ホンダ アコードはどう選ぶ? 2026年モデルのグレード・価格・装備を整理
この記事の要点
- 価格は税込595万1,000円(e:HEV)と635万1,400円(e:HEV Honda SENSING 360+)。全車2.0L e:HEV・FF
- 2つとも、本革シート、BOSEの12スピーカー、ヘッドアップディスプレー、周囲を見るカメラ、前後席のシートヒーターまで標準。 違いは運転支援と外観
- 360+には、条件のそろった高速道路などでハンドルから手を離せる運転支援と、運転手に異常があったときの支援(ドライバー異常時対応)が加わる
ホンダ アコードは、全長5m近いハイブリッドのセダン。タイで作られて日本に入ってくる。グレードは2つで、価格は595万1,000円と635万1,400円。
2つの差は40万400円。その差で手に入るのは、高速道路でハンドルから手を離して走れる運転支援だ。 この記事は、そこに40万円を払うかどうかで迷っている人に向けて書いている。
600万円前後の車は、支払いの計画も大がかりになる。いま乗っている車がいくらになるかで、頭金も借りる額も変わる。
店長、アコードって、すごく長いセダンですね
全長4,975mm。5mまで、あと2.5cmよ。ホンダが日本で売っている車の中では、いちばん大人の顔をしてるわね
グレードが2つしかないんですね
そう。下のグレードでも、本革やBOSEやヘッドアップまで付いてる。大きく分かれるのは、手放しで走れる運転支援が要るかどうか。あとは色と内装ね
手を離して走れるんですか!
条件がそろった高速道路でね。私は自分で運転したいから要らないけど、長い距離を毎週走る人には、40万円の価値がある装備だと思うわ

そもそもアコードは、どんなセダンなのか。
いまのアコードは11代目で、日本では2024年3月に発売された。タイの工場で作られ、日本に輸入されている。主要諸元は次のとおり。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 区分 | 登録車・5名・ヒンジドア(セダン・独立したトランク) |
| 全長×全幅×全高 | 4,975×1,860×1,450mm |
| ホイールベース | 2,830mm |
| 最低地上高 | 135mm |
| 室内寸法(長×幅×高) | 2,010×1,590×1,175mm |
| エンジン | 2.0L 直列4気筒(147PS・182N・m・レギュラー) |
| 走行用モーター | 184PS・335N・m |
| 変速機・駆動 | 電気式無段変速機・FF |
| WLTC燃費 | 23.8km/L |
| 最小回転半径 | 5.7m |
| 車両重量 | 1,580kg |
| トランク容量 | 570L(VDA方式・ホンダの測定値) |
トランクが570Lもあるんですね
セダンでも、荷物の量で困ることは少ない広さね
幅も1m86cm。駐車場、大丈夫かな
機械式の駐車場だと、幅の制限に引っかかることがあるわ。買う前に、自宅と職場の駐車場の幅は測っておきなさい
グレードは2つ。40万400円で何が違う?
| グレード | 駆動 | 税込価格 | WLTC燃費 |
|---|---|---|---|
| e:HEV | FF | 5,951,000円 | 23.8km/L |
| e:HEV Honda SENSING 360+ | FF | 6,351,400円 | 23.8km/L |
2つとも付く装備は次のとおり。
| 装備 | 内容 |
|---|---|
| 運転支援 | Honda SENSING 360(斜め前から来る車の警報、車線変更のときの衝突を抑える機能・車線変更の支援、渋滞追従のクルーズ、渋滞での運転支援、駐車を手伝うパーキングパイロットなど) |
| 画面・音 | Google搭載の12.3インチの画面、BOSEの12スピーカー |
| 見る装備 | 周囲を見るマルチビューカメラ、ヘッドアップディスプレー |
| シート | 本革、運転席・助手席とも8ウェイのパワーシート、前席と後席左右のシートヒーター |
| 静かさ | 車内の騒音を打ち消すアクティブノイズコントロール |
360+に加わるものは次のとおり。
| 装備 | e:HEV | Honda SENSING 360+ |
|---|---|---|
| ハンドルから手を離せる車線内の運転支援 | — | 標準(条件のそろった高速道路など) |
| 追い越し・分岐のための車線変更を提案する支援 | — | 標準 |
| カーブの手前で、はみ出しを早めに知らせる警報 | — | 標準 |
| 降りるときに後ろから来る車を知らせる警報 | — | 標準 |
| 運転手に異常があったときの支援(ドライバー異常時対応) | — | 標準 |
| ロードノイズを広い周波数で抑える制御 | — | 標準 |
| 外観 | ボディ同色のドアミラー | 黒いドアミラー、専用仕上げのホイール |
| 内装色 | — | ホワイトを選べる |
※「—」は、それぞれの装備表で標準と記載されていないもの
40万円で、手放し運転と、運転手に何かあったときの支援……
手放しの支援が役に立つのは、高速道路を長く走るときよ。ハンドルから手を離せるのは、ホンダが決めた条件の道路で、システムが作動しているときだけ。自動で全部運転してくれる車ではないことは、覚えておきなさい
じゃあ、店長は下のe:HEVですか
そう。私は自分でハンドルを握りたい人だから、40万円は白い内装にでも使うわ……と言いたいところだけど、白い内装は360+にしか無いのよね
店長、詰んでますね

ボディカラーは4色。グレードで選べる色が違う。
全4色で、2トーンは無い。
| 色名 | e:HEV | 360+ | 追加額 |
|---|---|---|---|
| クリスタルブラック・パール | ● | ● | — |
| プラチナホワイト・パール | ● | ● | 44,000円 |
| メテオロイドグレー・メタリック | ● | ●(白い内装とは組み合わせられない) | 44,000円 |
| キャニオンリバーブルー・メタリック | — | ● | 44,000円 |
※追加額は改良や年次で変わる
青は、360+だけなんですね
そう。青い外装も白い内装も、選べるのは360+だけよ。見た目で選ぶ人には、40万円は運転支援だけの値段じゃなくなるわね
わたしなら、追加料金なしの黒にします。大きい車は黒が似合いそうなので
黒は似合うけど、夏の屋根は熱くなるし、洗車の跡も目立つわよ。5mの車体を毎週拭く覚悟があるなら、黒を選びなさい
5mの車の洗車……やめておきます。白にします
直近で何が変わった?
| 時期 | 変わったこと |
|---|---|
| 2024年3月 | 11代目を日本で発売。価格は544万9,400円 |
| 2025年5月 | ハンドルから手を離せる運転支援などを持つ「Honda SENSING 360+」のグレードを追加。ホワイトの内装を設定 |
| 2026年7月 | 一部改良。横のマーカーを透明に、ヘッドライトまわりと下まわりの飾りをボディと同じ色に。360+はグリルとアンテナの色を変更。両グレードとも価格を35万2,000円改定 |
2026年7月31日の改良は、外観の色づかいの変更が中心で、寸法・パワートレイン・燃費・装備の中身は変わっていない。中古で探すなら、360+は2025年5月以降の車にしか無い。
1年ちょっとで、35万円上がったんですね
改良の中身は見た目の色づかいが中心。値札だけは、色よりずっと派手に変わったわね
走りと使い勝手は、どう評価されている?
実際に乗った評価で、360+は高速道路での車線の中の支援と、ハンドルから手を離して走るときの自然さが評価されている。車線をなぞる動きが滑らかで、手放しに移るときの違和感が少ないという。静かさも高く評価されている。
この評価は2025年に追加された360+での話だ。乗り心地や加速の感じ方は人によって変わるので、気になる人は試乗で確かめたい。
静かさのために、何か特別なことをしてるんですか?
車内の騒音を打ち消す仕掛けが入ってるのよ。360+はさらにロードノイズも抑えてる。静かさにお金を払う車ね
同じハイブリッドのCR-Vと比べると、どこにいる?
ホンダの上級車で、アコードと比べたくなるのはSUVのCR-Vだ。モーターの出力は同じで、形と値段が違う。
| アコード e:HEV | CR-V e:HEV RS(FF) | |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 5,951,000円 | 5,122,700円 |
| 形 | セダン(独立したトランク) | SUV(後ろが上に開くハッチ) |
| 全長×全幅×全高 | 4,975×1,860×1,450mm | 4,700×1,865×1,680mm |
| 走行用モーター | 184PS・335N・m | 184PS・335N・m |
| WLTC燃費 | 23.8km/L | 19.8km/L |
| 車両重量 | 1,580kg | 1,750kg |
| 荷室・トランク | 570L | 590L |
| 4WD | なし | あり(RS・BLACK EDITION) |
CR-Vのほうが、82万円以上安いんですか!
82万8,300円ね。アコードのほうは、ヘッドアップも本革も最初から全部入りだから、単純には比べられないけど
じゃあ、アコードを選ぶ理由は?
低くて、170kg軽くて、燃費がいい。低い車が好きな人には、それだけで選ぶ理由になるわ。逆に、雪道や4WDが要るなら、迷わずCR-Vね
わたしは、乗り降りが楽そうなCR-Vがいいです
乗り降りならそうね。私はアコード。周りがみんなSUVでも、私は低く構えたセダンの姿のほうが好きなのよ
買っていい人と、見送っていい人。
| こんな人 | |
|---|---|
| 買っていい | 大きなセダンで、高速道路を長く静かに走りたい/後席にも人を乗せる/トランクに大きな荷物を積む/装備を選ぶ手間をかけたくない |
| グレードの目安 | 自分でハンドルを握るのが好きなら e:HEV。長距離の高速道路が多い、手放しの支援やドライバー異常時対応が欲しい、青い外装や白い内装を選びたいなら Honda SENSING 360+ |
| 見送っていい | 4WDが要るなら、アコードには設定が無い。背の高いSUVのほうが乗り降りしやすいなら、同じホンダの CR-V |

数字じゃなくて、実際どうなの。
600万円のセダンって、わたしには遠い世界です
そうね。でもこの値段で、本革もBOSEもヘッドアップも最初から付いてくるのはアコードのいいところよ。上級の車って、欲しい装備を足していくと、気づいたら見積もりがずいぶん膨らんでいた、ということがあるでしょう
アコードは、最初から付いてるものが多いんですね
グレードは2つだけ。高い車なのに迷うところが少ないっていうのは、忙しい人には案外ありがたいの
でも、5mのセダンを停める場所がある人って、限られませんか?
そこはその通りね。駐車場の幅と長さで最初にふるい落とされる車よ。そこを通った人には、文句のつけどころが少ない1台だわ
600万円の車は、支払いの組み立てをいまの車の値段から始める。
600万円の車をローンで買うとしたら、何から考えればいいんですか?
借りる額を決めるのは、手元に用意できる頭金よ。いまの車を手放すなら、その値段も頭金に回せるわ
いまの車の値段で、借りる額が変わるんですね
そう。いまの車が50万円になるか100万円になるかで、借りる額が50万円違う。月々の支払いも、払い終わるまでの年数も、そこから変わるわ
じゃあ、先に値段を知っておかないと、支払いの計画が立てられないですね
だから、ローンの相談より先に、買取の金額を調べておくの。販売店で出てくる下取りの額と比べて、高いほうを頭金に回せばいいわ
📌 まとめ
- 価格は税込595万1,000円と635万1,400円。2つとも本革・BOSE・ヘッドアップ・周囲カメラ・前後シートヒーターが標準
- 40万400円の差は、ハンドルから手を離せる運転支援、ドライバー異常時対応、降りるときの接近警報など。青い外装と白い内装も360+だけ
- 2026年7月の改良は外観の色づかいが中心で、価格は35万2,000円上がった
グレードで迷うところが、思ったより少ないんですね
そう。いちばん迷うのは、ハンドルを握っていたいかどうか。そこが決まれば、あとは色ね
わたしは握っていたいです。教習所で習ったとおりに
あなたが手放しで走る日は、たぶん来ないわね
よくある質問
アコードの価格はいくら?
税込595万1,000円(e:HEV)と635万1,400円(e:HEV Honda SENSING 360+)です。どちらも2.0Lのハイブリッドで、前輪駆動です。
アコードのe:HEVと360+は、何が違う?
360+には、条件のそろった高速道路などでハンドルから手を離せる運転支援、車線変更の提案、運転手に異常があったときの支援(ドライバー異常時対応)、降りるときの接近警報などが加わります。外観ではドアミラーが黒になり、白い内装や青い外装を選べます。差は40万400円です。
アコードはどこで作られている?
タイの工場(Honda Automobile (Thailand))で作られ、日本に輸入されています。
アコードに4WDはある?
ありません。全車が前輪駆動(FF)です。
新車をお得に買うには、何から始めればいい?
いま乗っている車の買取の金額を先に調べることです。いまの車の値段で頭金が決まり、ローンで借りる額も変わります。下取りの額と並べて比べれば、どちらが高いかが分かります。査定は無料で、見積もりを見るだけでもかまいません。
※この記事は2026年10月12日時点の情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
この記事で参照した情報源(15件)
- ホンダ アコード 公式ページ
- ホンダ アコード タイプ一覧(公式)
- ホンダ アコード タイプ比較(公式)
- ホンダ アコード 主要諸元表(公式PDF)
- ホンダ アコード 主要装備表(公式PDF)
- ホンダ アコード FACT BOOK(公式PDF)
- ホンダFAQ アコードのボディカラー
- ホンダ ニュースリリース アコード一部改良(2026年7月30日)
- ホンダ ニュースリリース Honda SENSING 360+追加(2025年5月29日)
- ホンダ ニュースリリース アコード発売(2024年3月7日)
- Car Watch アコード Honda SENSING 360+ 試乗記
- webCG アコード 試乗記
- CAR and DRIVER アコード 試乗記
- 中古車オークション相場(車選びドットコム)
- 中古車市場レポート(車選びドットコム)
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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