リーフ・bZ4X・ソルテラはどれを選ぶ? 2026年モデルの価格・航続と、補助金を引いた値段
この記事の要点
- とにかく安く買いたい、狭い道や駐車場で扱いやすいほうがいい人はリーフ。B5 Sは補助金を引いて約310万円、全長4,360mm・最小回転半径5.3m
- 補助金を引いて350万円で、ひと回り大きい車体が欲しい人はbZ4X G。長距離が多いならbZ4X Zの746km
- 雪道を走る人、4WDと色の選択肢で選ぶ人はソルテラ。電池の大きいFWD同士なら、リーフ B7 Xとソルテラ ET-SSの差は1万8,700円
電気自動車(BEV)のSUVを500万円前後で探すと、国産で候補に上がるのは、トヨタ bZ4X、日産 リーフ、スバル ソルテラの3台だ。どれも国の補助金が130万円前後出るので、引くと300万円台から手が届く。
ただ、3台は同じような車に見えて、大きさも電池の選び方もかなり違う。この記事では、補助金を引いた値段、航続距離、車の大きさで並べ直して、どれを選べばいいのかを見ていく。
電気自動車は補助金で手が届きやすくなったが、車両価格そのものの値引きは大きくない。乗り換えにかかるお金を左右するのは、いまの車の売り値のほうだ。 先に買取の相場を見ておけば、ディーラーで提示された下取り額が妥当かどうかを自分で判断できる。
店長、電気自動車のSUVって、リーフとbZ4Xとソルテラ、どれがいいんですか?
使い方で全然変わるわね。私はソルテラ。雪道とAWDで
わたしはリーフです。いちばん安くて、小さくて、駐車場で困らなさそうなので
補助金を引いた値段を、もう調べてあるのね
浮いたお金で、充電器も付けられますから

3台は、どこが違うのか。
まず、ざっくり何が違うんですか?
大きさと、電池の選び方と、4WDがあるかどうか。bZ4Xとソルテラは中身がほぼ同じ兄弟車で、リーフはひと回り小さい車よ
3台の骨格を並べる。
| トヨタ bZ4X | 日産 リーフ | スバル ソルテラ | |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 4,800,000〜6,000,000円 | 4,389,000〜5,999,400円 | 5,170,000〜6,050,000円 |
| 電池(総電力量) | 57.72kWh/74.69kWh | 55kWh(B5)/78kWh(B7) | 74.7kWh |
| 一充電走行距離(WLTC・最大) | 746km | 702km | 746km |
| 全長×全幅×全高 | 4,690×1,860×1,650mm | 4,360×1,810×1,550mm | 4,690×1,860×1,650mm |
| 最低地上高 | 180mm | 135mm | 210mm |
| 最小回転半径 | 5.6m | 5.3m | 5.6m |
| 4WD | Zに設定 | なし | ET-SS AWD・ET-HS |
| CEV補助金 | 1,300,000円 | 1,290,000円 | 1,290,000円 |
※標準車の数値。リーフの全高はプロパイロット2.0装備車で1,565mm。最低地上高は各社の社内測定値。補助金は2026年12月31日までに登録した自家用車の額
リーフだけ、33cmも短いんですか!?
そう。幅も5cm狭くて、背も10cm低い。最小回転半径も3台でいちばん小さいわ
じゃあ、bZ4Xとソルテラは、ほぼ同じなんですね
車体も電池もモーターも同じよ。違いはグレードの組み方と装備、色、それに地面との隙間の公式の数字ね。その話は別の記事にまとめたわ
いちばん安く買うなら、どれか。
で、いちばん安いのはどれですか?
リーフのB5 Sね。3台のいちばん安いグレードを、補助金を引いて並べるわ
| bZ4X G | リーフ B5 S | ソルテラ ET-SS FWD | |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 4,800,000円 | 4,389,000円 | 5,170,000円 |
| CEV補助金 | 1,300,000円 | 1,290,000円 | 1,290,000円 |
| 補助金を引いた計算 | 3,500,000円 | 3,099,000円 | 3,880,000円 |
| 電池(総電力量) | 57.72kWh | 55kWh | 74.7kWh |
| 一充電走行距離(WLTC) | 544km | 521km | 746km |
※補助金を引いた金額は、オプションや諸費用を含まない単純な計算。車両代金を全額支払ってから申請し、4年間の保有義務がある。予算がなくなり次第終了する
310万円! 普通のコンパクトカーの上のグレードくらいですよね?
そのくらいね。bZ4XのGより40万円安くて、航続はほとんど変わらない。安く電気自動車に乗るなら、いまはリーフのB5 Sが頭ひとつ抜けているわ
B5 Sって、何か足りないものはあるんですか?
2トーンの色が選べないのと、高速道路で手を離して走れるプロパイロット2.0が付けられないの。普通のプロパイロットは付いているから、前の車に付いて走るだけなら困らないわ
わたしには十分です
それと、リーフの補助金は、来年の登録になると下がるの。bZ4Xとソルテラは同じ額のままよ。買う時期を考えている人は、そこだけ覚えておいて
リーフのCEV補助金は、2026年12月31日までの登録なら129万円、2027年1月1日以降の登録では100万円になる(次世代自動車振興センターの銘柄ごとの交付額による)。
700km走る電池なら、どれが安いか。
遠くまで走りたい人は、どれがいいんですか?
電池の大きいグレード同士で並べると、リーフのB7 Xと、ソルテラのET-SSがほぼ同じ値段になるの
| bZ4X Z(FWD) | リーフ B7 X | ソルテラ ET-SS(FWD) | |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 5,500,000円 | 5,188,700円 | 5,170,000円 |
| 補助金を引いた計算 | 4,200,000円 | 3,898,700円 | 3,880,000円 |
| 電池(総電力量) | 74.69kWh | 78kWh | 74.7kWh |
| 一充電走行距離(WLTC) | 746km | 702km | 746km |
| 車体 | 大きい | 小さい | 大きい |
リーフとソルテラ、1万8,700円しか違わないんですか!?
そう。同じくらいの値段で、小さい車にするか、大きい車にするかを選べるの。bZ4XのZは30万円ほど高いけど、パノラマムーンルーフや渋滞時の支援まで最初から付いてくるわ
電池はリーフのほうが大きいのに、走る距離は短いんですね
電池の大きさだけで航続は決まらないの。重さや空気の流れ、タイヤでも変わるわ。どれも700km台だから、実際の使い方ではそこまで差を気にしなくていいと思う

大きさで選ぶなら、どれか。
大きさって、そんなに気にしたほうがいいんですか?
住んでいる場所で、けっこう変わるわ。狭い駐車場や細い道が多いなら、リーフの小ささはそのまま楽さになるの
| bZ4X | リーフ | ソルテラ | |
|---|---|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,690×1,860×1,650mm | 4,360×1,810×1,550mm | 4,690×1,860×1,650mm |
| 最小回転半径 | 5.6m | 5.3m | 5.6m |
| 最低地上高 | 180mm | 135mm | 210mm |
| 荷室容量(VDA法・後席使用時) | G 421L/Z 410L | 420L | ET-SS 421L/ET-HS 410L |
※荷室容量は、bZ4Xとソルテラがデッキボード上段、リーフはプロパイロット2.0や100V電源の付かない車の値(付くと390L)。測り方が各社で違うので、数字の大小だけで広さを決めないほうがいい
荷室はリーフも同じくらい入るんですね!?
数字の上ではね。小さい車体で、荷室の容量はほとんど負けていないのがリーフのうまいところよ。ゴルフバッグなら2本が目安、と日産は案内しているわ
リーフの高さ1,550mmって、立体駐車場に入りますか?
機械式駐車場は、高さ1,550mmまでのところが多いと言われているわね。普通のリーフはちょうどその数字。ただ、プロパイロット2.0を付けると1,565mmになるし、駐車場ごとに条件は違うから、自分の枠で必ず確かめて
ソルテラとbZ4Xは、背が高いぶん何かいいことあるんですか?
雪の轍や段差が気になるなら、地面との隙間が210mmあるソルテラよ。リーフの135mmとは、ずいぶん違うわ
4WDが要るなら、どれか。
雪の降るところに住んでいたら、どうなりますか?
リーフには4WDがないの。4WDが要るなら、bZ4XのZか、ソルテラのAWDね
| bZ4X Z(4WD) | ソルテラ ET-SS AWD | ソルテラ ET-HS AWD | |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 6,000,000円 | 5,610,000円 | 6,050,000円 |
| 補助金を引いた計算 | 4,700,000円 | 4,320,000円 | 4,760,000円 |
| 一充電走行距離(WLTC) | 687km | 687km | 687km |
| X-MODE(滑りやすい道で駆動を制御) | ● | ● | ● |
| 最低地上高 | 180mm | 210mm | 210mm |
4WDだと、ソルテラのET-SSがいちばん安いんですね
そう。4WDで安く、地面との隙間も大きい。雪国なら、私はまずソルテラを見るわ。後ろにもモーターが付くから、踏んだときの速さもFWDとは別物よ
店長、結局そこですか
雪道の話もしてるでしょう。速いのは、そのついでよ
充電と給電は、どう違うか。
充電の速さは、3台で違うんですか?
3台とも速い急速充電に対応していて、休憩ひとつで8割くらいまで戻せるわ。ただ、各社が公表している条件がばらばらなの
| bZ4X | リーフ | ソルテラ | |
|---|---|---|---|
| 急速充電(公表値) | 150kWで約10→80%約28分 | 150kW器で残量警告灯の点灯から80%まで約35分(B5・B7とも) | 150kWで10→80%約28分 |
| 公表の条件 | 電池温度 約25℃ | 残量警告灯の点灯から | −10℃ |
| AC100V・1,500W | 荷室のコンセントが全車標準 | 車外で使える外部給電コネクターが全車標準(車内コンセントはオプション) | 荷室のコンセントが全車標準 |
| V2H(家に電気を送る) | 対応 | 対応 | 対応 |
※V2Hには別売の機器が要る。リーフのB5は車が受け入れる急速充電の最大出力が105kW(B7は150kW)
リーフだけ、コンセントが車の外なんですか?
普通充電の差し口に差す給電コネクターが全車に付いてくるの。ドアを閉めたまま、車の外で家電が使えるわ。車内で使いたいなら、コンセントをオプションで付けるの
キャンプでテントの横に置けるのは便利そうです
停電のときも、それで冷蔵庫をつなげるわね。どの車でも、家で充電できるかどうかがいちばん先よ。そこが決まらないうちは、どれを買っても毎日の充電で困るわ
走りは、どう評価されている?
乗った感じは、どう違うんですか?
3台とも、静かでなめらか。そのうえで、褒められているところが少しずつ違うの
試乗記で目立つ評価を、1台ずつまとめる。
| よく挙がる長所 | 気にされている点 | |
|---|---|---|
| bZ4X | 音の静かさ、ゆっくり走るときのアクセルの扱いやすさ、遠出の途中で充電が速く済むこと | グレーでまとめた内装で、見た目がおとなしい |
| リーフ | 荒れた路面でもしなやかでフラットな乗り心地、後席の乗り心地、振動のないなめらかな加速 | 荒れた路面でリアが横に動く癖、西日でのダッシュボードの照り返し |
| ソルテラ | 曲がるときのハンドルの手応え、揺れても目線がぶれにくいこと、雪道で頼れるAWD | 寒い地域での暖房の効きと、窓の曇り・着氷 |
※各車の試乗記の評価をまとめたもの。3台を同じ条件で乗り比べた評価ではない。リーフはB5 X(18インチ)とB7 G(19インチ)の試乗記による
リーフは、乗り心地の評価がいいんですね
小さい車なのに、後ろの席まで揺れが少ないと評価されているわね。B5 Xの試乗記には、乗り心地はマイルドなのに、高速では落ち着いているともあったわ
ほら、やっぱりリーフのB5ですよ
安いほうが乗り心地もいいなら、あなたの勝ちね
こんな人はbZ4X、リーフ、ソルテラ。
| こんな人 | |
|---|---|
| bZ4Xを選ぶ人 | 補助金を引いて350万円のGで、ひと回り大きい車体に乗りたい。長距離が多く、パノラマムーンルーフや渋滞時の支援まで付いたZの746kmが欲しい。トヨタの販売店が近い |
| リーフを選ぶ人 | とにかく安く電気自動車に乗りたい(B5 Sは補助金を引いて約310万円)。狭い駐車場や細い道が多く、小回りを取りたい。大きい電池で702km走るB7 Xを、ソルテラと同じくらいの値段で小さい車体で選びたい |
| ソルテラを選ぶ人 | 雪道を走るので4WDと地面との隙間が欲しい(ET-SS AWDは4WDの中でいちばん安い)。赤や濃い青など、色で選びたい。電池の大きいFWDを、装備を絞って安く買いたい |

どれにするにしても、いまの車の値段で予算は変わる。
リーフのB5 SとB7 X、80万円近く違いますよね。遠くまで走れるほうにしたいんですけど……
その80万円を、いまの車でどこまで埋められるかを先に見ておくといいわ
電気自動車の値段の話なのに、いまの車ですか?
そうよ。電気自動車に替えたら、いまのガソリン車はもう手元に要らないでしょう。それが次の車の頭金になるの
お店で下取りに出せば、まとめて済みますよね
手間は少ないわね。ただ、下取りの金額は値引きと一緒に出てくるから、いくらで引き取ってもらえたのかが見えにくいの。先に買取店で値段を聞いておけば、その数字と並べて比べられるわ
わたしの車、そんなに値段つかないと思いますけど
それは聞いてみないと分からないわ。中古車の相場は、ここ数年ずっと高いところにあるの。値が付かないと思っていた車に、ちゃんと金額が出ることもあるわ。見積もりを取るのは無料だし、B5にするかB7にするかは、その金額を見てからでも遅くないわ
📌 まとめ
- とにかく安く、小さい車がいいならリーフ。B5 Sは補助金を引いて約310万円、全長4,360mm・最小回転半径5.3m
- ひと回り大きい車体を350万円で、または746km走るZで選ぶならbZ4X。電池の大きいFWD同士では、リーフ B7 Xとソルテラ ET-SSが1万8,700円差
- 雪道で4WDが要るならソルテラ。ET-SS AWDは4WDの中でいちばん安く、地面との隙間は210mm。3台とも、まず家で充電できるかを確かめる
3台とも、補助金を引くと思っていたより安いんですね
そう。だから値段より先に、自分の住んでいる場所と走り方で選べるの
わたしは都内で駐車場が狭いので、リーフのB5 Sです
私はソルテラのET-HSね。雪の日に誰よりも先にスキー場に着きたいもの
店長、スキー行かないじゃないですか
よくある質問
リーフ・bZ4X・ソルテラで、いちばん安いのは?
いちばん安いグレードはリーフ B5 S(税込438万9,000円)です。2026年12月31日までに登録する自家用車は国のCEV補助金が129万円で、単純に引くと309万9,000円になります。bZ4X Gは480万円(補助金130万円)、ソルテラ ET-SS FWDは517万円(補助金129万円)です。
いちばん遠くまで走れるのは?
一充電走行距離(WLTC)の最大は、bZ4X Z(FWD)とソルテラ ET-SS(FWD)の746kmです。リーフはB7 Xの702km(プロパイロット2.0装備車は687km)です。いちばん安いグレード同士では、bZ4X G 544km、リーフ B5 S 521kmです。
4WDがあるのは?
bZ4X(Zの4WD)とソルテラ(ET-SS AWD、ET-HS)です。リーフは全車FWDです。
小さくて扱いやすいのは?
リーフです。全長4,360mm・全幅1,810mm・全高1,550mm(プロパイロット2.0装備車は1,565mm)、最小回転半径5.3mで、bZ4X・ソルテラ(4,690×1,860×1,650mm、5.6m)より一回り小さい車体です。
新車をお得に買うには、何から始めればいい?
いま乗っている車を、できるだけ高く手放すことです。車両価格の値引きには限りがありますが、手放す側の金額は、どこに売るか、いつ売るかで変わります。ディーラーの下取りを使う場合でも、先に買取の査定額を知っておけば、提示された下取り額が妥当かどうかを判断でき、そのまま交渉の材料になります。
※この記事は2026年9月16日時点の情報をもとに作成しています。価格・装備・カラー・補助金額は改良や制度の変更で変わることがあります。
この記事で参照した情報源(21件)
- 日産 リーフ 公式サイト
- 日産 リーフ 主要装備一覧/主要諸元表(PDF)
- 日産 ニュースリリース 新型「日産リーフ」B5を発表(2026年1月29日)
- 日産 ニュースリリース 新型「日産リーフ」B7を発表(2025年10月8日)
- 日産FAQ リーフの荷室の寸法・容量
- 日産FAQ 電気自動車の急速充電にかかる時間
- 日産FAQ AC外部給電コネクター
- トヨタ bZ4X 価格・グレード
- トヨタ bZ4X 主要諸元表・装備一覧(2026年1月版・PDF)
- トヨタFAQ bZ4Xの充電時間
- SUBARU ソルテラ 価格・グレード
- SUBARU ソルテラ 主要諸元表(PDF)
- SUBARU ニュースリリース ソルテラ改良モデルを発表(2025年10月29日)
- 次世代自動車振興センター 令和7年度補正CEV補助金 銘柄ごとの補助金交付額(PDF)
- webCG 日産リーフB5 X 試乗記
- Car Watch 新型リーフ(第3世代)公道試乗
- webCG トヨタbZ4X Z 試乗記
- webCG スバル・ソルテラ 改良型プロトタイプ試乗記
- Response スバル ソルテラ 1000km試乗(雪国)
- 中古車オークション相場(車選びドットコム)
- 中古車市場レポート(車選びドットコム)
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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