ダイハツ タフトはどんな軽SUV? 2026年改良の中身とグレード・価格を整理

この記事の要点

  • 税込143万5,500円〜。スカイフィールトップ(頭上のガラスルーフ)と電動パーキングブレーキが全車標準
  • 2026年7月15日の改良で、スパークオレンジの追加、安全装備の更新、7インチのデジタルメーターを採用
  • 最低地上高は190mm(4WDは200mm)。ただし後席スライドとマイルドハイブリッドはハスラーにあってタフトにない

ダイハツ タフトは、四角い軽のクロスオーバーだ。頭上のガラスルーフを全車に標準装備するのが、この車の大きな特徴になっている。

そのタフトが、2026年7月15日に改良された。色が増え、安全装備が更新され、新しい仕様が2つ加わっている。何が変わったのか、そしてハスラーとどちらを選ぶのかを整理する。

ダイハツ タフトの価格は上のとおりで、ここは交渉してもそう大きくは動かない。総額を動かすのは、いま乗っている車をいくらで手放すかのほうだ。 下取りに出すつもりでも、先に買取の相場を見ておけば、提示された下取り額が妥当かどうかを自分で判断できる。

モモ
モモ

店長、タフトって軽なのに屋根がガラスなんですよね?

レイ
レイ

スカイフィールトップね。しかも一部のグレードじゃなくて、全車に標準なの

モモ
モモ

え、いちばん安いグレードでも付いてるんですか!?

レイ
レイ

付いてるわ。ここがこの車のいちばん分かりやすい特徴ね

モモ
モモ

なんで全部に付けたんでしょう

レイ
レイ

そこがこの車だから、でしょうね。潔くて好き

モモ
モモ

店長が軽を褒めるの、めずらしくないですか?

レイ
レイ

割り切った作りには弱いの。 中途半端に全部やる車より、よほど気持ちがいいわ

ダイハツ タフトの斜め前からの外観。四角いシルエットとガラスルーフが分かるカット
ダイハツ タフト。四角いボディと、前席頭上まで広がるスカイフィールトップ

タフトは、どういう軽なのか。

モモ
モモ

これ、SUVってことでいいんですか?

レイ
レイ

軽のクロスオーバーね。日常の軽に、SUVらしい見た目と最低地上高を足した作り方よ

数字で見ると、こうなる。

項目数値
発売2020年6月10日(DNGA第3弾)
全長×全幅×全高3,395×1,475×1,630mm(4WDは1,650mm)
ホイールベース2,460mm
室内長×幅×高2,050×1,305×1,270mm
最低地上高190mm(2WD)/200mm(4WD)
エンジン658cc 直3(NA 52PS/ターボ 64PS)
WLTC燃費(2WD)NA 21.4km/L/ターボ 21.3km/L
最小回転半径4.8m
モモ
モモ

地上高、けっこうありますね

レイ
レイ

軽のスライドドア車が150mm前後だから、40mm以上高いの。路面との余裕は取りやすい数字ね。ただし悪路専用の車ではないわ

モモ
モモ

高いと、何がいいんですか?

レイ
レイ

見た目が良くなるわ

モモ
モモ

効能を聞いたんですけど

レイ
レイ

……段差で底を擦りにくいの

モモ
モモ

じゃあ室内は?

レイ
レイ

背高のスライドドア軽と比べると、後席と荷室の広さでは及ばない

モモ
モモ

割り切ってる車なんですね

レイ
レイ

割り切ってる。その代わり、荷室の床と後席の背面を樹脂にしてあるの。汚れたものをそのまま置ける作りよ

モモ
モモ

広さより、そっちを取ったんですね

レイ
レイ

そう。全部入りの軽が欲しいなら、別の車があるわ

グレードは8つ。中身は4段構え

価格はすべて税込のメーカー希望小売価格。

グレードエンジン2WD4WD
XNA1,435,500円1,562,000円
Xターボターボ1,529,000円1,655,500円
GNA1,622,500円1,749,000円
Gターボターボ1,705,000円1,831,500円
G“ラギッドベンチャー”NA1,705,000円1,831,500円
Gターボ“ラギッドベンチャー”ターボ1,787,500円1,914,000円
G“アクティブモード”NA1,721,500円1,848,000円
Gターボ“アクティブモード”ターボ1,804,000円1,930,500円
モモ
モモ

8つもあると迷いますね

レイ
レイ

整理すると簡単よ。XとGの2段があって、Gをベースにした仕様が2つ乗っているの

中身
X系15インチスチールホイール。ガラスルーフと電動パーキングは標準
G系15インチアルミ、LEDフォグ、オートレベリングのLEDヘッドランプ、革巻きステアリング
ラギッドベンチャーGに黒の加飾とルーフレールを追加
アクティブモードGに外装の黒加飾と専用装備を追加
モモ
モモ

じゃあ、装備で選ぶならXかGなんですね?

レイ
レイ

そう。上2つはGに専用外装やルーフレールを足した仕様

モモ
モモ

あ、それなら決めやすいです

タフトのグレード構成を整理した日本語の図解。X系・G系・ラギッドベンチャー・アクティブモードの4段と、それぞれの価格と装備の違いを示す
XとGで装備が決まり、その上はGをベースにした仕様

ボディカラーは全10色。2トーンは無し

色名有料色
シャイニングホワイトパール22,000円
ブラックマイカメタリック
クロムグレーメタリック
フォレストカーキメタリック
セラミックグリーンメタリック
サンドベージュメタリック
コンパーノレッド見積りで確認
レーザーブルークリスタルシャイン見積りで確認
レイクブルーメタリック
スパークオレンジメタリック

※スパークオレンジは2026年7月15日に追加された色。グレードによって選べない色があるため、注文時に当月の見積りで確認する。

モモ
モモ

カーキとグリーンとオレンジ。アウトドアの色が並んでますね

レイ
レイ

この車の性格そのものね。現行色はすべて単色で、2トーンの設定は無い

2026年7月の改良で、何が変わった?

時期変わったこと
2024年11月21日安全性能の向上を含む一部仕様変更と価格改定
2026年7月15日スパークオレンジを追加。スマートアシストとACC/LKCを改良。7インチのTFTディスプレイとデジタル速度計を採用。ラギッドベンチャーとアクティブモードを設定
モモ
モモ

これ、ついこの前じゃないですか?

レイ
レイ

2週間前ね。中古や在庫を見るときは、この改良の前か後かで中身が変わる

モモ
モモ

安全装備は何が増えたんですか?

レイ
レイ

横断してくる自転車、右折するときの対向車、右左折のときに横断してくる歩行者。この3つの検知が加わったの

モモ
モモ

交差点で起きやすい危険に集中してるんですね

レイ
レイ

そこを狙って足してきたのよ

走りと使い勝手は、どう評価されている?

試乗の記事やオーナーの声で多いのは、視界の高さと、四角いボディの見切りの良さだ。車体の角が分かるので、狭い道での取り回しがしやすいという受け止めがある。スカイフィールトップの開放感、軽SUVとしては落ち着いた高速巡航も評価されている。

モモ
モモ

後ろの席はどうですか?

レイ
レイ

そこと荷室の広さは、背の高いスライドドア軽には及ばないわ。あとはタイヤや路面によって、硬さやロードノイズを感じるという声もあるの

モモ
モモ

ガラスルーフって、夏は暑くないんですか?

レイ
レイ

そこは意見が割れるところね。紫外線と赤外線をカットする作りで、シェードも付くの。ただ感じ方は体格や季節で変わるから、夏に試乗して確かめるのがいちばん確実よ

モモ
モモ

暑い日に乗らないと分からないんですね?

レイ
レイ

そこは季節を選んで試乗するのが正解ね

ハスラーと比べると、どこにいる?

軽クロスオーバーの直接の相手はスズキ ハスラーだ。価格は税込。

車種価格全高最低地上高WLTC燃費(2WD)マイルドHV
タフト1,435,500〜1,930,500円1,630mm190mm21.4km/Lなし
ハスラー1,599,400〜1,971,200円1,680mm180mm24.3km/Lあり
モモ
モモ

地上高はタフトが上で、燃費はハスラーが上ですか?

レイ
レイ

そう。しかもいちばん安いグレードの価格もタフトのほうが16万円ほど安いわ

モモ
モモ

じゃあタフトが得なんですか?

レイ
レイ

そう単純じゃないの。ハスラーには後席のスライド機構があって、タフトには無いのよ

モモ
モモ

あ、後ろの席が前後に動くんですか?

レイ
レイ

そう。荷室と後席の広さを調整できる。人を乗せる機会が多いなら、ここは大きな差になるわ

モモ
モモ

うーん、性格が違うんですね

レイ
レイ

タフトはガラスルーフと地上高と価格、ハスラーは燃費と後席の融通。選ぶ理由がきれいに分かれてる組み合わせよ

タフトとハスラーの比較を整理した日本語の図解。タフトはガラスルーフ・最低地上高190mm・価格、ハスラーはマイルドハイブリッドの燃費・後席スライド。レイとモモのイラスト付き
同じ軽クロスオーバーでも、得意なところが違う

買っていい人と、見送っていい人。

こんな人
買っていい頭上の開放感に価値を感じる人/段差や雪の残る道を走ることがある人/汚れた道具を積む機会がある人/電動パーキングブレーキを安いグレードでも確実に付けたい人
見送っていい燃費をいちばん重視する人(マイルドハイブリッドのハスラーが候補)/後席に人をよく乗せる人/荷物をたくさん積む人(背高スライド軽が候補)

乗り換えの総額を決めるのは、いまの車の売値。

モモ
モモ

見積り、車両本体価格とか諸費用とか、いろいろ並んでてよく分からないです

レイ
レイ

あの中で、自分の意思で動かせる数字ってそんなに多くないのよ

モモ
モモ

え、そうなんですか

レイ
レイ

車両価格は決まってる。税金も法定費用も決まってる。動かせるのは値引きと、あともう一つだけ

モモ
モモ

もう一つって何ですか

レイ
レイ

いまの車の下取り額。ここは自分で動かせる、数少ない項目のひとつなの

モモ
モモ

下取りって、お店が出す数字ですよね。自分で動かせるんですか

レイ
レイ

他で査定を取っておけば、その数字が交渉のもとになるわ。言われた金額をそのまま飲むか、比べて動かすかは選べるの

モモ
モモ

じゃあ、そこだけでも先に調べておいたほうがいいんですね

レイ
レイ

査定に出すのにお金は要らないし、出た数字を見てから今のまま乗り続けると決めてもいいの

モモ
モモ

動かせるところだけでも、ちゃんと押さえておきます

レイ
レイ

もうひとつ。値が付かないと思い込んでいる車に、いまは普通に金額が出ることがある

モモ
モモ

相場って、そんなに変わってるんですか

レイ
レイ

昔より上がっているわ。だから下取りの金額だけで決めないで、買取のほうも見ておきなさい

📌 まとめ

  • 税込143万5,500円〜。スカイフィールトップと電動パーキングブレーキを全車標準にしているのが、この車の大きな特徴
  • 2026年7月15日に改良。色の追加、交差点まわりの安全装備の更新、デジタルメーターの採用
  • 最低地上高はハスラーより高いが、後席スライドとマイルドハイブリッドは無い。どちらを取るかで答えが決まる
モモ
モモ

軽で屋根がガラスって、贅沢ですよね

レイ
レイ

毎日乗る車で、頭の上が明るいかどうかで気分が違うわ。数字に出ないけれど、乗るたびに感じるところよ

モモ
モモ

そういうのが好きな人が買う車ってことですね

レイ
レイ

そう。実用一辺倒で選ぶ人には、たぶん響かないわね

よくある質問

タフトのガラスルーフは全グレードに付く?

付きます。スカイフィールトップは全車標準装備で、いちばん安いXにも付きます。紫外線・赤外線カット機能とシェードが備わります。

タフトはいくらから買える?

税込143万5,500円(X・2WD)からです。いちばん高いGターボ“アクティブモード”の4WDで193万500円になります。

ハスラーとどっちがいい?

頭上の開放感、最低地上高、価格の安さを取るならタフト。燃費(マイルドハイブリッド)と後席スライドの融通を取るならハスラーです。

2026年の改良で何が変わった?

スパークオレンジの追加、スマートアシストとACC/LKCの改良(横断自転車・右折時の対向車・右左折時の横断歩行者の検知を追加)、7インチのデジタルメーターの採用、そしてラギッドベンチャーとアクティブモードの設定です。

新車をお得に買うには、何から始めればいい?

いま乗っている車を、できるだけ高く手放すことです。車両価格の値引きには限りがありますが、手放す側の金額は車の状態や時期で動きます。ディーラーの下取りを使う場合でも、先に買取の査定額を知っておけば、提示された下取り額が妥当かどうかを判断でき、そのまま交渉の材料になります。

※この記事は2026年7月31日時点の情報をもとに作成しています。価格・装備・カラーは改良や仕様変更で変わることがあります。

この記事で参照した情報源(10件)

※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。

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