日産 スカイラインはどう選ぶ? 2026年モデルのグレード・価格・400Rを整理
この記事の要点
- 価格は税込544万2,800円(GT Type P)から649万5,500円(400R)。全車3.0L V6ツインターボ・7速AT・FR
- 400Rは405PS、GT Type P・Type SPは304PS。WLTC燃費はGT Type P・Type SP・400Rで10.0km/L、燃料はハイオク
- 日産の公式ページは、一部のグレード・色・オプションの新規受注を終えたと案内している。限定車の400R Limitedは、販売会社が新規の注文を終えたと告知している
日産 スカイラインは、後ろのタイヤで走るFRのセダン。いまの型(V37)は2014年に発売され、2025年10月27日の改良で、衝突被害軽減ブレーキの検知対象が歩行者や自転車などへ広がり、新しい色「ワンガンブルー」と限定車「400R Limited」が加わった。
価格は544万2,800円から649万5,500円(通常のグレード)。エンジンは全車3.0LのV6ツインターボで、304PSのGT Type P・Type SPにするか、405PSの400Rにするかが迷いどころになる。
V6ツインターボのFRセダンに乗り換えるなら、いまの車の値段で、Type SPか400Rかの差を埋められるかを先に見ておくと決めやすい。
店長、スカイラインって、昔からある名前ですよね
そうね。いまの型はV37で、2014年に出たの。2025年の秋に、安全装備と色、限定車が加わったわ
エンジンは、全部同じなんですか?
全部3.0LのV6ツインターボよ。ただ、400Rだけは405PSまで出力を上げてある。ほかは304PS
100PS以上違うんですね!
そう。同じ形のセダンで、エンジンの強さを選べるのがスカイラインね

いまのスカイラインは、どういう車なのか。
5人乗りのセダンで、荷物は独立したトランクに積む。主要諸元は次のとおり。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 型 | V37 |
| 区分 | 登録車(普通乗用)・5名・ヒンジドア・セダン |
| 全長×全幅×全高 | 4,810×1,820×1,440mm |
| ホイールベース | 2,850mm |
| 最低地上高 | 130mm |
| 室内寸法(長×幅×高) | 2,000×1,480×1,180mm |
| エンジン | 2,997cc V6ツインターボ(GT系 304PS/400R 405PS) |
| 変速機・駆動 | 7速AT/FR |
| 最小回転半径 | 5.6m |
| 車両重量 | 1,710〜1,760kg |
| WLTC燃費 | 10.0km/L |
| 使用燃料 | プレミアムガソリン |
| トランク容量 | 510L(日産の社内測定) |
燃費は10.0km/Lで、ハイオクなんですね
そうね。燃料代は、ハイブリッドのセダンよりかなりかかるわ。そこを分かったうえで選ぶ車ね
トランクは510Lあるんですね
ゴルフバッグや旅行の荷物は、トランクに入れておけるわ。後ろの座席に荷物を置かずに済むのは、セダンのいいところよ
グレードは3つ。304PSか405PSか。
| グレード | 出力 | 価格 | 車両重量 | タイヤ |
|---|---|---|---|---|
| GT Type P | 304PS/400N・m | 5,442,800円 | 1,710kg | 18インチ |
| GT Type SP | 304PS/400N・m | 5,723,300円 | 1,730kg | 19インチ |
| 400R | 405PS/475N・m | 6,495,500円 | 1,760kg | 19インチ |
※税込。全車FR・7速AT。限定車の400R Limited(6,935,500円)は別に扱う
Type PとType SPの差は、28万500円ですね
SPはタイヤが19インチになるわ。大きな違いは、SPから400Rまでの77万2,200円ね
77万円で、100PS以上ですか……
400Rは出力だけじゃなくて、電子制御のショックアブソーバーなど、足まわりも専用よ。速く走らせたいなら400Rまで、ゆったり長く走るならType Pで十分ね
全車に、インテリジェント クルーズコントロール、衝突被害軽減ブレーキ(2025年の改良で歩行者・自転車などの検知に対応)、後側方の車両検知、インテリジェント アラウンドビューモニター、上下2画面(8インチ+7インチ)のNissanConnectナビ、前席パワーシートとシートヒーターが付く。パーキングブレーキは足踏み式。BOSEの16スピーカーとガラスルーフはオプション。

限定車「400R Limited」と、いまの受注の状況。
2025年10月の改良と同時に、400Rをもとにした限定車「400R Limited」(6,935,500円・限定400台)が発表された。専用のタイヤと足まわり、ブレーキ、カーボンの飾りが付く。
| 400R | 400R Limited | |
|---|---|---|
| 価格 | 6,495,500円 | 6,935,500円 |
| タイヤ | 19インチ | 専用の19インチ(前245/後265) |
| 台数 | — | 限定400台 |
| 注文 | 通常のグレード | 販売会社が新規の注文を終えたと告知(2026年5月) |
※税込
日産の公式ページには、一部のグレード・色・オプションの新規受注を終えたという案内が出ている。どの仕様が注文できるかは、近くの販売店に聞くのがいちばん確か。
限定車は、もう注文できないんですか
販売会社の告知では、そうなっているわ。販売店が確保した車を案内している例もあるから、欲しいなら近くの日産の販売店に聞くのがいちばん確かよ
通常のグレードも、全部は選べないかもしれないんですね
そう。欲しい色やオプションが決まっているなら、早めに販売店で確かめなさい
ボディカラー。
| 色 | 400R Limitedでの追加額 |
|---|---|
| ワンガンブルー | 176,000円 |
| ミッドナイトパープル | 88,000円 |
| ディープオーシャンブルー | 49,500円 |
| ブリリアントホワイトパール | 49,500円 |
| メテオフレークブラックパール | 49,500円 |
| ダークメタルグレー | — |
| スーパーブラック | — |
※税込。通常のグレードで選べる色と追加額は、グレードや受注の状況で違うので販売店の見積もりで確かめたい
ワンガンブルー、名前からして走りそうです
2025年の改良で加わった色ね。400Rに、この青は似合うわ
直近で何が変わった?
| 時期 | 変わったこと |
|---|---|
| 2014年2月 | いまの型(V37)を発売 |
| 2022年9月 | 仕様変更。いまのガソリン車の構成のもとになる |
| 2023年8月 | 限定1,000台の「スカイライン NISMO」を発表(2024年夏には限定100台のNISMO Limitedの発売予定も発表) |
| 2025年10月27日 | 一部仕様向上。衝突被害軽減ブレーキが歩行者・自転車などの検知に対応、ワンガンブルーを追加、グレードと価格を改定、400R Limitedを発表 |
NISMOっていうのもあったんですね
どれも台数を限った車ね。通常の価格表に載っているのは、Type P、Type SP、400Rよ
走りは、どう評価されている?
2025年秋の改良後の400Rに乗った評価と、2019年に400Rが出たときの評価で共通しているのは、V6ツインターボの力強さとなめらかさ、どの速度でも余裕のある走りだ。スポーツ走行での反応と、長い距離を走るときの落ち着きが両立している、という点も挙がっている。
一方で、タイヤからの当たりや、細かな段差での動きに触れた試乗もある。
速いだけじゃなくて、長距離も楽なんですね
そうね。段差の多い道をよく走るなら、乗り心地は自分で確かめておきたいところよ。街中で乗ることが多いなら、Type Pも試乗で比べておきなさい
アコードと比べると、どこにいる?
同じくらいの値段のセダンで、作り方がまったく違うのがホンダのアコード。
| 日産 スカイライン GT Type P | ホンダ アコード e:HEV | |
|---|---|---|
| 価格 | 5,442,800円 | 5,951,000円 |
| パワートレイン | 3.0L V6ツインターボ・7速AT | 2.0L ハイブリッド |
| 駆動 | FR(後輪駆動) | FF(前輪駆動) |
| WLTC燃費 | 10.0km/L | 23.8km/L |
| 全長 | 4,810mm | 4,975mm |
| 最小回転半径 | 5.6m | 5.7m |
※税込
燃費は、アコードのほうが倍以上いいんですね
そう。燃費ならアコード、V6のFRで走りを楽しむならスカイライン。同じセダンでも、選ぶ理由が正反対ね
小回りは、どちらも同じくらいなんですね
5.6mと5.7mね。どちらも大きめのセダンだから、狭い駐車場では切り返しを覚悟しておくこと

買っていい人と、見送っていい人。
| こんな人 | |
|---|---|
| 買っていい | V6ターボのFRセダンに乗りたい/トランクのあるセダンで長い距離を走る/燃料代より走りの楽しさを取りたい |
| グレードの目安 | ゆったり長く乗るなら GT Type P。見た目と足元を引き締めたいなら GT Type SP。走りを最優先するなら 400R |
| 見送っていい | 燃費を優先するなら アコード。電動パーキングブレーキが欲しいなら、ほかのセダンも比べる |
77万円の差は、いまの車の値段で見えてくる。
77万円って、わたしの感覚だと大きすぎて、想像がつきません
想像しなくていいわ。いまの車が売れれば、その額はそのまま次の車の予算に足せるの。だから、その額が77万円のうちの何万円を埋めるかだけ見ればいいの
スカイラインに乗り換える人って、いまもスポーツ系に乗っていそうです
スポーツ系の車は、中古でも値段が落ちにくいことがあるわ。買取の金額が高く出れば、Type SPのつもりが400Rまで届くかもしれない
調べる前から、Type SPに決めなくていいんですね
そう。いまの車の買取の金額を先に出しておけば、Type SPか400Rかは数字を見てから決められるわ。下取りの額と比べるときにも、そのまま使えるわ
📌 まとめ
- 価格は税込544万2,800円から649万5,500円。全車3.0L V6ツインターボ・7速AT・FR。WLTC燃費はGT Type P・Type SP・400Rで10.0km/L
- 400Rは405PS、GT Type P・Type SPは304PS。Type SPから400Rまでの差は77万2,200円
- 2025年10月の改良で、衝突被害軽減ブレーキが歩行者・自転車などの検知に対応し、ワンガンブルーと400R Limitedが加わった。一部の仕様は新規受注を終えている
スカイラインって、いまどき珍しい車なんですね
V6のターボで後ろのタイヤを回すセダン。数字だけで選ぶ車ではないわね
わたしなら、燃費のいいアコードにします。23.8km/Lですよ
私は10.0km/Lでいい。400Rなら、その分405PSと後輪駆動が付いてくるんだから
よくある質問
スカイラインの価格は?
税込544万2,800円(GT Type P)、572万3,300円(GT Type SP)、649万5,500円(400R)です。限定車の400R Limitedは693万5,500円でした。
400Rと、GT Type P・Type SPの違いは?
400Rは3.0L V6ツインターボを405PSまで高めたグレードで、電子制御のショックアブソーバーなど専用の足まわりが付きます。GT Type P・Type SPは同じエンジンで304PSです。
スカイラインにハイブリッドはある?
いまの価格表にあるのは、3.0L V6ツインターボのガソリン車だけです。
スカイラインの燃費は?
GT Type P・Type SP・400Rは、WLTCモードで10.0km/Lです。燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)です。
スカイラインのトランクはどれくらい入る?
日産の社内測定で510Lです。後ろの座席とは別の、独立したトランクです。
スカイラインの駆動方式は?
全車が後輪駆動(FR)で、7速ATです。いまの価格表に4WDはありません。
スカイラインはまだ注文できる?
日産の公式ページは、一部のグレード・色・オプションの新規受注を終えたと案内しています。どの仕様が注文できるかは、近くの日産の販売店で確かめてください。
乗り換えのとき、何から始めればいい?
いまの車の買取の金額を先に調べることです。グレードの差をどこまで埋められるかが分かり、下取りの額と比べることもできます。買取の査定に費用はかかりません。
※この記事は2026年10月13日時点の情報をもとに作成しています。価格・装備・カラー・受注の状況は変わることがあります。
この記事で参照した情報源(13件)
- 日産 スカイライン 公式ページ
- 日産 スカイライン 主要諸元・装備(公式PDF)
- 日産 ニュースリリース スカイライン一部仕様向上・400R Limited(2025年10月27日)
- 日産 スカイライン 走行性能(公式)
- 日産 お客さまFAQ スカイラインのトランク容量
- オーテック 400R Limited
- 日産販売会社のお知らせ(400R Limitedの注文)
- GQ JAPAN スカイライン 400R 試乗記(前編)
- GQ JAPAN スカイライン 400R 試乗記(後編)
- webCG スカイライン 400R 試乗記
- ホンダ アコード 公式ページ
- 中古車オークション相場(車選びドットコム)
- 中古車市場レポート(車選びドットコム)
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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