レヴォーグとレヴォーグ レイバック、どっちを選ぶ? 2026年モデルの価格・車高・燃費を比較
この記事の要点
- 立体駐車場の高さを気にする人、低い姿勢と電子制御ダンパーの走りが欲しい人はレヴォーグ(税込363万円〜468万6,000円)
- 雪の轍や段差が気になる人、燃費を取りたい人、乗り心地のやわらかさを優先する人はレイバック(税込405万9,000円〜452万1,000円。ハイブリッドはWLTC 19.0km/L)
- 1.8Lターボ同士なら荷室は同じ492L+69L。レヴォーグ GT-H EXとレイバック Limited EXの差26万4,000円で、ハーマンカードン、スマートリヤビューミラー、55mm高い最低地上高が付く
スバル レヴォーグと、レヴォーグ レイバック。名前も骨格も同じで、1.8Lターボ同士なら荷室の容量まで同じだ。違うのは背の高さと、地面との隙間と、足まわり。 そして2026年7月からは、レイバックだけにハイブリッドがある。
どちらも「SUVほど背の高くない、荷物の積めるAWD」を探している人が見に来る車だ。この記事では、2台を同じ予算で並べ直して、どこで選び分ければいいのかを見ていく。
2台とも車両価格は交渉でそう大きくは動かない。総額を動かすのは、いま乗っている車をいくらで手放すかのほうだ。 先に買取の相場を見ておけば、ディーラーで提示された下取り額が妥当かどうかを自分で判断できる。
店長、レヴォーグとレイバックって、並べるとほとんど同じ車に見えるんですけど
中身はほとんど同じよ。でも、私はレヴォーグ。これは譲らない
わたしはレイバック派です。同じ骨格なら、雪の日に慌てずに済んで、装備も多いほうがいいです
あなた、雪の日に車で出かけたことあるの?
これから出かけるんです


2台は、どこが同じで、どこが違うのか。
まず、同じところはどこですか?
骨格と、ホイールベースと、室内の広さ。ターボ同士なら、エンジンも荷室の容量も一緒よ
どちらもVN型の骨格を使う。同じところから並べる。
| レヴォーグ | レイバック(1.8Lターボ) | レイバック(S:HEV) | |
|---|---|---|---|
| 型式 | 3BA-VN5 | 3BA-VN5 | 5AA-VNF |
| ホイールベース | 2,670mm | 2,670mm | 2,675mm |
| 室内長×幅×高 | 1,900×1,515×1,205mm | 1,900×1,515×1,205mm | 1,930×1,515×1,205mm |
| エンジン | 1.8Lターボ・177PS・300N・m | 1.8Lターボ・177PS・300N・m | 2.5L+モーター |
| 5人乗車時の荷室/床下収納 | 492L/69L | 492L/69L | 410L/19L |
| 燃料・タンク | レギュラー・63L | レギュラー・63L | レギュラー・63L |
| アイサイトX | 全グレード標準 | 全グレード標準 | 全グレード標準 |
※全車AWD。荷室はVDA法、5人乗車時はトノカバーまで・床下を含まない
違うところはこうなる。
| レヴォーグ | レイバック(1.8Lターボ) | レイバック(S:HEV) | |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 3,630,000〜4,686,000円(6グレード) | 4,059,000〜4,246,000円(2グレード) | 4,246,000〜4,521,000円(2グレード) |
| 全長×全幅×全高 | 4,755×1,795×1,500mm | 4,770×1,820×1,570mm | 4,735×1,820×1,550mm |
| 最低地上高 | 145mm | 200mm | 180mm |
| 最小回転半径 | 5.5m | 5.4m | 5.5m |
| タイヤ | 225/45R18 | 225/55R18 オールシーズン | 225/55R18 オールシーズン |
| WLTC燃費 | 13.8km/L | 14.1km/L | 19.0km/L |
| 電子制御ダンパー | STI Sport系に標準 | ― | ― |
| X-MODE | ― | ― | ● |
| 後席 | 4:2:4分割・リクライニング | 4:2:4分割・リクライニング | 6:4分割 |
| ボディカラー | 8色(WRブルー・パールあり) | 7色 | 7色 |
※全高はルーフアンテナを含む。2026年6月版(レヴォーグ)・7月版(レイバック)の主要諸元表・主要装備表による
レイバックのほうが、最小回転半径は小さいんですか?
ターボのレイバックだけね。10cmの差だから、切り返しの回数が変わるほどではないわ
幅も、レイバックのほうが広いんですね
25mmね。駐車場の白線の中で困るほどの差じゃないわ
背の高さと、地面との隙間。どっちを取るか。
いちばん大きい違いは、やっぱり高さですか?
そう。ターボのレイバックは、レヴォーグより70mm背が高いの。この差で、使える駐車場が変わることがあるわ
駐車場ですか?
機械式駐車場の高さ制限で、よく見かけるのが1,550mmなの。レヴォーグはその下、レイバックのターボは上。ハイブリッドのレイバックは、ちょうど1,550mmよ
じゃあ、ハイブリッドなら入るんですか?
数字の上ではね。スバル自身が『すべての立体駐車場に入るとは限らない』と書いているから、自分の駐車場の条件で必ず確かめて。ぎりぎりの数字で決めると、あとで困るわよ
逆に、地面との隙間は?
こっちはレイバックの勝ち。レヴォーグの145mmに対して、ターボのレイバックは200mm。雪の轍や、コンビニの出口の段差で、下を擦る心配がかなり減るわ
ほら、雪でも慌てないじゃないですか
そこは認めるわ。しかもレイバックは、最初からオールシーズンタイヤを履いてるの。降り始めくらいの雪なら、タイヤを替えずに出かけられる
え、それ便利じゃないですか!?
ただ、オールシーズンタイヤは雪の降り始めくらいまでが守備範囲だと言われているの。本格的に雪が積もる土地なら、どちらを買ってもスタッドレスは要ると思っておいて

値段は、同じ予算で並べるとどうなるか。
レイバックのほうが高いんですよね?
いちばん安いグレード同士だと、42万9,000円違うわ。でも、それは中身が違うものを比べてるの
じゃあ、何と何を比べればいいんですか?
レヴォーグのGT-H EXと、レイバックのLimited EX。どちらもファブリックのシートで、電動のリヤゲートと後席ヒーターが付く、同じ立ち位置のグレードよ
| レヴォーグ GT-H EX | レイバック Limited EX | |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 3,795,000円 | 4,059,000円(+264,000円) |
| シート | トリコット/ファブリック | トリコット/ファブリック |
| 手がふさがっていても開くパワーリヤゲート | ● | ● |
| 後席シートヒーター・運転席シートメモリー | ● | ● |
| ハーマンカードンのサウンドシステム | オプション | ● 標準 |
| スマートリヤビューミラー | オプション | ● 標準 |
| タイヤ | 225/45R18 | 225/55R18 オールシーズン |
| 最低地上高 | 145mm | 200mm |
| 全高 | 1,500mm | 1,570mm |
※2026年6月版(レヴォーグ)・7月版(レイバック)の主要装備表による
26万円で、ハーマンカードンとミラーとオールシーズンタイヤが付くなら、レイバックのほうがお得じゃないですか
装備だけ見ればね。ただ、レヴォーグにはGT-H EXより安いグレードが2つあるし、上にはSTI Sportがあるの
予算ごとに、選べるグレードを並べるとこうなる。
| 予算(税込) | レヴォーグ | レイバック |
|---|---|---|
| 363万〜380万円 | Smart Edition EX/V-SPORT/GT-H EX | ― |
| 405万9,000円 | ― | Limited EX(ターボ) |
| 424万6,000円 | ― | Black Selection(ターボ)/Premium Black S:HEV EX(ハイブリッド) |
| 441万1,000円 | STI Sport EX/Black Interior Selection | ― |
| 452万1,000円 | ― | Premium S:HEV EX(ハイブリッド) |
| 468万6,000円 | STI Sport R-Black Limited | ― |
きれいに交互になってますね
そうなの。400万円を切りたいならレヴォーグ、ハイブリッドが欲しいならレイバック。予算とエンジンで、先に決まる人も多いはずよ
燃費で選ぶなら、答えはひとつ。
燃費は、ターボ同士だとどうですか?
ほとんど同じ。レイバックのほうがわずかにいいけど、乗り方で簡単に逆転する差ね
| レヴォーグ | レイバック(1.8Lターボ) | レイバック(S:HEV) | |
|---|---|---|---|
| WLTC燃費(総合) | 13.8km/L | 14.1km/L | 19.0km/L |
| 市街地モード | 10.1km/L | 10.5km/L | 15.8km/L |
| 郊外モード | 14.5km/L | 14.7km/L | 20.6km/L |
| 高速道路モード | 15.8km/L | 16.0km/L | 19.7km/L |
※燃費はSI-DRIVE「I」選択時など、各社の定める条件での数値
市街地だと、ハイブリッドが1.5倍くらいですね
信号の多い道を毎日走るなら、ハイブリッドのレイバックが一択ね。そこはレヴォーグ派の私でも、反論のしようがないわ
ハイブリッドで、困ることはないんですか?
荷室と後席が変わるの。電池を床下に積むから、5人乗ったときの荷室も床下の収納も小さくなる。後席も左右2つに分かれるだけで、背もたれの角度は変えられないわ
ハイブリッドの5人乗車時の荷室は410L(ターボは492L)、床下のサブトランクは19L(同69L)。後席は6:4分割で、ターボの4:2:4分割とリクライニングは選べない。
うーん、キャンプ道具は多いほうなんですよね……
そのかわり、AC100Vのコンセントを選べるわよ。キャンプで電気が使えるのは、ハイブリッドのレイバックだけ
走りは、どう評価されている?
走りは、どっちがいいんですか?
狭い山道を走るなら、レヴォーグ。これは試乗した人の評価もそうなってるわ
実際に乗った人の評価を並べると、2台の性格ははっきり分かれる。
- レヴォーグ:座る位置が低く、ハンドルを切ったぶんだけ素直に向きを変える。STI Sport系は電子制御ダンパーで、いちばん締めたモードを選んでも角の立たない乗り心地のまま
- レイバックのターボ:足まわりが長く動くので、荒れた舗装や継ぎ目を越えても車体がゆったり受け止める。タイヤの音も静か。そのかわり、ハンドルを切ってから向きが変わるまでに一拍あって、細い峠道ならレヴォーグのほうが気持ちよく走れる
- レイバックのハイブリッド:重くなったのに、乗り味はターボよりさらに角が取れて、細かい揺れも少ない
店長、つまりレイバックのほうが乗り心地はいいってことですよね
助手席で寝ていたいなら、レイバック。ハンドルを握って楽しいのは、レヴォーグよ
わたしは運転するほうなので、うーん……
迷うなら、同じ日に続けて乗ることね。乗り心地も、ハンドルの手ごたえも、感じ方は人でかなり違うわ
ボディカラーは、WRブルー・パールで分かれる。
色は同じですか?
7色は共通。レヴォーグにだけ、WRブルー・パールがあるの。しかもレヴォーグの中でもV-SPORTとSTI Sport系だけよ
店長、それでレヴォーグ派なんじゃないですか?
理由のひとつよ。あの青で、低い車に乗りたいの
共通の7色は、セラミックホワイト、アイスシルバー・メタリック、マグネタイトグレー・メタリック、クリスタルブラック・シリカ、サファイアブルー・パール、イグニッションレッド(55,000円高)、アステロイドグレー・パール(33,000円高)。全色の表は、それぞれの個別記事に載せている。
こんな人はレヴォーグ、こんな人はレイバック。
| こんな人 | |
|---|---|
| レヴォーグを選ぶ人 | 機械式の立体駐車場など、高さに制限がある場所に停める。400万円を切る予算で選びたい。電子制御ダンパーのSTI Sportや、WRブルー・パールに乗りたい。山道を自分で運転して楽しみたい |
| レイバック(ターボ)を選ぶ人 | 雪の轍や段差が気になる。ハーマンカードンやスマートリヤビューミラーが最初から付いているほうがいい。乗り心地の静かさとやわらかさを優先したい。5人乗って荷物もたくさん積む |
| レイバック(ハイブリッド)を選ぶ人 | 信号の多い街中を走る時間が長く、燃費を取りたい。キャンプや停電のときに車から電気を取りたい。高さ1,550mmの駐車場も視野に入れたい(実際の枠で確認が必要) |

買い替えの総額を決めるのは、いまの車の売値。
GT-H EXとLimited EXで、26万円……。ここ、決めきれないです
その26万円、財布から出す前提で考えてない?
え、ほかにどこから出すんですか?
いまの車の売値よ。 売って入ったお金は、次の車の予算に足せる。下取りより高く売れれば、26万円の差は、それだけで消えることもあるわ
でも、下取りのほうが面倒じゃないですよね?
それは本当。乗り換えの日まで今の車に乗れるのは、下取りの強みね。ただ、値段を比べたら買取店が上に来るの。よく売れている車なら、差は数十万円の単位になるわ
わたしの周りの車、みんな古いですけど……
古いから安い、とは限らないのよ。中古車の相場が高いままで、値が付かないと思っていた車に、思ったより高い数字が出ることもあるの
どっちにするか決める前に、見ちゃっていいんですか?
むしろ先に見て。査定額を見るのはタダだから、その数字でレヴォーグかレイバックかを決めればいいわ
📌 まとめ
- 高さ制限のある駐車場、400万円を切る予算、STI Sportの足まわりやWRブルー・パールで選ぶならレヴォーグ
- 雪の轍や段差、乗り心地のやわらかさ、最初から付いている装備で選ぶならレイバックのターボ。 燃費と電源で選ぶならレイバックのハイブリッド
- 骨格とホイールベースは同じで、ターボ同士なら荷室も同じ。同じ立ち位置のGT-H EXとLimited EXの差は26万4,000円
結局、背の高さと地面との隙間の、どっちを取るかなんですね
そう。低さを取ればレヴォーグ、隙間を取ればレイバック。そこが決まれば、あとは燃費を取るかどうかね
わたしはやっぱりレイバックです。オールシーズンタイヤで、雪の日も出かけます
私はレヴォーグ。雪の日は出かけないで、ガレージでコーヒーを飲むわ
店長、それ車の選び方じゃないですよね
よくある質問
レヴォーグとレイバックは、中身が違う?
骨格(VN型)とホイールベースは同じです。1.8Lターボ同士なら、エンジン(177PS・300N・m)と荷室容量(5人乗車時492L+床下69L)も共通です。レイバックは全高が70mm高い1,570mm、最低地上高が55mm高い200mmで、オールシーズンタイヤを履きます。レイバックにはハイブリッド(S:HEV)もあります。
レヴォーグとレイバック、安いのはどっち?
いちばん安いグレードは、レヴォーグ Smart Edition EXの税込363万円、レイバック Limited EXの405万9,000円です。同じ立ち位置のレヴォーグ GT-H EX(379万5,000円)とレイバック Limited EXで比べると差は26万4,000円で、レイバックにはハーマンカードンとスマートリヤビューミラーが標準で付きます。
立体駐車場に入るのはどっち?
全高はレヴォーグ1,500mm、レイバックのターボ1,570mm、ハイブリッド1,550mm(いずれもルーフアンテナを含む)です。機械式駐車場は高さ1,550mmまでの制限が多いと言われますが、条件は駐車場ごとに違い、スバルもすべての立体駐車場に入るとは限らないとしています。必ず実際の条件で確認してください。
燃費がいいのはどっち?
WLTC燃費は、レヴォーグ13.8km/L、レイバックのターボ14.1km/L、ハイブリッド19.0km/Lです。燃費を優先するならレイバックのハイブリッドです。ただし、5人乗車時の荷室は410L、床下収納は19Lと、ターボより小さくなります。
新車をお得に買うには、何から始めればいい?
いま乗っている車を、できるだけ高く手放すことです。車両価格の値引きには限りがありますが、手放す側の金額は、出す先や時期で変わります。ディーラーの下取りを使う場合でも、先に買取の査定額を知っておけば、提示された下取り額が妥当かどうかを判断でき、そのまま交渉の材料になります。
※この記事は2026年9月15日時点の情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。
この記事で参照した情報源(18件)
- SUBARU レヴォーグ 価格・グレード
- SUBARU レヴォーグ 主要諸元表(2026年6月版・PDF)
- SUBARU レヴォーグ 主要装備表(2026年6月版・PDF)
- SUBARU レヴォーグ レイバック 価格・グレード(1.8L)
- SUBARU レヴォーグ レイバック 価格・グレード(S:HEV)
- SUBARU レヴォーグ レイバック 主要諸元表(2026年7月版・PDF)
- SUBARU レヴォーグ レイバック 主要装備表(2026年7月版・PDF)
- SUBARU FAQ レヴォーグの荷室の容量
- SUBARU FAQ レイバックの荷室の容量
- SUBARU ニュースリリース レヴォーグの一部改良モデルを発表(2026年6月4日)
- SUBARU ニュースリリース レヴォーグ レイバックの一部改良モデルを発表(2026年6月4日)
- SUBARU ニュースリリース レヴォーグ レイバック ストロングハイブリッド搭載モデルを発表(2026年7月2日)
- webCG スバル・レヴォーグSTI Sport EX 試乗記
- Car Watch レヴォーグ レイバック プロトタイプ試乗記(2023年9月)
- Response レヴォーグ レイバック 試乗記(2024年3月)
- Response レヴォーグ レイバック S:HEV 試乗記(2026年7月)
- 中古車オークション相場(車選びドットコム)
- 中古車市場レポート(車選びドットコム)
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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