ホンダ CL250とCL500は何が違う? 2026年最新、同じ車体で免許と車検が変わる2台のスクランブラー
この記事の要点
- 車体の大きさ・シート高790mm・タンク12Lは2台とも同じ。 違うのはエンジン(単気筒24PSと2気筒46PS)と重さ(172kgと192kg)
- CL250は普通二輪で乗れて車検なし。E-Clutch付き(+5万5,000円)を選べる。 CL500は大型二輪が要って車検あり、E-Clutchの設定は無い
- 2025年10月の改良で、2台とも足を下ろしやすい形のステップになり、シートの中の素材も変わった。ETC2.0とグリップヒーターは用品
ホンダ CL250とCL500は、同じ大きさの車体に、違うエンジンを積んだスクランブラーだ。全長・全幅・全高、シート高(790mm)、タンク(12L)はどちらも同じ。前19インチ・後17インチのホイールで、アップハンドルの楽な姿勢で乗れる。
違うのはエンジンと、それで変わる免許と車検だ。CL250は249ccの単気筒で24PS、普通二輪で乗れて車検が無い。CL500は471ccの2気筒で46PS、大型二輪が要って車検がある。 価格はCL250が64万9,000円(E-Clutch付きは70万4,000円)、CL500が97万3,500円。形は同じなので、どちらの免許で乗り、どこまで維持費をかけるかで選ぶことになる。
250と500で毎年のお金が変わる。いまのバイクの売値を先に知っておくと、車検代まで含めてどちらに届くかが見えてくる。

店長、黄色いタンクのバイク、かわいいです! 前のタイヤも大きい!
CL250ね。スクランブラーは、昔、未舗装の道を走るために作られたバイクの形よ
わたし、これ好きです。レトロだし、普通二輪で乗れるんですよね?
250はね。同じ形で500もあるわ。私なら、もちろんそっち
CL250とCL500って、どんなバイク?
2台とも2023年5月に日本で発売された。CL250は、レブル250と同じ系統の単気筒を、発進から街なかの速度までの力が出るように変えて積んでいる。CL500は471ccの2気筒だ。
フレームは2台で共通の部分が多く、寸法もほとんど同じ。同じ形を、250と500のどちらの免許で乗るかを選べる。
以下は2025年モデルの主要スペック。
| 項目 | CL250 | CL250 E-Clutch | CL500 |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 649,000円 | 704,000円 | 973,500円 |
| エンジン | 水冷 単気筒 249cm³ | 同左 | 水冷 直列2気筒 471cm³ |
| 最高出力 | 18kW(24PS)/8,500rpm | 同左 | 34kW(46PS)/8,500rpm |
| 最大トルク | 23N·m/6,250rpm | 同左 | 43N·m/6,250rpm |
| 変速 | 6速MT | 6速MT+E-Clutch | 6速MT |
| 全長×全幅×全高 | 2,175×830×1,135mm | 同左 | 同左 |
| シート高 | 790mm | 790mm | 790mm |
| 最低地上高 | 163mm | 163mm | 155mm |
| 車両重量 | 172kg | 175kg | 192kg |
| 燃料タンク | 12L | 12L | 12L |
| WMTC燃費 | 34.6km/L | 34.0km/L | 27.9km/L |
| ホイール | 前19/後17インチ | 同左 | 同左 |
大きさが全部同じなのに、500のほうが20kg重いんですね
2気筒のぶんね。またがって起こすと、その20kgは手に伝わるわ
免許と車検が、いちばん大きな違い
| 項目 | CL250 | CL500 |
|---|---|---|
| 区分 | 軽二輪(250cc以下) | 小型二輪(250cc超) |
| 必要な免許 | 普通二輪 | 大型二輪 |
| 車検 | なし | あり(新車の初回は3年、その後は2年ごと) |
| 軽自動車税 | 年3,600円 | 年6,000円 |
| 重量税 | 新車のときだけ | 新車時5,700円(3年分)/継続3,800円(2年分) |
| 自賠責(24か月) | 8,920円(2026年11月1日以降は9,780円) | 8,760円(2026年11月1日以降は9,640円) |
CL500は400ccを超えるので、普通二輪の免許では乗れない。 普通二輪のまま乗るなら、CL250一択になる。
※税率・保険料は改正されることがある
わたし普通二輪なので、500は乗れないんですね
免許を取り直せば乗れるわ。同じ形で、エンジンだけ倍近い力になるのよ
CL250のE-Clutchは、何をしてくれる?
CL250のE-Clutchでは、走り出し・止まるとき・ギアを変えるときに、クラッチをつなぐ・切る操作をバイクが受け持つ。ギアは左足のペダルで選び、クラッチレバーは残っている。CL250では、レバーを握れば一時的に自分の操作になるが、自動の制御を切りっぱなしにすることはできない。
E-Clutch付きは5万5,000円高く、3kg重い。MTの扱いなので、AT限定の普通二輪免許では乗れない。 CL500には、いまE-Clutchのグレードが無い。
渋滞でクラッチを気にしなくていいなら、わたしはE-Clutchにします
それに、黄色と黒はE-Clutch付きにしかないわ。あなたの好きな色は、そっちね

2025年10月の改良で変わったこと
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ステップ | 足を下ろしやすい形に変更(2台とも) |
| シート | 中の素材を変更(2台とも) |
| メーター | 光の映り込みを抑える対策(2台とも) |
| E-Clutch | CL250に追加 |
| 価格 | CL250は62万1,500円→64万9,000円、CL500は86万3,500円→97万3,500円 |
シート高の数字は変わっていないが、足を下ろす場所が変わった。 CL500は11万円上がったが、E-Clutchが付いたわけではない。
カラー
| モデル | カラー | 価格(税込) | 発売日 |
|---|---|---|---|
| CL250 | パールカデットグレー | 649,000円 | 2025年10月24日 |
| CL250 E-Clutch | パールダスクイエロー | 704,000円 | 2025年10月24日 |
| CL250 E-Clutch | マットガンパウダーブラックメタリック | 704,000円 | 2025年10月24日 |
| CL500 | パールディープマッドグレー | 973,500円 | 2025年10月20日 |
| CL500 | マットアーマードグリーンメタリック | 973,500円 | 2025年10月20日 |
※2025年モデルの設定。バイクは年式で色が入れ替わる
走りは、どう評価されている?
CL250は、E-Clutch付きの試乗記で、発進と変速が自然で、操作の負担が減ることが共通して挙がる。ふだん使う回転域で扱いやすく、上体が起きて周りが見やすい姿勢、穏やかな曲がり方も好評だ。新しいステップで足を下ろしやすくなった、という評価もある。
CL500は、改良前の試乗記で、低い回転から扱いやすく、高速道路でも余裕があることが評価されている。重さの数字ほど重く感じにくいという声がある一方、エンジンの幅で足つきの感じ方が変わるという指摘もある。
同じ790mmでも、250と500で足の下ろしやすさは同じとは限らない。250と500、それぞれにまたがって確かめたい。
装備は何が付く?
| 装備 | CL250 | CL500 |
|---|---|---|
| ABS | 標準 | 標準 |
| メーター | 直径100mmの丸いメーター | 同左 |
| ETC2.0 | 用品 | 用品 |
| グリップヒーター | 用品 | 用品 |
| アクセサリーソケット(12V) | 用品 | 用品 |
| サドルバッグ・キャリア・トップボックス | 用品 | 用品 |
ETC2.0とグリップヒーターは2台とも用品。 高速道路を使うなら、ETCの取り付けは最初に考えておきたい。
どっちが、どんな人に合う?
| こんな人は | 合うのは |
|---|---|
| 普通二輪の免許で乗りたい | CL250 |
| 車検の無い維持のしやすさを取りたい | CL250 |
| 渋滞でクラッチを握りたくない | CL250 E-Clutch |
| 黄色や黒が好き | CL250 E-Clutch |
| 高速道路の余裕と2気筒の力が欲しい | CL500 |
| 大型二輪の免許を持っている | CL500も見たい |

車検のある500にするなら、毎年の差も予算に入れる
500のほうが楽しそうだけど、車検があるのはやっぱり気になります
なるでしょうね。車体の差額に、車検のたびの費用。500を選ぶなら、そこまで含めて考えなさい
じゃあ、わたしの場合は……いまのバイクを売ったお金で、車体の差を少しでも縮めるってことですね
話が早いわね。相場の高い状態が続いているから、手放す側には追い風よ
500をあきらめるのは、数字を見てからにします
📌 まとめ
- CL250とCL500は、同じ大きさの車体・シート高790mm・タンク12L。 違うのはエンジンと、20kgの重さ
- CL250は普通二輪・車検なしで64万9,000円から。E-Clutch付きは70万4,000円。 CL500は大型二輪・車検ありで97万3,500円
- 2025年の改良で、2台とも足を下ろしやすいステップに。ETC2.0とグリップヒーターは用品
私はCL500の緑。同じ形なら、力のあるほうを選ぶのが当たり前でしょう
免許を取り直さなくていいほうで決まりです。黄色のCL250 E-Clutch!
普通二輪のままなら、それがいちばん賢いわね
店長、500に乗ったら、たまに後ろから見せてください
いいわよ。250で付いてこられるならね
よくある質問
CL250とCL500は同じ車体?
寸法・シート高790mm・タンク12Lは同じで、フレームも共通の部分が多い2台です。エンジンはCL250が単気筒249cc、CL500が2気筒471ccで、重さは172kgと192kgです。
CL250のE-Clutch付きなら、AT限定の免許で乗れる?
乗れません。E-Clutchはクラッチ操作を自動でする仕組みですが、変速は左足で行うので、MTの扱いになります。普通二輪(MT)の免許が必要です。
CL500にE-Clutchはある?
いまの日本のCL500には、E-Clutchのグレードはありません。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式・走行距離・状態で変わります。500を考えるなら、売れそうな額で車体の差と車検代のどこまでをまかなえるかを、先に見ておくと決めやすくなります。
この記事で参照した情報源(23件)
- ホンダ CL250(公式)
- ホンダ CL250 特徴(公式)
- ホンダ CL250 改良・E-Clutch追加(2025年9月19日)
- ホンダ CL250 発売(2023年3月16日)
- ホンダ CL500(公式)
- ホンダ CL500 特徴(公式)
- ホンダ CL500 主要諸元
- ホンダ CL500 改良(2025年8月22日)
- ホンダ CL500 発売(2023年3月23日)
- ホンダ CLシリーズ ファクトブック
- Honda Go BIKE GEAR CL250 2025 適合用品
- Honda Go BIKE GEAR CL500 2025 適合用品
- ホンダ E-Clutch車とAT限定免許(よくある質問)
- 国土交通省 東北運輸局 二輪車の区分
- 国土交通省 自賠責保険料
- 改定後の自賠責保険料一覧
- 勝浦町 軽自動車税(種別割)税率表
- ヤングマシン CL250 E-Clutch 試乗
- モーターサイクリスト CL250 E-Clutch 試乗
- Motor-Fan CL500 試乗
- Motor-Fan CL500 ロングツーリング
- webオートバイ CL500 ツーリング
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月10日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
← 記事一覧へ




