ヤマハ X FORCE(エックスフォース)はどんなバイク? 40万7,000円の155ccと、2026年冬の生産終了予定
この記事の要点
- X FORCEは40万7,000円(4色)。 155cm³・15PS、軽二輪なので高速道路を走れる
- 足元が平らで、ABSは前後それぞれに効く。 CVTは電子制御ではないふつうのタイプ、キーは鍵穴に差すタイプ
- 2026年冬に生産終了の予定。 足つきを補うLowパッケージ(販売店で付ける)は41万8,000円
ヤマハのX FORCE(エックスフォース)は、155ccのエンジンを、足元が平らな車体に積んだスクーター。価格は4色とも40万7,000円で、同じ155ccのAEROXやNMAX155より安い。
X FORCEは、2026年冬に生産を終える予定になっている。いつ注文を締め切るかは示されていない。平らな足元と高めのシート、電子制御ではないCVTが、AEROXやNMAX155との違いになる。
40万7,000円のX FORCEに乗り換えるなら、いまの1台をいくらで手放せるかで、出ていくお金が変わる。

このベージュ、服の色みたいでおしゃれです! なんていうスクーターですか?
X FORCEね。中身は155ccで、高速道路にも乗れるわ
この見た目で、高速に乗れるんですか!
155ccだもの。しかも足元が平らだから、乗り降りで足を高く上げなくていいの
X FORCEって、どんなバイク?
X FORCEは2022年6月28日に日本で発売された。いまの年式は2024年9月20日に出たもので、色を入れ替え、後ろのフェンダーの形を変えて、雨や泥の跳ね上げを抑えた。
以下は2024年モデルの主要スペック。
| 項目 | X FORCE |
|---|---|
| 価格(税込) | 407,000円 |
| エンジン | 水冷 単気筒 155cm³(VVA) |
| 最高出力 | 11kW(15PS)/8,000rpm |
| 最大トルク | 14N·m/6,500rpm |
| 変速 | Vベルト式無段変速 |
| シート高 | 815mm |
| 車両重量 | 130kg |
| 燃料タンク | 6.1L(レギュラー) |
| WMTC燃費 | 40.9km/L |
| ブレーキ | 前267mm・後230mmのディスク、前後ABS |
| タイヤ | 前120/70-13/後130/70-13 |
エンジンの数字は、AEROXやNMAX155と同じ15PS・14N·m。 違いは、変速の仕組みと車体のほうにある。
シート、815mmって高くないですか?
AEROXより25mm高いわ。足つきが気になる人には、Lowパッケージもあるの
足元が平らで、前後にABS
| 装備 | X FORCE |
|---|---|
| 足元 | 平ら(フラットフロア) |
| ABS | 前後それぞれに作動 |
| トラクションコントロール | あり(オフにもできる) |
| メーター | 液晶 |
| キー | 鍵穴にシャッターが付いたキー |
| スマホ連携 | Yamaha Motor On(アプリ) |
| USB | Type-A |
| フロントの収納 | 500mLのペットボトルが入るポケット |
| シート下トランク | 約23.2L |
| ヘッドライト | ハロゲン |
| 給油口 | 前の左側 |
AEROXの足元は真ん中が盛り上がっているが、X FORCEは平ら。 乗り降りのときに、足を高く上げなくていい。
シート下の約23.2Lには、ジェット型のヘルメットが入る。ただし、形と大きさによっては入らない。
スマートキーじゃないんですね
そこは割り切りね。そのかわり、AEROXより7万4,800円安いわ

足つきが心配なら、Lowパッケージ
X FORCEには、販売店でローダウンシートを付けるLowパッケージがある。価格は41万8,000円(販売会社希望小売価格)で、標準より1万1,000円高い。
| X FORCE | X FORCE Low | |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 407,000円(メーカー希望小売価格) | 418,000円(販売会社希望小売価格) |
| 足つき | 標準 | 最大で約30mm改善 |
| シート下の容量 | 約23.2L | 同じ |
| 色 | 4色 | 標準と同じ4色 |
シートを替えても、シート下の容量は変わらない。 足つきがよくなる幅は、体格とまたがり方で変わるので、標準とLowの両方にまたがって比べたい。
1万1,000円で足が着きやすくなるなら、わたしはLowにします
いい判断ね。信号で止まるたびに爪先立ちになるより、ずっと楽よ
毎日使うときに、手が届くところ
| 場面 | X FORCEでは |
|---|---|
| 給油 | 前の左側にある給油口から。シートを開けなくていい |
| スマホの充電 | 前のポケットのUSB(Type-A) |
| 飲み物 | 500mLのペットボトルが入るポケット |
| ヘルメット | シート下(約23.2L)。形と大きさによっては入らない |
給油のたびに荷物を出してシートを開けなくていいのは、毎日乗るほどありがたみが分かる。
USBがType-Aなのは、ケーブルを確かめないとですね
Type-Aに挿せるケーブルを1本、シート下に入れておけばいいわ
カラーは4色
| カラー | 価格(税込) |
|---|---|
| マットダークブルーイッシュグレーメタリック4(マットダークグリーン) | 407,000円 |
| マットイエローイッシュグレーソリッド1(Mベージュ) | 407,000円 |
| ブルーイッシュホワイトパール1(ホワイト) | 407,000円 |
| ブラックメタリックX(ブラック) | 407,000円 |
※2024年モデル。バイクは年式で色が入れ替わる
4色とも同じ価格。 生産終了の予定が出ているので、いつまで4色そろうかは販売店で確かめておこう。
やっぱりベージュです。これに茶色のヘルメットを合わせたいです
私はマットのダークグリーン。この顔に一番合う色だと思うわ
2026年冬に生産終了の予定
X FORCEは、「2026年冬 生産終了予定モデル」になっている。生産を終える日や、注文を締め切る日は示されていない。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2022年6月28日 | 日本で発売 |
| 2024年9月20日 | 色の入れ替えと、後ろのフェンダーの形の変更 |
| 2026年冬 | 生産終了の予定 |
生産終了の予定と、注文の締め切りは同じ意味ではない。欲しい色があるなら、いま注文できるかと、納車の時期を販売店で聞いておきたい。
なくなっちゃうんですか……。迷ってる時間、あまりないですね
慌てなくていいわ。ただ、欲しい色が決まっているなら、売り切れる前に販売店で押さえておくことね
走りは、どう評価されている?
実際に乗った評価では、街なかでの加速のよさと、取り回しの軽さが共通して挙がっている。高速道路を使えることも評価されている。
一方で、荒れた路面での振動や、前輪まわりの落ち着きが気になるという声もある。シートが高めなので、足つきは体格で評価が分かれる。
足元が平らなことは、乗り降りと普段使いで便利だと評価されている。 足つきが気になる人は、標準のシートとLowの両方にまたがって比べておこう。
荒れた道で揺れるのは、通勤路しだいですね
そう。毎日走る道の路面を思い浮かべて、試乗で確かめるのがいちばんよ
AEROX、NMAX155、PCX160と比べると
| モデル | 価格(税込) | 変速 | 足元 | シート高 | 車両重量 | WMTC燃費 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ヤマハ X FORCE | 407,000円 | ふつうのCVT | 平ら | 815mm | 130kg | 40.9km/L |
| ヤマハ NMAX155 | 459,800円 | 電子制御のCVT | — | 770mm | 135kg | 46.4km/L |
| ヤマハ AEROX 155 | 481,800円 | 電子制御のCVT | センタートンネル | 790mm | 132kg | 41.1km/L |
| ホンダ PCX160 | 462,000円 | 無段変速 | — | 764mm | 134kg | 44.9km/L |
※NMAX155とPCX160の足元の形は、この記事では比べていない
4台の中でX FORCEがいちばん安く、いちばん軽い。 そのかわりシートはいちばん高い。電子制御のCVTやスマートキーより、平らな足元と値段を取る人の1台になる。
いちばん安くて、いちばん軽いなら、わたしはX FORCEがいいです
シート高だけは、またがってから決めたほうがいいわ
155ccだから発生するお金の話
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区分 | 軽二輪(125cc超〜250cc) |
| 車検 | なし |
| 必要な免許 | 普通二輪(AT限定でも乗れる) |
| 高速道路 | 走れる |
| 軽自動車税 | 年3,600円 |
| 自賠責(24か月) | 8,920円(2026年11月1日以降に始まる契約は9,780円) |
| ファミリーバイク特約 | 使えない(125cc以下が対象) |
※税率・保険料は改正されることがある
小型限定の免許では乗れない。 125ccのスクーターに乗っている人がX FORCEに替えるなら、普通二輪の免許が要る。
125ccまでの免許だと、ダメなんですね
そう。免許の区分を先に確かめてから、色を選びなさい
125ccのスクーターと比べると、税金は年1,200円上がり、車の保険に付けるファミリーバイク特約が使えなくなる。そのかわり、高速道路と自動車専用道路を走れるようになる。 バイパスが自動車専用道路になっている地域では、通勤の道の選び方そのものが変わる。
大学の近くにも、原付二種が入れないバイパスがあります
そういう道を毎日使う人なら、155ccで道の選び方が変わるわ。ただ、ファミリーバイク特約に頼っていた人は、二輪用の保険の見積もりも予算に入れておくのよ

Lowの1万1,000円は、手放す1台から出せる
Lowにするかどうか、1万1,000円で迷う人もいそうですね
迷うなら、先にいまのバイクの値段を調べればいいの。売った額でLowの分をまかなえれば、足つきの不安を残さずに済むでしょう
125ccから乗り換える人なら、お店にそのまま下取りしてもらいそうです
それも悪くないわ。手放すのと買うのが同じお店で終わるから。ただ、査定の数字を1つ持っておくと、下取りの額が高いのか安いのか、その場で分かるの。輸出の需要で、いまは相場が高止まりしているわ
数字があれば、お店でも落ち着いて話せますね
そういうこと。売るかどうかは、数字を見てから決めればいいわ
📌 まとめ
- X FORCEは40万7,000円(4色)。 155cm³・15PSで、高速道路を走れる
- 足元が平らで、ABSは前後。CVTは電子制御ではなく、キーは鍵を差すタイプ。AEROXより7万4,800円安い
- 2026年冬に生産終了の予定。 足つきを補うLowパッケージは41万8,000円
私が選ぶなら、ダークグリーンの標準ね。高いシートから街を見下ろすのが気分いいの
店長、スクーターに見晴らしを求めてるんですか……
求めるわよ。前がよく見えるのも、乗りやすさのうちだもの
わたしならベージュのLowです。足が着くのがいちばんなので
よくある質問
X FORCEは普通二輪のAT限定免許で乗れる?
乗れます。155ccの軽二輪なので、普通二輪免許(AT限定を含む)が必要です。小型限定の免許では乗れません。
X FORCEはいつまで買える?
公式ページには「2026年冬 生産終了予定モデル」と表示されています。注文の締め切り日は書かれていないので、販売店で確かめてください。
Lowパッケージは何が違う?
販売店でローダウンシートを付けた仕様で、足つきが最大で約30mm改善します。シート下の容量は標準と同じで、価格は41万8,000円(販売会社希望小売価格)です。
いま乗っているバイクは、いくらで売れる?
年式・走行距離・状態で変わります。先に買取の目安を見ておくと、40万7,000円のうち、どこまでを売った額でまかなえるかが分かります。
この記事で参照した情報源(17件)
- ヤマハ X FORCE(公式)
- ヤマハ X FORCE 特徴(公式)
- ヤマハ X FORCE Lowパッケージ(公式)
- ヤマハ X FORCE 2024年モデル 主要諸元
- ヤマハ X FORCE 2024年モデル 発表
- ヤマハ X FORCE 発表(2022年)
- ヤマハ AEROX(公式)
- ヤマハ NMAX155(公式)
- ホンダ PCX(公式)
- 警視庁 二輪免許の種類
- 柏市 軽自動車税の税率
- 損害保険料率算出機構 自賠責保険の基準料率(2026年4月改定のお知らせ)
- 国土交通省 自賠責保険料
- バイクブロス X FORCE 試乗
- webオートバイ X FORCE 試乗
- Motor-Fan X FORCEとPCX160の比較
- バイク王&カンパニー 2025年11月期 第3四半期決算短信(業者オークション相場)
※この記事は2026年10月11日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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