 自賠責(24か月) | 8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円) |
| 燃料 | プレミアム(ハイオク) |
※税率・保険料は改正されることがある
ヤマハは、2027年1月から401cc以上の新車をYSPで扱うと発表している。TMAX560もその対象だ。

冬の快適さに、手放す1台を回す
TECH MAXにしたいけど、19万円は迷います。グリップヒーターだけなら、標準に後付けもできるんですよね
できるわ。でも、シートヒーターとクルーズまで最初から付いてくるのは、TECH MAXよ
うーん……。手元のバイクを、買うお店に引き取ってもらえば、少しは足しになりますよね
なるわね。乗り換えの手続きが一つの窓口で終わるのは、下取りのいいところよ。ただ、同じ1台に値を付けさせるなら、買取店のほうが高いの。オークションに国外の買い手まで集まっていて、値段が下がりにくいから。売った額を予算に足して、19万2,500円を引いても残るかを見ればいいわ
残ったら、迷わずTECH MAXですね
そう。目安を出すだけなら、売る約束にはならないわ
📌 まとめ
- TMAX560は145万2,000円、TECH MAXは164万4,500円、25th Anniversaryは150万7,000円。 561cm³・2気筒・CVT
- TECH MAXは電動スクリーン、クルーズ、グリップヒーター、シートヒーター、リヤサスの調整機構付き
- AT限定の大型二輪で乗れる。 2027年1月から、ヤマハの401cc以上はYSPで扱う
わたしはTECH MAXの青っぽいグレーです。冬でもシートが温かいので
私もTECH MAX。ただし濃いグレーね。クルーズで高速を流しながら、シートヒーターで背中まで温めるわ
そのヒーター、温まるのはお尻のほうですよ
……言葉のあやよ
よくある質問
TMAX560はAT限定の大型二輪免許で乗れる?
乗れます。変速はCVT(無段変速)で、クラッチ操作がありません。
TECH MAXのサスペンションは電子制御?
電子制御ではありません。TECH MAXのリヤサスペンションは、プリロードと伸び側の減衰を手で調整できるタイプです。
ETCは付いている?
ETCの車載器は用品です。車体に用意されたコネクターにつなぐと、メーターに情報を表示できます。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式・走行距離・状態で変わります。先に買取の目安を見ておくと、TECH MAXとの差19万2,500円をどこまで埋められるかが分かります。
この記事で参照した情報源(19件)
- ヤマハ TMAX560(公式)
- ヤマハ TMAX560 特徴(公式)
- ヤマハ TMAX560 2025年モデル 発表
- ヤマハ TMAX560 2026年モデル・25th Anniversary 発表
- ヤマハ TMAX560 2022年モデル 発表
- ヤマハ 2027年からの販売体制(2026年5月18日)
- ヤマハ AT限定免許で乗れるバイク
- ホンダ X-ADV(公式)
- ホンダ X-ADV 主要諸元(公式)
- 国土交通省 東北運輸局 二輪車の区分
- 警察庁 運転免許の区分(2025年通達)
- 国土交通省 自賠責保険料
- 改定後の自賠責保険料一覧
- 勝浦町 軽自動車税(種別割)税率表
- WEB Mr.Bike TMAX560 諸元
- バイクブロス TMAX560 カタログ
- webオートバイ TMAX560 TECH MAX 試乗
- Webike Moto Guide TMAX560 試乗
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月10日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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