【2026年冬】雪道に強い4WDはどれ? おすすめ10台と、4WDでもスタッドレスが要る理由
この記事の要点
- 4WDが要るかは、住んでいる場所より「雪の坂で止まって、また発進する場面があるか」で決まる。 JAFの実験では、勾配20%の圧雪の坂を、2WDは途中で登れなくなり、4WDは登り切った
- 4WDでも、止まる距離は縮まらない。 同じ実験の平らな圧雪路では、2WDも4WDも約20〜22mで止まった。スタッドレスは要るし、大雪の「チェーン規制」区間では4WDにスタッドレスでもチェーンが要る
- 軽ならハスラー・デリカミニ・ジムニー、家族でスキーならフォレスター・エクストレイル・RAV4、大人数ならデリカD:5。 10台の4WDは173万3,600円から
冬にスキーやスノーボード、帰省で雪の道を走る予定があるなら、車選びとタイヤ選びは一緒に考えたい。4WDが助けてくれるのは、雪の坂を登ること。止まる距離を縮めるのは、4WDではなくタイヤだ。
雪の降る土地に住んでいる人だけの話ではない。ふだんは雪の無い街に住んでいても、スキー場へ向かう峠や帰省先の坂道で、雪の坂に出会う。自分に4WDが要るかを見分けたうえで、雪道向けの装備がそろった4WDを、軽からランドクルーザーまで10台紹介する。
車を買い替える予定が無くても、スタッドレスはいまの車に履かせられる。車種名から合うサイズを探して、雪が降る前に準備しておける。

店長、サークルの友達と、冬にスノボへ行く話が出てるんです。車を出せる子がいて
いいじゃない。行き先は?
長野のほうです。でも、その子の車は4WDじゃないらしくて。4WDじゃないと、雪道って無理なんですか?
無理じゃないわ。決めるのは、目的地までの途中に何があるかよ。除雪された平らな道でスキー場の駐車場まで行くなら、スタッドレスを履いた2WDで着く人は大勢いる
じゃあ、困るのはどんなときですか?
雪の坂の途中で、止まったとき。渋滞でも信号でもいいけど、坂の途中で一度止まると、2WDはそこから動けなくなることがあるの
じゃあ4WDなら、雪道は安心ですね!
登るほうはね。止まるほうは、また別の話
自分に4WDは要る?
冬の走り方で、要るものが変わる。自分の冬がどれに近いかを見てほしい。
| 冬の走り方 | 4WD | スタッドレス | チェーン |
|---|---|---|---|
| 雪の降る土地で、毎日の通勤や買い物に使う | 坂や除雪の追いつかない道で毎日発進するなら、選ぶ価値が大きい | 冬のあいだ履く | 積んでおく |
| 雪の無い街に住み、冬に数回スキー・スノボ・帰省で雪道へ | 途中や目的地に雪の坂があるなら候補。平らな除雪路だけなら2WDでも着く | 雪道を走る日は履く | 積んでおく。チェーン規制の区間を通るなら巻く |
| 冬も雪の道は走らない | 雪のためには要らない | 雪の日は乗らないと決めるなら要らない | — |
分かれ目は、坂で止まるかどうか。 JAFの登坂テストでは、スタッドレスを履いた前輪駆動のコンパクトカーが、勾配20%の圧雪の坂を平らなところからなら登れた。ところが、坂の途中で一度止まると、そこからは発進できなかった。凍った勾配9%の坂では、スタッドレスだけでは登れず、チェーンを足して登れた。4WDは、別の実験で勾配20%の圧雪の坂を登り切っている(次の節)。
帰省先の家が坂の上にある人や、スキー場の手前に長い上りがある人は、年に数回の雪道でも4WDを考えたほうがいい。
実家が坂の上、みたいな人は4WDってことですね
そう。年に2回でも、その坂を登れなかったら家に着かないもの
坂の下に車を置いて、歩けばいいじゃないですか
雪の坂を、お土産を抱えて歩いて登るのね。いい思い出になるわ

4WDなら、雪道で止まれる?
JAFは、新品のスタッドレスを履いた2WD(前輪駆動)と4WDを、北海道の圧雪路で比べている。
| 条件 | 2WD(前輪駆動) | 4WD |
|---|---|---|
| 勾配9%の圧雪の坂を登る | 登れた | 登れた |
| 勾配20%の圧雪の坂を登る | 途中で登れなくなった | 登り切った |
| 平らな圧雪路で、40km/hから急ブレーキ | 約20〜22m | 約20〜22m |
| 勾配9%の圧雪の下り坂で、40km/hから急ブレーキ | 約29〜33m | 約35〜40m |
※2018年2月、北海道士別市。車種は2WDと4WDで異なる
急な坂で差が出たのは、登るほう。止まる距離は、4WDだからといって短くならなかった。 下り坂では4WDのほうが長い距離で止まったが、2WDと4WDで車種そのものが違うので、駆動方式だけの差とは言えない。
4WDのほうが止まれないこともあるんですか!?
車が違うから、なぜかまでは言えないわ。少なくとも、4WDを止めてくれるのは4WDじゃない
止まる距離を分けるのは、タイヤのほうだ。JAFが同じ北海道で、タイヤを替えて40km/hから止まる距離を測った結果がこれ。
| タイヤ | 圧雪路 | 凍った路面 |
|---|---|---|
| 夏タイヤ(ノーマル) | 29.9m | 105.4m |
| スタッドレス | 17.3m | 78.5m |
| 夏タイヤ+非金属チェーン | 28.4m | 59.0m |
※2017年2月、北海道士別市。新品タイヤ
圧雪ではスタッドレスがいちばん短く止まり、凍った路面ではチェーンを巻いたほうが短かった。どのタイヤでも、凍った路面では数十mを滑ってから止まる。
スタッドレスでも、氷の上だと80m近く……
だから、氷の上はゆっくり走るものなの。4WDに乗っている人が飛ばしていたら、それは自信じゃなくて勘違いよ
4WDにスタッドレスでも、チェーンが要る道がある
大雪の日に、タイヤに関係なく、チェーンを巻いていない車を通さない区間がある。国土交通省の「チェーン規制」だ。2018年12月にこの規制を示す標識が決まり、いまは国道6区間・高速道路7区間の計13区間が指定されている。
| 道路 | 区間の例 |
|---|---|
| 高速道路 | 中央道 須玉IC〜長坂IC/上信越道 信濃町IC〜新井PA(上り)/北陸道 丸岡IC〜加賀IC など7区間 |
| 国道 | 138号 山中湖〜須走/112号 月山道路 など6区間 |
発動するのは、大雪の特別警報や緊急の発表が出るような、異例の降雪のとき。4WDでも、スタッドレスでも免除にならない。
チェーン規制とは別に、雪や凍結のある道を滑り止め無しで走ることは、沖縄県を除く都道府県のルールで禁止されている。規制が出ていない日でも同じで、この違反の反則金は普通車で6,000円だ。
4WDにスタッドレスでも、通れないんですか!
通れない。チェーンを1組積んでおけば、そこで引き返さずに済む。高速道路で雪の区間を少しだけ通る、という人もね
NEXCO中日本が2026年1月に調べた冬用タイヤの装着率は、普通車・軽自動車を含む小型車で86%。付けていない車も一定数いた。NEXCO東日本は同じ冬、夏タイヤの車の事故で通行止めや車の滞留が起きたと案内している。
夏タイヤで雪の高速に入るのは、自分だけの問題じゃないの。後ろに続く車を、みんな巻き込むのよ
4WDにすると、いくら高くなる?
同じグレードで2WDと4WDを選べる車なら、差額をそのまま比べられる。
| 車種・グレード | 2WD → 4WD(税込) | 差額 | 車両重量 | WLTC燃費 |
|---|---|---|---|---|
| ハスラー HYBRID G | 159万9,400円 → 173万3,600円 | 13万4,200円 | 830 → 880kg | 24.3 → 22.4km/L |
| デリカミニ G | 196万4,600円 → 217万9,100円 | 21万4,500円 | — | — |
| ヤリス クロス ガソリン X | 212万6,300円 → 237万3,800円 | 24万7,500円 | 1,110 → 1,200kg | 18.9 → 17.6km/L |
| ヤリス クロス HYBRID X | 251万200円 → 275万7,700円 | 24万7,500円 | 1,160 → 1,250kg | 30.8 → 28.6km/L |
| エクストレイル X(2列) | 409万2,000円 → 438万9,000円 | 29万7,000円 | 1,750 → 1,850kg | 19.4 → 18.1km/L |
4WDは、買うときに高く、重くなり、カタログの燃費も下がる。 雪の日だけでなく、夏のあいだもその重さを抱えて走ることになる。
ハスラーなら13万4,200円。年に数回のスノボのためだと、迷う金額ですね
坂で一度でも動けなくなることを思えば、安いわ。平らな道しか走らないなら、その13万円はスタッドレスに回したほうがいい
スタッドレスは、いまの車にもそのまま履けますもんね
フォレスター、クロストレック、RAV4、デリカD:5、ランドクルーザー250、ジムニーは、そもそも2WDを選べない。買えば4WDになる。
4WDの仕組みで、何が違う?
4WDと一口に言っても、前後のタイヤへの力の配り方はいくつかある。
| 方式 | 仕組み | この記事の10台 |
|---|---|---|
| フルタイム(常時)4WD | いつも前後のタイヤを駆動する | ランドクルーザー250、フォレスターのターボ、ハスラー、デリカミニ |
| 電子制御で後ろへ配る4WD | ふだんは前輪が中心で、発進や滑りやすい路面で後輪にも力を回す | ヤリス クロスのガソリン、デリカD:5、クロストレック・フォレスターのS:HEV |
| 電気式4WD | 後輪(または前後)をモーターで駆動する | ヤリス クロスのハイブリッド(E-Four)、RAV4(E-Four)、エクストレイル(e-4ORCE) |
| パートタイム4WD | 運転する人が2WDと4WDを切り替える | ジムニー(2H/4H/4L) |
※スバルのS:HEVの表記は「AWD(クラッチ開放制御)」。安定して走っているときは、後輪への伝達を切る
選ぶときに見ておきたいのは、方式の名前より、雪の日に使うモードや装備の中身だ。走行モードを切り替えるだけの車もあれば、下り坂で速度を抑える機能、低いギア、前後を直結する機構まで持つ車もある。次の表の「雪道向けの装備」の列で比べられる。
スノーモードって、何をしてくれるんですか?
デリカミニやデリカD:5だと、アクセルを踏んだときの力の出方が穏やかになる、って言われているわ。踏み方が下手でも、車のほうで加減してくれるわけ
店長、いま『下手でも』って言いましたよね
雪道向けの装備がそろった4WD、10台
冬の使い方ごとに、10台を4つに分けた。価格は4WDの税込。
| 車種 | 区分 | 4WDの方式 | 4WDの価格 | 最低地上高 | 雪道向けの装備 |
|---|---|---|---|---|---|
| ハスラー | 軽 | フルタイム4WD | 173万3,600円〜204万8,200円 | 160mm(ターボ180mm) | スノーモード、グリップコントロール、ヒルディセントコントロール |
| デリカミニ | 軽 | フルタイム4WD | 217万9,100円〜290万7,300円 | 160mm | SNOWモード、グリップコントロール、ヒルディセントコントロール |
| ジムニー | 軽 | パートタイム4WD | 191万8,400円〜216万400円 | 205mm | 4H/4L、ブレーキLSD、ヒルディセントコントロール |
| ヤリス クロス | 登録 | 電子制御4WD/E-Four | 237万3,800円〜335万5,000円 | 170mm | SNOWモード、寒冷地仕様が標準 |
| クロストレック | 登録 | AWD | 383万3,500円〜405万3,500円 | 200mm | X-MODE、ヒルディセントコントロール |
| フォレスター | 登録 | AWD | 385万円〜464万2,000円 | 220mm | X-MODE、ヒルディセントコントロール |
| エクストレイル | 登録 | e-4ORCE | 438万9,000円〜596万2,000円 | 185mm | SNOWモード、ヒルディセントコントロール |
| RAV4 | 登録 | E-Four | 450万円〜630万円 | 190mm(PHEV 195mm) | SNOWモード、TRAILモード、寒冷地仕様が標準 |
| デリカD:5 | 登録 | 電子制御4WD+S-AWC | 451万円〜494万4,500円 | 185mm | SNOWモード、ヒルディセントコントロール、寒冷地仕様が標準 |
| ランドクルーザー250 | 登録 | フルタイム4WD | 577万9,400円 | 215mm | センターデフロック、ローレンジ、寒冷地仕様が標準 |
※エクストレイルの最高価格はNISMO。基準車の4WDは495万円まで。ランドクルーザー250は、いまのラインアップに載っているガソリンのVX

紹介文の中の雪の上での走りは、実際に冬用タイヤで雪の上を走った試乗の評価から書いている。ジムニー・クロストレック・フォレスター・エクストレイルは、いまの改良より前のモデルでの評価だ。
軽で、毎日の雪道を走るなら:ハスラー・デリカミニ・ジムニー
ハスラーは、10台の中で4WDがいちばん安く買える。4WDには、スノーモード、グリップコントロール、下り坂で速度を抑えるヒルディセントコントロールが付く。ターボ車を選べば、最低地上高は180mmになる。→ ハスラーのグレードと価格

デリカミニは、スライドドアの軽で4WDを選びたい人向け。SNOWとGRAVELを含む走行モードを持ち、SNOWに入れるとアクセルを踏み足しても力がじわっと出て、滑りやすい路面で扱いやすい。→ デリカミニのグレードと価格

ジムニーは、ほかの2台と種類が違う。ふだんは2H、雪道では4H、厳しい悪路では低いギアの4Lに、自分で切り替える。雪の積もった坂や山道でも、駆動力を路面に伝えて進んでいける。→ ジムニーとジムニー シエラ

わたしならハスラーです。4WDにしても173万円台で、スノーモードまで付くなら十分です
ジムニーは見ないの? 4Lまで付いている軽なんて、ほとんど遊び道具よ
4人で乗ったら、スノボの板を積む場所が無さそうです
ふだんは街、冬だけ雪山へ:ヤリス クロス・クロストレック
ヤリス クロスは、4WDに寒冷地仕様が標準で付く。ハイブリッドの4WD(E-Four)はWLTC燃費が26.0〜28.6km/Lで、雪の無い季節も燃費をあまり落とさない。SNOWモードも持つ。→ ヤリス クロスのグレードと価格

クロストレックは、2026年9月に改良を受け、いまはハイブリッドのS:HEV(AWD)だけ。雪道や悪路向けのX-MODEを持つ。S:HEVは、ゆっくり走る場面で力を少しずつ出せるので、雪の上でもじわじわ曲がっていける。→ クロストレックの記事

家族でスキー・帰省なら:フォレスター・エクストレイル・RAV4
フォレスターの最低地上高220mmは、この10台でいちばん高い。全車AWDで、X-MODEとヒルディセントコントロールが付く。雪の上では、ターボは軽快に走り、S:HEVは滑らかで落ち着いている。→ フォレスターのグレードと価格

エクストレイルは、前後のモーターと4輪のブレーキを一緒に制御するe-4ORCE。3列シートで7人乗りを選べるグレードもある。雪の上では加速も減速も細かく制御されて、ハンドルやアクセルの操作に対して車の動きが穏やか。ただし、磨かれたような氷の上では車体が滑った、という試乗記もある。→ エクストレイルのグレードと価格

RAV4は、いまの型はハイブリッドもプラグインハイブリッドも全車E-Four。2WDは選べない。SNOWとTRAILのモードを持ち、寒冷地仕様は全車標準。→ RAV4の記事

3台の違いは、RAV4・フォレスター・エクストレイルの比較で、荷室や価格まで並べている。
私ならフォレスターのターボね。雪の日に速さは要らないけど、晴れた日の帰り道は別よ
スキーの帰りって、たいてい疲れてますよね
大人数で、深い雪へ:デリカD:5・ランドクルーザー250
デリカD:5は、ミニバンで4WDを選びたい人の本命。全車がディーゼルの4WDで、7人乗りと8人乗りがある。前後の力の配分に、ブレーキで車の向きを整える制御などを組み合わせたS-AWCを持ち、雪の上でも車体が振られにくい。寒冷地仕様は全車標準。→ デリカD:5の記事

ランドクルーザー250は、いつも4輪を駆動するフルタイム4WDで、センターデフロックと低いギアも持つ。いまのラインアップに載っているのはガソリンのVX(577万9,400円)で、WLTC燃費は7.5km/L。→ ランドクルーザー250の記事

7.5km/L……
センターデフロックまで付いた車に、燃費の話をするのは野暮よ。給油のときだけ、目をつぶりなさい
雪の上の走りは、どう評価されている?
実際に雪の上で乗った評価で、複数の試乗に共通している話は2つある。
- 雪道向けのモードに入れると、アクセルを踏み足したときの力の出方が穏やかになる。 デリカミニ、デリカD:5で、その差がはっきり書かれている
- モーターを使うハイブリッドの4WDは、力の出し方が細かい。 クロストレックのS:HEVやエクストレイルで、ゆっくりした操作のまま曲がっていける、という声が多い
ただ、エクストレイルの試乗では、磨かれたような氷の上で車体が滑っている。どれも冬用タイヤを履いた状態での話で、乗る人や路面で受け止め方も変わる。JAFの実験と合わせると、4WDも制御も、タイヤが路面をつかんでいるあいだしか働かない。
結局、最後はタイヤなんですね
そう。4WDは、タイヤがつかんだ力を無駄にしないための仕組みよ
スタッドレスは、いつ替えて、何年もつ?
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 履き替える時期 | 気温が7℃を下回るころ(タイヤメーカーの案内) |
| 溝 | 新品の50%まで減ると、冬用としては使えない(溝の中の「プラットホーム」が出る) |
| 年数 | 使い始めて5年を過ぎたら、販売店で点検してもらう |
| 製造からの年数 | 製造から10年経ったものは、溝が残っていても交換 |
スタッドレスは、溝が残っていても冬用としての寿命が来る。 夏タイヤのように、限界まで減らして使うものではない。去年の冬のまま物置にあるなら、溝の中のプラットホームと、使い始めてからの年数を一度確かめておきたい。
父がこの前、タイヤを4本替えて『また何万も飛んだ』って言ってました。スタッドレスまで買ったら、もっとですよね……
だから、私はネットで買ったの。サイズを入れて選んで、近所の提携店に直接送ってもらった。お店に行ったのは、交換してもらう日の1回だけよ
お店で頼むのと、何が違うんですか?
買う店と、付ける店を分けられること。タイヤの値段を見比べてから決めて、付けるのは近所の店。スタッドレスなら、ホイールとのセットにしておけば、次の冬からは付け替えるだけで済むわ
でも、まだ友達の車で行くかも決まってないんですよ
車種の名前を選ぶだけで、合うサイズが出てくる。見るだけならタダよ。 気温が7℃を下回ってから慌てるより、値段だけでも先に知っておきなさい
ネットで買って近所の店で付けるまでの流れは、タイヤフッドの使い方にまとめている。
4WDに乗り換えるなら、先にいまの車の値段を
雪の土地へ引っ越すことになった人や、冬のたびに坂で困っている人が4WDへ乗り換えるなら、手放す車の値段から見ておきたい。
乗り換えるなら、いまの車はディーラーで下取りに出せばいいんですよね?
出せるわ。でも、金額だけで比べるなら、買取のほうが高くなる。人気の車なら、その差が数十万円になることもあるの
数十万円! さっきの4WDの差額より大きいじゃないですか
そういうこと。4WDにする差額も、スタッドレスの代金も、いまの車がいくらで売れるかで出せるかどうかが決まるの。SUVみたいに値段が落ちにくい車もあるし、もう値段は付かないと思っていた車に、ちゃんと金額が出ることもあるわ
まだ買い替えるって決めてなくても、調べていいんですか?
いいわよ。値段を知るだけなら、売ると決めなくていい。4WDに乗り換えるか、いまの車にスタッドレスを履かせて乗り切るかも、その金額を見てから決めればいいの
📌 まとめ
- 4WDが要るかは、雪の坂で止まって、また発進する場面があるかで決まる。 平らな除雪路だけなら、2WDにスタッドレスでも目的地に着く
- 4WDでも止まる距離は縮まらない。 雪道を走るならスタッドレスを履き、チェーンを1組積む。大雪のチェーン規制区間では、4WDにスタッドレスでもチェーンが要る
- 軽ならハスラー・デリカミニ・ジムニー、街と雪山の両方ならヤリス クロス・クロストレック、家族ならフォレスター・エクストレイル・RAV4、大人数ならデリカD:5
友達には、まずスタッドレスを履いてるか聞いてみます。4WDかどうかは、その次ですね
それでいいわ。行き先に急な坂があるかどうかも、地図で見ておきなさい
店長は、結局どれがいいんですか?
フォレスターのターボ。さっきも言ったでしょう
わたしはやっぱりハスラーです。デリカミニの4WDより40万円以上安いんですよ。リフト券、何シーズン分ですか
よくある質問
4WDなら、スタッドレスは要らない?
要ります。4WDが助けるのは坂を登ることで、止まる距離は縮まりません。JAFの実験では、平らな圧雪路で40km/hから止まる距離は、2WDも4WDも約20〜22mでした。積雪・凍結した道を滑り止め無しで走ることは、沖縄県を除く都道府県のルールで禁止されています。
4WDにスタッドレスなら、チェーンは要らない?
大雪のときに「チェーン規制」が出る区間では要ります。国道と高速道路の計13区間が指定されていて、4WDでもスタッドレスでも免除になりません。雪の区間を走るなら、チェーンを1組積んでおくと安心です。
年に数回スキーに行くだけでも、4WDにしたほうがいい?
途中や目的地に、雪の坂で止まって発進する場面があるかで決まります。除雪された平らな道だけなら、2WDにスタッドレスでも着けます。坂の上の宿や実家に行くなら、4WDを候補に入れてください。
スタッドレスは何年使える?
溝が新品の50%まで減ると、冬用としては使えません。使い始めて5年を過ぎたら販売店で点検してもらい、製造から10年経ったものは溝が残っていても交換が目安です。
4WDにすると、いくら高くなる?
同じグレードで比べると、ハスラーで13万4,200円、ヤリス クロスで24万7,500円、エクストレイルで29万7,000円です。重くなるぶん、カタログの燃費も下がります。
この記事で参照した情報源(59件)
- 国土交通省 大雪時のチェーン規制について(Q&A・対象区間)
- 国土交通省 チェーン規制の標識を定める改正(2018年)
- 日本自動車タイヤ協会 冬道の走行とタイヤ(都道府県の滑り止め措置)
- 長野県 冬の道路と滑り止め措置
- 石川県警察 冬道の安全運転(滑り止め措置)
- NEXCO中日本 冬用タイヤ装着率の調査結果(2026年1月)
- NEXCO東日本 雪による事前広報(2026年1月20日)
- NEXCO西日本 冬用タイヤとチェーン
- JAF ユーザーテスト 4WDと2WDの雪道性能比較
- JAF クルマ何でも質問箱(4WDと2WDの雪道)
- JAF ユーザーテスト ノーマル・スタッドレス・チェーンの比較
- JAF ユーザーテスト 雪道の登坂
- ブリヂストン スタッドレスタイヤの寿命・交換時期
- 日本ミシュランタイヤ 夏タイヤ・冬タイヤ・オールシーズンタイヤ
- トヨタ 4WDの種類(FAQ)
- 日産 e-4ORCE(技術解説)
- スズキ ハスラー 一部仕様変更(2026年5月27日)
- スズキ ハスラー 主要諸元・装備
- スズキ ジムニー 走行性能
- スズキ ジムニー グレード・価格
- スズキ ジムニー 一部仕様変更(2025年10月15日)
- 三菱自動車 デリカミニ 主要諸元
- 三菱自動車 デリカミニ 装備表
- 三菱自動車 デリカミニ 見積もり(価格)
- トヨタ ヤリス クロス 主要諸元・装備(2026年8月)
- トヨタ ヤリス クロス 価格(販売店ガイド)
- トヨタ ヤリス クロス 走行性能
- スバル クロストレック 一部改良(2026年9月17日)
- スバル クロストレック グレード・価格
- スバル クロストレック 主要諸元
- スバル クロストレック 装備表
- スバル フォレスター グレード・価格
- スバル フォレスター 主要諸元
- 日産 エクストレイル 一部仕様変更(2026年9月3日)
- 日産 エクストレイル 主要諸元
- 日産 エクストレイル 雪道での走り
- トヨタ 新型RAV4 発表
- トヨタ 新型RAV4 PHEV 発表
- トヨタ RAV4 主要諸元・装備(2026年9月)
- 三菱自動車 デリカD:5 グレード・価格
- 三菱自動車 デリカD:5 主要諸元
- 三菱自動車 デリカD:5 走行性能(S-AWC)
- トヨタ ランドクルーザー250 主要諸元(2026年4月)
- トヨタ ランドクルーザー250 走行性能
- トヨタ 車種ラインアップ(価格)
- GAZOO ジムニーの雪道試乗
- ベストカーWeb ジムニーの雪上試乗
- WEB CARTOP デリカミニの雪上試乗
- Car Watch デリカミニ・デリカD:5の雪上試乗
- WEB CARTOP クロストレック S:HEVの雪上試乗
- Motor-Fan クロストレック S:HEVの雪上試乗
- Motor-Fan フォレスターの雪上試乗
- Car Watch フォレスターの雪上試乗
- カーセンサー エクストレイルの雪上試乗
- Car Watch エクストレイル e-4ORCEの雪上試乗(日産提供の記事)
- 東洋経済オンライン デリカD:5の雪上試乗
- タイヤフッド(スタッドレスタイヤ・タイヤホイールセット)
- 中古車オークション相場(2026年2月)
- 中古車オークション相場(2026年7月)
※この記事は2026年10月16日時点の公開情報をもとに作成しています。価格・装備・規制の区間は、改良や制度の見直しで変わることがあります。
※記事内の画像はイメージです。細部は実際のものと異なる場合があります。
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