ヤマハ XSR700はどんなバイク? 2026年最新、100万1,000円の2気筒ネオクラシックとMT-07との違い
この記事の要点
- 価格は2色とも100万1,000円。688ccの直列2気筒で73PS、188kg、燃料はレギュラー、タンク13L
- フロントフォークは正立式で、メーターは丸い液晶。 最新のMT-07とは足まわりや装備の構成が違い、Y-AMTのグレードは無い
- シート高は835mm。上体を起こして乗れるが、停車時の足つきは販売店でまたがって確かめる
ヤマハ XSR700は、MT-07の主な部品を使って、丸いヘッドライトとレトロな外装に仕立てたネオクラシックだ。エンジンは688ccの直列2気筒で、最高出力は73PS。
価格は100万1,000円で、白と青の2色。燃料はレギュラーで、車両重量は188kg。最新のMT-07が持つ倒立フォークやY-AMTのグレードは、XSR700には無い。 エンジンは同じ2気筒でも、選ぶ理由は装備ではなく、丸いライトのレトロな見た目のほうにある。
250のクラシックから大型へ上がるとき、見た目の雰囲気を変えずに済む1台でもある。乗り換えるなら、手放す1台の値段を先に知っておくと、100万1,000円のうち自分で足す額が分かる。

店長! このバイク、すごくかわいいです。丸いライトで、タンクに赤い線が入ってて
XSR700よ。中身はMT-07系の2気筒ね
わたし、こういうのが好きなんです。エストレヤの大きいお姉さんみたい
お姉さんにしては、73PSあるけどね
XSR700って、どんなバイク?
XSR700は、MT-07の主な部品を使ったヤマハのネオクラシックだ。ただし、2025年に大きく変わった最新のMT-07とは構成が違う。フロントフォークは正立式で、最新のMT-07の倒立フォークや電子制御スロットル、Y-AMTをそのまま受け継いだモデルではない。
いまの形の基本は2022年4月の改良で整い、2025年8月に色が変わった。
以下は2025年モデルの主要スペック。
| 項目 | XSR700 |
|---|---|
| 価格(税込) | 1,001,000円 |
| エンジン | 水冷 直列2気筒 688cm³(270度クランク) |
| 最高出力 | 54kW(73PS)/8,750rpm |
| 最大トルク | 67N·m/6,500rpm |
| 変速 | 6速MT |
| 全長×全幅×全高 | 2,075×820×1,130mm |
| ホイールベース | 1,405mm |
| シート高 | 835mm |
| 最低地上高 | 140mm |
| 車両重量 | 188kg |
| 燃料タンク | 13L(レギュラー) |
| WMTC燃費 | 24.6km/L |
シート高が835mmって、思ったより高いですね
見た目はおとなしいけど、座面は高いほうよ。またがって確かめなさい
MT-07とは、どこが違う?
| 項目 | XSR700 | MT-07 |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 1,001,000円 | 968,000円(Y-AMTは1,056,000円) |
| 見た目 | 丸いヘッドライト、レトロな外装 | ネイキッド(MTシリーズの顔) |
| フロントフォーク | 正立式 | 倒立式 |
| メーター | 丸い液晶 | 5インチ カラーTFT |
| Y-AMTのグレード | 無い | ある |
| シート高 | 835mm | 805mm |
| 車両重量 | 188kg | 183kg |
| 燃料 | レギュラー | レギュラー |
いまのMT-07は、倒立フォークや電子制御スロットル、カラーTFTを持ち、Y-AMTのグレードもある。 XSR700は正立フォークと丸い液晶メーターのままだ。
MT-07のほうが安くて、装備も新しいんですね
数字ではね。XSR700を選ぶ人は、装備じゃなくて、この丸い顔を買うのよ
それで十分です。わたしは顔で選びます

装備は何が付く?
| 装備 | 内容 |
|---|---|
| ABS | 標準 |
| 灯火 | LEDヘッドライト、ポジションランプ、ウインカー |
| メーター | 丸い反転表示の液晶 |
| サスペンション | 正立式フロントフォーク、リンク式リヤ |
| ETC | 取り付け用のブラケットが用品にある |
装備の数より、丸いライトと丸いメーターの見た目で選ぶバイクだ。ETCを使うなら、販売店で付けることになる。
カラーは2色
| カラー | 価格(税込) | 発売日 |
|---|---|---|
| ラジカルホワイト(白に赤のライン) | 1,001,000円 | 2025年8月8日 |
| ディープパープリッシュブルーメタリックC(青) | 1,001,000円 | 2025年8月8日 |
※2025年モデルの設定。バイクは年式で色が入れ替わる
2025年モデルで、白のラインが変わり、青が新しく加わった。価格は100万1,000円のまま変わっていない。
白に赤い線、やっぱりこっちがいいです
私なら青ね。XSRは、濃い色のほうが締まって見えるわ
走りは、どう評価されている?
試乗した媒体は、低い回転から力が出て扱いやすいことと、2気筒らしい鼓動を挙げている。軽く曲がるハンドリングも好評だ。
姿勢は上体を起こして乗れる。長い距離を走るときは、乗車姿勢と荷物の積み方で快適さが変わるという。
足つきは、やっぱり心配です
座面が高いから、なおさらね。両足のつま先で支えられるか、片足でしっかり立てるかを見なさい
同じクラスのネオクラシックと比べると
| モデル | 価格(税込) | エンジン | 最高出力 | シート高 | 車両重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヤマハ XSR700 | 1,001,000円 | 直列2気筒 688cm³ | 73PS | 835mm | 188kg |
| カワサキ Z650RS | 1,089,000円 | 並列2気筒 649cm³ | 68PS | 800mm | 188kg |
| ヤマハ XSR900 | 1,320,000円 | 直列3気筒 888cm³ | 120PS | 815mm | 196kg |
カワサキのZ650RSは、同じ2気筒のネオクラシックとして並べて比べられる相手だ。重さは2台とも188kgで、Z650RSのほうがシートは35mm低く、ETCが最初から付く。XSR900は同じヤマハのレトロなモデルで、エンジンが3気筒になる。
Z650RSのほうがシートが低いんですね
そうね。足つきで選ぶならZ650RS。でも、顔で選ぶあなたはXSRでしょう
XSR700は、こんな人に
| こんな人は | 向いているか |
|---|---|
| 丸いライトのレトロな見た目が好き | 向いている |
| 2気筒の鼓動を楽しみたい | 向いている |
| ガソリン代を抑えたい | レギュラーで向いている |
| 電子制御やカラーTFTが欲しい | MT-07のほうが合う |
| クラッチ操作をしたくない | MT-07 Y-AMTのほうが合う |
| 足つきを優先したい | Z650RS(800mm)も見たい |
大型二輪だから発生するお金の話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車検 | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 必要な免許 | 大型二輪(クラッチ付きのMTなのでAT限定では乗れない) |
| 軽自動車税 | 年6,000円 |
| 重量税 | 新車時5,700円(3年分)/継続3,800円(2年分) |
| 自賠責(24か月) | 8,760円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,640円) |
| 燃料 | レギュラー |
※税率・保険料は改正されることがある
買う店は、時期によって変わる。ヤマハは2027年1月から、401cc以上のバイクをYSP(ヤマハのスポーツバイクを扱う販売店)だけで扱う。いまYSP以外の店に並んでいる在庫車は、その店で買える。

250から大型に上がるなら、手放す1台から考える
250のクラシックから、こういう大型に上がりたい人もいそうですね
いるでしょうね。そのとき、いまの250がいくらで売れるかを、最初に数字にしておくの。100万1,000円のうち、自分で用意する額がはっきりするわ。業者のオークションでは、中古のバイクがいまも高い値段で取引されているの。値段を知らないまま下取りに出すのは、もったいないわね
じゃあ、XSRを見に行く前に、まずスマホで見ておきます
それでいいわ。数字を持っていれば、下取りの額を言われても慌てなくて済むもの
📌 まとめ
- 価格は2色とも100万1,000円。688ccの直列2気筒で73PS、188kg、燃料はレギュラー
- 正立式のフロントフォークと丸い液晶メーター。 最新のMT-07とは構成が違い、Y-AMTのグレードは無い
- 顔で選ぶならXSR700、装備で選ぶならMT-07、足つきとETC標準ならZ650RS
私なら、差額を足してXSR900にするわ。丸目のレトロに3気筒の120PS。そっちのほうが好みよ
わたしは白に赤い線のXSR700です。73PSでも、わたしには十分すぎるので
十分かどうかより、顔で決めたんでしょう。まあ、それなら乗るたびに満足できるわね
よくある質問
XSR700とMT-07は同じバイク?
XSR700はMT-07の主な部品を使ったネオクラシックですが、2025年に改良された最新のMT-07とは構成が違います。XSR700のフロントフォークは正立式で、Y-AMTのグレードはありません。
燃料はレギュラー?
レギュラーです。タンク容量は13L、WMTCモード燃費は24.6km/Lです。
ETCは付いている?
標準では付いていません。取り付け用のブラケットが用品にあるので、販売店で付けます。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式・走行距離・状態で変わります。250から乗り換えるなら、手放す1台の額を先に調べると、100万1,000円のうちいくらを用意すればいいかが分かります。
この記事で参照した情報源(20件)
- ヤマハ XSR700(公式)
- ヤマハ XSR700 特徴・装備(公式)
- ヤマハ発動機 XSR700 2025年モデル
- ヤマハ発動機 XSR700 改良モデル(2022年)
- ヤマハ MT-07(公式)
- ヤマハ発動機 MT-07 2025年モデル
- ヤマハ XSR900(公式)
- カワサキ Z650RS 2027年モデル(公式)
- カワサキ Z650RS ETC2.0(よくある質問)
- ヤマハ発動機 401cc以上のYSP取り扱い(2026年)
- 国土交通省 東北運輸局 二輪車の区分
- 国土交通省 自賠責保険料
- 改定後の自賠責保険料一覧
- 勝浦町 軽自動車税(種別割)税率表
- ヤングマシン XSR700 2025年モデル
- バイクブロス XSR700 カタログ
- webオートバイ XSR700 試乗
- ヤングマシン XSR700 試乗
- webオートバイ XSR700 ツーリング
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月10日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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