スズキ フロンクスはどう選ぶ? 2026年モデルの価格・装備・燃費を整理
この記事の要点
- 価格は税込254万1,000円(2WD)と273万9,000円(4WD)。グレードは1つで、エンジンは1.5Lの自然吸気+マイルドハイブリッド、変速機は6速AT
- 9インチのナビ、全方位カメラ、ヘッドアップディスプレイ、全車速追従・停止保持のACC、電動パーキングブレーキ、前席シートヒーターが標準
- 4WDは日本向けに用意された仕様。WLTC燃費は2WDが19.0km/L、4WDが17.8km/L
スズキ フロンクスは、インドで作られて日本で売られている5人乗りのコンパクトSUV。2024年10月16日に日本で発売された。グレードは1つだけで、選ぶのは2WDか4WDかと、ボディカラーの2つ。
価格は254万1,000円(2WD)と273万9,000円(4WD)。ナビ、全方位カメラ、ヘッドアップディスプレイ、停止保持付きのACC、電動パーキングブレーキまで、最初から付いている。
選ぶのは駆動と色だけで、グレードでは悩まない。浮いた時間は、いまの車の値段を調べるのに回せる。 買取の金額を1つ調べておけば、下取りの額と比べて決められる。
店長、フロンクスって、グレードが1つしかないんですか?
そう。選ぶのは2WDか4WDかと、色だけよ
じゃあ、安いグレードだと何かが付かない、っていう悩みが無いんですね!
無いわ。ナビも全方位カメラもヘッドアップディスプレイも、最初から付いてる。オプションの表とにらめっこしなくていい車ね
インドで作られてるって聞きました
そうよ。でも、4WDは日本向けに用意された仕様なの。インドの車をそのまま持ってきたわけじゃないわ

そもそもフロンクスは、どういう車なのか。
全長が4mを切る、背の低いコンパクトSUV。後ろのドアはふつうのヒンジ式で、5人乗り。主要諸元は次のとおり。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 型式 | 2WD:4AA-WDB3S/4WD:4AA-WEB3S |
| 区分 | 登録車・5名・ヒンジドア |
| 全長×全幅×全高 | 3,995×1,765×1,550mm |
| ホイールベース | 2,520mm |
| 最低地上高 | 170mm |
| 室内寸法(長×幅×高) | 1,975×1,425×1,200mm |
| エンジン | 1,460cc 直列4気筒 101PS(4WDは99PS)+モーター 3.1PS |
| 変速機・駆動 | 6速AT/2WD・4WD |
| 最小回転半径 | 4.8m |
| 車両重量 | 2WD 1,070kg/4WD 1,130kg |
| WLTC燃費 | 2WD 19.0km/L/4WD 17.8km/L |
| 荷室容量(後席使用時) | 210L(ボードを外すと290L、VDA方式) |
全高1,550mmって、SUVにしては低いですね
低いわ。機械式の駐車場を使う人は、全高1,550mmと駐車場の制限を見比べておきなさい。入れるかどうかは、最後は駐車場の決まり次第よ
荷室は210Lなんですね。少なめですか?
ボードを外すと290Lになるわ。2人で乗るときの床の奥行きは1,380mm。後ろの席を使う日と使わない日で、印象がかなり変わる荷室ね
最小回転半径は4.8mなんですね
一回り小さいクロスビーが4.7mだから、ほとんど変わらないわ。全長はフロンクスのほうが235mm長いのに、小回りはほぼ同じ。狭い道や駐車場での切り返しを気にしている人には、うれしい数字ね
長いのに、小回りは負けてないんですね
標準で付く装備を並べると。
グレードが1つなので、主な装備は2WD・4WDとも同じ。
| 分類 | 標準で付くもの |
|---|---|
| 運転支援 | デュアルセンサーブレーキサポートII、全車速追従・停止保持のACC、車線維持支援、車線逸脱警報・抑制、ふらつき警報、標識認識 |
| 周りの確認 | ブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラート、前後のパーキングセンサー、全方位カメラ |
| 操作・表示 | 9インチのメモリーナビ、ヘッドアップディスプレイ(カラー)、電動パーキングブレーキ+ブレーキホールド |
| 快適 | 運転席・助手席シートヒーター、ワイヤレス充電器(Qi) |
| 外装 | LEDヘッドランプ、LEDデイタイムランニングランプ、16インチアルミ(切削加工&ブラック塗装) |
| 4WDだけ | スノーモード、グリップコントロール、ヒルディセントコントロール |
※スポーツモードは2WD・4WDとも付く
これで254万円なんですね
同じくらいの大きさのSUVで、ナビとカメラとヘッドアップを全部付けると、装備をそろえた見積もりどうしで比べると分かりやすいわ

2WDか4WDか。19万8,000円で変わること。
| 2WD | 4WD | |
|---|---|---|
| 価格 | 2,541,000円 | 2,739,000円 |
| 最高出力 | 101PS | 99PS |
| WLTC燃費 | 19.0km/L | 17.8km/L |
| 車両重量 | 1,070kg | 1,130kg |
| スノーモード・グリップコントロール・ヒルディセント | — | 標準 |
※税込
4WDにすると、値段が上がって、燃費も少し下がるんですね
そう。雪の多い土地で毎冬乗るなら4WD、そうでなければ2WDで考えていいわ。4WDには、スノーモードやグリップコントロールが付くの
2WDのほうが、出力も少しだけ高いんですね
2PSの差よ。乗って分かる差かどうかは、試乗で確かめればいいわ
ボディカラーは9種類。
| 色 | 屋根 | 追加額 |
|---|---|---|
| セレスティアルブルーパールメタリック | 単色 | — |
| ブルーイッシュブラックパール4 | 単色 | — |
| スプレンディッドシルバーパールメタリック | 単色 | — |
| アークティックホワイトパール | 単色 | 33,000円 |
| スプレンディッドシルバーパールメタリック | ブラック2トーンルーフ | 55,000円 |
| アースンブラウンパールメタリック | ブラック2トーンルーフ | 55,000円 |
| オピュレントレッドパールメタリック | ブラック2トーンルーフ | 55,000円 |
| ルーセントオレンジパールメタリック | ブラック2トーンルーフ | 55,000円 |
| アークティックホワイトパール | ブラック2トーンルーフ | 88,000円 |
※税込。2WD・4WDとも全色を選べる。追加額は改良や年次で変わる
ルーセントオレンジに黒い屋根、目立ちそうです
私はアースンブラウンね。黒い屋根と合わせると、落ち着いて見えるわ
2026年4月には、純正アクセサリーを組み合わせたスタイル「ナイトメタル」が発売された。特別仕様車ではなく販売店の用品なので、いまフロンクスに乗っている人も使える。
インド生まれで、日本向けに手を入れた車。
フロンクスはインドで生産され、日本に運ばれて売られている。ただ、日本仕様はインドの車をそのまま持ち込んだものではない。スズキは発売のとき、日本向けに4WDを用意し、足まわりも日本の道に合わせて調整したと説明している。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2024年10月16日 | 日本で発売。2WDと4WD |
| 2024年12月 | 単色のスプレンディッドシルバーパールメタリックとアークティックホワイトパールを追加 |
| 2026年4月10日 | 純正アクセサリーのセット「ナイトメタル」を発売 |
日本では2025年度に1万7,404台が登録された(自販連の車名別、37位)。
インドの車って聞くと、ちょっと身構えちゃいます
気持ちは分かるわ。でも、4WDは日本向けにわざわざ用意したものよ。生まれた国より、自分の使い方に合うかどうかで見ればいいの
部品とか、修理は大丈夫なんですか?
点検や修理は、国内のスズキの販売店で受け付けているわ。部品のことも、まず買ったお店に聞けばいいの
走りは、どう評価されている?
2024年の発売時の試乗では、ふだんの速度での乗り心地と、2WDの軽快さが評価されている。4WDの乗り心地は、媒体によって見方が分かれた。
エンジンはふだんの速度では扱いやすい一方、6速ATの反応や変速のタイミングには改善の余地がある、という指摘は2つの試乗に共通している。後席は足元の広さが評価されたが、背の高い人には頭の上の余裕に注文が付いた。
変速の感じは、乗ってみないと分からないですね
そうね。坂道や合流で、思った通りに加速するかを試乗で確かめなさい。後ろに背の高い人を乗せるなら、その人にも座ってもらうことね
WR-Vと比べると、どこにいる?
インドで作られて日本で売られるコンパクトSUVで、価格帯が近いのがホンダのWR-V。
| スズキ フロンクス | ホンダ WR-V | |
|---|---|---|
| 価格 | 2,541,000〜2,739,000円 | 2,149,400〜2,580,600円 |
| 全長×全幅×全高 | 3,995×1,765×1,550mm | 4,325×1,790×1,650mm |
| エンジン | 1.5L 自然吸気+マイルドハイブリッド・6速AT | 1.5L ガソリン・CVT |
| 駆動 | 2WD・4WD | FFだけ |
| WLTC燃費 | 2WD 19.0km/L | 16.2〜16.4km/L |
| 荷室容量(後席使用時・VDA方式) | 210L(ボードを外すと290L) | 458L |
| 最小回転半径 | 4.8m | 5.2m |
※税込
荷室は、WR-Vのほうがずっと大きいんですね
そう。荷物を積むならWR-V、小回りと装備と燃費ならフロンクス。4WDが要るなら、選べるのはフロンクスのほうよ
大きさも、けっこう違うんですね
全長はWR-Vのほうが330mm長いわ。同じ1.5Lでも、WR-Vは荷室、フロンクスは取り回しを取った2台ね

買っていい人と、見送っていい人。
| こんな人 | |
|---|---|
| 買っていい | 装備で悩みたくない/小回りの利く背の低いSUVがいい/4WDのコンパクトSUVが欲しい |
| 駆動の目安 | 雪の少ない土地なら 2WD。雪道や坂の多い土地で毎冬乗るなら 4WD |
| 見送っていい | 荷室の広さを優先するなら WR-V。5人乗りでもっと小さく、価格を抑えたいなら クロスビー |
選ぶのは駆動と色だけ。だから、いまの車の値段に時間を使える。
フロンクスって、見積もりで迷うところが少なそうですね
少ないわ。駆動と色を決めたら、車選びはほとんど終わり。残っている大きな数字は、いまの車がいくらになるかよ
そこって、販売店で言われた金額で決めちゃいそうです
車選びで迷わなかった分、その場で出た金額をそのまま受け入れやすいのよ。だから、先に買取の金額を1つ調べて、手元に持っておくの
下取りの額と並べて、高いほうにすればいいんですね
そう。それに、値段は付かないだろうと思っていた車に、案外いい数字が出ることもあるわ。見てみるまで決めつけないことね
じゃあ、まず調べてみます
ええ。車選びに使わなかった時間を、ここに回せばいいのよ
📌 まとめ
- 価格は税込254万1,000円(2WD)と273万9,000円(4WD)。グレードは1つで、ナビ、全方位カメラ、ヘッドアップディスプレイ、停止保持付きACC、電動パーキングブレーキが標準
- 1.5Lの自然吸気+マイルドハイブリッドに6速AT。WLTC燃費は2WDが19.0km/L、4WDが17.8km/L
- 4WDは19万8,000円高く、スノーモード、グリップコントロール、ヒルディセントが付く
グレードが1つって、選ぶのが楽でいいですね
楽な分、色選びで悩みそうね。9種類あるもの
わたしはもう決めました。ルーセントオレンジの2トーンです
……色の話になると、決めるのが早いわね
よくある質問
フロンクスの価格は?
税込254万1,000円(2WD)と273万9,000円(4WD)です。グレードは1つです。
フロンクスはどこで作られている?
インドで生産され、日本で販売されています。4WDは日本向けに用意された仕様です。
フロンクスの燃費は?
WLTCモードで2WDが19.0km/L、4WDが17.8km/Lです。
フロンクスに電動パーキングブレーキやACCは付く?
付きます。電動パーキングブレーキ(ブレーキホールド付き)と、全車速追従・停止保持機能付きのACCは、2WD・4WDとも標準です。
フロンクスの荷室は広い?
後席を使った状態で210L(VDA方式)で、ラゲッジボードを外すと290Lです。2人で乗るときの床の奥行きは最大1,380mmです。
フロンクスとWR-V、どちらが向いている?
荷室の広さを優先するならWR-V(後席使用時458L・VDA方式)です。4WDを選びたい、装備を最初からそろえたい、燃費を重視するならフロンクスです。最小回転半径はフロンクスが4.8m、WR-Vが5.2mです。
2WDと4WDの違いは?
4WDは19万8,000円高く、WLTC燃費は17.8km/Lです(2WDは19.0km/L)。4WDにはスノーモード、グリップコントロール、ヒルディセントコントロールが付きます。
乗り換えのとき、何から始めればいい?
車の側で選ぶのは駆動と色だけなので、いまの車の値段を先に調べておくと段取りが早く進みます。買取の金額を下取りの額と並べて、高いほうを選べます。買取の査定に費用はかかりません。
※この記事は2026年10月13日時点の情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
この記事で参照した情報源(13件)
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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