トヨタ センチュリーはどう選ぶ? 2026年モデルのセダンとSUV型(PHEV)、2,300万円と2,700万円の違い
この記事の要点
- 価格は税込2,300万円(セダン)と2,700万円(PHEV)。どちらもグレードは1つ
- セダンは5.0L V8ハイブリッド・後輪駆動・5人乗り。PHEVは3.5L V6のプラグインハイブリッド・4輪駆動・4人乗り
- PHEVは充電した電気で69km走れる(WLTC)。CEV補助金は68万円(2026年4月以降の登録)。急速充電には対応しない
トヨタ センチュリーには、いま2つの形がある。2018年6月に発売されたV8ハイブリッドのセダンと、2023年9月に発表された、背の高いV6プラグインハイブリッド(PHEV)だ。後者はセダンを置き換えたわけではなく、2台が並んで売られている。
価格はセダンが2,300万円、PHEVが2,700万円。PHEVには国のCEV補助金が68万円出る。迷うのは、5人乗りの伝統のセダンにするか、4人乗りの新しい形にするかだ。
2台の差は400万円。どちらにしても、いまの車をどう手放すかまで決めてから販売店に行きたい。
店長、センチュリーって、2種類あるんですか
そうよ。昔からの形のセダンと、背の高いPHEV。PHEVのほうが新しいけど、2台とも、いま新車で買えるの
値段は、PHEVのほうが高いんですね
そうね。そのかわり、形も中身もかなり違うの。PHEVは4人乗りで、後ろは独立した2つの席。セダンは5人乗りよ
どこで買えるんですか?
セダンはトヨタの販売店。PHEVは、センチュリーマイスターがいる販売店で相談して注文することになるわ

2台は、どこが違う?
| 項目 | センチュリー(セダン) | センチュリー(PHEV) |
|---|---|---|
| 価格 | 23,000,000円 | 27,000,000円 |
| 全長×全幅×全高 | 5,335×1,930×1,505mm | 5,205×1,990×1,805mm |
| ホイールベース | 3,090mm | 2,950mm |
| 定員 | 5名 | 4名 |
| パワートレイン | 5.0L V8ハイブリッド(エンジン381PS) | 3.5L V6プラグインハイブリッド(エンジン262PS) |
| 駆動 | 後輪駆動 | 4輪駆動(E-Four Advanced) |
| 最小回転半径 | 5.9m | 5.5m(後輪も切れる) |
| 車両重量 | 2,370kg | 2,570kg |
| WLTC燃費 | 11.2km/L | 14.2km/L(ハイブリッドとして走るとき) |
| 荷室(VDA方式) | 484L(スペアタイヤなし) | 340L |
※税込
PHEVは背が高いのに、小回りが利くんですね
PHEVは後ろのタイヤも切れるの。最小回転半径は5.5mで、セダンより0.4m小さいわ
セダンのほうが、荷物はたくさん積めるんですね
セダンはスペアタイヤを積まなければ484L。PHEVは背が高いのに、荷室は340Lよ。荷物の多い旅行に使うなら、荷室の大きさは見ておいて
センチュリー(セダン)は、どういう車?
2018年に出た、いまの型のセダン。2025年12月の改良で、運転支援のToyota Safety Senseが新しくなり、8インチのディスプレイオーディオ Plusが付いた。
| 主な装備 | セダン |
|---|---|
| シート | ウールの「瑞響」が標準、本革の「極美革」は660,000円のオプション |
| 足まわり | 電子制御のエアサスペンション(AVS付き) |
| オーディオ | 20スピーカー |
| 後ろの席 | 左のオットマン、リフレッシュ機能、11.6インチの画面 |
| 運転支援 | 全車速追従のレーダークルーズ、ブラインドスポットモニター |
本革のシートが、オプションなんですか
標準は、ウールのシートなのよ。高い車だから本革、とは限らないの。本革を選ぶと、シートのベンチレーションもセットで付くわ
ウールって、冬は温かそうですね
そう感じる人もいるでしょうね。ただ、本革を選ぶとシートのベンチレーションが付くから、暑い季節を重く見るなら本革という選び方もあるわ。どちらにするかは、後ろに座る人に決めてもらうのがいちばんよ
センチュリー(PHEV)は、どういう車?
2023年に出た新しい形で、2025年6月の改良で、後ろの窓ガラスが調光式になった。家で充電した電気で走れて、遠くへ行くときはV6のエンジンも使う。
| 主な装備 | PHEV |
|---|---|
| シート | 本革の「極美革」 |
| 運転支援 | 全車速追従のレーダークルーズ、渋滞時の「アドバンスト ドライブ」、リモートで動かせる「アドバンスト パーク」 |
| 周りを映すカメラ | パノラミックビューモニター(床下透過) |
| ルーフ・後ろの扉 | パノラマルーフ、パワーバックドア |
| 後ろの席 | 独立したシート、リクライニングとリフレッシュ機能、11.6インチの画面 |
※オーディオは18スピーカー
PHEVには、渋滞のときの運転支援も付くんですね
アドバンスト ドライブね。渋滞のときの運転を支援してくれる機能よ。自分でハンドルを握る人には、長い渋滞で助かる装備ね
後ろの窓ガラスが、暗くなるんですか?
2025年6月の改良で付いたの。3段階で、外からの見え方と日差しを変えられるわ。後ろに座る人が、カーテンを引くかわりに使うものね
後ろの席に座る人のための装備が、多いんですね
そうね。買う人と、後ろに乗る人が違うこともある車よ。だから、選ぶときは後ろに乗る人の意見も聞いておくといいわ
自分で運転するなら、どちらが扱いやすい?
自分でハンドルを握る前提で、2台の数字を並べる。
| セダン | PHEV | |
|---|---|---|
| 全長 | 5,335mm | 5,205mm |
| 全幅 | 1,930mm | 1,990mm |
| 最小回転半径 | 5.9m | 5.5m |
| 運転支援 | 全車速追従のレーダークルーズ | 全車速追従のレーダークルーズ+渋滞時のアドバンスト ドライブ |
| 駐車の支援 | バックガイドモニター | パノラミックビューモニター(床下透過)、アドバンスト パーク |
PHEVのほうが、幅は6cm広いんですね
そう。そのかわり、長さは13cm短いわ。幅が2mに近いから、駐車場の枠の広さは見ておきなさい
駐車を手伝ってくれる機能も、PHEVのほうが多いんですね
アドバンスト パークには、リモート機能も付くわ。自分で運転するなら、PHEVに分があるわね
PHEVの充電は、どうする?
PHEVは、家などの普通充電で電気をためる。急速充電には対応していない。
| 充電のしかた | 満充電までの目安 |
|---|---|
| 200V・30A(6kW) | 約3時間30分 |
| 200V・16A(3kW) | 約5時間30分 |
| 100V・6A(0.6kW) | 約33時間 |
※付属のケーブルは6kWでの充電には使えない
急速充電ができないんですか
そうなの。家で夜のあいだに充電して、日中は電気で走る使い方が前提ね。6kWで充電したいなら、付属のケーブルは使えないから、家の充電設備から考えなさい
補助金は68万円なんですね
この値段の車だと、引いても大きくは変わらないわね。補助金は申請して受け取るもので、4年は手放さないことが条件になるわ
ボディカラー。
| 形 | 色 | 区分・追加額 |
|---|---|---|
| セダン | 神威 エターナルブラック | 標準 |
| セダン | 摩周 シリーンブルーマイカ | 標準 |
| セダン | 飛鳥 ブラッキッシュレッドマイカ | 標準 |
| セダン | 精華 レイディエントシルバーメタリック | 標準 |
| PHEV | 白鶴 プレシャスホワイトパール×シルバー | 標準の2トーン |
| PHEV | 黎明 プロミネントグレー×シルバー | 標準の2トーン |
| PHEV | 麟鳳 ブラック×シルバー | 標準の2トーン |
| PHEV | 黎明 単彩 | KIWAMI LINE・150,000円 |
| PHEV | 麟鳳 単彩 | KIWAMI LINE・150,000円 |
| PHEV | 紅蓮 グローリーレッド×シルバー | KIWAMI LINE・700,000円 |
| PHEV | 黎明 杼型 グレー×ブラック | KIWAMI LINE・2,000,000円 |
※税込
色だけで200万円のものがあるんですか
黎明の杼型ね。ふつうの車が1台買える金額を、塗り分けに払うことになるわ。私なら麟鳳の黒とシルバーね。センチュリーは、やっぱり黒が似合うわ
直近で何が変わった?
| 時期 | 変わったこと |
|---|---|
| 2018年6月 | いまの型のセダンを発売 |
| 2023年9月 | PHEVの「センチュリー」を発表・受注開始(当時2,500万円) |
| 2025年6月 | PHEVを改良。後ろの窓を3段階の調光ガラスに、乗り心地を調整 |
| 2025年12月 | セダンを改良。Toyota Safety Senseを新しくし、8インチのディスプレイオーディオ Plusを採用 |
中古で探すなら、セダンは2025年12月の改良の前か後かで、運転支援と画面が違う。
走りは、どう評価されている?
2018年のセダンの試乗記では、静かで、後ろの席を大事にした乗り味と、車体の落ち着きが共通して挙げられている。一方で、路面によっては揺れや姿勢の変化を感じる、という指摘もあった。いずれもセダンの発売当時の試乗で、PHEVは動力も駆動も違う。PHEVの走りは試乗で確かめる必要がある。
静かさを大事にした車なんですね
そうね。座る人がどう感じるかで選ぶ車よ。買う前に、販売店で後ろの席に座らせてもらいなさい
レクサス LMと比べると、どこにいる?
| トヨタ センチュリー(セダン) | トヨタ センチュリー(PHEV) | レクサス LM500h EXECUTIVE | |
|---|---|---|---|
| 価格 | 23,000,000円 | 27,000,000円 | 20,300,000円 |
| 定員 | 5名 | 4名 | 4名 |
| 全高 | 1,505mm | 1,805mm | 1,955mm |
| パワートレイン | 5.0L V8ハイブリッド | 3.5L V6プラグインハイブリッド | 2.4Lターボハイブリッド |
※税込
LMの4人乗りより、センチュリーのほうが高いんですね
PHEVとLMの4人乗りで、670万円の差よ。背の高さはLMがいちばん高く、セダンとは45cm違う。かがんで乗るか、立ったまま乗り込むかで、後ろに座る人の楽さが変わるわ


買っていい人と、見送っていい人。
| こんな人 | |
|---|---|
| 買っていい | 後ろの席に乗る人の静かさと快適さを最優先したい/日本の伝統の形のセダンに乗りたい(セダン)/背の高い形と新しい運転支援が欲しい(PHEV) |
| 選び方の目安 | 5人乗れるセダンが要るなら セダン。家で充電できて、乗り降りのしやすさと新しい装備を取るなら PHEV |
| 見送っていい | 3列で6人乗りたい、価格を抑えたいなら レクサス LM も比べる |
2,000万円を超える車でも、いまの車の値段は効いてくる。
これだけ高い車だと、いまの車の値段なんて関係なさそうです
そうでもないわ。いま乗っているのが高級車という人もいるでしょう。そういう車ほど、下取りと買取で付く値段の差が開くことがあるの。数十万円違えば、オプションの予算になるわ
数十万円なら、この車の値段からすると小さい気もします
小さくはないわよ。セダンのウールを本革にする66万円や、KIWAMI LINEの色を選ぶかどうかに、そのまま使える金額だもの
オプションの分を、いまの車で出すんですね
そういうこと。下取りと買取の両方の数字を取って、どちらで売るかは、その差を見てから決めなさい。査定は無料よ
📌 まとめ
- センチュリーは、2018年のV8ハイブリッドのセダン(2,300万円)と、2023年に出たV6プラグインハイブリッドの背の高い形(2,700万円)の2台が並んで売られている
- セダンは5人乗り・後輪駆動、PHEVは4人乗り・4輪駆動。PHEVは後輪も切れて、最小回転半径は5.5m
- PHEVは充電した電気で69km走れ、CEV補助金は68万円。急速充電には対応しない
センチュリー、2台とも後ろの席が主役なんですね
そうね。運転する人より、後ろに座る人のための装備が多い車よ
わたしなら、セダンです。5人乗れるので
5人目に、誰を乗せるつもり?
……店長と、わたしと、あと3人ですかね
よくある質問
センチュリーの価格は?
セダンが税込2,300万円、SUV型のPHEVが2,700万円です。どちらもグレードは1つです。
センチュリーのセダンとPHEVの違いは?
セダンは5.0L V8ハイブリッド・後輪駆動・5人乗り、PHEVは3.5L V6のプラグインハイブリッド・4輪駆動・4人乗りです。PHEVは背が高く、後輪も切れるため最小回転半径は5.5mです。
センチュリーのPHEVに補助金は出る?
2026年4月以降の登録で、国のCEV補助金が68万円出ます。4年の保有義務があります。
センチュリーのPHEVは急速充電できる?
できません。普通充電で、200V・6kWなら満充電まで約3時間30分です。
センチュリーはどこで買える?
セダンはトヨタの販売店、PHEVはセンチュリーマイスターがいる取り扱いの販売店で相談・注文します。
センチュリーのセダンは本革シート?
標準はウールの「瑞響」で、本革の「極美革」は66万円のオプションです。
乗り換えのとき、何から始めればいい?
下取りと買取の両方の数字を取って比べることです。売り先で金額が変わることもあります。査定に費用はかかりません。
※この記事は2026年10月15日時点の情報をもとに作成しています。価格・装備・補助金は変わることがあります。
この記事で参照した情報源(20件)
- トヨタ センチュリー(セダン)公式ページ
- トヨタ センチュリー(セダン)価格・グレード(公式)
- トヨタ センチュリー(セダン)主要諸元表(公式PDF)
- トヨタ センチュリー(PHEV)価格・グレード(公式)
- トヨタ センチュリー(PHEV)主要諸元表(公式PDF)
- トヨタ センチュリー(PHEV)使い勝手(公式)
- トヨタ センチュリー(PHEV)KIWAMI LINE(公式)
- トヨタ よくある質問 センチュリーの充電時間
- トヨタ よくある質問 センチュリーの急速充電
- トヨタ よくある質問 センチュリー(セダン)のトランク容量(公式PDF)
- トヨタ ニュースリリース センチュリー(セダン)改良(2025年12月)
- トヨタ ニュースリリース センチュリー(PHEV)改良(2025年6月)
- トヨタ ニュースリリース センチュリー(PHEV)発表(2023年9月6日)
- トヨタ ニュースリリース センチュリー(セダン)発売(2018年6月22日)
- センチュリー ブランドサイト
- 次世代自動車振興センター 令和7年度補正CEV補助金 銘柄ごとの交付額(2026年4月1日以降の登録)
- webCG センチュリー 試乗記
- Car Watch センチュリー 試乗記
- 中古車オークション相場(車選びドットコム)
- 中古車市場レポート(車選びドットコム)
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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