レクサス LMはどう選ぶ? 2026年モデルの4人乗りと6人乗り、そしてアルファードとの距離
この記事の要点
- 価格は税込1,520万円(version L・6人乗り)と2,030万円(EXECUTIVE・4人乗り)。どちらも2.4Lターボのハイブリッドで、4輪駆動(AWD)
- EXECUTIVEは、前と後ろを仕切るパーティション、48インチの大きな画面、冷蔵庫が付く4人乗り。version Lは3列シートの6人乗り
- 全車速追従のレーダークルーズ、渋滞時の運転支援「Advanced Drive」、ヘッドアップディスプレイ、マークレビンソンのオーディオは全車標準
レクサス LMは、後ろの席の装備を厚くそろえた、レクサスのミニバン。いまの2代目は2023年10月に日本で発表され、2024年5月に6人乗りのversion Lが加わった。2026年4月の改良では、タイヤを変えて車内をより静かにし、4人乗りのEXECUTIVEに細かな装備が足された。
価格は1,520万円(version L・6人乗り)と2,030万円(EXECUTIVE・4人乗り)。6人で乗れるversion Lか、後ろの2人のための空間を作ったEXECUTIVEか。その510万円の差が、この車の迷いどころになる。
工場出荷の目安は、EXECUTIVEで5.5〜6カ月、version Lで5〜5.5カ月。納車を待つあいだに、いまの車の売り方まで決めておきたい。
店長、LMって、アルファードのレクサス版ですよね
同じ系譜の大きなミニバンね。でも、エンジンは2.4Lのターボのハイブリッドで、全車AWD。値段もまるで違うわ
2,030万円って、家が買えそうです
4人乗りのEXECUTIVEはね。6人乗りのversion Lなら1,520万円。アルファードの通常のグレードでいちばん高いPHEVでも、約1,070万円。LMはそれより、ずっと上よ
4人乗りって、どういう作りなんですか?
前の2人と、後ろの2人のあいだに仕切りがあるの。後ろの席は、48インチの大きな画面と冷蔵庫付きの個室みたいなものよ

そもそもLMは、どういう車なのか。
全長5.1mを超える大きなミニバン。後ろのドアは左右ともパワースライドドアで、前の席のドアはヒンジ式になる。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 区分 | 登録車(普通乗用)・4名または6名・後席両側パワースライドドア |
| 全長×全幅×全高 | 5,125×1,890×1,955mm |
| ホイールベース | 3,000mm |
| 最低地上高 | 140mm |
| 室内寸法(長×幅×高) | EXECUTIVE 2,735×1,590×1,365mm/version L 2,965×1,655×1,365mm |
| パワートレイン | 2.4L 直列4気筒ターボ(275PS)+前後のモーター/ハイオク |
| 変速機・駆動 | 6速AT/AWD |
| 最小回転半径 | 5.9m |
| 車両重量 | EXECUTIVE 2,460kg/version L 2,440kg |
| WLTC燃費 | EXECUTIVE 13.3km/L/version L 13.8km/L |
回転半径5.9mって、大きいですね
全長も5mを超えるからね。家の駐車場と、よく行く場所の駐車場に入るかは、先に確かめておきなさい。全高も1,955mmあるから、立体駐車場は高さの制限まで見ておくことね
6人乗りのほうが、軽くて燃費もいいんですね
数字ではそうね。人数が多いほうが重い、とは限らないのよ。4人乗りのほうに、仕切りや大きな画面、冷蔵庫が付くことは覚えておきなさい
4人乗りか、6人乗りか。510万円で何が変わる?
| 装備 | EXECUTIVE(4人乗り) | version L(6人乗り) |
|---|---|---|
| 価格 | 20,300,000円 | 15,200,000円 |
| 列・定員 | 2列・4人 | 3列・6人 |
| 前と後ろを仕切るパーティション | 標準 | — |
| 後ろの席の画面 | 48インチのワイド画面 | 電動で開閉する14インチ |
| 冷蔵庫 | 標準 | — |
| 2列目のシート | L-ANILINE本革・4Way・大きな固定ヘッドレスト | L-ANILINE本革・6Way・上下に調整できる大きなヘッドレスト |
| 3列目のシート | — | セミアニリン本革・手動のスライドとリクライニング |
| テーブル | 回転・開閉式 | 固定式 |
※税込。全車に、2列目のシートヒーター・ベンチレーション・リラクゼーション機能、ガラスルーフと電動シェード、パワーバックドア、全ドアのイージークローザーが付く
冷蔵庫まであるんですか
EXECUTIVEにはね。後ろの2人が、移動しながら仕事も休憩もできるようにした作りよ。運転手付きで乗る人のための車ね
家族で乗るなら、version Lですね
そう。6人乗れて、2列目のシートの快適装備はEXECUTIVEと共通のものが多いわ。2列目のシートの調整は、version Lのほうが6Wayと多いくらいだもの
装備は、どちらも上の上。
LMは、運転を助ける装備も、快適さの装備も、ほとんどが全車標準になっている。
| 全車標準の主な装備 |
|---|
| Lexus Safety System+(全車速追従のレーダークルーズ、車線の中を走る支援など) |
| Advanced Drive(渋滞時の運転支援)、Advanced Park(リモート付き) |
| ブラインドスポットモニター、パノラミックビューモニター(床下透過)、ヘッドアップディスプレイ |
| デジタルインナーミラー、前後のドライブレコーダー |
| 14インチの画面(前席)、12.3インチのメーター |
| マークレビンソン リファレンス3Dサラウンドサウンドシステム |
| 前席のセミアニリン本革シート・ヒーター・ベンチレーション |
オプションで足すものが、ほとんど無いんですね
メーカーオプションは、17インチのタイヤを選ぶと値段が下がる、それくらいよ。値段の中に、全部入っていると思えばいいわ。17インチにすると、全高と最低地上高も10mm低くなるの
version Lの3列目は、どう使う?
version Lは3列シートの6人乗り。3列目もセミアニリン本革で、手で前後に動かしたり、背もたれを倒したりできる。使わないときは跳ね上げて、荷物の場所を広げられる。
3列目まで本革なんですね
そうよ。3列目に座る人の分まで、上質な作りになっているの。ふだんは2列目に2人、来客のときだけ3列目、という使い方もできるわ
荷物はどれくらい積めるんですか?
ゴルフバッグやスーツケースを何個積むかが決まっているなら、販売店で実車に積ませてもらいなさい。3列目を跳ね上げるかどうかで、使える場所はかなり変わるわ。カタログの写真だけで決めるには、大きすぎる買い物よ
ボディカラー。
| 色 | 選べる仕様 |
|---|---|
| ソニッククォーツ | EXECUTIVE・version L |
| ソニックチタニウム | EXECUTIVE・version L |
| グラファイトブラックガラスフレーク | EXECUTIVE・version L |
| ソニックアゲート | EXECUTIVE・version L |
※全4色。2トーンの設定はない
4色だけなんですね。ちょっと意外です
数を絞って、どれも落ち着いた色にしてあるのね。私ならグラファイトブラックよ。この大きさの車は、黒がいちばん威圧感が出るわ
直近で何が変わった?
| 時期 | 変わったこと |
|---|---|
| 2023年10月 | いまの2代目を日本で発表、4人乗りのEXECUTIVE(2,000万円) |
| 2024年5月 | 6人乗りのversion Lを追加(1,500万円) |
| 2025年8月 | ホイールハウスとバックドアに制振・吸音材を追加、照明を明るく。EXECUTIVEのスライドドアのスイッチをセンターコンソールに移動 |
| 2026年4月 | タイヤのトレッドを変えて静かさを向上。EXECUTIVEにスライドドアのウェルカム照明、冷蔵庫のホルダー、後席のUSB-C(合計60W)を追加 |
※価格は2026年4月の改良時のもの(EXECUTIVE 2,030万円、version L 1,520万円)
中古で探すなら、2025年8月・2026年4月の改良の前か後かで、静かさの対策が違う。 年式で見分けたい。
走りは、どう評価されている?
version LとEXECUTIVEに乗った評価では、路面からの揺れや振動を抑えた乗り味と、静かな車内、後ろの席の快適さが共通して挙げられている。2.4Lターボのハイブリッドの力強さや、ハンドルの応答を評価する声もある。一方で、荒れた路面での音や振動、スポーツモードでの硬さを指摘する試乗記もあった。どれも、2025年8月と2026年4月の改良より前に乗った評価だ。
後ろの席が快適、っていうのがいちばん大事な車なんですね
そうね。運転する人と、後ろに乗る人で、評価の目が違う車よ。試乗するなら、運転だけでなく後ろの席にも座らせてもらいなさい
アルファードと比べると、どこにいる?
| レクサス LM500h version L | トヨタ アルファード Executive Lounge(PHEV・E-Four) | レクサス LM500h EXECUTIVE | アルファード Spacious Lounge(HEV・E-Four) | |
|---|---|---|---|---|
| 価格 | 15,200,000円 | 10,699,700円 | 20,300,000円 | 12,769,900円 |
| 定員 | 6人 | 6人 | 4人 | 4人 |
| パワートレイン | 2.4L ターボ ハイブリッド | 2.5L プラグインハイブリッド | 2.4L ターボ ハイブリッド | 2.5L ハイブリッド |
※税込。Spacious Loungeはトヨタ車体の特別架装車(持ち込み登録)
6人乗りどうしでも、450万円くらい違うんですね
そうね。4人乗りどうしでも750万円の差があるわ。EXECUTIVEには、仕切りと48インチの画面と冷蔵庫が付く。それに見合うかどうかは、後ろに乗る人の使い方しだいね


買っていい人と、見送っていい人。
| こんな人 | |
|---|---|
| 買っていい | 後ろの席に乗る人の快適さを最優先したい/家族や来客を静かに運びたい/運転支援も全部そろっていてほしい |
| グレードの目安 | 家族で6人まで乗るなら version L。運転手付きで後ろに乗るなら EXECUTIVE |
| 見送っていい | 予算を抑えて広いミニバンが欲しいなら アルファード。自分で運転して楽しむなら、ほかのレクサスのSUVも比べる |
納車を待つあいだに、売り方を決めておく。
出荷まで半年近く待つんですよね。いまの車は、そのあいだ乗れるんですか?
下取りなら、納車の日まで乗って、そのまま引き渡せるわ。そこはいいところね
買取だと、どうなるんですか?
乗れる期間の扱いは、売り先ごとに確かめることね。ただ、金額だけで比べるなら、買取のほうが高くなるの。人気のある車なら、数十万円の差が出ることもあるわ
半年あるなら、両方の数字を見て決められますね
そういうこと。乗れる期間を取るか、金額を取るか。待つあいだに、落ち着いて比べなさい
📌 まとめ
- 価格は税込1,520万円(version L・6人乗り)と2,030万円(EXECUTIVE・4人乗り)。どちらも2.4Lターボのハイブリッド・AWD
- EXECUTIVEは仕切り・48インチの画面・冷蔵庫付きの4人乗り、version Lは3列の6人乗り
- 全車速追従のレーダークルーズ、Advanced Drive、ヘッドアップディスプレイ、マークレビンソンは全車標準。2026年4月の改良でタイヤを変えて車内をより静かにした
LMって、乗る人のための車なんですね
そう。運転する人より、後ろに座る人がお金を出す価値を感じる車よ
わたしなら、version Lで、3列目に座らせてもらいます
自分で買う話をしなさい
1,520万円でも、自分ごとにするのは無理です
よくある質問
レクサス LMの価格は?
税込1,520万円(version L・6人乗り)と2,030万円(EXECUTIVE・4人乗り)です。17インチタイヤを選ぶと31万9,000円安くなります。
LMの4人乗りと6人乗りの違いは?
4人乗りのEXECUTIVEは、前と後ろを仕切るパーティション、48インチの大きな画面、冷蔵庫が付く2列シートです。6人乗りのversion Lは3列シートで、2列目に14インチの画面が付きます。
LMの燃費は?
WLTCモードで、EXECUTIVEが13.3km/L、version Lが13.8km/Lです。燃料はハイオクです。
LMの納期は?
レクサスの案内では、工場出荷の目安がEXECUTIVEで5.5〜6カ月、version Lで5〜5.5カ月です。実際に手元に届く時期は、販売店で確かめてください。
LMとアルファードの違いは?
LMは2.4Lターボのハイブリッドで、全車AWDです。6人乗りどうしでは、LMのversion LがアルファードのExecutive Lounge(PHEV・E-Four)より450万300円高くなります。
2026年4月の改良で何が変わった?
タイヤのトレッドを変えて、車内がより静かになりました。EXECUTIVEには、スライドドアのウェルカム照明、冷蔵庫のホルダー、後席のUSB-C(合計60W)が加わりました。
乗り換えのとき、何から始めればいい?
納車まで乗れる下取りと、金額で比べられる買取の両方の数字を取ることです。査定に費用はかかりません。
※この記事は2026年10月15日時点の情報をもとに作成しています。価格・装備・納期は変わることがあります。
この記事で参照した情報源(17件)
- レクサス LM 公式ページ
- レクサス LM 価格表(公式PDF)
- レクサス LM 主要諸元(公式PDF)
- レクサス LM 主要装備(公式PDF)
- レクサス 工場出荷目途のご案内
- レクサス ニュースリリース LM 一部改良(2026年3月12日)
- レクサス ニュースリリース LM 一部改良(2025年7月17日)
- レクサス ニュースリリース LM version L 追加(2024年5月9日)
- レクサス ニュースリリース LM 国内発表(2023年10月19日)
- webCG LM500h version L 試乗記
- webCG LM500h EXECUTIVE 試乗記
- ENGINE LM500h version L 試乗記
- DIME LM500h 試乗記
- トヨタ アルファード 主要諸元表(公式PDF・2026年6月)
- トヨタ車体 アルファード Spacious Lounge
- 中古車オークション相場(車選びドットコム)
- 中古車市場レポート(車選びドットコム)
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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